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小学生しんぶん|スクールコンパス編集部|公開: 2026年7月16日

甲子園を自由研究にしよう 社会も算数も理科も。夏いちばんのニュースが教材になる

甲子園を自由研究にしよう ── テーマの決め方・5つの切り口・まとめ方

このページは、夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)を小学生の自由研究のテーマにするための無料ガイドです。社会・理科・算数・歴史・時事の5つの切り口から研究テーマの決め方、データの集め方、レポートのまとめ方までを解説します。テレビで大会を見ながら1日30分×5日間で完成できる設計です。

社会49代表の都道府県理科・保健暑さ対策のくふう算数打率・確率の計算歴史100年の年表時事2026年の史上初
まず結論:夏の甲子園(第108回全国高等学校野球選手権大会)は2026年8月5日に開幕し、8月22日の決勝まで行われます(休養日3日をふくむ18日間・雨天順延)。7月は全国の地方大会、8月は甲子園本番。テレビの前で「記録する係」になるだけで、社会・算数・理科の自由研究が1本できあがります。

切り口①【社会】出場49代表の都道府県しらべ

甲子園には47都道府県から49の代表が出ます(北海道は南北2校、東京は東西2校)。代表校が決まるたびに、その都道府県の場所・県庁所在地・特産品を調べて日本地図をうめていくと、大会が終わるころには日本地図が頭に入っています。中学受験の地理の土台づくりに直結する、いちばんおすすめの切り口です。

▶ 調べる相棒はこちら:都道府県ずかん(47都道府県)県庁所在地クイズ

切り口②【理科・保健】夏の暑さ対策のくふうしらべ

いまの甲子園は、暑さから選手を守るためのくふうが年々進化しています。2026年大会では、朝と夕方に試合を分ける「2部制」が午前1試合・午後3試合のかたちに変更されました。「なぜ昼の時間をさけるのか」「気温と体温の関係」「自分の家でできる熱中症対策」へ広げると、理科と保健の自由研究になります。毎日の気温と試合時間をあわせて記録するのもおもしろい観察です。

切り口③【算数】打率・スコアの計算に挑戦

野球は算数のかたまりです。打率=ヒットの数÷打数。好きなチームの選手の打率を毎試合計算して折れ線グラフにすれば、割合とグラフの練習になります。ほかにも「1試合の平均得点」「コールド試合の割合」など、テレビを見ながらできる計算テーマがたくさんあります。

切り口④【歴史】甲子園100年の年表づくり

全国高等学校野球選手権大会は今回で第108回。自分の生まれた年、おうちの人が子どもだったころの優勝校を調べて年表にすると、家族の歴史と重なる「わが家の甲子園史」が作れます。おじいちゃん・おばあちゃんへのインタビューを入れると、まとめに深みが出ます。

切り口⑤【時事】2026年大会の「史上初」しらべ

じつは2026年の甲子園は「史上初」がそろう記念すべき大会です。日本高野連の発表によると、今大会から指名打者(DH)制ビデオ検証が採用され、女性の審判委員が史上はじめて甲子園の土をふみます。「なぜ新しいルールが必要になったのか」を調べてまとめれば、そのまま中学入試の時事問題対策にもなります。

5日間の進め方(1日30分でOK)

やること
1日目5つの切り口から1つ選び、「調べたいこと」を3つ書き出す
2日目試合やニュースを見ながら記録する(表をつくって書きこむ)
3日目足りない情報を本・ずかん・公式サイトで調べる
4日目表・グラフ・地図にまとめる
5日目模造紙か新聞形式に清書。感想と「次に調べたいこと」を書く

データの集め方(正確な情報源3つ)

自由研究の説得力は「どこで調べたか」で決まります。①日本高野連・大会の公式発表(出場校・日程・記録の大もと)、②新聞のスポーツ面(試合結果の表とグラフの見本が毎日載る、切り抜きもOK)、③テレビ中継の画面のスコア表示(打率や球速をその場でメモ)。当サイトの甲子園2026特集ページでは49代表を地図から確認でき、都道府県しらべ(切り口①)にそのまま使えます。

まとめの記入例(結論文のお手本)

切り口①なら:「49代表を地図に色分けしたら、代表校が2校ある都道府県は東京と北海道だけだった。人口や学校の数が多い地域は代表の枠も分かれていることが分かった。」
切り口③なら:「打率3割の選手でも10回のうち7回は打てない。プロでもむずかしいことに挑戦し続けているのだと数字から分かった。」
このように「調べた事実+自分の考え」をセットで書くのが高評価のコツです。仕上げはレポートメーカーで6ブロックをうめれば完成します。

よくある質問

Q. 出場校(49代表)はいつ決まりますか?

7月に全国で行われる地方大会の決勝で順次決まり、7月末までに49代表が出そろいます。決まった代表校から順に地図に書きこんでいくと、研究が大会前から始められます。

Q. 大会が始まる前でも自由研究にできますか?

できます。切り口①の都道府県しらべと切り口④の100年年表は大会前でも進められ、開幕後に試合の記録(切り口③・⑤)を足すと「大会と一緒に成長するレポート」になります。

Q. 野球のルールにくわしくなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。切り口①(社会)と④(歴史)は野球の知識がほぼ不要です。むしろ「知らないことを調べて分かるようになる過程」こそが自由研究の中身になります。

まとめ方のコツ

構成は①きっかけ → ②調べたこと → ③結果(表・地図・グラフ)→ ④わかったこと → ⑤感想の5ブロックが鉄板。日付と出典(何で調べたか)を書くと、ぐっと本格的になります。

出典:日本高等学校野球連盟の大会発表(第108回大会の日程・DH制・ビデオ検証・審判委員・2部制)。大会情報は2026年7月16日時点。最新の日程・ルールは日本高野連の公式発表をご確認ください。