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子どもへの声かけ 言いかえ集「何回言ったら分かるの」を、子どもに届く言い方に。183の言いかえと、その理由。
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ⓘ この言いかえ集について
子育て相談室と悩みページの答えにある言いかえを、悩みごとに集めました。どれも、なぜそう言いかえるのかを研究や公的資料から書いています。もとにした研究は
子育て相談の根拠と編集の決まりに一覧があります。言いかえは、言えなかった日を責めるためのものではありません。1つ選んで、3日だけ試してみてください。
🌋 つい怒ってしまうときの言いかえ
言いかえを1日目から順に使うなら:つい怒ってしまうの2週間の道のり
「宿題やったの?」
→「宿題、何時から始める?」
なぜ?
やったかどうかを聞くと、責められているように聞こえやすくなります。始める時刻を子どもに決めてもらうと、自分で決めたことになり、動きやすくなります。
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「何回言ったら分かるの」
→「(近くで名前を呼んでから)〇〇、ランドセルを玄関に置いてね」
なぜ?
名前を呼んで注意を向けてから、落ち着いた声で言うと届きやすくなります。
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「何回言ったら分かるの」
→「(そばに行って、目を見てから)おもちゃを箱に入れてね」
なぜ?
近くで目を合わせて言うと、言葉が届きやすくなります。
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「静かにしなさい!」
→「ここでは、ささやき声で話そうね」
なぜ?
「しないこと」より「すること」を言うほうが、子どもは何をすればいいか分かります。声の大きさは、やって見せると伝わりやすくなります。
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「言うことを聞きなさい!」
→「1回だけ言うね。手を洗ったら、おやつにしよう」
なぜ?
何度もくり返すほど、指示は聞き流されやすくなります。短く1回だけ言い、できたらすぐに「洗えたね」と伝えます。
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🧒 子どもの気持ちが分からないときの言いかえ
「親に向かってその口のきき方は何!」
→「言い方はあとで話そう。いまは何をすればいい?」
なぜ?
言い方とやることを分けると、言い合いが短く終わります。
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「なんでうそつくの!」
→「本当のことを言ってくれたら、うれしいな」
なぜ?
責める言葉より、言ってほしい気持ちを伝えるほうが、本当のことが出やすくなります。
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✏️ 勉強しないときの言いかえ
「ちゃんと勉強しなさい」
→「まちがえた問題を、答えを見ないでもう1回やってみよう」
なぜ?
「勉強しなさい」では、何をすればいいか分かりません。
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🤝 友だちのことの言いかえ
「相手が悪いね」
→「くやしかったね。あなたはどうしたかった?」
なぜ?
相手を責めるより、自分の気持ちに目を向けると、次の行動が決められます。
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☕ 親が疲れているときの言いかえ
「またそうやって口出しする」
→「気にかけてくれてありがとう。うちはこうしてみるね」
なぜ?
感謝を先に伝えると、こちらのやり方も受け取ってもらいやすくなります。
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⚽ 習い事の言いかえ
「自分でやりたいって言ったでしょ」
→「いちばんいやなのは、先生?友だち?むずかしいところ?」
なぜ?
責めると理由を言わなくなります。選べる形にすると、子どもは答えやすくなります。
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「じゃあ、もうやめなさい」
→「やめるかどうかは、発表会が終わったら一緒に決めよう」
なぜ?
その場の勢いで決めないと伝えると、子どもも親も落ち着いて考えられます。
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「お金がかかるんだから、ちゃんとやって」
→「いちばん続けたいのは、どれ?」
なぜ?
費用の話を子どもの責任にすると、好きだったものまで嫌になりやすくなります。
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📚 中学受験の言いかえ
「受けないなら今のうちに言いなさい」
→「いま、どう思ってる?どちらでもいいよ」
なぜ?
どちらでもいいと伝えると、本当の気持ちが出やすくなります。
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🌍 英語の言いかえ
「せっかく習ってるのに、なんで話さないの」
→「今日は1つだけ、Yesって言ってくれる?」
なぜ?
小さく始めると、言えた経験が次の1語につながります。
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「英語くらいできないと困るよ」
→「これ、何て言ってるか一緒に聞いてみよう」
なぜ?
将来の話より、いまの楽しさのほうが始めるきっかけになります。
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🏫 学校や先生のことの言いかえ
「どうにかしてください」
→「家ではこうしてみます。学校での様子を教えてください」
なぜ?
家でやることを伝えると、一緒に取り組む話になります。
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🌱 体や発達が気になるときの言いかえ
「もっと食べないと大きくなれないよ」
→「(体のことは言わず)いつもどおりの食事で」
なぜ?
体のことを言われ続けると、子どもが気にしてしまいます。
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👛 お金のことの言いかえ
「給食費が払えないなんて言えない」
→「(子どもには話さず)大人だけで、就学援助を調べる」
なぜ?
子どもは自分のせいだと受け取りやすいからです。
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「学校に恥ずかしくて言えない」
→「事務室に、制度のことだけ聞いてみよう」
なぜ?
就学援助を受けている子どもはめずらしくなく、事務の人も手続きとして答えてくれます。
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よくある質問
Q. 「何回言ったら分かるの」は、何と言いかえればいいですか?
A. 「(近くで名前を呼んでから)〇〇、ランドセルを玄関に置いてね」のように言いかえます。名前を呼んで注意を向けてから、落ち着いた声で言うと届きやすくなります。
Q. 「早く寝なさい」は、何と言いかえればいいですか?
A. 「あと10分で電気を消すよ」のように言いかえます。終わりの時刻を先に言うと、準備ができます。
Q. 「今日どうだった?」は、何と言いかえればいいですか?
A. 「休み時間、何して遊んだ?」のように言いかえます。答えが1つに決まる問いのほうが、答えやすくなります。
Q. 「なんで行きたくないの?」は、何と言いかえればいいですか?
A. 「行きたくない気持ち、教えてくれてありがとう」のように言いかえます。話してくれたこと自体を受け止めると、次も話してくれます。
Q. 「いいかげんにしなさい」は、何と言いかえればいいですか?
A. 「怒るのはいいよ。でも物は投げないよ」のように言いかえます。気持ちとふるまいを分けて伝えます。
Q. 言いかえても、子どもが変わらないときは?
A. 言いかえは、1回で変わるものではありません。同じ言い方を3日続けてみて、変わらなければ場面のほうを見直します。子育て相談室では、試した一手に3日後「その後どう?」と聞き、結果で次の一手を変えます。何度言っても変わらないことは、「子どもと話す台本」で子どもと一緒に決める方法もあります。
言いかえても変わらないときは、子育て相談室へ →
あわせて:子どもと話して一緒に決める台本/子どもについ怒ってしまうとき/小学生の子育ての悩み