ユーチューバーは、動画で人を楽しませる仕事
企画・撮影・編集の3つの仕事で1本の動画をつくり、見た人を楽しませたり、役に立ったりする。動画についた広告や、会社からの依頼でお金をもらう。
🎮 しごとタウンで ユーチューバーの スタジオに はいる40びょうの ゲーム。クリアで コインと スタンプひとことで:動画をつくって公開し、見る人をふやして、その反応をお金にかえる仕事。本名は「動画投稿者」「動画クリエイター」。
🎬 ユーチューバーの1日
ある1日の流れです。人によって朝がおそかったり、夜に撮影したりします。カメラの前にいる時間より、机で考えたり編集したりする時間のほうが長いのが、この仕事のほんとうの姿です。
コメントと数字をチェック
きのうの動画が何回見られたか、どこで止められたかを見る。ここが次の企画のヒント。
企画を考える
「だれに」「何を」「どう見せるか」をメモに書く。サムネイル(動画の表紙)とタイトルもここで決める。
撮影
台本どおりに話し、同じ場面を何度も撮りなおす。使う部分より、撮る部分のほうがずっと長い。
編集
いらない部分を切り、字幕と音を入れる。いちばん時間がかかる仕事。ここを専門の人にたのむユーチューバーもいる。
公開と返事
決めた時間に公開する。コメントに返事をして、見てくれる人とのつながりを育てる。
🧩 1本の動画は、3つの仕事でできている
「なにを見せたら、見た人がうれしいか」を考える。国語の「相手を考えて書く」と同じ力。
カメラ・光・音をそろえて、話す。同じことを何度もくり返すねばり強さがいる。
切る・つなぐ・字幕・音。時間を計算しながら組み立てる。パソコンの仕事そのもの。
この3つを全部1人でやる人もいれば、編集だけ、企画だけを仕事にする人もいます。「ユーチューバーになる」以外にも、動画にかかわる仕事はたくさんあります。
🚪 ユーチューバーになるには
- 自分のGoogleアカウントを自分で作って管理できるのは、日本では13歳から。自分のチャンネルに動画を出すのも、そこから。
- 13歳より前は、保護者が管理するアカウントで見ることはできるが、使える機能に制限がある。
- つまり小学生のうちは「練習の時期」。公開しなくても、企画・撮影・編集の練習は家でできる(下の「家でできる練習」)。
- 必要な資格や学校はない。動画の専門学校や、映像を学べる大学はあるが、なくてもなれる。
出典:Googleアカウント ヘルプ「Google アカウントの年齢制限」、YouTube ヘルプ「YouTube Kids、YouTube とお子様の Google アカウント」(2026年8月24日確認)。最新の条件は公式でご確認ください。
💰 お金のしくみ
ユーチューバーは会社から給料をもらう仕事ではありません。おもな入口は3つです。
- 広告:YouTubeパートナープログラムに参加すると、動画についた広告のお金が分けられる。参加の条件は、チャンネル登録者1,000人以上で、直近12か月の総再生時間4,000時間以上、または直近90日のショート動画の視聴回数1,000万回以上。
- 2027年2月1日からは、新しく参加する人の条件が、総再生時間8,000時間または視聴回数2,000万回に上がる(登録者1,000人は同じ)。
- 会社からの依頼:商品を紹介する動画を作って、その会社からお金をもらう。
- 見る人からの応援:メンバーシップやライブ配信での応援のしくみ。
いくらもらえるかは、再生回数や広告の種類で大きく変わります。「登録者1,000人」は、お金をもらい始めるための入口であって、生活できる金額ではありません。
出典:YouTube ヘルプ「YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格」「YouTube パートナー プログラムに関する変更」(2026年8月24日確認)。公式でご確認ください。
🧠 向いている人
「目立ちたい人」より、次の3つができる人が続けやすい仕事です。
- 同じことを毎週くり返せる(投稿を続ける力)
- 見た人の反応を数字で見て、次に直せる(算数のグラフを読む力)
- ひとりで作業する時間が長くても平気(編集は地味で長い)
🏠 家でできる練習(公開しなくていい)
- 企画メモ:「だれに」「なにを」「3分で」を1枚に書く。例:おばあちゃんに、学校の給食のひみつを、3分で。
- 撮影:おうちの人のスマホで、同じ場面を3回撮って、いちばんいいのを選ぶ。
- 編集:いらないところを切る。字幕を1行入れる。
- 試写会:家族に見せて、「どこで飽きた?」を聞く。それを次に直す。これが仕事そのもの。
顔・名前・学校・家の場所がわかるものは、練習のときから映さないくせをつけると、13歳になったときに安全に始められます。
📊 なりたい職業ランキングでは何位?
- 第一生命『大人になったらなりたいもの』アンケート(第37回・2026年3月発表):小学生男子3位(9.8%)、女子7位(3.8%)。男子では野球選手に抜かれて2位から3位に。
- 学研教育総合研究所「小学生白書2025」:小学生全体で「ネット配信者」が1位。
- 日本FP協会『小学生「将来なりたい職業」ランキング』(2025年度):男子5位。
👨👩👧 保護者の方へ
「ユーチューバーになりたい」と言われたときの受け止め方、家庭でのルール、13歳までにできることを、別のページにまとめました。
子どもが「ユーチューバーになりたい」と言ったら →📝 職業調べにまとめる
❓ よくある質問
Q. ユーチューバーはどんな仕事ですか?
動画を企画して、撮影して、編集して投稿し、見た人を楽しませたり役に立ったりする仕事です。
Q. 小学生でもなれますか?
自分のチャンネルは13歳からです。小学生のうちは保護者と一緒に、公開しない練習ができます。
Q. お金はどうやってもらうのですか?
登録者1,000人などの条件を満たしてパートナープログラムに参加すると、広告の収益が分けられます。金額は再生回数で変わります。
Q. 今からできることは?
家族に見せる3分の動画を、企画メモ・撮影・編集の順で1本作って、感想を聞いて直すことです。