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中学受験の志望校が決まらない・決め方
🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方
💬 志望校が決まらないと、何から手をつければいいか迷いますよね。
よくある場面:説明会に5校行った。どこもよく見えて、帰りの電車でどれがどれだったか思い出せない。
志望校は、行ってみた記録から決まります
今夜できること1つ 行った学校を書き出し、子どもに「どこがよかった?」と1つだけ聞く
📌 明日のための1行カード もし「偏差値はどのくらい?」と言いそうになったら、「行ってみて、どこが楽しそうだった?」と言う
なぜ、そうなるの?
パンフレットやサイトだけでは、子どもに合うかは分かりません。いちばんの手がかりは、行ったときに子どもが何を見ていたかです。親が見ているところと、子どもが見ているところは、ちがうことがあります。行った学校ごとに、子どもの一言を残しておくと、あとで比べられます。
今夜の手順
- 行った学校を書き出し、子どもに「どこがよかった?」と1つだけ聞く
理由:子どもが見ているところは、親とちがうことがあるからです。 - 行った記録に、学校ごとに残す
理由:何校も見ると、あとで思い出せなくなるからです。 - 説明会・文化祭のカレンダーで、次に行ける日を1つ選ぶ
理由:予定に入れないと、行く機会を逃すからです。
そのまま言える言いかえ
- 「偏差値はどのくらい?」→ 「行ってみて、どこが楽しそうだった?」
数字より、子どもが感じたことを先に聞きます。 - 「偏差値で決めなさい」→ 「どの学校で、毎日楽しそうに過ごせそう?」
毎日通うのは子どもなので、その感覚を大事にします。 - 「ここしかない」→ 「いくつか見てから決めよう」
くらべる材料が増えると、決めたあとも納得できます。
今夜はしなくていいこと
今夜、志望校を1校に絞ること
理由:比べる材料がそろう前に絞ると、あとで迷いやすいからです。
お子さんに聞いてみる
「見に行った学校で、いちばんよかったのは?」
- 「行事や部活」と答えたら:行事や部活がよかったなら、その学校の行事の日をカレンダーで確かめ、もう一度行ける日を探します。
- 「先生やふんいき」と答えたら:先生やふんいきがよかったなら、説明会で「どんな子が合いますか」と聞いてみてください。
- 「まだ見に行っていない」と答えたら:まだ見に行っていないなら、近い日の文化祭か説明会を1つだけ選んでください。
2週間後に見ること
2週間後、行った学校ごとに子どもの一言が残っていれば、比べる材料ができています。
学年で変わること
- 低学年(1〜3年生) 低学年は、文化祭など楽しい行事で、学校の雰囲気を知る時期です。
- 高学年(4〜6年生) 5・6年生は、説明会・過去問・通学時間で、実際に通う姿を考える時期です。
わが家の場合は?(3つの問いで答えが変わる)
ステップ2 わが家の場合は?(3問で答えが変わる志望校の決め方チェック)
「志望校が決まらない」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。3つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。
- いちばん迷っているのは?(説明会でどこもよく見える/偏差値と行きたい学校が合わない/通学時間・費用/子どもと親で希望がちがう)
- 何年生ですか?(4年生以下/5年生/6年生)
- 子どもの気持ちは?(行きたい学校がある/まだない)
いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)
どこもよく見えて決められないタイプ
説明会をいくつも回ると、どこもよく見えて、帰りにはどれがどれか分からなくなります。行くたびに同じ3つの点で記録すると、比べられるようになります。
今夜の1つ 説明会や文化祭のたびに、「子どもの顔・通学・費用」の3つを5段階で書き残す
「どこでもいいでしょ」→ 「この学校、あなたの顔は何点だった?」
2週間後 2週間後、記録が3校分たまっていれば、比べて決められます。
根拠:Lundahl ほか 2010(自分の言葉で理由を言えると、続ける力になる研究のまとめ)(くわしくは学校えらびのページ)
偏差値と行きたい学校が合わないタイプ
偏差値は、合否の目安の1つにすぎません。行きたい学校を大事にしつつ、届く範囲の学校もいくつか見ておくと、受験の組み立てができます。
今夜の1つ 学校検索で、行きたい学校と似た特徴(校風・部活・大学進学)の学校を2校探す
「その学校は無理でしょ」→ 「この学校に似た学校も、見てみようか」
2週間後 2週間後、候補が3校以上あれば、併願の組み立てができます。
根拠:Lundahl ほか 2010(自分の言葉で理由を言えると、続ける力になる研究のまとめ)(くわしくは学校検索のページ)
通学時間と費用で迷っているタイプ
中学の6年間、毎日通う道と、6年間の合計の費用は、入ってからの生活を大きく左右します。学校ごとに数字で並べると決めやすくなります。
今夜の1つ 候補の学校の、片道の通学時間と6年間の学費の合計を表にする
「入れればどこでもいい」→ 「毎日通うのに、何分ならいい?」
2週間後 2週間後、数字の表ができていれば、家族で決められます。
根拠:文部科学省「子供の学習費調査」(くわしくは学校検索のページ(通学・学費でしぼる))
子どもと親の希望がちがうタイプ
子どもと親の希望がちがうときは、どちらかに合わせる前に、それぞれ「何がいいと思ったか」を聞き合うと、共通点が見えてきます。
今夜の1つ 子どもに「その学校のどこがいい?」と聞き、親も自分の理由を1つ伝える
「親の言うことを聞きなさい」→ 「あなたは、どこがいいと思った?」
2週間後 2週間後、共通して大事にしたいことが見つかっていれば、そこから決められます。
根拠:Lundahl ほか 2010(自分の言葉で理由を言えると、続ける力になる研究のまとめ)(くわしくは学校えらびのページ)
もとにした研究
研究と根拠をひらく
根拠:この見立ては調査にもとづくものではなく、スクールコンパス編集部の進め方です
考えてみてほしい問い この子が6年間通う姿を思い浮かべたとき、いちばん大事な条件は何ですか?
わが家の事情で、もう少し相談したいとき
「中学受験の志望校が決まらない・決め方」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→
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志望校が決まらない。何校見ても決めきれないときの、ほどき方届いた相談:志望校が決まらない・決められない
💬 何校見ても決めきれないと、受験そのものが不安になりますよね。
志望校が決まらないのは、比べる軸がまだ1つに決まっていないからです。「通学時間」「6年間の費用」「子どもが行きたいと言ったか」の3つで並べると、残る学校が見えてきます。偏差値が足りない第一志望は、あきらめる前に、その学校の過去問1年分を解いて、今の差を点で確かめると、あと何を伸ばせばいいかが分かります。
✅ 今日の一歩:見に行った学校を、通学時間・費用・子どもの感想の3列の表に書き出す。
⛔ 今日はしなくていいこと:偏差値の表で上から順に決めること。数字だけでは、6年間通える学校かどうかが分からないからです。
根拠:各校の公式の学校案内と募集要項
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