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むだ・意味がないのことわざ・慣用句33語
自主学習ノート1ページ分のネタ

やっても意味がないこと、むだなことをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

四字熟語(5語)

悪人正機(あくにんしょうき)自分の力ではどうにもならないと気づいた人こそ、救われるという考え方です。使いどき だれもが救われるという、親鸞の考え。悪人こそ救われる、という教えです。使い方 歴史や道徳の学習で出てきます。「悪人正機という言葉を、鎌倉時代の学習で習った。」「悪人正機の意味を知って、印象が変わった。」気をつけること 字面から「悪い人が得をする」と取られやすい語ですが、まったくちがいます。 夏炉冬扇(かろとうせん)季節はずれで、役に立たないもののことです。使いどき 夏の火ばちと冬の扇のこと。時期はずれで、役に立たないもののことです。使い方 時期の合わないものについて使います。「夏炉冬扇にならないよう、時期を考えて出した。」「夏炉冬扇のような企画になってしまった。」気をつけること 夏の火ばちと、冬のうちわ、というたとえです。にた言葉 月夜に提灯・無用の長物 閑話休題(かんわきゅうだい)むだ話はここまでにして、本題にもどろう、という意味です。使いどき 横道の話をやめて、本題に戻ること。むだ話をやめて、本筋に戻ることです。使い方 話がそれたあとで、本筋にもどすときに使います。「閑話休題。ここから本題に入ります。」「閑話休題、と書いて話をもどした。」気をつけること 「ここから雑談にしよう」という意味ではありません。反対です。にた言葉 さて 空理空論(くうりくうろん)現実に合わない、役に立たない理屈のことです。使いどき やってみないと分からないことを、机の上だけで話すこと。実際には役に立たない、理屈だけの話です。使い方 実際に使えない議論について使います。「空理空論にならないよう、まず試してみた。」「空理空論を並べても人は動かない。」にた言葉 机上の空論・絵に描いた餅 問答無用(もんどうむよう)話し合っても意味がないので、やめようという意味です。使いどき 話し合っても、意味がないということ。議論する必要がないことです。使い方 議論を打ち切るときに使います。「問答無用ではなく、まず理由を聞くことにした。」「問答無用と言われて、話がそこで止まった。」気をつけること 話し合いを打ち切る強い言い方です。使われた側は納得しにくくなります。にた言葉 有無を言わせず

ことわざ(21語)

後の祭り(あとのまつり)時期を過ぎてしまって、いまさらどうにもならないことです。使いどき 売り切れてから買いに行くこと。時機を逃してしまい、いまさらどうにもならないことです。使い方 間に合わなかったときに使います。「申し込みが締め切られていた。後の祭りだ。」「忘れ物に気づいたのは電車の中で、後の祭りだった。」にた言葉 覆水盆に返らず・後悔先に立たず 油を売る(あぶらをうる)仕事の途中でむだ話をして、なまけることです。使いどき おつかいの帰りに公園でおしゃべりして、なかなか帰らないこと。やるべきことをせずに、むだ話をして時間をつぶすことです。使い方 やるべきことをせずに時間をつぶしている人に使います。「買い物の途中で油を売っていて遅くなった。」「そうじ中に油を売っていて、先生に見つかった。」気をつけること 「油を買う」ではありません。「売る」です。 石に灸(いしにきゅう)まったく効き目がないことです。使いどき まったく反応がない相手に、何度も同じことを言うこと。少しも効き目がないことです。使い方 注意しても反応がないときに使います。「何度言っても石に灸だ。」「石に灸のようなもので、話が届いている気がしない。」にた言葉 糠に釘・暖簾に腕押し・豆腐に鎹 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)わずかな時間もむだにしてはいけない、という意味です。使いどき 休み時間の10分も、使い方で変わること。わずかな時間も、軽く見てはいけないという意味です。使い方 時間の使い方について言うときに使います。「待ち時間に単語を五つ覚えた。一寸の光陰軽んずべからずだ。」「一寸の光陰軽んずべからず。五分でもできることはある。」気をつけること 「光陰」は月日、時間のことです。「光」が日、「陰」が月を表します。にた言葉 光陰矢の如し・時は金なり・歳月人を待たず 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)いくら言い聞かせても、まったく効き目がないこと。相手が聞く気がないことのたとえです。使いどき 何度注意しても部屋を片づけない人に、また同じ注意をすること。いくら言っても、相手に伝わらないことです。使い方 何度注意しても伝わらないときに使います。人に向かって直接言うと強い言い方になります。「何度片づけなさいと言っても馬の耳に念仏だ。」「興味のない話をいくらしても馬の耳に念仏で終わる。」気をつけること 「豚に真珠」は「価値がわからない」、「馬の耳に念仏」は「聞く気がない」で、少しちがいます。テストではこの差が問われます。にた言葉 犬に論語・豚に真珠・糠に釘 絵に描いた餅(えにかいたもち)見た目は立派でも、実際には役に立たないものです。使いどき 立てただけで実行しない計画表のこと。見た目はよくても、役に立たないものです。使い方 実行できない計画について使います。「人手が足りないので、その案は絵に描いた餅だ。」「予算がなければ絵に描いた餅だ。」気をつけること 絵の餅は食べられない、というたとえです。にた言葉 机上の空論・畳の上の水練 帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)どちらの用にも合わず、中途半端で役に立たないことです。使いどき 置き場所に困る、中途半端な長さのひものこと。どちらにも使えず、役に立たないことです。使い方 使いみちが決まらないものについて使います。「この長さでは帯に短し襷に長しだ。」「帯に短し襷に長しで、どちらの係にも合わなかった。」気をつけること 「襷」は「たすき」と読みます。 机上の空論(きじょうのくうろん)実際には役に立たない、頭の中だけの考えのことです。使いどき やったことのない計画を、紙の上だけで立てること。実際には役に立たない考えのことです。使い方 現実に合わない計画について使います。「一日十時間という計画は机上の空論だった。」「現場を見ずに立てた案は机上の空論だった。」にた言葉 絵に描いた餅・畳の上の水練 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)長い間の努力が、最後のわずかな手抜きでむだになることです。使いどき あと少しのところで、投げ出してしまうこと。長く続けた努力を、最後のわずかで台無しにすることです。使い方 あと一歩で気をゆるめてはいけない、と言うときに使います。「最後の確認を飛ばして台無しにした。九仞の功を一簣に虧くだ。」「九仞の功を一簣に虧かないよう、最後まで気を抜かない。」気をつけること 「仞」は高さの単位、「簣」は土を運ぶかごのことです。高い山を築くのに、最後の一かごを怠って完成しない、というたとえです。にた言葉 画竜点睛を欠く 匙を投げる(さじをなげる)見こみがないとあきらめることです。使いどき どうにもならないと、あきらめること。見こみがないとして、やめてしまうことです。使い方 手のほどこしようがないときに使います。「直せないと匙を投げた。」「匙を投げる前に、もう一つだけ試してみよう。」 畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)理屈ばかりで、実際の役に立たない練習のことです。使いどき プールに入らずに、部屋で泳ぎ方だけ習うこと。理屈だけで、実際にはできないことです。使い方 やり方だけ覚えて実践していないときに使います。「泳ぎ方の本ばかり読んでも畳の上の水練だ。」「説明を読むだけでは畳の上の水練で終わる。」にた言葉 机上の空論・絵に描いた餅 月夜に提灯(つきよにちょうちん)必要のないもの、むだなもののことです。使いどき 明るい昼間に懐中電灯を持っていくこと。あっても役に立たない、むだなもののことです。使い方 すでに足りているのに用意したときに使います。「明るいのに照明を足した。月夜に提灯だ。」「月夜に提灯にならないよう、必要な分だけ持っていく。」にた言葉 無用の長物 手も足も出ない(てもあしもでない)力の差が大きすぎて、どうすることもできないことです。使いどき 難しすぎて、まったく手がつけられない問題のこと。自分の力ではどうにもならないことです。使い方 まったくかなわないときに使います。「決勝では手も足も出なかった。」「手も足も出ない相手だったが、学ぶことは多かった。」にた言葉 歯が立たない 豆腐に鎹(とうふにかすがい)手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。使いどき 何度注意しても、まったく手ごたえがないこと。力を入れても、少しも効き目がないことです。使い方 意見が通らないときに使います。「何を言っても豆腐に鎹だ。」「豆腐に鎹なので、言い方を変えてみることにした。」気をつけること 「鎹」は木材をつなぐコの字型の釘です。豆腐に打ってもとまりません。にた言葉 糠に釘・暖簾に腕押し・石に灸 時は金なり(ときはかねなり)時間はお金と同じくらい大切だから、むだにしてはいけない、という意味です。使いどき だらだら過ごした1時間は戻ってこないこと。時間はお金と同じくらい大切だという意味です。使い方 時間の使い方について注意するときに使います。「時は金なり。だらだら過ごすのはやめよう。」「待ち時間に単語を覚えた。時は金なりだ。」にた言葉 一寸の光陰軽んずべからず・歳月人を待たず 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)道理の通じない相手には、争っても勝てない、という意味です。使いどき どうにもならない相手には、勝てないこと。道理の通じない相手には、かなわないという意味です。使い方 話し合いにならない相手について使います。「理屈が通じない。泣く子と地頭には勝てぬだ。」「泣く子と地頭には勝てぬので、今日は引きさがった。」気をつけること 「地頭」は「じとう」と読みます。「じあたま」ではありません。にた言葉 長い物には巻かれろ 糠に釘(ぬかにくぎ)何を言っても手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。使いどき 何度注意しても、まったく手ごたえがないとき。力を入れても、少しも効き目がないことです。使い方 注意しても反応がない相手について使います。「何度注意しても糠に釘だ。」「意見を出しても糠に釘で、何も変わらなかった。」気をつけること 「糠」は米をついたときに出る粉です。やわらかいので釘を打っても効きません。にた言葉 暖簾に腕押し・豆腐に鎹・馬の耳に念仏 猫に小判(ねこにこばん)値打ちのあるものでも、それがわからない相手には役に立たない、という意味です。使いどき 妹に、大切な万年筆をあげても落書きに使われてしまうとき。値打ちが分からない人には、よいものも役に立たないという意味です。使い方 良いものが宝の持ち腐れになっているときに使います。「将棋盤をもらったが、ルールを知らないので猫に小判だ。」「使い方を知らない道具をもらっても猫に小判だ。」気をつけること 「小判」は江戸時代のお金です。にた言葉 豚に真珠・犬に論語 昼行灯(ひるあんどん)ぼんやりしていて、役に立たないように見える人のことです。使いどき 昼間にともした行灯のように、目立たず役に立たなく見える人。ぼんやりして見える人のことです。使い方 目立たない人について使われる言い方です。「昼行灯と言われていたが、いざというとき頼りになった。」「昼行灯のようでいて、細かいところをよく見ている。」気をつけること 人をけなす言葉なので、面と向かって使うのは避けてください。 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)価値のあるものを与えても、その値打ちがわからない人には意味がない、という意味です。使いどき 大事にしている図鑑を、興味のない人に貸したとき。値打ちの分からない相手に、よいものを与えても無駄だという意味です。使い方 良いものを、その良さがわからない人に渡してしまったときに使います。「高い万年筆をもらったが、字を書かない私には豚に真珠だ。」「せっかくの図鑑も、開かないままなら豚に真珠だ。」気をつけること 人に向かって言うと、その人を見下すことになります。自分について使うのが安全です。「馬の耳に念仏」は「聞く気がない」で、少しちがいます。にた言葉 猫に小判・犬に論語 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)いちばん大事な部分が抜けていて、意味がなくなっていることです。使いどき 自由研究の模型を作ったのに、考察を書いていないこと。いちばん大事な仕上げが抜けていることです。使い方 形はできているが中身がないときに使います。「表紙は立派だが中身が薄い。仏作って魂入れずだ。」「道具はそろえたが練習しない。仏作って魂入れずだ。」気をつけること 「画竜点睛を欠く」とほぼ同じ意味です。二つセットで覚えます。にた言葉 画竜点睛を欠く

慣用句(7語)

首が回らない(くびがまわらない)借金などが多くて、どうにもならないことです。使いどき 借金が多くて、やりくりできないこと。返す当てがなく、苦しいことです。使い方 お金のやりくりが苦しいときに使います。「行事が重なって、会計は首が回らない状態だった。」「首が回らなくなる前に、計画を見直した。」気をつけること いそがしいという意味ではありません。お金の話です。にた言葉 火の車 取り越し苦労(とりこしぐろう)先のことを心配しすぎて、むだに悩むことです。使いどき 先のことを、心配しすぎること。しなくてよい心配のことです。使い方 起きていないことを心配するときに使います。「雨の心配は取り越し苦労だった。」「取り越し苦労だと分かっていても、気になってしまう。」気をつけること 心配すること自体が悪いのではありません。備えにつながる心配は、取り越し苦労ではありません。にた言葉 杞憂 抜き差しならない(ぬきさしならない)身動きが取れず、どうにもならないことです。使いどき どうにも動きが取れないこと。逃げ場がないことです。使い方 切羽つまったときに使います。「抜き差しならない場面で、先生が助けてくれた。」「抜き差しならなくなる前に、相談しておく。」気をつけること とても強い言い方です。ふだんの困りごとには使いません。にた言葉 のっぴきならない のれんに腕押し(のれんにうでおし)手ごたえがまったくないことです。使いどき まったく手ごたえがないこと。力を入れても、効き目がないことです。使い方 反応がないときに使います。「何度たのんでも、のれんに腕押しだった。」「のれんに腕押しに感じたら、たのみ方を変えてみる。」気をつけること 相手が悪い、と決めつける言葉ではありません。手ごたえがない状態を表します。にた言葉 ぬかに釘・豆腐にかすがい 棒に振る(ぼうにふる)それまでの努力や機会を、むだにしてしまうことです。使いどき 積み重ねてきたものを、むだにすること。努力を台なしにすることです。使い方 台なしにしたときに使います。「けがで一年を棒に振った。」「棒に振ったと思っても、残っているものはある。」気をつけること 本人のせいとはかぎりません。責める言葉として使わないほうがよい語です。にた言葉 台無しにする 元の木阿弥(もとのもくあみ)せっかくよくなったのに、また元の状態にもどってしまうことです。使いどき よくなったものが、また元の悪い状態に戻ること。苦労が無駄になることです。使い方 苦労が水の泡になったときに使います。「途中でやめたら元の木阿弥だ。」「元の木阿弥にならないよう、続けやすい形にした。」気をつけること 「元の黙阿弥」と書くのはまちがいです。人の名前の「木阿弥」です。にた言葉 水の泡 湯水のように使う(ゆみずのようにつかう)お金などを、惜しまずどんどん使うことです。使いどき お金を、惜しまずどんどん使うこと。むだづかいすることです。使い方 むだづかいについて使います。「紙を湯水のように使わないよう、裏面も使った。」「湯水のように使えるものは、そう多くない。」気をつけること ほめ言葉ではありません。水が貴重な場所では、たとえ自体が通じにくい言い方でもあります。にた言葉 浪費

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ むだ・意味がない
めあて むだ・意味がないのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

ちょうどよい・かんぺき18語変わる・新しい33語有名・評判23語用心する・気をつける27語知る・わかる・気づく29語人それぞれ・ちがい14語ほどほど・やりすぎ14語はじまりと終わり51語見た目と中身26語運・めぐりあわせ23語集中する19語くり返し・習慣32語

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