1877年設立、日本でもっとも歴史のある博物館のひとつです。日本館と地球館の2棟に450万点を超える標本を収蔵し、恐竜の全身骨格が並ぶ地球館は小学生に人気。小・中・高校生は入館無料で、大人も630円という料金の安さも、何度も通える理由になっています。
⏱️ まず結論:国立科学博物館の所要時間と料金は?
常設展だけなら3〜4時間、シアター36○や企画展を入れるとほぼ1日が目安です。入館料は一般・大学生630円、小・中・高校生は無料。開館は9:00〜17:00(最終入場16:30)、休館日は月曜日(日・月曜が祝日の場合は火曜)です。
2026年7月27日時点で公式サイトを確認した内容です。料金・時間は変更されることがあるため、訪問前に必ず公式サイトでご確認ください。
| 正式名称 | 国立科学博物館(上野本館) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区上野公園7-20 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(最終入場は終了の30分前=16:30) |
| 休館日 | 毎週月曜日(日・月曜日が祝日・休日の場合は火曜日)/年末年始 12月28日〜1月1日/害虫駆除のための燻蒸期間(毎年6月頃) |
| 常設展 入館料 | 一般・大学生 630円/小・中・高校生 無料 |
| 団体料金 | 一般・大学生 510円(有料来館者20名以上) |
| 入館無料になる方 | 65歳以上の方および18歳未満の方(年齢が分かる証明書等の提示が必要) |
| 無料開放日 | 5月18日(国際博物館の日)と11月3日(文化の日)は常設展が無料 |
| 重要なお知らせ | 2026年9月8日(火)から地球館地下3階を展示改修のため閉鎖/地球館2階の一部展示室も閉鎖中 |
| 再入館 | 当日中の再入館は可能。日本館地下1階の総合案内へ申し出る |
| 電子チケット | 事前購入が可能(外部サイトで販売) |
| 撮影 | 個人的な使用に限り原則自由。三脚・自撮り棒・フラッシュは不可。シアター36○の映像は撮影禁止 |
| 公式サイト | www.kahaku.go.jp |
見どころを写真で確認できます(写真出典: 国立科学博物館 / Google Places)。




お子さまと一緒に見ながら、当日の動き方と予算を決められる図にまとめました。
かはくは日本館と地球館の2棟に分かれています。小学生と行くなら、まず地球館から回るのが鉄則です。日本館から入ると、体力があるうちに恐竜へたどり着けません。
小学生が最も長く足を止める場所です。骨格を下から見上げられる配置になっていて、頭の位置の高さや歯の並び方を実感できます。図鑑で覚えた名前が、実物の大きさと結びつく瞬間があります。
球体の内側に立ち、360度に投影される映像を見る施設です。上下左右すべてが映像になるため、床が動いているように感じます。映像の撮影は禁止されています。
哺乳類と鳥類の剥製が一堂に並ぶフロアです。同じ空間に世界中の動物が集まるので、体の大きさや脚の形のちがいを比べる観察がしやすく、自由研究の題材として扱いやすい展示です。
日本列島がどうやってできたのか、どんな生きものがいるのかを扱う棟です。建物自体が歴史的な洋風建築で、天井や階段も見どころになります。
子ども向けの館内プログラムです。実施内容や対象は時期によって変わるため、来館日の実施予定を公式サイトのガイド情報で確認してから行くと、当日の予定を組みやすくなります。
子連れで行く保護者の立場から、国立科学博物館について事前に知っておきたいことを整理しました。
かはくで保護者がいちばん迷うのは「どこまで見せるか」です。450万点を超える収蔵品があり、全部を見ようとすると必ず途中で子どもが疲れます。おすすめは、行く前に「今日は恐竜だけ」「今日は動物だけ」と決めてしまうこと。高校生以下が無料なので、1回で元を取る必要がありません。むしろ2時間で切り上げて「また来ようね」で終わるほうが、次につながります。もう1点、上野公園は動物園・美術館が集まっていて欲張りたくなりますが、かはくだけで3〜4時間かかります。同日に2施設は現実的ではありません。
2回目以降の訪問や、その分野が好きなお子さま向けに、ガイドブックに載りにくい楽しみ方をまとめました。
常設展の見方を一段深くするポイントを挙げます。1つ目は地球館1階の地球史ナビゲーターです。ここは館全体の見取り図にあたる展示で、多くの人が素通りしますが、先にここを通ると他のフロアの位置づけが分かります。2つ目は日本館の建物そのものです。1931年に建てられた重要文化財で、上から見ると飛行機の形をしています。天井のステンドグラスや階段の意匠は、展示物とは別の見どころです。3つ目は剥製の並べ方です。地球館3階は分類順ではなく生息環境ごとに配置されており、同じ場所に住む動物が集まっています。なぜこの並びなのかを考えると、展示設計という視点が生まれます。4つ目はシアター36○の球体そのもので、これは愛知万博の展示を移設したものです。5つ目は屋外のシロナガスクジラの実物大模型。入館せずに見られるため、時間がないときの立ち寄りにも使えます。6つ目は特別展と常設展の関係で、特別展のテーマに関連する常設展示を探すと、両方の理解が深まります。
公式サイトの案内と施設の構造をもとに、編集部が「小学生と行く1日」を時系列で組み立てたものです。実際の所要時間はお子さまの年齢と混雑状況によって変わります。
9時の開館に合わせて上野駅公園口に着くと、すでに列ができています。ただし列の進みは速く、10分程度で入館できます。入ってすぐ日本館の入口が見えますが、ここは通過します。地球館へ渡り、まず1階の地球史ナビゲーターで全体像を見せます。ここで「今日はこの中の恐竜のところに行くよ」と伝えると、子どもの目的意識が定まります。地下1階へ降りると恐竜の全身骨格が並びます。ここは最低でも40分は見込んでください。骨格の下に潜り込める配置があり、見上げる角度で写真を撮ると迫力が出ます。10時を過ぎると人が増えるため、撮影は早い時間帯が有利です。11時前にシアター36○へ移動します。上映は数分ごとで入れ替え制のため、並ぶ時間を含めて20〜30分。球体の中は足元が透けており、高所が苦手なお子さまは少し驚きます。昼食は11時半に動くのが正解です。12時を過ぎると館内の飲食スペースは席の確保が難しくなります。午後は日本館へ。ここは建物の意匠が見どころなので、天井を見上げるよう促してください。子どもは展示ばかり見て建物に気づきません。15時を過ぎると子どもの集中が切れてくるので、ミュージアムショップで1冊選ばせて終わりにします。帰りの電車で読める本があると、その日の体験が家に持ち帰れます。
同じ施設でも、学年によって見るべきところと必要な時間が変わります。
恐竜の骨格とクジラの模型で十分に楽しめます。展示の説明を読むのは難しいので、大きさに驚くことを目的にして、2時間ほどで切り上げるのが現実的です。
知っている恐竜の名前を探すゲームにすると集中が続きます。地球館地下1階だけで1時間は過ごせます。
同じフロアに似た動物が並んでいる理由を考えられる年齢です。仲間分けの視点を持つと、剥製の並び方が急に意味を持ちはじめます。
地球館1階の地球史ナビゲーターから入り、時代の順に見ていくと、理科で習う内容が1本の線でつながります。所要は1日をみておくと安心です。
JR上野駅公園口から徒歩約5分。9:00の開館に合わせて入り、混みはじめる前に恐竜を見てしまう組み立てです。
入口を入ったら日本館ではなく地球館へ。開館直後の1時間は、同じ展示でも人の密度がまったく違います。
いちばん見たいものを、いちばん元気なうちに。写真もこの時間帯が撮りやすくなります。
上映は入れ替え制です。並ぶ時間を含めて20〜30分をみておいてください。
館内の飲食施設は昼のピークが早く来ます。11時半に動くと待ち時間が短くなります。
午後は日本館へ。建物そのものの装飾も見どころなので、天井を見上げるよう声をかけてみてください。
標本や図鑑のグッズが充実しています。帰りの電車で読める本を1冊選ぶと、体験が家に持ち帰れます。
1回の見学で材料がそろうテーマを厳選しました。観察したことをその場でメモできるよう、持ち物にノートを入れておいてください。
肉食と草食で歯の形がどう違うかを観察してスケッチします。実物を見ながら理由を考えられるので、結論が書きやすいテーマです。
地球館3階の剥製で、速く走る動物の脚と、木に登る動物の脚を比べます。写真とスケッチの両方を残しておくとまとめやすくなります。
日本館の展示をもとに、列島の成り立ちを順番に並べ直します。中学受験の地学分野と直結します。
同じ動物を、外側から見た姿と骨だけの姿で比べます。体のどこが支えになっているのかが見えてきます。
なぜこの順番で並んでいるのかを考えるテーマです。展示を「情報の伝え方」として見る、少し珍しい切り口になります。
全方位に映像を映すための形を考えます。展示装置そのものを研究対象にする切り口です。
重要文化財である建物の形と、建てられた時代の背景を調べます。理科ではなく社会科寄りのテーマです。
地球館3階が生息環境ごとに並んでいることを利用し、同じ環境の動物に共通する特徴を探します。
恐竜と現在の動物の骨格を比べ、体を支えるしくみを図にまとめます。
標本づくりの技術を調べます。博物館という施設の裏側に目を向けるテーマです。
施設の立地の歴史を調べます。社会科の地域学習になります。
学名・産地・年代など、ラベルに何が書かれているかを分類します。情報の整理という視点が身につきます.
屋外のシロナガスクジラを自分の歩幅で測り、実際の体長と比べます。低学年でもできます.
自分が学芸員になったつもりで、展示の説明文を書き直します。表現力の練習にもなります。
館内の案内表示の言語数から、来館者の国籍の広がりを考えます。
おでかけと学習をつなげるための対応表です。
地球館の地球史展示は理科の地学分野、3階の剥製展示は生物の分類、日本館の自然史展示は日本の地形と気候の単元に対応します。中学受験では、実物を見た経験そのものが問題として出るわけではありませんが、用語を丸暗記している状態と、実物の大きさを知っている状態では、記述問題での書きぶりが変わります。特に高学年は、地球館1階から時代順に見ることで、地層・化石・進化の関係が1本につながります。
編集部が公式の注意事項と現地の運用から整理した、事前に知っておきたい落とし穴です。
入口の位置の関係で日本館から回りはじめる方が多いのですが、小学生の集中力は2時間前後が限界です。目当ての恐竜は地球館地下1階にあります。先に地球館へ向かってください。
休館日は毎週月曜日です。ただし日曜・月曜が祝日や休日の場合は火曜日が休館になります。振替のある週は特に確認が必要です。
地球館2階の一部展示室は閉鎖中で、地球館地下3階も2026年9月8日から改修のため閉鎖されます。目的の展示がある場合は必ず事前に確認してください。
上野公園には動物園や美術館が集まっていますが、かはくだけで3〜4時間かかります。同じ日に2施設を回ると、どちらも駆け足になります。
観察ノートと鉛筆(館内での記録用)、水筒、歩きやすい靴、上着(館内は冷房が効いています)、年齢が分かる証明書(18歳未満の無料入館で提示を求められる場合があります)。展示室内での飲食はできないため、水分補給は決められた場所で行ってください。
① 9:00の開館直後がもっとも快適です
② 小学生と行くなら地球館を先に回ってください
③ 高校生以下は無料なので、1回で全部見ようとせず「今日は地球館だけ」と決めて通う使い方ができます
④ 当日中の再入館は日本館地下1階の総合案内で手続きできます。昼食で外に出る場合に使えます
⑤ 5月18日と11月3日は常設展が無料開放されます
最寄り駅からの行き方と、車で行く場合の注意点です。
| JR | 上野駅 公園口から徒歩約5分 |
|---|---|
| 東京メトロ | 銀座線・日比谷線 上野駅、千代田線 根津駅から徒歩圏 |
| 京成電鉄 | 京成上野駅から徒歩圏 |
| 車で行く場合 | 上野公園周辺は駐車場が限られ、週末は満車になりやすいエリアです。公共交通機関でのアクセスをおすすめします。 |
同じ施設でも、行く季節によって注意点と楽しみ方が変わります。
上野公園の桜と組み合わせられます。ただし花見の時期は公園全体が非常に混雑し、駅から館までの移動に時間がかかります。5月18日は国際博物館の日で常設展が無料です。
館内は冷房が効いているため、暑い日の避難先として有効です。夏休み期間は自由研究目的の来館が増え、午後は混みます。6月頃に館内燻蒸のための休館期間があります。
気候が安定していて上野公園の散策と組み合わせやすい季節です。11月3日の文化の日は常設展が無料になります。ただし2026年9月8日から地球館地下3階が閉鎖されます。
屋内施設なので天候に左右されません。年末年始(12月28日〜1月1日)は休館です。冬休みは混みますが、夏休みほどではありません。
家族構成と過ごし方で、実際にいくらかかるかを整理しました。料金は変更されることがあるため、最終確認は公式サイトでお願いします。
| パターン | 内訳と合計 |
|---|---|
| 大人2人+小学生2人 | 大人630円×2=1,260円、小学生は無料。合計1,260円 |
| 大人1人+小学生1人 | 大人630円のみ。合計630円 |
| 大人2人+中学生1人+小学生1人 | 大人630円×2=1,260円、中学生・小学生は無料。合計1,260円 |
| 無料開放日に行く場合 | 5月18日と11月3日は常設展が無料。合計0円(特別展は対象外) |
国立科学博物館と迷いやすい施設を、お子さまのタイプ別に整理しました。どちらが優れているという話ではなく、目的が違います。
| 施設 | 特徴とおすすめのタイプ |
|---|---|
| 日本科学未来館(東京・お台場) | かはくが自然史と科学技術史を扱うのに対し、未来館は最先端の科学技術がテーマです。恐竜や動物が好きならかはく、ロボットや宇宙開発に興味があるなら未来館。 |
| 福井県立恐竜博物館(福井) | 恐竜だけを見るなら規模はこちらが上です。ただし遠方のため旅行になります。かはくは恐竜以外も幅広く、日帰りで行ける点が強みです。 |
| 科学技術館(東京・北の丸公園) | かはくは「見て学ぶ」、科学技術館は「さわって動かす」施設です。低学年で長時間じっと見るのが難しいお子さまは、科学技術館のほうが向くことがあります。 |
同じ日、または翌日に組み合わせやすい場所です。
上野公園の中に、上野動物園、東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館が集まっています。ただしどれも半日規模の施設なので、同じ日に2つは現実的ではありません。組み合わせるなら、かはくを午前に済ませて、午後は公園内を散策する程度がちょうどよい配分です。不忍池は季節ごとに表情が変わり、休憩に向いています。アメ横は駅の反対側で徒歩圏です。
帰り際に慌てないよう、買い物と食事の情報をまとめました。
ミュージアムショップには、恐竜のフィギュア、鉱物標本、科学系の児童書、オリジナル文具などが並びます。おすすめは図鑑類で、その日に見たものが載っている本を選ぶと、帰宅後も体験が続きます。館内には飲食施設がありますが、昼のピークは早く来ます。展示室内での飲食はできないため、水分補給は決められた場所で行ってください。上野公園側で軽食を調達して、公園のベンチで食べる選択肢もあります。
目的別に整理した完全版です。出発前にこの順で確認してください。
観察ノートと鉛筆、水筒、歩きやすい靴、年齢が分かる証明書(18歳未満の無料入館で提示を求められる場合があります)
上着(館内は冷房が効いています)、カメラまたはスマートフォン、モバイルバッテリー、小さめのリュック
測るもの(メジャーやものさし)、色鉛筆、付箋、事前に決めたテーマのメモ
三脚・一脚・自撮り棒(使用不可)、ペット(昆虫類を含む)、大型スーツケース
見学の前や帰りの車内で、お子さまと挑戦してみてください。
国立科学博物館を楽しんだお子さまへ、次の一歩を提案します。
恐竜・化石好きをもっと見る 🧭 体験ガイドトップへ本ページはスクールコンパス編集部(運営: MK EFT Academy Japan合同会社)が、国立科学博物館(上野本館)の公式サイトを直接確認したうえで編集しました。料金・開館時間・休館日・予約方法は2026年7月27日時点の公式発表を一次情報として参照しています。第三者サイトの数値は、公式と一致しない場合は採用していません。
スクールコンパスは、小学生のお子さまと保護者に向けて、学校・塾・体験の情報を継続して編集している教育情報メディアです。
⚠️ 本ページの情報は変更されることがあります。訪問前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。