絵日記の書き方|「いちばんの瞬間」を1つえらべば5分で書ける
まず結論:絵日記は一日ぜんぶを書く日記ではありません。一日の中の「いちばんの瞬間」を1つえらんで、その瞬間だけを絵と文にする宿題です。えらぶのが上手になれば、絵も文も自然に決まります。
ステップ1:「いちばんの瞬間」をえらぶ
ねる前やお風呂で、きょう一日を早送りで思い出して、「心のカメラでシャッターを切った瞬間」を1つえらびます。大きなイベントでなくてかまいません。スイカが冷たかった瞬間、セミをつかまえそこねた瞬間──小さいほど、じつは自分だけの絵日記になります。
ステップ2:絵は「自分+場所がわかるもの1つ」
じょうずな絵はいりません。まん中に自分、そのまわりに「どこか」がわかるものを1つだけ描きます。海なら波、プールなら浮きわ、家ならテーブル。人物は棒人間でもOK。色は3色までにしぼると、時間もかからず、かえって見やすい絵になります。
ステップ3:文は「型」にはめるだけ
1文目:いつ・どこで・だれと・何をした
例:きょう、おばあちゃんの家で、いとこと すいかわりをしました。
2文目:そのときの気もち
例:ぼくのぼうが すいかに当たったとき、心ぞうがドキドキしました。
3文目:五感をひとつ(見た・聞いた・さわった・においがした・あじがした)
例:われたすいかは、おひさまのにおいがして、あまくてつめたかったです。
例:きょう、おばあちゃんの家で、いとこと すいかわりをしました。
2文目:そのときの気もち
例:ぼくのぼうが すいかに当たったとき、心ぞうがドキドキしました。
3文目:五感をひとつ(見た・聞いた・さわった・においがした・あじがした)
例:われたすいかは、おひさまのにおいがして、あまくてつめたかったです。
この3文で絵日記の文は完成です。よゆうがあれば「あしたは○○したいです」の未来の1文を足すと、しめくくりがきれいになります。
ネタがない日の見つけ方
- きょう「はじめて」だったことは?(はじめて食べた・はじめて見た)
- きょう「いちばん大きな音」は何だった?
- きょう「いちばんおいしかった一口」は?
- きょう家族が笑った瞬間はいつだった?
この4つの質問のどれかに答えられれば、その答えがそのまま「いちばんの瞬間」です。
よくある質問
Q. 絵が苦手で描きたくありません。
じょうずな絵はいりません。まん中に自分(棒人間でOK)、まわりに「どこかわかるもの」を1つ(海なら波、公園ならすべり台)。それだけで絵日記の絵として十分です。色は3色までにすると、かえって見栄えがよくなります。
Q. 毎日おなじことしかしていなくて、書くことがありません。
「きょういちばん」は大きな出来事でなくてかまいません。ごはんがおいしかった、セミの声が大きかった、それで十分です。おなじ一日の中の「小さなちがい」を見つけるのが、絵日記のいちばんの勉強です。
Q. 何日分もたまってしまいました。
写真やおうちの人との会話で思い出しながら、1日1行の「思い出しメモ」をまず全部の日につけましょう。そのあと、メモがくわしく書けた日から絵日記にしていくと、むりなく追いつけます。