📚 習い事別の「実情ガイド」を見る
🏊 水泳 🎹 ピアノ 🥋 空手 🤸 体操 🏀 ミニバス ⚽ サッカー 🏐 バレーボール ✍️ 習字・書道 🧮 そろばん 🗣️ 英会話 💻 プログラミング 💃 ダンス 🩰 バレエ 🎀 新体操
小学生の習い事ランキング(最新の調査)
学研教育総合研究所が小学1〜6年生1,200人(男女・学年ごとに同じ人数)に「学校以外でしている習い事」を聞いた結果です(複数回答)。
| 順位 | 習い事 | している子 |
|---|---|---|
| 1位 | 水泳(実情ガイド) | 24.5% |
| 2位 | 英会話教室(実情ガイド) | 17.5% |
| 3位 | 受験のための塾・学校の補習のための塾 | 15.9% |
| 4位 | 音楽教室(歌や楽器など。ピアノ) | 12.7% |
| 5位 | 体操教室(実情ガイド) | 10.5% |
「習い事はしていない」は20.3%でした。2022年27.5%、2023年22.9%、2024年23.3%、2025年20.3%と、しない子は少しずつ減っています。つまりおよそ5人に4人が、何かしらの習い事をしています。
男女別の小学生の習い事ランキング
- 男子:1位 水泳、2位 サッカー・フットサル、3位 受験や補習の塾
- 女子:1位 水泳、2位 音楽教室(歌や楽器など)、3位 英会話教室
学年別に見ると
5年生と6年生では、1位が受験や補習のための塾に入れかわります。中学受験の塾が本格的になる時期と重なるため、高学年で習い事を続けるかは「塾と同じ週に入るか」で決まる家庭が多くなります。両立の考え方は中学受験と習い事の両立に。
出所:学研教育総合研究所「小学生白書Web版 2025年11月調査 6.習い事について」(学研の公式ページ、2026年10月14日に確認)。
よく選ばれる習い事20と月謝の目安
調査の順位は上のとおりです。ここでは、ほかにもよく選ばれる習い事を20ジャンルに広げて、それぞれで身につきやすいことと月謝の目安を並べました(並びは人気の順位ではありません。月謝は教室・地域・回数で大きく変わります)。
| 習い事 | 人気の理由 | 月謝相場 |
|---|---|---|
| 水泳(スイミング) | 全身運動・体力づくり・学校の授業対策 | 6,000〜8,000円 |
| ピアノ | 集中力・表現力・楽譜を読む力 | 7,000〜10,000円 |
| 英語・英会話 | グローバル化・早期教育への関心 | 8,000〜12,000円 |
| サッカー | チームワーク・体力・リーダーシップ | 3,000〜8,000円 |
| プログラミング | 論理的思考力・AI時代への準備 | 10,000〜15,000円 |
| 体操教室 | いろいろな動きの経験 | 5,000〜8,000円 |
| 書道・習字 | 集中力・忍耐力・美しい字 | 3,000〜5,000円 |
| そろばん | 計算力・暗算力・集中力 | 4,000〜7,000円 |
| ダンス | 表現力・リズム感・必修化対応 | 5,000〜10,000円 |
| 空手・武道 | 礼儀作法・自己肯定感・護身 | 4,000〜8,000円 |
| 野球 | チームワーク・忍耐力・伝統 | 3,000〜6,000円 |
| バレエ | 姿勢・柔軟性・表現力 | 8,000〜15,000円 |
| ロボット教室 | STEM教育・創造力・問題解決力 | 10,000〜15,000円 |
| 学習塾(低学年) | 学習習慣・基礎学力・受験準備 | 8,000〜20,000円 |
| バスケットボール | チームプレー・瞬発力 | 3,000〜6,000円 |
| 絵画・アート教室 | 創造力・感性・自由な表現 | 5,000〜10,000円 |
| 将棋 | 論理的思考・先読み力・集中力 | 3,000〜5,000円 |
| テニス | 個人競技・判断力・生涯スポーツ | 6,000〜10,000円 |
| ボルダリング | 問題解決力・体幹・達成感 | 6,000〜10,000円 |
| 演劇・ミュージカル | 表現力・コミュニケーション力・自信 | 8,000〜15,000円 |
「育てたい力」から逆算して選ぶ — 目的別おすすめ
ランキングを眺めるだけでは、お子さまに合った習い事は見つかりません。大切なのは「何を身につけさせたいか」から考えること。ここからは目的別に最適な習い事を紹介します。
💪 自己肯定感を高めたい
「できた!」の成功体験を積みやすい習い事がおすすめ。水泳(級が上がる達成感)、空手(帯の色が変わる目標設定)、ピアノ(発表会での達成感)、体操(できなかった技ができるようになる)。特に水泳は「泳げなかった → 泳げた」という変化が分かりやすく、自己肯定感を高めやすい習い事として定評があります。
🧘 集中力を身につけたい
座って取り組む系の習い事が効果的。将棋(先を読む深い思考)、書道(一画一画への集中)、そろばん(暗算時の極度な集中)、ピアノ(楽譜を読みながら両手を動かすマルチタスク)。学校の授業で「落ち着きがない」と言われるお子さまにも効果的です。
👑 リーダーシップ・チームワークを育てたい
チームスポーツが最適。サッカー(ポジションごとの役割理解)、野球(チームの中での自分の役割)、バスケットボール(瞬時の判断と協調)。またボーイスカウトや演劇もリーダーシップ育成に効果的です。人前で話す力、チームをまとめる力は社会に出てからも一生使える力です。
🤖 AI時代に強い子にしたい
論理的思考力と創造力を同時に鍛えられる習い事。プログラミング(論理的思考の基礎)、ロボット教室(作って動かす体験型STEM)、将棋(戦略的思考)。ただし重要なのは「AIを使う側になる力」を育てること。プログラミングのスキルそのものより、問いを立てる力や0から1を生み出す力が本質です。
🏃 運動神経を伸ばしたい
体操(あらゆる運動の基礎)、水泳(全身の筋肉をバランスよく使う)、ダンス(リズム感と身体コントロール)。米国小児科学会は、思春期の前に1つの競技に絞りこむより、いろいろな運動を経験することをすすめています(Pediatrics 2016)。9〜12歳を「ゴールデンエイジ」と呼ぶことがありますが、この時期を逃すと伸びない、というはっきりした根拠は足りないと整理されています(Ford ほか 2011)。受験との両立はスポーツと受験、両立できる?に。
🎨 表現力・創造力を伸ばしたい
AI時代にこそ価値が高まる「人間らしい力」。ピアノ(音楽的感性と表現力)、ダンス(身体による自己表現)、絵画・アート(自由な発想を形にする)、演劇・ミュージカル(総合的な表現力とコミュニケーション力)。「正解のない世界」で自分を表現する力は、これからの時代に最も求められるスキルの一つです。
習い事の費用相場まとめ
習い事を選ぶ際に避けて通れないのが費用の問題。月謝の相場をジャンル別にまとめました。
| ジャンル | 月謝相場 | 初期費用の目安 | コメント |
|---|---|---|---|
| スポーツ系(サッカー・野球等) | 3,000〜8,000円 | 1〜3万円(用具) | 地域のクラブは比較的安い |
| 水泳 | 6,000〜8,000円 | 5,000〜1万円 | 年中通えて安定 |
| 音楽系(ピアノ等) | 7,000〜15,000円 | 数万〜数十万円(楽器) | 発表会費用も考慮 |
| 学習系(そろばん・書道) | 3,000〜7,000円 | 数千円 | コスパが良い |
| 英語・英会話 | 8,000〜12,000円 | 1〜2万円(教材) | オンラインなら3,000円台も |
| プログラミング・ロボット | 10,000〜15,000円 | 1〜5万円(教材) | STEM系は比較的高め |
💡 費用で選ぶときのポイント
月謝だけでなく、ユニフォーム代・教材費・発表会費・遠征費などの「隠れコスト」も確認しましょう。また、兄弟割引やオンラインレッスンの活用で費用を抑える方法もあります。大切なのは「かけた費用に見合う教育効果があるか」を冷静に判断することです。
習い事は何歳から?学年ごとの決め方
「この年齢を逃すと伸びない」という言い方をよく見かけますが、はっきりした根拠のあるものは多くありません。決め手にしやすいのは、学校でいつ習うかと家の1週間に入るかの2つです。
小学1〜2年生
調査では、低学年は水泳・英会話・体操などが上位です。学校の体育で水遊びや、マット・鉄棒を使った運動遊びが始まる時期なので、水や運動がこわい子は、授業の前に少し慣れておくと気持ちが楽になります。数は「本人が楽しみにしている1〜2個」から。水泳は何歳から?・体操は何歳から?
小学3〜4年生
算数の授業でそろばんを習うのが3・4年生です。そろばんや計算の習い事は、授業と重なるこの時期に「わかる」が増えやすい、と考える家庭もあります。中学受験を考えるなら、塾の入塾の時期(多くは3年生の2月)と習い事の曜日を先に並べておくと、あとで慌てません。そろばんは何歳から?
小学5〜6年生
調査では、5・6年生の1位は塾です。受験する子は、1つだけ「気分が変わる習い事」を残すかどうかを、本人と相談して決めるのがおすすめです。受験しない子は、部活を見すえて中学で続けたいものを選ぶ時期です(スポーツと中学・高校)。
習い事選びで失敗しないための5つのポイント
① 子どもの「やりたい」を尊重する
保護者の理想と子どもの興味は必ずしも一致しません。無理に始めさせた習い事は長続きしないことが多いです。体験教室に参加して、子ども自身が「やりたい」と思えるかを確認しましょう。
② 目的を明確にする
「みんなやっているから」ではなく「この子に何を身につけさせたいか」で選ぶと、満足度が格段に上がります。この記事の目的別ガイドを参考にしてみてください。
③ 数は2〜3個までにする
習い事が多すぎると、子どもの自由時間が極端に減り、疲労やストレスの原因になります。文部科学省のデータでも、小学生の習い事の平均は2.1個。4個以上は要注意です。
④ 送迎と費用のシミュレーションをする
習い事の継続で最も多い挫折理由は「保護者の送迎負担」と「費用」。始める前に、週のスケジュールと月々の費用をシミュレーションしましょう。
⑤ 「やめどき」も事前に考えておく
「辞める=失敗」ではありません。お子さまが成長すれば興味も変わります。始める時に「どういう状態になったら次に進むか」を家族で話しておくと、スムーズに次のステップに移れます。
まとめ
小学生の習い事選びは、単なるランキングで決めるのではなく、「お子さまに何を身につけさせたいか」という目的から逆算するのが最も効果的です。
自己肯定感を高めたいなら水泳や空手、集中力なら書道やそろばん、AI時代の力ならプログラミングやロボット教室。お子さまの個性と育てたい力に合った習い事を見つけてください。
スクールコンパスでは、習い事だけでなく体験活動、英語教育・留学、塾選び、学校選びまで、小学生の教育を総合的にサポートしています。