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用心する・気をつけるのことわざ・慣用句27語
自主学習ノート1ページ分のネタ

油断せずに気をつけること、用心することをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

慣用句(7語)

足をすくわれる(あしをすくわれる)油断しているところを、思いがけずやられてしまうことです。使いどき 油断していて、思わぬ失敗をすること。「足元をすくわれる」は本来は誤りです。使い方 気をぬいたときの失敗について使います。「予選だと油断して、足をすくわれた。」「足をすくわれないよう、最後まで気を抜かなかった。」気をつけること 「足元をすくわれる」と言う人が多い語ですが、もとの言い方は「足をすくわれる」です。にた言葉 寝首をかかれる 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)すばやく、ぬけ目なく利益を取ることです。使いどき 油断できないほど、すばやくずるいこと。抜け目がないことです。使い方 油断できない世の中のようすに使います。「生き馬の目を抜くような世界だ、と聞いた。」「生き馬の目を抜く必要はないが、締め切りは守る。」気をつけること ほめ言葉ではありません。きびしい世界を表す言い方です。にた言葉 油断も隙もない 気に留める(きにとめる)心に留めて、忘れずにいることです。使いどき 心にとどめて、忘れないこと。注意して覚えておくことです。使い方 覚えておくときに使います。「先生の一言を気に留めていた。」「気に留めておくと、あとで役に立つことがある。」気をつけること 「気に病む」は心配しすぎることです。別の言葉です。にた言葉 心に留める 気を配る(きをくばる)まわりのことに、細かく注意を向けることです。使いどき みんなが困っていないか、気をつけて見ること。細かく気をつかうことです。使い方 心づかいについて使います。「低学年に気を配りながら並ばせた。」「気を配ると、つかれるが見えるものが増える。」気をつけること 「気を回す」は考えすぎることもあります。少しちがいます。にた言葉 気が回る 眉唾(まゆつば)本当かどうか、あやしいもののことです。使いどき だまされないよう、用心が必要なこと。あやしくて、信じられないことです。使い方 うのみにできない話について使います。「その効果の話は眉唾だと思う。」「眉唾かどうか、公式の発表で確かめた。」気をつけること 「うそだ」と断定する言葉ではありません。「あやしい、確かめたほうがよい」が中心です。にた言葉 うさんくさい 眉に唾をつける(まゆにつばをつける)だまされないように、用心することです。使いどき だまされないように、用心すること。あやしいと思って警戒することです。使い方 あやしい話に接したときに使います。「うますぎる話には眉に唾をつけて聞く。」「眉に唾をつけて、出どころを確かめた。」気をつけること 「うそだと決めつける」ではありません。用心して確かめる、が中心です。にた言葉 眉唾 耳をそばだてる(みみをそばだてる)聞きのがすまいと、注意して聞くことです。使いどき 聞き取ろうとして、耳を澄ますこと。注意して聞くことです。使い方 集中して聞くときに使います。「小さな物音に耳をそばだてた。」「耳をそばだてても、風の音しか聞こえなかった。」気をつけること こっそり聞くという意味だけではありません。集中して聞くこと全体に使います。にた言葉 聞き耳を立てる

ことわざ(17語)

羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)一度の失敗にこりて、必要以上に用心しすぎることです。使いどき 一度転んだから、その後ずっと走るのをやめてしまうこと。一度の失敗にこりて、必要以上に用心することです。使い方 慎重すぎる人について使います。「一度転んでから走らなくなった。羹に懲りて膾を吹くだ。」「一度失敗しただけで全部やめてしまうのは、羹に懲りて膾を吹くだ。」 蟻の一穴(ありのいっけつ)わずかな油断や小さな欠点から、全体がこわれてしまうことです。使いどき 小さな穴から、大きな堤防が壊れること。わずかな油断が、大きな失敗につながるという意味です。使い方 小さな問題を軽く見てはいけない、と言うときに使います。「小さな入力ミスで全部やり直しになった。蟻の一穴だ。」「蟻の一穴というから、小さな不具合も直しておこう。」にた言葉 千丈の堤も蟻の一穴から 石橋を叩いても渡らない(いしばしをたたいてもわたらない)用心しすぎて、結局は何もしないことです。使いどき 用心しすぎて、結局やらないこと。慎重すぎて、行動できないことです。使い方 慎重すぎる人について使います。「調べるだけ調べて申しこまなかった。石橋を叩いても渡らないだ。」「石橋を叩いても渡らないままでは、何も始まらない。」気をつけること 「石橋を叩いて渡る」は用心深いこと、「叩いても渡らない」は慎重すぎることで、意味がちがいます。 石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)とても用心深く、確かめてから行動することです。使いどき 持ち物を家で3回たしかめてから出かけること。用心のうえにも用心を重ねることです。使い方 失敗しないように、念入りに確認してから進む人について使います。ほめる意味でも、慎重すぎるとからかう意味でも使われます。「提出前に三回見直した。石橋を叩いて渡る性格なので時間はかかる。」「石橋を叩いて渡るくらいでちょうどいい、と父は言う。」気をつけること 「石橋を叩いても渡らない」と言うと、慎重すぎて結局やらない、という意味に変わります。にた言葉 念には念を入れよ・転ばぬ先の杖・用心に越したことはない 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)いくら言い聞かせても、まったく効き目がないこと。相手が聞く気がないことのたとえです。使いどき 何度注意しても部屋を片づけない人に、また同じ注意をすること。いくら言っても、相手に伝わらないことです。使い方 何度注意しても伝わらないときに使います。人に向かって直接言うと強い言い方になります。「何度片づけなさいと言っても馬の耳に念仏だ。」「興味のない話をいくらしても馬の耳に念仏で終わる。」気をつけること 「豚に真珠」は「価値がわからない」、「馬の耳に念仏」は「聞く気がない」で、少しちがいます。テストではこの差が問われます。にた言葉 犬に論語・豚に真珠・糠に釘 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)勝ったあとこそ、気をゆるめずに用心しなさい、という意味です。使いどき 試合に勝った日ほど、片づけをきちんとすること。うまくいったときこそ、気をひきしめよという意味です。使い方 良い結果が出たあとの心構えとして使います。「一回戦は勝ったが、勝って兜の緒を締めよだ。」「良い結果が出たときこそ、勝って兜の緒を締めよだ。」気をつけること 「緒」は兜をとめるひものことです。「お」と読みます。にた言葉 油断大敵 瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)うたがわれるようなことは、はじめからしない、という意味です。使いどき 人の物が置いてある場所で、かがまないようにすること。疑われる行いを避けるという意味です。使い方 誤解を招く行いをさけるときに使います。「人の机の近くでは荷物を置かない。瓜田に履を納れずだ。」「誤解されそうな場所は避けた。瓜田に履を納れずだ。」気をつけること 「李下に冠を正さず」と対になっている言葉です。二つセットで覚えます。にた言葉 李下に冠を正さず 釘を刺す(くぎをさす)あとで問題にならないよう、前もって注意しておくことです。使いどき 約束を破らないよう、もう一度言っておくこと。あとで問題にならないよう、前もって強く念を押すことです。使い方 念を押すときに使います。「遅れないように釘を刺しておいた。」「釘を刺しておいたので、当日は問題なかった。」にた言葉 念には念を入れよ 触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)関わらなければ、面倒なことに巻きこまれない、という意味です。使いどき もめている話に、口を出さないでおくこと。関わらなければ、面倒に巻きこまれないという意味です。使い方 めんどうな話に近づかないでおこうと言うときに使います。「口をはさむのはやめた。触らぬ神に祟りなしだ。」「その話題には入らないでおいた。触らぬ神に祟りなしだ。」気をつけること 「祟り」はわざわい、ばちのことです。にた言葉 君子危うきに近寄らず 千丈の堤も蟻の一穴から(せんじょうのつつみもありのいっけつから)どんなに大きなものでも、わずかな油断からこわれる、という意味です。使いどき 小さな油断が、大きな失敗になること。長い堤防も、蟻の小さな穴から崩れるという意味です。使い方 小さな問題を軽く見ないよう言うときに使います。「小さな不具合を放っておいたら止まった。千丈の堤も蟻の一穴からだ。」「千丈の堤も蟻の一穴から。気づいたその日に直しておこう。」にた言葉 蟻の一穴・小事は大事 大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)大きなことを成しとげるためには、小さなことにこだわらず切り捨てるべきだ、という意味です。使いどき 大会の前に、小さなけがを軽く見ないこと。大きなことの前では、小さなことにも気をつけよという意味です。使い方 大きな目標のために優先順位をつけるときに使います。「今週は他をやめて一つに絞る。大事の前の小事だ。」「大事の前の小事と考えて、細かい直しは後回しにした。」気をつけること 使われ方が二通りあるので、文脈で判断する必要があります。 豆腐に鎹(とうふにかすがい)手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。使いどき 何度注意しても、まったく手ごたえがないこと。力を入れても、少しも効き目がないことです。使い方 意見が通らないときに使います。「何を言っても豆腐に鎹だ。」「豆腐に鎹なので、言い方を変えてみることにした。」気をつけること 「鎹」は木材をつなぐコの字型の釘です。豆腐に打ってもとまりません。にた言葉 糠に釘・暖簾に腕押し・石に灸 糠に釘(ぬかにくぎ)何を言っても手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。使いどき 何度注意しても、まったく手ごたえがないとき。力を入れても、少しも効き目がないことです。使い方 注意しても反応がない相手について使います。「何度注意しても糠に釘だ。」「意見を出しても糠に釘で、何も変わらなかった。」気をつけること 「糠」は米をついたときに出る粉です。やわらかいので釘を打っても効きません。にた言葉 暖簾に腕押し・豆腐に鎹・馬の耳に念仏 念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)注意した上に、さらに注意しなさい、という意味です。使いどき 提出前に、名前と日付をもう一度確かめること。念のうえにも念を入れて、確かめよという意味です。使い方 確認をもう一度うながすときに使います。「名前も書いたか。念には念を入れよだ。」「念には念を入れよで、前の日に持ち物を並べた。」気をつけること 「念」は、注意する気持ちのことです。にた言葉 転ばぬ先の杖・備えあれば憂いなし・用心に越したことはない 油断も隙もない(ゆだんもすきもない)少しも気をゆるめられない、という意味です。使いどき 少しでも目を離すと、いたずらされてしまうこと。少しの油断もできないことです。使い方 目を離すとすぐ何かが起きるときに使います。「目を離すと持っていかれる。油断も隙もない。」「油断も隙もないので、荷物は膝の上に置いた。」にた言葉 油断大敵 用心に越したことはない(ようじんにこしたことはない)用心しておくのがいちばんよい、という意味です。使いどき 晴れていても折りたたみ傘を入れておくこと。用心しておくに越したことはない、という意味です。使い方 念のための備えをするときに使います。「晴れているが傘を入れた。用心に越したことはない。」「用心に越したことはないので、早めに出た。」気をつけること 「越したことはない」は、それ以上によいことはない、という意味です。にた言葉 念には念を入れよ・転ばぬ先の杖 李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)人にうたがわれるような行いは、はじめからしないほうがよい、という意味です。使いどき テスト中に消しゴムを拾おうとして、疑われないようにすること。疑われるようなことは、はじめからしないという意味です。使い方 誤解を招きそうな場面をさけるときに使います。「テスト中に消しゴムを拾うのはやめた。李下に冠を正さずだ。」「人の荷物のそばでは物を拾わない。李下に冠を正さずだ。」気をつけること 「李」はすもものことです。にた言葉 瓜田に履を納れず・君子危うきに近寄らず

四字熟語(3語)

隠忍自重(いんにんじちょう)じっとがまんして、軽々しく動かないことです。使いどき じっと我慢して、軽はずみに動かないこと。こらえて、慎重にすることです。使い方 時機を待つときに使います。「いまは隠忍自重の時期だと決めた。」「隠忍自重ばかりでは、何も変わらないこともある。」気をつけること 何もしないことではありません。時機を待つ、が中心です。にた言葉 熟慮断行 馬耳東風(ばじとうふう)人の意見や忠告を、まったく気にとめないことです。使いどき 何度注意しても、聞き流されること。人の意見を、まったく気にとめないことです。使い方 注意しても聞かないときに使います。「何を言っても馬耳東風だ。」「馬耳東風にならないよう、まず理由から話した。」にた言葉 馬の耳に念仏・糠に釘 油断大敵(ゆだんたいてき)気をゆるめることは、いちばん大きな敵だ、という意味です。使いどき 簡単な問題ほど、見直しをしないでまちがえること。油断は大きな敵だ、という意味です。使い方 うまくいっているときこそ気をつけよう、と言うときに使います。「一問目が簡単でも油断大敵だ。」「残り一問でまちがえた。油断大敵だ。」気をつけること 「大敵」は、いちばん強い敵という意味です。にた言葉 勝って兜の緒を締めよ

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ 用心する・気をつける
めあて 用心する・気をつけるのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

知る・わかる・気づく29語人それぞれ・ちがい14語ほどほど・やりすぎ14語はじまりと終わり51語見た目と中身26語運・めぐりあわせ23語集中する19語くり返し・習慣32語役に立つ・立たない29語いきものが出てくる78語自然のものが出てくる132語食べものが出てくる61語

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