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パラ競技を、親子でどう見るか
クラス分けのしくみ・技術の見どころ・観戦のきまり

「あの人、足がないのにすごいね」「かわいそう」。子どもがテレビの前でこう言ったとき、どう返すかで、その後の見え方が変わります。アジアパラ競技大会(2026年10月18日〜24日、愛知・名古屋)は、家の近くで世界の選手を見られる機会です。このページは、見る前に親が知っておくと子どもへの返し方が決まる3つ(しくみ・見どころ・きまり)と、見た競技の記録を渡します。

1 クラス分けは「公平にするしくみ」

日本パラスポーツ協会は、クラス分けを障がいによる不公平をなくすとともに、特定の障がいだからといってスポーツを楽しめない状況をなくす工夫だと説明しています。分け方は競技ごとにちがいます。陸上競技は障がいの種類と程度で33のクラスに分かれて競います。ゴールボールは程度でクラスを分けず、全員が目かくし(アイシェード)をつけて同じ条件にします。車いすラグビーは障がいの程度で選手ごとに点数がつき、クラスごとに分かれるのではなく、各チームの障がいが同じくらいになるようにチームを組んで一緒に競技します。 出典:日本パラスポーツ協会「クラス分けとは」(ジャパンパラ競技大会) 公式ページ。2026年9月24日確認

子どもに伝えるなら「同じくらいの条件の人どうしで、いちばんを決めるしくみ」の一言で足ります。「T11」「S4」のような記号の読み方は、競技ごとのページにあります。

パラ陸上のクラス(T11・F20・T64)の読み方 → パラ水泳(S・SB・SM)の読み方 → 車いすラグビーの持ち点 →

2 子どもの問いへの返し方(見どころを1つ渡す)

子どもの言葉返し方の例(技術の問いに置きかえる)
「かわいそう」「どうやってボールの場所が分かるんだろう。音を聞いてみよう」(ゴールボール・ブラインドフットボール)
「足がないのにすごい」「このクラスで、アジアのいちばんを決めているんだよ。スタートのしかたを見てみよう」(パラ陸上・パラ水泳)
「車いすでずるくない?」「車いすをどう回しているか見てみよう。ぶつかっても倒れない作りになっているよ」(車いすバスケットボール・車いすラグビー)
「どうしてあの人は2回バウンドしていいの?」「ルールが競技に合わせて作られているから。どこが同じで、どこがちがうか数えてみよう」(車いすテニス)

言ったことを叱るより、見るところを1つ渡すほうが、子どもは自分で「すごい」の中身を見つけます。

3 観戦のきまり(行く前に家族で1回だけ)

ゴールボールとブラインドフットボールは、プレー中は観客も声や音を出せません。選手が音をたよりにプレーしているからです。プレーが止まったときに拍手や声援を送ります。どこで声を出してよいかが分かると、子どもも安心して楽しめます。 当サイトの ゴールボールブラインドフットボール のページ(日本パラリンピック委員会・各競技団体の資料で確認)

4 見た競技をしるす(この端末の中だけ)

見た競技を押すと、この端末に残ります。家族で「つぎはどれを見るか」を決める材料にしてください。

5 障害のある子どもが始めるなら

国内の大会には、競技によって身体障害者手帳や療育手帳があれば出場できるものがあります(国際大会には競技ごとの最小の障がい基準があります)。 出典:日本パラ陸上競技連盟「基礎知識」 公式ページ。2026年9月24日確認

体験会や教室の窓口は、お住まいの都道府県・政令市の障がい者スポーツ協会です(たとえば 長野県障がい者スポーツ協会)。体の使い方・休み方・週の量は、障害の有無にかかわらず下の「体を育てる」のページが土台になります。医療的な判断は、かかりつけの医師にご相談ください。

📓 記録に残す(わが家の体力手帳)

50m走・なわとび・シャトルラン・身長・就寝時刻を、数字1つずつ入れて伸びを見ます。この端末にだけ残ります。順位づけや判定はしません。

わが家の体力手帳を開く →

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このページは医学的な助言をするものではありません。診断や治療については医療機関にご相談ください。事実は文中に示した公的機関・学会・競技団体の資料と、複数の主要報道で確かめられた範囲だけを書いています。制作 スクールコンパス編集部