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ほんだなコンパス|学年ごとに、いま読んでほしい本
おすすめを並べるだけの一覧では、たぶん読みません

感想文をコンクールに出したいとき、個人では応募できません。青少年読書感想文全国コンクールは学校単位の応募で、担任の先生に言うのが唯一の道です。冬休みの宿題に出る学校もあります。読書感想文の書き方とコンクールのしくみ →

読書週間は10月27日から11月9日です。学校で読書カードが配られる2週間。白いまま何日も過ぎて焦る前に、読書週間に、本を読まない子とどうするかを読んでみてください。ページ数ではなく「なにを読んだか」を書く読書週間の読書カード(14日ぶん・印刷)と、読み方の種類でマスをうめる読書ビンゴもあります。感想文が宿題で出たら書き方、語彙をふやしたいなら言いかえ辞典があります。

本を読む子にしたい、というご相談はとても多いのですが、困っているのは「いい本を知らないこと」ではないはずです。買ったのに読まない、図書館で選べない、マンガばかり読む。ここでは、その手前から書いています。学年別6ページとテーマ別3ページ、あわせて76冊。値段は載せていません。制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

まだ1冊も記録がありません。
👦 きみへ (ここから先は、子ども本人が見るところです)

よんだ本の せびょうしが、本だなに ならんでいきます。あついほど はばが ひろく、はなしの しゅるいで 色が かわります。ふえてくると、たなの 上に なにかが おかれます。3ぎょうだけ 見て、どの本かを あてる クイズも あります。

📚 きみの本だなを見る
🎯 3つ答えると、1冊だけ出します

10冊ならべると、けっきょく選べません。学年、いま読み切れる厚さ、好きな話。この3つで1冊にしぼります。「よんだよ」を押した本は次から出なくなるので、読むほどその子に合っていきます。

本えらび診断をやってみる →

🧮📖 勉強嫌いな子には、まず計算1分と読書だけの「1日5分」から。わが子の記録の変化を14日分のグラフで見られます。

学年からえらぶ

学年ごとに、いまその子がどういう読み方をしているかが違います。同じ本でも、1年生には長すぎ、4年生には短すぎることがあります。まず学年から入ってください。

小学1年生小学1年生は、字が読めることと、本が読めることがまだ別の段階にあります。1文字ずつ追うのに力を使うので、話の中身まで… 小学2年生小学2年生は、絵本から読み物に移る時期です。ここでつまずくと、そのまま本を読まない子になります。移り方には順番があり… 小学3年生小学3年生は、読書の差がはっきり開く学年です。1人で長い本を読み切れる子が出てくる一方で、まったく読まなくなる子も出… 小学4年生小学4年生は、厚い本に手が出るかどうかの分かれ目です。読む力はあるのに、ページ数を見ただけで置いてしまう子がいます。… 小学5年生小学5年生は、書かれていない気持ちを読み取れるようになる学年です。国語の問題でも、直接書かれていないことを答えさせる… 小学6年生小学6年生は、大人が読む本にも手が届き始める学年です。子ども向けに書かれていない本を1冊読み切ると、中学以降の読書が…

テーマからえらぶ

ハロウィンに読むこわい本こわい本は、本を読まない子がいちばん手を出しやすい種類です。ハロウィンの時期は、家の中でこわい話をしても不自然になり… かがくがすきになる本図鑑が好きな子は多いのに、そこから科学の読み物に移る子は多くありません。図鑑は調べるもので、読むものではないからです… はじめての長い本絵本の次に何を渡すかで、その子が本を読む子になるかが決まります。ここで字だけの本を渡すのが、いちばんよくある失敗です… 低学年と読む絵本小学校に入ると、絵本は卒業するものだと思われがちです。実際には逆で、1・2年生のあいだは絵本がいちばん効きます。字を… わらえる本子どもに渡す本が、いつのまにか「ためになる本」ばかりになっていないでしょうか。読書がきらいになる原因の多くは、内容で… 1冊が短い本読むのが遅いこと自体は、直す必要がありません。困るのは、遅いせいで1冊も読み切れず、読み終わった経験がたまらないこと… スポーツの本本を読まない子でも、好きな競技の本なら読みます。そして、テレビで試合を見た日がいちばん手に取ります。9月19日からの… 伝記と図鑑伝記は、まんがから入って問題ありません。むしろ、そのほうが続きます。図鑑も同じで、1冊あればよいのではなく、その子が… 読書感想文が書きやすい本読書感想文が書けない原因の半分は、本の選び方にあります。おもしろかった、で終わってしまう本は、どれだけがんばっても書…

本を読まない子に、まず何をするか

ここだけ読んでいただければ、たいていの場合は動きます。順番があります。

1 学年ではなく、文字量で選び直す

この学年ならこれくらい、で選ぶと外れます。本を開いて、1ページに何行あるかを目で見てください。1年生なら5行を超えると重いことが多く、2年生でも8行を超えると止まります。読める子は学年より上の本を、読まない子は学年より下の本を持たせて、まったく問題ありません。学年は本のためにあるのではありません。

2 買う前に、図書館で1冊借りる

同じ作者やシリーズなら、1冊が合えばあとも合います。逆に、1冊目で止まった本を買いそろえても読まれません。図書館で当たりが出てから買う、という順にすると、家の本棚に読まれない本がたまらなくなります。図書館は、本を無料で読む場所というより、買う本を決めるための場所として使うのがいちばん効きます。

3 自分で選ばせる時間を作る

親が選んだ本を渡し続けると、読書は与えられるものになります。図書館で30分、好きに選ばせてください。その中に1冊も当たりがなくてもかまいません。選んだという事実のほうが効きます。3年生からは、この時間があるかどうかで差が出ます。

4 感想を聞かない

読み終わったあとに「どうだった」と聞かれると、読書は宿題になります。聞くなら、いちばんおもしろかった場面はどこ、と1つだけです。各ページの本には、そのまま使える問いを1つずつ付けました。答えられなくても、それで終わりにしてください。

5 マンガを取り上げない

マンガを読んでいる子は、字を読むのが嫌いなのではなく、絵の助けが要る段階にいるだけです。取り上げると、読むこと全部が嫌いになります。かわりに、絵の多い読み物を横に置いてください。移ります。

子どもが自分で選べるようにしました

どのページも、1冊ごとに字のりょうとこわさを星で出しています。厚い本がこわい子は星の少ないものから、こわい話がすきな子は星の多いものから。大人が決めるより、自分で選んだほうが読みます。

あわせて、その本のなかで起きることを3行だけ書きました。子どもが読んで、読むかどうかを自分で決められるようにするためです。つづきと結末は書いていません。ネタバレになると、読む理由がなくなるからです。

読んだ本は「よんだよ」を押すとたまります。ページを開くたびに、いままで何冊読んだかが出ます。記録は端末の中だけに残り、こちらには何も送られません。登録もログインもいりません。

読んだあと、書くところまで

✏️ 読書感想文の書き方うめるだけの5ブロックと、書き出しの例文5パターン。1冊読んだあとにそのまま使えます。 🖨 図書館メモ(印刷用)借りたい本5冊を書いて持っていく紙。本の背についた数字の見方と、カウンターでの聞き方つき。A4・1枚。 📄 原稿用紙(印刷用)そのまま印刷して使えます。登録もダウンロードも不要。 💡 自主学習ノートのネタ読んだ本から自学1ページを作る形もあります。完成見本つき。

本と一緒に使えるもの

✍️ 漢字ずかん 1026字本で出会った字を、書き順から確かめられます。読めるけれど書けない字は、ここで。 📚 ことば大辞典本に出てきたことわざや四字熟語を1語1ページで。意味と使う場面、例文2つ。 🧮 算数の単元一覧国語だけでは足りません。どの計算を何年生で習うかが1ページで分かります。 🖨 無料プリント読書のあとに、手を動かす時間を10分だけ。答えつき、登録不要。

書名・作者名・出版社は、刊行時点のものです。版が変わったり、別の出版社から出ていることがあります。手に入れる前に、書店・図書館・オンライン書店でご確認ください。値段は変わるため載せていません。当サイトは特定の書店・出版社と提携していません。掲載は編集部の判断によるもので、対価を受け取っていません。

本選びで、よく調べられていること

低学年(1・2年生)におすすめの本は?

字が読めるようになっても、1・2年生は絵本がいちばん効く時期です。小学生におすすめの絵本15冊に、読み聞かせをいつやめるかと一緒にまとめています。

3年生の読書感想文には、どんな本がいい?

読書感想文は「自分のことと重ねられる本」が書きやすくなります。登場人物が同じくらいの年で、気持ちが変わる場面がある本を選ぶと、書き出しに困りません。書き方は学年別の読書感想文の書き方に。

相手の気持ちを考える本・絵本は?

読み終わったあとに「この子はどう思ったかな」と1つだけ聞くと、どの本でも気持ちを考える練習になります。テーマ別の本は、このページの下の学年別・テーマ別の棚から選べます。

うちの子が本を読まない。どうすればいい?

おすすめを並べるより、いま読んでいる量と好きなものから始めるほうが続きます。本えらび診断で、わが子に合う1冊から探せます。

本を読まないことで悩んだら、子育て相談室(無料・名前もメールもいりません)でも一緒に考えます。

❓ よくある質問

Q. 子どもが本を読みません。どうすればよいですか?

本の難しさが合っていないか、自分で選んでいないかのどちらかであることが多いです。1ページの文字数を目で見て選び直すこと、図書館で30分好きに選ばせることの2つが効きます。学年の目安より、目で見た文字量のほうが確実です。

Q. マンガや、字の少ない本ばかり読みます。

絵の助けが要る段階にいるだけです。絵の多い読み物を挟むと移れます。1人で最後まで読み切った経験を作ることのほうが先です。

Q. 本は買ったほうがよいですか、借りたほうがよいですか?

先に図書館で1冊借りてください。同じ作者やシリーズなら、1冊が合えばあとも合います。1冊目で止まった本を買いそろえても、たいてい読まれません。図書館で当たりが出てから買う順にすると、読まれない本が家にたまりません。

Q. 値段は載っていますか?

載せていません。値段は変わるためです。書名と作者名をメモして、書店・図書館・オンライン書店でご確認ください。当サイトは特定の書店・出版社と提携していません。