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個人面談で何を話す・何を聞く(小学校)
🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方
💬 面談の前の晩に「何を聞けばいいんだろう」と手が止まること、ありますよね。
よくある場面:面談の前の晩、プリントの「お子さんのことで話したいこと」の欄が白いまま。何を書けばいいのか、ペンが止まっている。
面談は、家の様子を1つ伝えて、学校の様子を1つ聞けば十分です
今夜できること1つ 前の日に「伝えたいこと1つ・聞きたいこと2つ」をメモに書く
📌 明日のための1行カード もし「うちの子、何か問題ありますか」と言いそうになったら、「学校では、どんな様子ですか」と言う
なぜ、そうなるの?
15分ほどの面談で、全部を話す必要はありません。先生がいちばん知りたいのは、学校では見えない家での様子です。家での様子を1つ伝え、学校での様子を1つ聞く。これだけで、面談のあとに先生の見え方が変わり、家と学校で同じ方向を向きやすくなります。聞きたいことは、前の日にメモで3つまでにしぼっておきます。
今夜の手順
- 前の日に「伝えたいこと1つ・聞きたいこと2つ」をメモに書く
理由:短い面談では、数をしぼったほうが、先生の答えも具体的になるからです。 - 面談の最初に、家での様子を1つ伝える(例:「家では宿題を一人で始められるようになりました」)
理由:先生は、家での様子を聞くと、学校で何を見ればいいかが分かります。 - 「学校では、どんな様子ですか」と開いた形で聞き、気になることは最後に1つだけ聞く
理由:気になることから入ると、面談がそのことだけで終わりやすいからです。 - 面談のあと、よかったことを1つ子どもに伝える
理由:「先生がこう言っていたよ」という話は、子どもにとって大きな励みになります。
そのまま言える言いかえ
- 「うちの子、何か問題ありますか」→ 「学校では、どんな様子ですか」
問題を聞くと、先生も問題を探して答えがちです。開いた聞き方のほうが、その子らしい姿が聞けます。 - 「家では全然勉強しなくて」→ 「家では、宿題は夕方に始めることが多いです」
困りごとより、事実を1つ伝えるほうが、先生と一緒に考えやすくなります。 - 「先生の教え方が合わないみたいで」→ 「家ではこう言っていて、学校ではどうかなと思って」
先生を責める形にせず、子どもの言葉をそのまま伝えると、話が前に進みます。
今夜はしなくていいこと
面談で、子どもの困りごとを全部伝えようとすること
理由:短い時間で全部を話すと、先生の答えも浅くなり、いちばん大事な1つが残らないからです。
お子さんに聞いてみる
「先生に、聞いてほしいことはある?」
- 「ある」と答えたら:あると答えたら、その言葉をそのままメモに書き、「先生に伝えていい?」と確かめてから面談で伝えます。
- 「とくにない」と答えたら:とくにないなら、「学校でいちばん楽しい時間は?」とだけ聞いて、その答えを面談で先生に話してみてください。先生とのいい話題になります。
- 「言わないでほしいことがある」と答えたら:言わないでほしいことがあるなら、その約束を守ると伝えます。子どもが親に話してくれる道を残すほうが、面談より大事です。
2週間後に見ること
2週間後、面談で聞いたことのうち1つを家で試せていたり、先生に連絡帳で一言伝えやすくなったと感じたりしていれば十分です。気になることが面談で話しきれなかったときは、学校に別の日の相談をお願いして大丈夫です。
学年で変わること
- 低学年(1〜3年生) 低学年の面談は、学校に慣れているかを聞く場です。友だちと遊べているか、困ったときに先生に言えているかを聞きます。
- 高学年(4〜6年生) 高学年の面談は、勉強と進路の話が増えます。気になる教科を1つだけ聞き、家でできることを先生にたずねます。
わが家の場合は?(2つの問いで答えが変わる)
ステップ2 わが家の場合は?(2問で答えが変わる「個人面談」チェック)
「個人面談で何を話すか」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。2つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。
- いちばん近いのは?(何を話せばいいか分からない/伝えたいことが多い/先生と話すと緊張する)
- 何年生ですか?(1・2年生/3・4年生/5・6年生)
いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)
何を話せばいいか分からないタイプ
面談は、家の様子を1つ伝えて、学校の様子を1つ聞けば十分です。
今夜の1つ 「家での様子1つ」と「学校で聞きたいこと1つ」をメモして持っていく
「(何も準備せずに行く)」→ 「家ではこういう様子です。学校ではどうですか」
2週間後 面談のあと、学校での様子が1つでも分かっていれば、成功です。
根拠:Henderson・Mapp 2002(家庭と学校が協力すると、子どもの学校生活と学びがよくなる研究のまとめ)(くわしくは担任の先生に相談したいときのページ)
伝えたいことが多いタイプ
15分ほどの面談で全部を話すのはむずかしいので、いちばん大事なことを1つだけにします。ほかは、別の日に時間をもらえるか聞きます。
今夜の1つ 伝えたいことを書き出し、いちばん大事な1つに印をつけて持っていく
「(全部話そうとする)」→ 「いちばん気になっているのは、これです」
2週間後 面談で大事な1つを話せていれば、それで十分です。
根拠:Henderson・Mapp 2002(家庭と学校が協力すると、子どもの学校生活と学びがよくなる研究のまとめ)(くわしくは担任の先生に相談したいときのページ)
先生と話すと緊張するタイプ
緊張するのはふつうのことです。メモを見ながら話してかまいません。先生も、家庭の様子を知りたいと思っています。
今夜の1つ メモを書いて持っていき、見ながら話す
「(緊張して何も言えない)」→ 「メモを見ながら話してもいいですか」
2週間後 面談でメモの内容を伝えられていれば、それで十分です。
根拠:Henderson・Mapp 2002(家庭と学校が協力すると、子どもの学校生活と学びがよくなる研究のまとめ)(くわしくは担任の先生に相談したいときのページ)
もとにした研究
研究と根拠をひらく
根拠:Smithほか(2020)家庭と学校の協力の研究のまとめ
研究でわかっていること 家庭と学校が一緒に子どもを支える取り組みの研究77件をまとめたところ、成績・学ぶ姿勢・人との関わり・心の健康のいずれも良くなっていました。とくに、学校から家庭への連絡と、家庭と学校の双方向のやりとりが効いていました。
たくさんの研究のまとめ(Smith, T. E., Sheridan, S. M., Kim, E. M., Park, S., & Beretvas, S. N., 2020)
考えてみてほしい問い この面談のあと、どんな気持ちで家に帰りたいですか?
わが家の事情で、もう少し相談したいとき
「個人面談で何を話す・何を聞く(小学校)」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→
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子育て相談室に実際に届いた相談です。見出しを押すと、答えと今日の一歩が開きます。答えは相談室と同じものです。
個人面談、何を聞けばいい?限られた時間で聞きたい3つ届いた相談:個人面談で何を聞けばいい?
💬 短い時間の面談、何を聞けばいいか迷いますよね。
個人面談は10〜15分ほどなので、聞くことを「学習・友だち関係・生活」の3つから1つずつに絞ると、時間内に聞けます。心配ごとがあるときは、最初に「家ではこういう様子です」と事実を1つ伝えてから質問すると、先生も具体的に答えやすくなります。
✅ 今日の一歩:面談で聞くことを3つ(学習・友だち・生活)書き出す。
⛔ 今日はしなくていいこと:面談で、ほかの子のことを話題にすること。先生は答えにくく、わが子の話の時間が減るからです。
根拠:スクールコンパス:個人面談で聞くこと20