ホーム › 生活習慣・スマホ・ゲーム › 子どもが朝起きない・夜ふかしする(小学生)

子どもが朝起きない・夜ふかしする(小学生)

🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方

💬 朝起きない・夜ふかしは、毎日のことなので、言う側が先に疲れます。

よくある場面:朝7時、3回起こしてもまだ布団の中。夜は「眠くない」と言って、10時すぎまで起きている。

寝る時刻より先に、起きる時刻をそろえます

今夜できること1つ 寝る時刻より先に、起きる時刻を毎日そろえる

📌 明日のための1行カード もし「早く寝なさい」と言いそうになったら、「あと10分で電気を消すよ」と言う

🧭 わが家の場合は? 3つの問いで、見立てと今夜の1つが変わります →

なぜ、そうなるの?

夜ふかしを直そうとして寝る時刻を早めても、眠くないので眠れません。先にそろえるのは「起きる時刻」です。朝、同じ時刻に起きてカーテンを開けると、体の時計が合って、夜は自然と早く眠くなります。小学生の睡眠は9〜12時間が目安です。

今夜の手順

  1. 寝る時刻より先に、起きる時刻を毎日そろえる
    理由:朝の時刻がそろうと、夜に眠くなる時刻もそろいやすくなります。
  2. 朝起きたら、カーテンを開ける
    理由:朝の光で、体の時計が整いやすくなります。
  3. 寝る前の画面は、寝室の外に置く
    理由:画面が手元にあると、寝る時刻が延びやすいからです。

そのまま言える言いかえ

今夜はしなくていいこと

今夜、いつもより早く寝かせようとすること
理由:眠くないうちに布団に入ると、なかなか寝つけず、かえって遅くなることがあるからです。

お子さんに聞いてみる

「夜、ねむれないのは?」

2週間後に見ること

2週間後、夜、布団に入ってから眠るまでが早くなっていれば、効いています。

学年で変わること

わが家の場合は?(3つの問いで答えが変わる)

ステップ2 わが家の場合は?(3問で答えが変わる睡眠チェック)

「子どもの睡眠・朝起きない」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。3つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。

  1. ふだんの睡眠時間は?(9時間以上/8時間くらい/7時間以下)
  2. いちばん困っているのは?(夜なかなか寝ない/朝起きられない/休みの日に夜ふかし・朝寝坊になる/寝る前に画面を見ている)
  3. 昼間の様子は?(元気に過ごせている/授業中に眠そう・いらいらしやすい/頭痛やおなかの痛みを言う)

いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)

寝る準備に時間がかかるタイプ

寝る時刻だけ決めても、体が眠る準備をできていないと寝つけません。毎晩同じ順番の「寝る前の流れ」をつくると、体が眠る時間だと覚えます。

今夜の1つ 寝る30分前から「おふろ→はみがき→本を1冊→電気を消す」を毎晩同じ順番にする

「早く寝なさい!」→ 「本を1冊読んだら、電気を消そうね」

2週間後 2週間後、布団に入ってから眠るまでが短くなっていれば、流れが身についています。

根拠:米国小児科学会の保護者向け情報(寝る前の決まった流れ)

起きる時刻がそろっていないタイプ

朝起きられないのは、体内時計が後ろにずれているからのことが多いものです。起きる時刻をそろえ、朝の光を浴びると、夜に自然と眠くなり、朝も起きやすくなります。

今夜の1つ 起きる時刻を毎日同じにして、起きたらすぐカーテンを開けて光を浴びる

「いつまで寝てるの!」→ 「カーテン開けるよ。光を浴びよう」

2週間後 2週間後、起こす回数が減っていれば、体内時計がそろってきています。

根拠:米国睡眠医学会の推奨(Paruthi ほか 2016)

休みの日に時刻がずれるタイプ

休みの日に夜ふかし・朝寝坊をすると、月曜の朝に体内時計がずれて起きられなくなります。休みの日も、起きる時刻の差を1時間以内にするのが目安です。

今夜の1つ 休みの日も、起きる時刻をふだんと1時間以内の差にする

「休みだからいつまでも寝てていいよ」→ 「休みの日も8時には起きようね。朝ごはん何にする?」

2週間後 2週間後、月曜の朝が楽になっていれば、時刻のずれが小さくなっています。

根拠:米国睡眠医学会の推奨

寝る前の画面で眠りがずれるタイプ

寝る直前の画面は、寝つく時刻を遅らせ、眠りを短くしやすいことが分かっています。米国小児科学会は、寝る前の画面と寝室の画面を家のルールに入れることをすすめています。

今夜の1つ 寝る1時間前になったら、スマホやゲーム機を寝室の外の置き場所に置く

「まだスマホ見てるの!」→ 「9時になったね。充電の場所に置いてこよう」

2週間後 2週間後、寝る時刻が早くなっていれば、画面のルールが合っています。

根拠:米国小児科学会「Family Media Plan」

もとにした研究

研究と根拠をひらく

根拠:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」

研究でわかっていること 米国睡眠医学会の専門家13人の合意で、6〜12歳は1日9〜12時間の睡眠をふだんから取ることをすすめています。足りていることは、注意・行動・学習・気持ちの調整がよいことと関連していました。米国小児科学会も支持しています。
専門家の目安(Paruthi, S., et al., 2016)

考えてみてほしい問い この子がいちばんすっきり起きられた朝は、前の晩に何がちがいましたか?

根拠にした研究の一覧と、選び方の決まり

わが家の事情で、もう少し相談したいとき

「子どもが朝起きない・夜ふかしする(小学生)」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→

この悩みに関わるページ

生活習慣・スマホ・ゲームの、ほかの場面

人に話したいとき、子どもの安全や体が心配なときは、子育ての相談先ナビから、無料の電話・LINEの窓口を選べます。

この悩みで、保護者から届いた相談と答え(1件)

子育て相談室に実際に届いた相談です。見出しを押すと、答えと今日の一歩が開きます。答えは相談室と同じものです。

朝起きられない、夜なかなか寝ない。寝る時刻を少しずつ戻すコツ届いた相談:朝起きられない・夜なかなか寝ない(夜ふかし)

💬 朝起きない・夜ふかしは、毎日のことなので、言う側が先に疲れますよね。

夜ふかしを直そうとして寝る時刻を早めても、眠くないので眠れません。先にそろえるのは「起きる時刻」です。朝、同じ時刻に起きてカーテンを開けると、体の時計が合って、夜は自然と早く眠くなります。小学生の睡眠は9〜12時間が目安です。朝どうしても起き上がれない、立ちくらみがある、午後には元気になる、が続くときは、小児科で相談します。

✅ 今日の一歩:平日も休日も、起きる時刻を同じにして、起きたらすぐカーテンを開ける。

📌 前もって決めておく1行:もし休みの日の朝、起きてこなかったら、平日と同じ時刻にカーテンを開ける。

⛔ 今日はしなくていいこと:今夜、いつもより早く寝かせようとすること。眠くないうちに布団に入ると、かえって寝つきが遅くなることがあるからです。

根拠:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」/米国睡眠医学会の推奨(Paruthi ら 2016、6〜12歳は9〜12時間)

小学生の睡眠時間の目安(1〜6年の寝る時刻の表) →生活のなやみ(睡眠・ゲーム・食事) →

💬 わが家の場合を相談室で続ける(名前・メール不要)→