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やさしい・思いやりのことわざ・慣用句16語
自主学習ノート1ページ分のネタ

やさしさや思いやりをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(7語)

衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)暮らしに余裕ができてはじめて、礼儀に気を配れるようになる、という意味です。使いどき おなかがすいていると、人にやさしくできないこと。暮らしが安定してはじめて、礼儀に気を配れるという意味です。使い方 生活の土台の大切さを言うときに使います。「まず体調を整えよう。衣食足りて礼節を知るだ。」「衣食足りて礼節を知るというから、寝不足のときに大事な話はしない。」気をつけること 中国の古い書物にある言葉がもとになっています。にた言葉 腹が減っては戦ができぬ 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)冷たく見える人でも、ときには情けをかけて涙を流すことがある、という意味です。使いどき いつもきびしい先生が、卒業式で涙ぐんだとき。情け知らずに見える人でも、心を動かすことがあるという意味です。使い方 きびしい人が優しさを見せたときに使います。「きびしい先生が涙ぐんだ。鬼の目にも涙だ。」「鬼の目にも涙で、最後は許してくれた。」気をつけること 人に向かって「あなたは鬼だ」と言うことになるので、使う場面に気をつけてください。 旅は道連れ世は情け(たびはみちづれよはなさけ)旅では道連れがあると心強く、世の中は思いやりで成り立っている、という意味です。使いどき 遠足で、はぐれた子といっしょに歩いて帰ったこと。旅には連れがいるとよく、世の中は思いやりが大切だという意味です。使い方 助け合いの大切さを言うときに使います。「一緒に行くことにした。旅は道連れ世は情けだ。」「旅は道連れ世は情け。困っている人には声をかけたい。」気をつけること 「道連れ」は一緒に行く相手のことです。にた言葉 渡る世間に鬼はない・持ちつ持たれつ 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)真心をもって接する相手には、だれも敵対できない、という意味です。使いどき やさしくされると、怒っていられなくなること。思いやりには、逆らえないという意味です。使い方 思いやりの強さを言うときに使います。「やさしく声をかけたら態度が変わった。情けに刃向かう刃なしだ。」「情けに刃向かう刃なしというから、まず落ち着いて話を聞こう。」にた言葉 渡る世間に鬼はない 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)人に親切にしておくと、めぐりめぐって自分に良いことが返ってくる、という意味です。使いどき 困っている下級生を手伝ったら、あとで自分が助けてもらったとき。人に親切にすると、まわりまわって自分に返ってくる、という意味です。使い方 親切にすることをすすめるときに使います。「困っている下級生を手伝った。情けは人の為ならず、いつか自分も助けてもらえる。」「情けは人の為ならずというから、まず自分から声をかけてみよう。」気をつけること 「情けをかけるのはその人のためにならない」という意味で使うのは、まちがいです。テストで最も出るまちがいなので、必ず正しいほうで覚えてください。「ならず」は「〜ではない」という意味です。にた言葉 因果応報 仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)やさしい人でも、何度もひどいことをされれば怒る、という意味です。使いどき 同じいたずらを3回されたら、やさしい人でも怒ること。どんなに温和な人でも、何度もされれば怒るという意味です。使い方 同じことをくり返している人への最後の注意として使います。「仏の顔も三度だよ、と言われた。」「同じ注意を三度目に受けた。仏の顔も三度だ。」気をつけること 「三度なら許される」という意味ではありません。三度目には怒る、という意味です。ここが入試で問われます。にた言葉 堪忍袋の緒が切れる 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)世の中には、思っているより親切な人が多い、という意味です。使いどき 引っ越し先で困っていたら、知らない人が助けてくれたとき。世の中には、思いやりのある人がいるという意味です。使い方 困っているときに助けてもらったときに使います。「道に迷ったら三人が案内してくれた。渡る世間に鬼はないだ。」「落とし物が届けられていた。渡る世間に鬼はないと思った。」気をつけること 「鬼」はここでは、思いやりのない人のたとえです。にた言葉 捨てる神あれば拾う神あり

四字熟語(5語)

一言芳恩(いちごんほうおん)ひとこと声をかけてもらった恩を、忘れずにいることです。使いどき ひと言の親切を、ずっと忘れないこと。わずかな言葉の恩を、ありがたく思うことです。使い方 感謝を表すときに使います。「一言芳恩という言葉を、手紙で見つけた。」「一言芳恩の気持ちで、お礼を書いた。」気をつけること あまり使われない語ですが、意味を知ると、声をかけることの重さが伝わります。にた言葉 恩義 因果応報(いんがおうほう)よい行いにはよい結果が、悪い行いには悪い結果が返ってくる、という意味です。使いどき 親切にした人から、あとで助けられたこと。行いの善悪に応じて、報いがあるという意味です。使い方 行いと結果の関係を言うときに使います。「続けてきたことが実を結んだ。因果応報だ。」「因果応報というから、見ていない所でも手を抜かない。」気をつけること 良い意味にも悪い意味にも使えます。「自業自得」は悪い結果のときが多い、という差があります。にた言葉 自業自得・情けは人の為ならず 遠慮会釈(えんりょえしゃく)相手の気持ちを考えて、ひかえめにすることです。使いどき 遠慮も気づかいも、まったくないこと。相手への思いやりがないことです。使い方 ふつうは「遠慮会釈もない」と打ち消しの形で使います。「遠慮会釈もなく割りこんできた。」「遠慮会釈のない言い方に、みんながおどろいた。」気をつけること ふつうは打ち消しの形で使い、ひかえめさがまったくない、という意味になります。 外柔内剛(がいじゅうないごう)見た目はやわらかいが、心はしんが強いことです。使いどき やさしそうに見えて、芯が強い人のこと。外はやわらかく、内は強いことです。使い方 おだやかだが芯のある人について使います。「外柔内剛の人で、大事なところは譲らない。」「外柔内剛でありたいと思う。」 内柔外剛(ないじゅうがいごう)内はやさしいのに、外に対しては強く見せることです。使いどき 見た目は強そうでも、中は気が弱いこと。外は強く見え、内はやわらかいことです。使い方 見た目と中身がちがう人について使います。「内柔外剛の人で、こわそうに見えて実はやさしい。」「外柔内剛の反対が内柔外剛だと習った。」気をつけること 「外柔内剛」と入れかえるまちがいがとても多い語です。どちらが外でどちらが内かを確かめます。

慣用句(4語)

気が回る(きがまわる)細かいところまで気づいて、心づかいができることです。使いどき 細かいところまで、気づかいができること。気配りが行きとどくことです。使い方 よく気がつく人について使います。「気が回る人で、いつも先に準備してくれる。」「気が回りすぎて、かえって気をつかわせてしまった。」気をつけること 考えすぎて悪いほうに想像する意味で使うこともあります。前後で見分けます。にた言葉 気が利く 血も涙もない(ちもなみだもない)思いやりがまったくないことです。使いどき 思いやりが、まったくないこと。少しの情けもないことです。使い方 冷たい仕打ちについて使います。「血も涙もない決まりに見えたが、理由を聞くと事情があった。」「血も涙もないと言われないよう、事前に相談した。」気をつけること とても強い言葉です。人に向けて言うと、決めつけになります。にた言葉 冷酷 猫なで声(ねこなでごえ)相手のきげんを取るための、やさしすぎる声のことです。使いどき 機嫌を取るための、やさしすぎる声のこと。こびるような声です。使い方 こびる話し方に使います。「猫なで声で頼まれても、決まりは変えられない。」「猫なで声を出さずに、理由を説明した。」気をつけること やさしい声そのものではありません。きげんを取ろうとする点が中心です。にた言葉 ご機嫌取り 平たく言えば(ひらたくいえば)むずかしいことを、やさしく言いかえると、という意味です。使いどき むずかしい言い方を、やさしく言いかえること。分かりやすく言うことです。使い方 かみくだいて説明するときに使います。「平たく言えば、練習した人が強い、ということだ。」「平たく言えばどうなるかを、いつも考えて書く。」気をつけること 内容を減らすことではありません。言い方をやさしくする、が中心です。にた言葉 かみくだいて言えば

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ やさしい・思いやり
めあて やさしい・思いやりのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

いばる・うぬぼれ14語むだ・意味がない33語ちょうどよい・かんぺき18語変わる・新しい33語有名・評判23語用心する・気をつける27語知る・わかる・気づく29語人それぞれ・ちがい14語ほどほど・やりすぎ14語はじまりと終わり51語見た目と中身26語運・めぐりあわせ23語

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