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知る・わかる・気づくのことわざ・慣用句29語
自主学習ノート1ページ分のネタ

ものごとを知ること、わかること、気づくことをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(16語)

足元を見る(あしもとをみる)相手の弱みにつけこむことです。使いどき 相手が困っているのを知って、高い条件を出すこと。相手の弱みにつけこむことです。使い方 不利な立場を利用されたときに使います。「急いでいるのを知って足元を見られた。」「足元を見るような取引はしたくない。」 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)小さな前ぶれから、大きな変化を見抜くことです。使いどき 落ち葉が1枚落ちたのを見て、秋が来たと気づくこと。小さなきざしから、大きな変化を知ることです。使い方 わずかな兆しに気づいた人について使います。「売り上げの数字ひとつで気づいた。一葉落ちて天下の秋を知るだ。」「一人の欠席から不調に気づいた。一葉落ちて天下の秋を知るだ。」 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)少し聞いただけで、全体をすばやく理解できることです。使いどき ヒントを1つ言っただけで、残りを全部解いてしまう子のこと。少し聞いただけで、全体を理解することです。使い方 のみこみの早い人について使います。「一言で全部わかってくれた。一を聞いて十を知るとはこのことだ。」「一を聞いて十を知る人と話すと、説明が短くて助かる。」 一を知って二を知らず(いちをしってにをしらず)一部分だけを知って、その先を分かっていないことです。使いどき 1つのやり方だけ覚えて、応用が利かないこと。一部しか知らず、広がりが分かっていないことです。使い方 理解が浅い状態について使います。「公式は覚えたが使い方が分からない。一を知って二を知らずだ。」「一を知って二を知らずにならないよう、なぜそうなるかまで聞いた。」 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)かくしごとは、どこでだれに聞かれ、見られているかわからない、という意味です。使いどき 内緒話をしていたつもりが、次の日にみんな知っていたとき。どこで誰が聞いているか分からない、という意味です。使い方 人の少ない場所でも、うかつな話をしないよう注意するときに使います。「ここで話すのはやめよう。壁に耳あり障子に目ありだ。」「廊下での立ち話はやめよう。壁に耳あり障子に目ありだ。」にた言葉 人の口に戸は立てられぬ・口は災いの元 釈迦に説法(しゃかにせっぽう)よく知っている人に、その道のことを教えようとする、見当ちがいなことです。使いどき 先生に、その先生の得意な教科の解き方を教えようとすること。よく知っている人に、その人の専門を教えようとするおかしさを言います。使い方 自分が言うのは失礼かもしれない、とへりくだるときに使います。「お医者さんに健康の話をするのは釈迦に説法だ。」「釈迦に説法かもしれませんが、一応お伝えします。」気をつけること 自分に対して使う言葉です。相手に向かって「釈迦に説法だ」と言うと、失礼になることがあります。にた言葉 釈迦に経・孔子に悟道 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)知っているのに、知らないふりをすることです。使いどき 自分がやったのに、知らないふりをすること。知っているのに、知らないふりを通すことです。使い方 そ知らぬふりをしている人について使います。「さっきの話には知らぬ顔の半兵衛を決めこんだ。」「知らぬ顔の半兵衛ではいられないので、一言だけ言った。」 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)同じ仲間なら、その世界のことはよくわかる、という意味です。使いどき ゲームの裏技は、やっている人がいちばん知っていること。同じ仲間のことは、その仲間がよく知っているという意味です。使い方 専門の人が事情に詳しいときに使います。「古い機械のことは、やはり詳しい人が知っていた。蛇の道は蛇だ。」「古い型番のことは詳しい人が知っていた。蛇の道は蛇だ。」気をつけること 「蛇」を「じゃ」と「へび」で読み分けます。にた言葉 餅は餅屋 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)人の好みはさまざまで、他人には理解できないこともある、という意味です。使いどき からいものが苦手な人と、大好きな人がいること。人の好みはそれぞれだ、という意味です。使い方 変わった好みについて、否定せずに言うときに使います。「あの味が好きなんて蓼食う虫も好き好きだ。」「自分が苦手な味を好む人もいる。蓼食う虫も好き好きだ。」気をつけること 「蓼」は辛くて苦い草です。それでも食べる虫がいる、というたとえです。にた言葉 十人十色・人それぞれ 灯台下暗し(とうだいもとくらし)身近なことほど、かえって気づきにくい、という意味です。使いどき 家じゅう探した鍵が、机の上にあったとき。近すぎるものは、かえって気づきにくいという意味です。使い方 探し物が手元にあったときなどに使います。「さんざん探した鍵が机の上にあった。灯台下暗しだ。」「答えは教科書の最初のページにあった。灯台下暗しだ。」気をつけること 海の灯台のことだと思っていると、意味の説明ができません。ここが入試で問われます。 生兵法は大怪我のもと(なまびょうほうはおおけがのもと)中途半端な知識でやると、かえって大きな失敗をする、という意味です。使いどき やり方を少しだけ知って、確かめずにやって失敗すること。中途半端な知識は、かえって危ないという意味です。使い方 少し知っただけで手を出そうとしている人に使います。「自分で直そうとして壊した。生兵法は大怪我のもとだ。」「生兵法は大怪我のもと。ちゃんと習ってからにしよう。」気をつけること 「なまびょうほう」と読みます。 百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)百回聞くより、一回自分の目で見るほうがよくわかる、という意味です。使いどき 工場のしくみを本で読むより、社会科見学で1回見たほうが分かること。人から百回聞くより、自分の目で一度見るほうが確かだ、という意味です。使い方 話だけではわからないことを、実際に見に行こうと言うときに使います。「写真では伝わらない。百聞は一見に如かずで、実際に博物館へ行ってみた。」「百聞は一見に如かず。まず一度、教室を見学させてもらおう。」気をつけること 「如かず」は「およばない」という意味の古い言い方です。にた言葉 論より証拠 故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)昔のことをよく調べて、そこから新しい考え方を見つけることです。使いどき 昔の道具を調べて、いまの工夫に気づくこと。古いことを学んで、新しい考えを得るという意味です。使い方 過去の例から学ぶときに使います。「去年の記録を読み返して改善案を出した。故きを温ねて新しきを知るだ。」「故きを温ねて新しきを知る。古い教科書も役に立つ。」気をつけること 「温故知新」を訓読みにした言い方です。「温ねて」は「たずねて」と読みます。にた言葉 温故知新 故郷は遠きにありて思うもの(ふるさとはとおきにありておもうもの)ふるさとは、離れた場所から思うからこそ美しい、という意味です。使いどき 引っ越してから、前の町のよさに気づくこと。ふるさとは、離れて思うものだという意味です。使い方 ふるさとへの思いを語るときに使います。「離れてみて良さが分かった。故郷は遠きにありて思うものだ。」「故郷は遠きにありて思うものというが、たまには帰りたい。」気をつけること 詩人の室生犀星の詩の一節がもとになっています。にた言葉 隣の芝生は青い 目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)あることをきっかけに、急にものごとがよくわかるようになることです。使いどき ずっと解けなかった問題が、図をかいた瞬間に分かったとき。あることをきっかけに、急によく分かるようになることです。使い方 説明を聞いて突然理解できたときに使います。「この解き方を教わって、目から鱗が落ちた。」「図を一枚見ただけで目から鱗が落ちるように分かった。」気をつけること 「目からうろこ」と略して使われることも多い言い方です。にた言葉 蒙を啓く 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)本を読んで知識はあっても、その教えを実行できていないことです。使いどき 教科書を読んだのに、その通りに行動できないこと。本の中身を知っていても、実行できていないことです。使い方 知識だけの人について使います。「本は読んだが実行していない。論語読みの論語知らずだ。」「論語読みの論語知らずにならないよう、一つだけやってみた。」気をつけること 「論語」は孔子の言葉を記した書物のことです。にた言葉 机上の空論

四字熟語(7語)

安心立命(あんしんりつめい)心を落ち着けて、何が起きても動じないことです。使いどき 心を落ち着けて、動じないこと。天命を知って、心安らかにいることです。使い方 覚ごが決まって落ち着いた状態に使います。「やるだけやったので、安心立命の心境だった。」「安心立命とはいかないが、できることは全部やった。」気をつけること 読み方は「あんしんりつめい」です。「あんじんりゅうめい」と読むこともあります。にた言葉 泰然自若 全知全能(ぜんちぜんのう)すべてを知っていて、何でもできる、という意味です。使いどき すべてを知り、何でもできること。すべての知恵と力を持つことです。使い方 神のような存在を表すときや、そうではないと言うときに使います。「先生も全知全能ではない、と自分で話していた。」「全知全能の存在として描かれている。」気をつけること 人に対して使うと、皮肉に聞こえることがあります。使う場面に注意します。にた言葉 万能 知行合一(ちこうごういつ)知っていることと、実際の行いは、一つでなければならないという考え方です。使いどき 知っていることと、行うことを1つにすること。知識と行動が、一致することです。使い方 知識だけで終わらせない、と言いたいときに使います。「知行合一で、調べたことを一つやってみた。」「知行合一という言葉を歴史で習った。」気をつけること 読み方は「ちこうごういつ」です。「ちぎょう」と読む場合もあります。にた言葉 言行一致 熱願冷諦(ねつがんれいてい)熱心に願いながら、冷静に見きわめることです。使いどき 熱い思いと、冷静な目の両方を持つこと。情熱と冷静さを、あわせ持つことです。使い方 強く望みつつ落ち着いて考えるときに使います。「熱願冷諦で、やりたいことと今できることを分けた。」「熱願冷諦という言葉を知って、気持ちが整理できた。」気をつけること 「あきらめる」の意味ではありません。ここが取りちがえやすい点です。にた言葉 熟慮断行 博覧強記(はくらんきょうき)広く本を読んで、よく覚えていることです。使いどき 本をたくさん読んでいて、よく覚えている人のこと。広く知っていて、よく記憶していることです。使い方 知識の広い人について使います。「博覧強記の人で、何を聞いても答えが返ってくる。」「博覧強記を目指すより、まず一冊を読み切りたい。」にた言葉 博学多才 馬耳東風(ばじとうふう)人の意見や忠告を、まったく気にとめないことです。使いどき 何度注意しても、聞き流されること。人の意見を、まったく気にとめないことです。使い方 注意しても聞かないときに使います。「何を言っても馬耳東風だ。」「馬耳東風にならないよう、まず理由から話した。」にた言葉 馬の耳に念仏・糠に釘 明哲保身(めいてつほしん)かしこく身の処し方を考えて、危ないことをさけることです。使いどき 道理をよく知って、身を安全に保つこと。かしこく身を守ることです。使い方 慎重な身の守り方について使います。「明哲保身ばかりでは、だれも動けなくなる。」「明哲保身のもとの意味を調べた。」気をつけること いまは「自分の身を守ることばかり考える」という悪い意味で使われることが多い語です。もとの意味とちがいます。にた言葉 君子危うきに近寄らず

慣用句(6語)

心得違い(こころえちがい)考えちがいをしていることです。使いどき 思いちがいをしていること。理解のしかたがまちがっていることです。使い方 勘ちがいについて使います。「決まりの心得違いをしていた。」「心得違いに気づいたら、すぐ直せばよい。」気をつけること うっかりミスではなく、そもそも理解がちがう、という点が中心です。にた言葉 勘違い 白を切る(しらをきる)知っているのに、知らないふりをすることです。使いどき やったのに、知らないふりをすること。しらばくれることです。使い方 とぼけるようすについて使います。「白を切らずに、正直に話すことにした。」「白を切っても、すぐに分かってしまう。」気をつけること 読み方は「しらをきる」です。「はくをきる」ではありません。にた言葉 とぼける 耳が早い(みみがはやい)うわさや知らせを、人より早く知ることです。使いどき 新しい話を、だれよりも早く知っていること。うわさを知るのが早いことです。使い方 情報の早さについて使います。「耳が早いね、と言われた。」「耳が早いだけでなく、確かめる習慣も大事だ。」気をつけること 「聞こえがよい」という意味ではありません。知るのが早い、が中心です。にた言葉 情報通 目が利く(めがきく)よいものと、そうでないものを見分ける力があることです。使いどき よい物を、見分ける力があること。見る目があることです。使い方 見る力をほめるときに使います。「古い道具に目が利く人だ。」「目が利くようになるには、たくさん見るしかないと教わった。」気をつけること 視力がよい、という意味ではありません。見分ける力のことです。にた言葉 眼識がある 目を光らせる(めをひからせる)見のがさないように、きびしく見張ることです。使いどき 見のがさないように、よく見張ること。厳しく監視することです。使い方 注意して見るときに使います。「先生が廊下で目を光らせていた。」「目を光らせるより、走らない理由を伝えたほうが早い。」気をつけること 悪いことを前提に見張る言い方なので、使う場面に気をつけます。にた言葉 監視する 我に返る(われにかえる)夢中だった状態から、はっと正気にもどることです。使いどき 夢中の状態から、正気に戻ること。はっと気づくことです。使い方 気づいたときに使います。「チャイムの音で我に返った。」「我に返ってから、時計を見ておどろいた。」気をつけること 反対は「我を忘れる」です。あわせて覚えると便利です。にた言葉 正気にもどる

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ 知る・わかる・気づく
めあて 知る・わかる・気づくのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

人それぞれ・ちがい14語ほどほど・やりすぎ14語はじまりと終わり51語見た目と中身26語運・めぐりあわせ23語集中する19語くり返し・習慣32語役に立つ・立たない29語いきものが出てくる78語自然のものが出てくる132語食べものが出てくる61語学ぶ・本35語

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