ホームことば大辞典場面から引く › ほどほど・やりすぎ

ほどほど・やりすぎのことわざ・慣用句14語
自主学習ノート1ページ分のネタ

やりすぎないこと、ちょうどよい加減であることをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(7語)

暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)きびしい暑さも寒さも、彼岸のころには和らぐ、という意味です。使いどき 9月の彼岸を過ぎると、朝が涼しくなること。暑さも寒さも、お彼岸のころには落ち着くという意味です。使い方 季節の変わり目に使います。「まだ暑いが、暑さ寒さも彼岸まで。」「もう少しの辛抱だ。暑さ寒さも彼岸まで。」 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)遠慮しすぎると、かえって連絡が途絶えて失礼になる、という意味です。使いどき 遠慮しすぎて連絡しないと、かえって疎遠になること。遠慮も度が過ぎると、失礼になるという意味です。使い方 連絡をためらっている人に使います。「遠慮は無沙汰というから、一言だけ伝えておいた。」「連絡しないほうが失礼だ。遠慮は無沙汰だ。」 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)よいものでも、度を越すと害になる、という意味です。使いどき サプリを飲みすぎて、おなかを壊すこと。よいものでも、度を越すと害になるという意味です。使い方 やりすぎている人に使います。「運動も薬も過ぎれば毒となる。休む日をつくろう。」「薬も過ぎれば毒となるから、ほめすぎもよくない。」気をつけること 「過ぎれば」は、度を越せばという意味です。にた言葉 過ぎたるは猶及ばざるが如し 光陰矢の如し(こういんやのごとし)月日がたつのは、矢が飛ぶように速い、という意味です。使いどき 夏休みが始まったと思ったら、もう終わりが近いとき。月日の過ぎるのが、矢のように速いという意味です。使い方 時間があっという間に過ぎたと感じたときに使います。「入学したばかりと思っていたのに、もう六年生だ。光陰矢の如しとはこのことだ。」「光陰矢の如し。夏休みはあと三日しかない。」にた言葉 歳月人を待たず・一寸の光陰軽んずべからず 過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)やりすぎることは、足りないことと同じくらいよくない、という意味です。使いどき 水をやりすぎて枯らしてしまった植物のこと。やりすぎは、足りないのと同じくらいよくないという意味です。使い方 熱心すぎて行きすぎている人に使います。「練習も過ぎたるは猶及ばざるが如しで、休むのも大事だ。」「念入りすぎて時間切れになった。過ぎたるは猶及ばざるが如しだ。」気をつけること 「やりすぎのほうがまし」という意味ではありません。やりすぎも足りないのも同じくらいよくない、という意味です。 喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)苦しいことも、過ぎてしまえば忘れてしまう、という意味です。使いどき テストが終わったとたん、勉強すると決めた気持ちを忘れること。苦しさが過ぎると、その苦しさを忘れてしまうという意味です。使い方 同じ失敗をくり返している人に使います。「去年も同じことを言った。喉元過ぎれば熱さを忘れるだ。」「治ったとたんに夜ふかしを始めた。喉元過ぎれば熱さを忘れるだ。」 歯止めをかける(はどめをかける)勢いを止めて、これ以上進まないようにすることです。使いどき 使いすぎないよう、時間を決めること。行きすぎないように、おさえることです。使い方 悪い流れを止めるときに使います。「むだづかいに歯止めをかけた。」「人口の減少に歯止めをかける取り組みが進んでいる。」

四字熟語(2語)

遠慮会釈(えんりょえしゃく)相手の気持ちを考えて、ひかえめにすることです。使いどき 遠慮も気づかいも、まったくないこと。相手への思いやりがないことです。使い方 ふつうは「遠慮会釈もない」と打ち消しの形で使います。「遠慮会釈もなく割りこんできた。」「遠慮会釈のない言い方に、みんながおどろいた。」気をつけること ふつうは打ち消しの形で使い、ひかえめさがまったくない、という意味になります。 暴飲暴食(ぼういんぼうしょく)度をこして飲んだり食べたりすることです。使いどき 食べすぎ、飲みすぎのこと。度を越して飲み食いすることです。使い方 食べすぎ飲みすぎを気をつけようと言うときに使います。「連休は暴飲暴食にならないよう気をつけた。」「暴飲暴食をさけて、いつもの時間に食べた。」気をつけること 食べることを勝ち負けや責める言い方にしないよう、気をつけたい言葉です。量の話に限って使います。

慣用句(5語)

さじ加減(さじかげん)ちょうどよい程度に調節することです。使いどき ちょうどよい加減にすること。手加減のことです。使い方 力の入れ方や量の調整に使います。「味つけのさじ加減がむずかしい。」「注意のさじ加減を先生に相談した。」気をつけること 料理だけの言葉ではありません。人への接し方にも使います。にた言葉 ほどあい 手心を加える(てごころをくわえる)きびしくしすぎないよう、ほどよく手加減することです。使いどき 厳しくしすぎないように、加減すること。手加減することです。使い方 加減するときに使います。「下級生には手心を加えて、ゆっくり投げた。」「手心を加えるのが、いつもよいとはかぎらない。」気をつけること 相手のためになるかどうかは、場面によります。真けんな勝負では失礼になることもあります。にた言葉 手加減する 峠を越す(とうげをこす)いちばん大変なところを過ぎることです。使いどき いちばん大変なところを、乗りこえること。危機を過ぎることです。使い方 仕事や病気が、山場を過ぎたときに使います。「準備は峠を越した。」「かぜは峠を越したようだ。」気をつけること 「終わった」という意味ではありません。いちばん大変なところが過ぎた、が中心です。にた言葉 山を越す 度が過ぎる(どがすぎる)ほどよい程度を、こえてしまうことです。使いどき やりすぎること。程度をこえることです。使い方 やりすぎたときに使います。「冗談も度が過ぎると、笑えなくなる。」「度が過ぎる前に、自分で止められるとよい。」気をつけること その行い自体が悪いとはかぎりません。度をこえた点が中心です。にた言葉 行き過ぎる 山を越す(やまをこす)いちばん大変なところを、過ぎることです。使いどき いちばん大変なところを、乗りこえること。峠を越すことです。使い方 山場を過ぎたときに使います。「準備は山を越した。」「山を越しても、最後の片づけが残っている。」気をつけること 「峠を越す」とほぼ同じ意味です。にた言葉 峠を越す

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ ほどほど・やりすぎ
めあて ほどほど・やりすぎのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

学年べつの自学ネタ一覧(ことば以外も)→ 自主学習ノートの書き方(4部構成)→ 読書感想文の書き方(同じ言い方ばかりになるとき)→

ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

はじまりと終わり51語見た目と中身26語運・めぐりあわせ23語集中する19語くり返し・習慣32語役に立つ・立たない29語いきものが出てくる78語自然のものが出てくる132語食べものが出てくる61語学ぶ・本35語がんばる・努力36語しっぱい・まちがい47語

ここから先に進む

📚 ことば大辞典の一覧(ことわざ・四字熟語・慣用句)→ 🔁 子どもの言葉から引く言いかえ辞典(やばい・ふつう)→ ⏱️ その慣用句、その場面で合っていますか → ✍️ 漢字1026字の書き順・読み方 → 🖨️ 小学生の無料プリント →