9の段は答えに規則がある段です。9ずつ増える段です。答えの十の位と一の位を足すと、かならず9になります。9×4=36なら3+6=9。9×7=63なら6+7…ではなく6+3=9です。
「くしち ろくじゅうさん」のあたりで答えが混ざります。ただしこの段は、上の規則を知っていれば自分で確かめられます。答えの十の位は「かける数より1小さい数」になるので、9×7なら十の位は6、一の位は9−6で3、あわせて63です。
覚えられないのを「やる気がない」と受け取らないでください。言いにくい読みが原因のことがあります。どこで止まっているかが分かれば、直すのはそこだけです。
| 9 × 1 = 9 | くいちがく |
| 9 × 2 = 18 | くにじゅうはち |
| 9 × 3 = 27 | くさんにじゅうしち |
| 9 × 4 = 36 | くしさんじゅうろく |
| 9 × 5 = 45 | くごしじゅうご |
| 9 × 6 = 54 | くろくごじゅうし |
| 9 × 7 = 63 | くしちろくじゅうさん |
| 9 × 8 = 72 | くはしちじゅうに |
| 9 × 9 = 81 | くくはちじゅういち |
読み方は教科書や地域によって少しちがうことがあります。学校で習った言い方を優先してください。
両手の指を使う方法があります。9×4なら左から4本目の指を折り、折った指の左に3本、右に6本。答えは36です。手が使えると、忘れても自分で出せます。
やり方。❶ 9つ全部を通して言わせる。❷ 止まったところ、言い直したところに印をつける。 ❸ その2つか3つだけを、10回ずつ言う。❹ もう一度通して言う。ここまでで5分です。
1日で全部を完璧にしようとしないでください。止まる場所は毎日変わります。 印がついた場所が減っていくことが、進んでいるということです。
紙に書かずに、口で答えさせてください。九九は書く前に言えることが先です。
9 × 7 = ? 9 × 4 = ? 9 × 9 = ?
答え 63 36 81
九九が言えるようになったあと、つまずくのは「答えから式を出す」ところです。 「48は何の段?」に答えられないと、わり算に入ったときに手が止まります。虫食い九九のプリントは、その練習になります。
3年生では、この九九をつかってあまりのあるわり算に進みます。 九九があやしいまま進むと、そこで必ず止まります。いま5分ずつ戻るほうが、あとで何時間も短くなります。