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見た目と中身のことわざ・慣用句26語
自主学習ノート1ページ分のネタ

見かけと、ほんとうの中身がちがうことをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(12語)

頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)悪いところの一部だけを隠して、全部隠したつもりになっていること。かえって目立っている様子です。使いどき ゲーム機を布団の下に隠したのに、コードが出ているとき。悪いところの一部だけを隠して、全部隠したつもりでいることです。使い方 かくしごとがばれているのに、本人だけ気づいていないときに使います。「宿題を後ろに隠したが、机から半分出ていた。頭隠して尻隠さずだ。」「言いわけを重ねるほど、頭隠して尻隠さずになる。」 色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)肌の色が白いと、多少の欠点は目立たなくなる、という意味です。使いどき 見た目の一部で、他の欠点が目立たなくなること。色白であれば、多少の欠点は隠れるという意味です。使い方 昔から使われてきた言い回しで、見た目の話をするときに出てきます。「色の白いは七難隠すと言うが、健康がいちばんだ。」「昔から色の白いは七難隠すと言われてきた。」気をつけること 見た目で人を評価する言い方なので、人に向けて使うのは避けたほうがよい言葉です。意味を知っておくにとどめてください。 絵に描いた餅(えにかいたもち)見た目は立派でも、実際には役に立たないものです。使いどき 立てただけで実行しない計画表のこと。見た目はよくても、役に立たないものです。使い方 実行できない計画について使います。「人手が足りないので、その案は絵に描いた餅だ。」「予算がなければ絵に描いた餅だ。」気をつけること 絵の餅は食べられない、というたとえです。にた言葉 机上の空論・畳の上の水練 砂上の楼閣(さじょうのろうかく)土台がしっかりしていないため、すぐにこわれてしまうもののことです。使いどき 土台のない計画のこと。見た目は立派でも、基礎がないので長続きしないものです。使い方 基礎ができていない計画について使います。「基礎を飛ばした応用は砂上の楼閣だ。」「砂上の楼閣にならないよう、まず土台からやり直した。」気をつけること 「楼閣」は高い建物のことです。砂の上に建てた建物はすぐくずれる、というたとえです。にた言葉 机上の空論・絵に描いた餅 猿真似(さるまね)中身を分からないまま、人のやり方だけをまねることです。使いどき 形だけまねて、中身が分かっていないこと。よく考えずに、うわべだけまねることです。使い方 形だけまねている人について使います。「やり方だけまねても猿真似で終わる。」「猿真似にならないよう、なぜそうするのかを聞いた。」気をつけること 人に向けて言うと失礼になります。 月とすっぽん(つきとすっぽん)形は似ていても、値打ちにとても大きな差があることです。使いどき 同じ丸い形でも、月とすっぽんではくらべものにならないこと。見た目は似ていても、値打ちがまったく違うことです。使い方 二つのものを比べて、差が大きいときに使います。「同じカメラでも、あれとこれでは月とすっぽんだ。」「去年の自分と今の自分では月とすっぽんだ。」にた言葉 提灯に釣り鐘・雲泥の差 名は体を表す(なはたいをあらわす)名前は、そのものの中身をよく表している、という意味です。使いどき 「はやぶさ」という名前の電車が、実際に速いこと。名前は、そのものの中身をよく表しているという意味です。使い方 名前とその中身が合っていると感じたときに使います。「見晴らし公園は名は体を表すで、本当に見晴らしがよかった。」「名は体を表すというから、名づけは大事だ。」気をつけること 「体」は「たい」と読みます。 名を捨てて実を取る(なをすててじつをとる)見た目の名誉より、実際の利益を選ぶことです。使いどき 部長の役をゆずって、自分は好きな作業に集中すること。名誉より、実際の利益を選ぶことです。使い方 形式より中身を選ぶときに使います。「肩書きより中身を選んだ。名を捨てて実を取るだ。」「名を捨てて実を取り、地味だが確実な方法にした。」 花より団子(はなよりだんご)見た目の美しさより、実際に役に立つもののほうがよい、という意味です。使いどき 遠足で、景色よりお弁当が楽しみなこと。見て楽しむものより、実際に役に立つもののほうがよい、という意味です。使い方 見た目や雰囲気より中身を選ぶ人について使います。からかい半分で使われることもあります。「お花見に行ったのに、ずっとお弁当を食べていた。花より団子だね。」「見た目より使いやすさで選んだ。花より団子だ。」にた言葉 色気より食い気 人は見かけによらぬもの(ひとはみかけによらぬもの)人の中身は、外見からは判断できない、という意味です。使いどき おとなしそうな子が、実は空手の全国大会に出ていたとき。見た目だけでは中身は分からない、という意味です。使い方 意外な一面を知ったときに使います。「静かな人だと思っていたが、大会で優勝した。人は見かけによらぬものだ。」「こわそうに見えた人がいちばん親切だった。人は見かけによらぬものだ。」 惚れた欲目(ほれたよくめ)好きな相手を、実際より良く見てしまうことです。使いどき 自分の作品だけ、やたらとよく見えること。好きなものを、実際よりよく見てしまうことです。使い方 身びいきの見方について使います。「うちの子がいちばん上手に見える。惚れた欲目だ。」「惚れた欲目かもしれないので、先生にも見てもらった。」気をつけること 「欲目」は自分に都合よく見る見方、という意味です。にた言葉 恋は盲目・痘痕も靨 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)本を読んで知識はあっても、その教えを実行できていないことです。使いどき 教科書を読んだのに、その通りに行動できないこと。本の中身を知っていても、実行できていないことです。使い方 知識だけの人について使います。「本は読んだが実行していない。論語読みの論語知らずだ。」「論語読みの論語知らずにならないよう、一つだけやってみた。」気をつけること 「論語」は孔子の言葉を記した書物のことです。にた言葉 机上の空論

四字熟語(12語)

有象無象(うぞうむぞう)数ばかり多くて、中身のはっきりしないものの集まりのことです。使いどき 数だけ多くて、中身のないもののこと。たくさんいるが、取るに足りないものです。使い方 雑多に集まっているものについて使います。人に向けて使うと失礼になります。「有象無象の情報の中から、公式のものだけを選んだ。」「有象無象という言い方は、人には使わないようにしている。」気をつけること 人を指して使うと、相手を下げる言い方になります。ものや情報について使うのが安全です。にた言葉 烏合の衆 外柔内剛(がいじゅうないごう)見た目はやわらかいが、心はしんが強いことです。使いどき やさしそうに見えて、芯が強い人のこと。外はやわらかく、内は強いことです。使い方 おだやかだが芯のある人について使います。「外柔内剛の人で、大事なところは譲らない。」「外柔内剛でありたいと思う。」 誇大宣伝(こだいせんでん)実際よりも大げさに伝える宣伝のことです。使いどき 実際より、大げさに宣伝すること。おおげさに、言いふらすことです。使い方 広告の見方を学ぶときに使います。「誇大宣伝にだまされないよう、原材料を見た。」「誇大宣伝は法律で制限されていると習った。」気をつけること 広告のうたい文句には決まりがあります。おかしいと感じたら、公式の表示を確かめる習慣が役に立ちます。にた言葉 羊頭狗肉 誇大妄想(こだいもうそう)実際よりも自分を大きく考えてしまうことです。使いどき 実際より、ずっと大きく思いこむこと。自分を実際以上に、大きく考えることです。使い方 計画があまりに大きすぎるときなどに、自分をふり返る言葉として使います。人を決めつける言い方には向きません。「一年で世界一になる計画は、さすがに誇大妄想だった。」「誇大妄想にならないよう、まず一歩目を決めた。」気をつけること 人に向けて使うと、強い決めつけになります。自分のことをふり返るときに使うのが安全です。にた言葉 大言壮語 大同小異(だいどうしょうい)だいたい同じで、細かいところだけちがうことです。使いどき どの班の案も、細かい違いはあるが中身は同じこと。少し違うが、だいたい同じであることです。使い方 ほとんど差がないときに使います。「どの案も大同小異だった。」「大同小異なので、決め方を先に決めた。」にた言葉 五十歩百歩・どんぐりの背比べ 朝三暮四(ちょうさんぼし)目先のちがいにとらわれて、結果が同じであることに気づかないことです。使いどき 見かけの数だけ変えて、中身は同じにすること。目先の違いにごまかされることです。使い方 見かけの差にごまかされているときに使います。「順番を変えただけで喜んでいる。朝三暮四だ。」「朝三暮四にならないよう、合計で考えることにした。」気をつけること 「言うことがころころ変わる」という意味で使われることもありますが、本来は上の意味です。 同工異曲(どうこういきょく)見た目はちがっても、中身はだいたい同じ、という意味です。使いどき 見かけは違うが、中身は同じであること。手法は同じで、見せ方だけがちがうことです。使い方 似たようなものが並んでいるときに使います。「各社の案は同工異曲だった。」「題名はちがうが同工異曲の作品だ。」気をつけること いまは「どれも似たりよったり」という、少し残念な意味で使われることが多い語です。もとの意味と変わっています。にた言葉 大同小異 内柔外剛(ないじゅうがいごう)内はやさしいのに、外に対しては強く見せることです。使いどき 見た目は強そうでも、中は気が弱いこと。外は強く見え、内はやわらかいことです。使い方 見た目と中身がちがう人について使います。「内柔外剛の人で、こわそうに見えて実はやさしい。」「外柔内剛の反対が内柔外剛だと習った。」気をつけること 「外柔内剛」と入れかえるまちがいがとても多い語です。どちらが外でどちらが内かを確かめます。 美辞麗句(びじれいく)うわべだけ美しくかざった言葉のことです。使いどき 見た目はきれいだが、中身のない言葉のこと。美しくかざっただけの言葉です。使い方 中身のともなわない言い方について使います。「美辞麗句をならべるより、事実を一つ書いた。」「美辞麗句にまどわされないようにする。」気をつけること ほめ言葉ではありません。中身がない点が中心です。にた言葉 空理空論 面目一新(めんもくいっしん)見た目や中身が、すっかり新しくなることです。使いどき やり方を変えて、見ちがえるようにすること。すっかり新しくなることです。使い方 作りかえたときに使います。「校舎が面目一新した。」「面目一新とはいかないが、ずいぶん見やすくなった。」気をつけること 読み方は「めんもく」でも「めんぼく」でもよいとされています。にた言葉 刷新 有名無実(ゆうめいむじつ)名前だけは立派だが、中身がともなっていないことです。使いどき 名前だけあって、中身がともなわないこと。名ばかりで、実際がないことです。使い方 決まりや役職が、実際には働いていないときに使います。「月一回の会は開かれず、有名無実になっていた。」「有名無実の規則を見直すことになった。」気をつけること 「有名な人」の「有名」とは意味がちがいます。ここでの「名」は名前・名目のことです。にた言葉 羊頭狗肉・看板倒れ 羊頭狗肉(ようとうくにく)看板と中身がちがうことです。立派に見せて、実際はそうでないことをいいます。使いどき 看板と中身がちがうこと。見かけは立派でも、中身がともなわないことです。使い方 宣伝と中身が合っていないときに使います。「大特集とあったが二ページで、羊頭狗肉だった。」「羊頭狗肉にならないよう、書けることだけを書いた。」気をつけること 読み方は「ようとうくにく」です。「くじく」ではありません。にた言葉 有名無実・看板倒れ

慣用句(2語)

骨抜きになる(ほねぬきになる)大事な部分が取りのぞかれて、意味がうすくなることです。使いどき 大事な部分を、抜き取られること。中身がなくなることです。使い方 計画や決まりが弱まったときに使います。「いくつも例外を入れたら、決まりが骨抜きになった。」「骨抜きにしないよう、ゆずれない点を先に決めた。」気をつけること 「骨が折れる」は大変なことです。字がにていますが意味がちがいます。にた言葉 形だけ 実がある(みがある)口先だけでなく、まごころがこもっていることです。使いどき 中身があって、誠実であること。実がともなっていることです。使い方 誠実さについて使います。「実のある言葉は、短くても残る。」「実がある人だと、まわりが自然に分かる。」気をつけること 「実がない」は、中身がないことです。あわせて覚えると便利です。にた言葉 誠実

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ 見た目と中身
めあて 見た目と中身のときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

運・めぐりあわせ23語集中する19語くり返し・習慣32語役に立つ・立たない29語いきものが出てくる78語自然のものが出てくる132語食べものが出てくる61語学ぶ・本35語がんばる・努力36語しっぱい・まちがい47語じょうず・名人64語へた・にがて28語

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