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子どもがゲームで勝手に課金したとき(返金の相談と防ぐ設定)
🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方
💬 明細を見て血の気が引いた、という相談は少なくありません。まず落ち着いて、できることから一緒に整理しましょう。
よくある場面:クレジットカードの明細に、見覚えのないゲーム会社からの請求が何件も。小学生の子どもが、親のタブレットでガチャを引いていた。
まず、お金とアカウントの対応を先にし、叱るのはそのあとにします
今夜できること1つ 今夜は、課金の明細(日時・金額・ゲーム名)を画面の写真で残し、明日、消費者ホットライン188に電話する
📌 明日のための1行カード もし「なんてことしてくれたの!」と言いそうになったら、「いくら使ったか、一緒に確かめよう」と言う
なぜ、そうなるの?
子どもが親のスマホやカードでゲームに課金してしまう相談は、国民生活センターにも多く寄せられています。未成年者が親の同意なしに結んだ契約は、民法の「未成年者取消権」で取り消せることがありますが、オンラインゲームでは未成年者が契約したと証明するのが難しく、必ず取り消せるとは限りません(国民生活センター)。気づいたら日をあけずに、課金の記録を残し、消費生活センター(局番なしの188)に相談します。子どもを強く責めるより、お金のしくみを一緒に確かめるほうが、くり返しを防ぎます。
今夜の手順
- 課金の記録(明細・購入完了のメール・ゲーム内の購入履歴)を残す
理由:取り消しを相談するとき、日時と金額が分かる記録が必要になるからです。 - 消費生活センター(局番なしの188)に相談する
理由:取り消しや返金の相談に、具体的に乗ってもらえるからです。 - 親の端末からカード情報を外し、子ども用のアカウントと、購入に親の承認が要る設定(ペアレンタルコントロール)を使う
理由:設定で、同じことが起きにくくなるからです。
そのまま言える言いかえ
- 「なんてことしてくれたの!」→ 「いくら使ったか、一緒に確かめよう」
責めると、子どもが隠そうとして、記録が集めにくくなります。 - 「もうゲーム禁止!」→ 「お金のことは、家族で決まりを作り直そう」
禁止だけだと、隠れて遊ぶきっかけになりやすいです。
今夜はしなくていいこと
その場でゲーム機やスマホを取り上げたまま、何も話さないこと
理由:話ができなくなると、何にいくら使ったかが分からなくなり、相談に必要な記録も集めにくくなるからです。
お子さんに聞いてみる
「ゲームの中で、何にお金を使った?」
- 「ガチャ・アイテム」と答えたら:ガチャやアイテムなら、いくら使ったかを一緒に明細で確かめます。画面の中のお金が、本当のお金だと分かってもらうためです。
- 「よく分からないまま押した」と答えたら:分からないまま押したなら、購入の画面がどう見えていたかを一緒に見ます。相談のときの説明にもなります。
- 「友だちに言われて」と答えたら:友だちに言われてなら、断り方を一緒に考えます。友だちとのやりとりが続いているときは、担任の先生にも相談します。
- 「言いたくない」と答えたら:言いたくないと答えたら、今日は責めずに、記録を残すことだけを先にします。
2週間後に見ること
2週間後、子ども用のアカウントと購入の承認の設定ができていて、家族で決めたお金の決まりを子どもが言えたら、くり返しの予防ができています。
学年で変わること
- 低学年(1〜3年生) 低学年は、画面の中のお金が本当のお金だと分かりにくい時期です。ゲームの中のお金と家のお金のつながりを、明細を見ながら一緒に確かめます。
- 高学年(4〜6年生) 高学年は、ガチャのしくみや友だちとのつきあいで課金したくなる時期です。使ってよい額をお小遣いの中で決める、という方法もあります。
わが家の場合は?(3つの問いで答えが変わる)
ステップ2 わが家の場合は?(3問で答えが変わる「ゲームの課金」チェック)
「子どもがゲームで勝手に課金した」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。3つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。
- いちばん近いのは?(親のスマホ・タブレットで課金した/カードの番号を自分で入れた/ゲーム機や自分のスマホで課金した)
- 金額は?(1万円より少ない/1万円以上)
- お子さんは何年生ですか?(小学校に入る前/小学1〜3年生/小学4〜6年生)
いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)
親の端末で課金したタイプ
親のアカウントにカードが登録されていると、子どもが押すだけで課金できてしまいます。まず記録を残し、設定を変えます。
今夜の1つ 親のアカウントからカード情報を外し、子どもに貸すときはログアウトする
「勝手に使うなんて」→ 「このスマホは、お金が使えないように設定しておくね」
2週間後 2週間後、設定が変わっていて、課金が起きていなければ合っています。
根拠:国民生活センター(2021年)
カードの番号を自分で入れたタイプ
カードを自分で入れた場合は、取り消しの相談の結果が分かれることがあります。状況を正直に記録して、188に相談します。
今夜の1つ いつ・どうやってカードの番号を入れたかを、子どもを責めずに聞いて、メモにする
「どろぼうと同じだよ」→ 「どうやって入れたか、教えてくれる?相談に必要なんだ」
2週間後 2週間後、188に相談できていて、カードの保管場所を変えられていれば合っています。
根拠:国民生活センター(2021年)
ゲーム機や自分のスマホで課金したタイプ
子ども用の端末でも、親のカードが登録されていると課金できます。購入に親の承認が要る設定にします。
今夜の1つ ゲーム機・スマホのペアレンタルコントロールで、購入には親の承認が要る設定にする
「もう買ってあげない」→ 「買いたいときは、まず相談してね。一緒に決めよう」
2週間後 2週間後、子どもが買う前に相談してくれた日があれば、合っています。
根拠:国民生活センター(2021年)
もとにした研究
研究と根拠をひらく
根拠:国民生活センター「未成年の子どもがスマホゲームで高額課金してしまった!」(2021年)
考えてみてほしい問い ゲームのお金のことを、家族で前に話したことはありますか?
わが家の事情で、もう少し相談したいとき
「子どもがゲームで勝手に課金したとき(返金の相談と防ぐ設定)」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→
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請求を見て青ざめた、子どもの勝手な課金。返金の相談先と、今日すぐする設定届いた相談:ゲームで勝手に課金してしまった
💬 請求を見て驚いたとき、怒りと心配でいっぱいになりますよね。
まず、いつ・いくら・どのアプリで使われたかを、スマホの購入履歴とクレジットカードの明細で確かめます。未成年が親の同意なく行った契約は、民法で取り消せる場合があるので、App Store や Google Play の購入履歴から返金を申請し、あわせて消費者ホットライン「188」に相談すると、手順を教えてもらえます。そのうえで、購入にパスワードや承認が必要になる設定(ペアレンタルコントロール)をして、子どもとは「お金のかかるボタンは押さない」決まりを一緒に作ります。
✅ 今日の一歩:今日中に購入履歴を確かめ、購入に親の承認が要る設定をオンにする。
⛔ 今日はしなくていいこと:子どもを強く責めて、話を聞かずに終わらせること。いつ何を押したかを正直に話してもらえないと、返金の手続きがむずかしくなるからです。
根拠:民法第5条(未成年者の法律行為)、消費者庁「消費者ホットライン188」、国民生活センターのオンラインゲームの相談事例