4の段は「し」と「よん」が混ざる段です。4ずつ増える段です。2の段の答えを2倍したものと同じになります。
この段の難しさは読みが「し」に統一されていることです。ふだん4を「よん」と読んでいる子は、「しいちがし」「ししじゅうろく」で口が止まります。とくに「しし じゅうろく」は、同じ音が続くので聞き取りにくいところです。「しは さんじゅうに」も4×8なのに「しはち」ではなく「しは」と読みます。
覚えられないのを「やる気がない」と受け取らないでください。言いにくい読みが原因のことがあります。どこで止まっているかが分かれば、直すのはそこだけです。
| 4 × 1 = 4 | しいちがし |
| 4 × 2 = 8 | しにがはち |
| 4 × 3 = 12 | しさんじゅうに |
| 4 × 4 = 16 | ししじゅうろく |
| 4 × 5 = 20 | しごにじゅう |
| 4 × 6 = 24 | しろくにじゅうし |
| 4 × 7 = 28 | しちにじゅうはち |
| 4 × 8 = 32 | しはさんじゅうに |
| 4 × 9 = 36 | しくさんじゅうろく |
読み方は教科書や地域によって少しちがうことがあります。学校で習った言い方を優先してください。
「4のときだけ、しと読む」と先に伝えてください。よん、と読み替えて覚えると、テストのとき言い直しで時間がかかります。
やり方。❶ 9つ全部を通して言わせる。❷ 止まったところ、言い直したところに印をつける。 ❸ その2つか3つだけを、10回ずつ言う。❹ もう一度通して言う。ここまでで5分です。
1日で全部を完璧にしようとしないでください。止まる場所は毎日変わります。 印がついた場所が減っていくことが、進んでいるということです。
紙に書かずに、口で答えさせてください。九九は書く前に言えることが先です。
4 × 7 = ? 4 × 4 = ? 4 × 9 = ?
答え 28 16 36
九九が言えるようになったあと、つまずくのは「答えから式を出す」ところです。 「48は何の段?」に答えられないと、わり算に入ったときに手が止まります。虫食い九九のプリントは、その練習になります。
3年生では、この九九をつかってあまりのあるわり算に進みます。 九九があやしいまま進むと、そこで必ず止まります。いま5分ずつ戻るほうが、あとで何時間も短くなります。