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中学受験で親がつらい・親子でぶつかる

🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方

💬 受験の時期は、子どもより親が先に疲れることもあります。

よくある場面:子どもの模試の結果に一喜一憂して、夜、眠れない。「こんなに必死なのは私だけ?」と思う。

受験のつらさは、親のほうに先に来ることがあります

今夜できること1つ 今夜は、勉強の話をしない時間を30分つくる

📌 明日のための1行カード もし「もっとがんばりなさい」と言いそうになったら、「今日もよくやったね」と言う

🧭 わが家の場合は? 3つの問いで、見立てと今夜の1つが変わります →

なぜ、そうなるの?

受験の結果は、子どもの価値を決めるものではありません。それでも、毎日そばにいる親が追いつめられるのは自然なことです。親が受験の話だけで1日を終えると、子どもも休む場所がなくなります。勉強の話をしない時間を、まず30分つくってください。

今夜の手順

  1. 今夜は、勉強の話をしない時間を30分つくる
    理由:受験の話だけになると、親子とも休めなくなるからです。
  2. 怒ってしまった日は、寝る前に一言だけ謝る
    理由:落ち着いて謝ると、つながりを戻せます。
  3. 受験期の親がつらい日に読む1通を読む
    理由:同じ時期の親が何に迷うかを知ると、少し楽になります。

そのまま言える言いかえ

今夜はしなくていいこと

今夜、成績や志望校の話をすること
理由:疲れているときの話し合いは、ぶつかりやすいからです。まず、勉強の話をしない時間をつくります。

お子さんに聞いてみる

「いま、受験のこと、どう思う?」

2週間後に見ること

2週間後、勉強の話をしない時間を何回かつくれていれば、それで十分です。

学年で変わること

わが家の場合は?(3つの問いで答えが変わる)

ステップ2 わが家の場合は?(3問で答えが変わる「受験で親がつらい」チェック)

「中学受験で親がつらい・親子でぶつかる」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。3つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。

  1. いちばんつらいのは?(成績に一喜一憂して眠れない/子どもとぶつかってばかり/塾の送り迎えやお弁当で体力がもたない/まわりの家と比べてしまう)
  2. 何年生ですか?(4年生/5年生/6年生)
  3. つらさの強さは?(ときどき/毎日のように/眠れない・食べられない日が続く)

いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)

成績の上下に気持ちが引っぱられるタイプ

受験のつらさは、子どもより先に親に来ることがあります。点数を毎回追うほど、気持ちが上下して疲れます。見る数字を決め、見る日を減らすと、気持ちが落ち着きます。

今夜の1つ 模試の結果を見るのは月に1回だけ、見るのは「次に直す1問」だけ、と決める

「偏差値が下がった…」→ 「次に直す1問は、これだね」

2週間後 2週間後、結果を見ても眠れる日がふえていれば、気持ちの距離がとれてきています。

根拠:Roskam ほか 2021(親の燃えつき、負担と支えのつり合い)(くわしくは受験期の親の気持ちのページ)

親子でぶつかってばかりのタイプ

受験期のけんかは、親が「教える役」と「見張る役」を同時にしているときに起きやすくなります。勉強のことは塾に任せ、家では応援役にまわると、ぶつかる回数が減ります。

今夜の1つ 今週は勉強の中身に口を出さず、「何か手伝えることある?」だけを聞く

「なんでやらないの!」→ 「何か手伝えることある?」

2週間後 2週間後、けんかが減っていれば、役の分け方が合っています。

根拠:Patall ほか 2008

体力が限界に近いタイプ

送り迎えやお弁当は、何年も続く体力仕事です。親が倒れては、受験も続けられません。手を抜けるところを決めます。

今夜の1つ お弁当や送り迎えのうち、1つを週に1回だけ外に出す(買う・頼む・バスにする)

「私ががんばらないと」→ 「今週は、これを1つ減らそう」

2週間後 2週間後、少しでも休めた日があれば、続けられる形に近づいています。

根拠:米国の親の燃えつきの研究

まわりと比べてしまうタイプ

受験の情報は、うまくいっている家の話ほど耳に入りやすいものです。比べる相手を「前のわが子」にすると、気持ちがぶれにくくなります。

今夜の1つ 比べる話を聞いたら、「先月のうちの子」と比べて、できるようになったことを1つ書く

「〇〇さんの子はもう…」→ 「先月より、ここができるようになったね」

2週間後 2週間後、比べる気持ちが少し減っていれば、軸がわが家に戻ってきています。

根拠:Roskam ほか 2021(親の燃えつき、負担と支えのつり合い)(くわしくは受験期の親の気持ちのページ)

もとにした研究

研究と根拠をひらく

根拠:米国マウントサイナイ病院 親子センター

研究でわかっていること 13歳の時点で親が怒鳴る・ののしるなどの厳しい言葉でしつけていた家庭では、その後の1年で子どもの問題行動と気分の落ち込みが増えていました。親がふだん温かくても、この影響は打ち消されませんでした。
長く追いかけた調査(Wang, M.-T., & Kenny, S., 2014)

研究でわかっていること 133の研究をまとめたところ、親の子育てのストレスが高いほど、子どもの行動の困りごとも多いという強い結びつきがありました。研究者は、子どもを支えるときは親のストレスも一緒に見て、親への支えも用意することが大事だとしています。
たくさんの研究のまとめ(Barroso, N. E., Mendez, L., Graziano, P. A., & Bagner, D. M., 2018)

考えてみてほしい問い 受験が終わったとき、この子とどんな関係でいたいですか?

根拠にした研究の一覧と、選び方の決まり

わが家の事情で、もう少し相談したいとき

「中学受験で親がつらい・親子でぶつかる」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→

この悩みに関わるページ

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子育て相談室に実際に届いた相談です。見出しを押すと、答えと今日の一歩が開きます。答えは相談室と同じものです。

勉強のことで毎晩言い合いに。親が口を出すのは「始める時刻」と「寝る時刻」だけ届いた相談:受験勉強で親子げんかになる

💬 がんばってほしい気持ちが強いほど、言い合いになってしまいますよね。

受験期の親子げんかは、多くの家で起きます。けんかになりやすいのは、親が「やり方」まで口を出すときです。役割を分け、親は時間と体調と環境(寝る時刻・食事・机まわり)を、勉強のやり方は塾と子どもに任せると、言い合いが減ります。言いすぎた日は、その日のうちに「さっきは言いすぎた。応援しているのは変わらない」と伝えます。

✅ 今日の一歩:明日から、親が口を出すのは「始める時刻」と「寝る時刻」の2つだけにすると決める。

⛔ 今日はしなくていいこと:成績が下がった直後に、勉強のやり方を責めること。子どもが一番落ちこんでいるときで、反発が大きくなるからです。

根拠:この答えは調査にもとづくものではなく、スクールコンパス編集部の進め方です

中学受験、親が疲れた・やめたい日に読む1通 →言いすぎた夜の修復カード →

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