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学校での子どもの様子を先生に聞きたい(クラスの様子が分からない)
🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方
💬 学校で何があったか分からないのは、心細いものです。
よくある場面:「今日、学校で何してたの?」「わかんない」。クラスの様子がまったく見えない。
聞き方を変えると、話が出てくることがあります
今夜できること1つ 「給食、何が出た?」「休み時間は何した?」と、1つに決まる問いで聞く
📌 明日のための1行カード もし「今日どうだった?」と言いそうになったら、「いちばん笑ったのは何?」と言う
なぜ、そうなるの?
「学校どうだった?」は、答えの幅が広すぎて答えにくい問いです。「給食、何が出た?」のように答えが1つに決まる問いから入ると、そこから話が広がることがあります。家で見えないことは、個人面談でまとめて聞くのが近道です。
今夜の手順
- 「給食、何が出た?」「休み時間は何した?」と、1つに決まる問いで聞く
理由:答えやすい問いから入ると、話が続きやすくなります。 - 個人面談で、学校での様子をまとめて聞く
理由:家では見えないことを、先生から聞ける機会だからです。 - 子どもが話したことを、短く記録しておく
理由:気になることが続いているかが分かります。
そのまま言える言いかえ
- 「今日どうだった?」→ 「いちばん笑ったのは何?」
答えが1つに決まる問いのほうが、答えやすくなります。 - 「学校のこと、何も言わないね」→ 「給食、何が出た?」
答えやすい問いから始めると、話が広がります。 - 「先生に聞くよ」→ 「今度の面談で、先生にも様子を聞いてみるね」
子どもに先に伝えると、こっそり調べられている感じがしません。
今夜はしなくていいこと
「今日、何かあった?」と何度も聞くこと
理由:広い問いは答えにくく、聞かれるほど話すのがおっくうになるからです。
お子さんに聞いてみる
「学校で、いちばん楽しい時間は?」
- 「休み時間」と答えたら:休み時間なら、「だれと何をしたの?」と続けて聞いてみてください。
- 「授業」と答えたら:授業なら、どの教科かを聞くと、その日の話が広がります。
- 「給食」と答えたら:給食なら、好きなメニューの話から入ると話しやすくなります。
- 「わからない」と答えたら:わからないときは、楽しくない時間があるのかどうかを、別の日にそっと聞いてみてください。
2週間後に見ること
2週間後、1つに決まる問いから、ほかの話が出てきた日があれば、合っています。
学年で変わること
- 低学年(1〜3年生) 低学年は、楽しかったことを話すのが得意な時期です。「いちばん楽しかったこと」から聞きます。
- 高学年(4〜6年生) 高学年は、学校のことを話さなくなる時期です。話さないのは、成長のしるしでもあります。
わが家の場合は?(2つの問いで答えが変わる)
ステップ2 わが家の場合は?(2問で答えが変わる「学校の様子が分からない」チェック)
「子どもが学校の様子を話さない・分からない」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。2つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。
- いちばん近いのは?(子どもが学校のことを話さない/先生から様子を聞けていない/持ち物や予定が分からない)
- 何年生ですか?(1・2年生/3・4年生/5・6年生)
いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)
子どもが話さないタイプ
「今日どうだった?」より、「給食は何がおいしかった?」のような具体的な質問のほうが答えやすくなります。
今夜の1つ 具体的な質問を1つだけする(給食・休み時間・体育など)
「今日どうだったの?」→ 「休み時間、何して遊んだ?」
2週間後 2週間後、少しずつ話してくれる日がふえていれば、聞き方が合っています。
根拠:米国の親子相互交流療法(PCIT。子どもが話しやすい聞き方)(くわしくは学校のことを話さないのページの答え)
先生から様子を聞けていないタイプ
先生に様子を聞くときは、知りたいことを具体的にすると答えてもらいやすくなります。
今夜の1つ 「休み時間、だれと過ごしていますか」など、知りたいことを1つにしぼって聞く
「うちの子、どうですか」→ 「休み時間は、だれと過ごしていることが多いですか」
2週間後 2週間後、学校での様子が1つでも分かっていれば、それが次の手がかりになります。
根拠:Henderson・Mapp 2002(家庭と学校が協力すると、子どもの学校生活と学びがよくなる研究のまとめ)(くわしくは担任の先生に相談したいときのページ)
持ち物や予定が分からないタイプ
学校からのお知らせは、1か所にまとめて貼ると、親も子も見落としが減ります。
今夜の1つ 学校のお知らせを、冷蔵庫など1か所にまとめて貼り、子どもと毎週見る
「なんで言わないの」→ 「今週の予定、一緒に見よう」
2週間後 2週間後、忘れ物や予定の見落としが減っていれば、形が合っています。
根拠:Henderson・Mapp 2002(家庭と学校が協力すると、子どもの学校生活と学びがよくなる研究のまとめ)(くわしくは担任の先生に相談したいときのページ)
もとにした研究
研究と根拠をひらく
根拠:米国の心理学者ゴットマンの「感情のコーチング」
研究でわかっていること 家庭と学校が一緒に子どもを支える取り組みの研究77件をまとめたところ、成績・学ぶ姿勢・人との関わり・心の健康のいずれも良くなっていました。とくに、学校から家庭への連絡と、家庭と学校の双方向のやりとりが効いていました。
たくさんの研究のまとめ(Smith, T. E., Sheridan, S. M., Kim, E. M., Park, S., & Beretvas, S. N., 2020)
考えてみてほしい問い 学校のことで、親が本当に知っておきたいことは何ですか?
わが家の事情で、もう少し相談したいとき
「学校での子どもの様子を先生に聞きたい(クラスの様子が分からない)」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→
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