ホームことば大辞典場面から引く › くり返し・習慣

くり返し・習慣のことわざ・慣用句32語
自主学習ノート1ページ分のネタ

くり返すこと、身についた習慣についての言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(18語)

朝飯前(あさめしまえ)とても簡単にできることです。使いどき 毎日やっている九九の暗唱のこと。とても簡単にできることです。使い方 たやすい仕事について使います。「この計算なら朝飯前だ。」「片づけくらい朝飯前だと言って引き受けた。」 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)口で言うのは簡単だが、実際にやるのは難しい、という意味です。使いどき 毎日30分勉強すると決めたのに、続かないこと。言うのは簡単でも、実行するのは難しいという意味です。使い方 計画だけ立派なときに使います。「毎日一時間と決めたが、言うは易く行うは難しだ。」「続けると決めたが、言うは易く行うは難しだった。」気をつけること 「易し」は「やすし」、「難し」は「かたし」と読みます。にた言葉 机上の空論・絵に描いた餅 苦あれば楽あり(くあればらくあり)苦しいことのあとには、楽しいことがある、という意味です。使いどき 毎日の練習は苦しくても、試合で走れると楽しいこと。苦しいことのあとには、楽しいことがあるという意味です。使い方 つらい時期にいる人をはげますときに使います。「いまは苦しいが、苦あれば楽ありだ。」「練習はつらいが、苦あれば楽ありだ。」気をつけること 「苦は楽の種」と続けて言うこともあります。にた言葉 楽は苦の種苦は楽の種・若い時の苦労は買ってでもせよ 継続は力なり(けいぞくはちからなり)少しずつでも続けることが、大きな力になる、という意味です。使いどき 毎日3分の音読を1年続けたら、すらすら読めるようになったこと。続けることが力になる、という意味です。使い方 すぐに結果が出なくても続けようと言うときに使います。「毎日十分の音読を一年続けた。継続は力なりだ。」「継続は力なり。今日は一問だけでもやっておこう。」にた言葉 石の上にも三年・塵も積もれば山となる・雨垂れ石を穿つ 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)その道の名人でも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 毎日みごとに逆上がりをしている子が、たまたま失敗したとき。得意な人でも失敗することがある、という意味です。もともと下手な人には使いません。使い方 上手な人が思いがけない失敗をしたときに、なぐさめたり、おどろいたりして使います。自分の失敗を言いわけするのには使いません。「漢字博士のお兄ちゃんが「校庭」を「校底」と書いていた。猿も木から落ちるだね。」「毎回一位の選手が予選で負けた。猿も木から落ちるということもある。」「先生が黒板の字をまちがえた。猿も木から落ちる、と思ったが言わないでおいた。」気をつけること 目上の人に向かって面と向かって言うと、失礼になることがあります。にた言葉 弘法にも筆の誤り・河童の川流れ・上手の手から水が漏れる 好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)好きなことは自分から進んで練習するので、自然と上手になる、という意味です。使いどき 好きで毎日弾いているうちに、気づいたら難しい曲が弾けていたとき。好きなことは上達が早い、という意味です。使い方 得意なことができた子や、夢中になっているものについて使います。「絵が好きで毎日描いていたら賞をとった。好きこそ物の上手なれだ。」「好きこそ物の上手なれというから、まずは楽しいと思えるものから。」気をつけること 「下手の横好き」は、好きだけれど上手ではないことです。「好きこそ物の上手なれ」とは意味がちがうので、区別して覚えてください。にた言葉 下手の横好き 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)幼いころに身についたことは、年をとっても忘れない、という意味です。使いどき 小さいころのくせが、大きくなっても抜けないこと。幼いころに身についたものは、年をとっても変わらないという意味です。使い方 昔からのくせが今も残っているときに使います。「昔のくせが今も出る。雀百まで踊り忘れずだ。」「雀百まで踊り忘れずで、久しぶりでも体が覚えていた。」気をつけること 良いくせにも悪いくせにも使えます。にた言葉 三つ子の魂百まで・昔取った杵柄 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)すぐれた人は、幼いころからすぐれたところを見せる、という意味です。使いどき 低学年のころから絵が飛びぬけて上手な子のこと。すぐれた人は、幼いころから人と違うという意味です。使い方 小さいころから光るものがある子について使います。「一年生のときから発想がちがった。栴檀は双葉より芳しだ。」「栴檀は双葉より芳しというが、遅く伸びる子もいる。」気をつけること 遅く伸びる子を否定する意味ではありません。使うときは気をつけてください。 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)ほんの少しのものでも、積み重なればとても大きなものになる、という意味です。使いどき 1日10分の音読でも、1年続ければ60時間をこえます。小さなことでも積み重ねれば大きくなる、という意味です。使い方 小さな努力や、小さな出費について使います。良い意味にも、良くない意味にも使えます。「毎日五分の音読も、塵も積もれば山となるで一年で三十時間になる。」「百円のおかしも塵も積もれば山となる。お小遣い帳をつけてみよう。」にた言葉 雨垂れ石を穿つ・継続は力なり 轍を踏む(てつをふむ)前の人と同じ失敗をくり返すことです。使いどき 前の年と同じところでつまずくこと。前の人と同じ失敗をくり返すことです。使い方 同じ道をたどってしまったときに使います。「同じ轍を踏まないよう記録を残した。」「先輩の轍を踏むところだった。」気をつけること 「轍」は「てつ」と読みます。にた言葉 二の舞を演じる 所変われば品変わる(ところかわればしなかわる)土地が変われば、習慣や物の呼び方も変わる、という意味です。使いどき 転校先で、同じ遊びの呼び方が違ったとき。土地が変われば、やり方や呼び方も変わるという意味です。使い方 地域による違いに気づいたときに使います。「同じ料理でも味つけがちがう。所変われば品変わるだ。」「同じ行事でも呼び方がちがった。所変われば品変わるだ。」気をつけること 「品」は物やそのやり方のことです。にた言葉 十人十色・郷に入っては郷に従え 読書百遍意自ずから通ず(どくしょひゃっぺんいおのずからつうず)同じ本を何度も読めば、意味は自然と分かってくる、という意味です。使いどき 分からない文章も、何度も読むうちに分かってくること。くり返し読めば、意味は自然に分かるという意味です。使い方 難しい文章にとりくむときに使います。「三回読んだら分かってきた。読書百遍意自ずから通ずだ。」「読書百遍意自ずから通ずというから、もう一度最初から読もう。」にた言葉 習うより慣れろ 習い性となる(ならいせいとなる)くり返しているうちに、それが生まれつきの性質のようになる、という意味です。使いどき 毎朝の音読が、やらないと気持ち悪くなるまでになったこと。くり返した習慣が、生まれつきのようになるという意味です。使い方 習慣が身についたときに使います。「早起きが習い性となって、休みの日も同じ時間に目が覚める。」「習い性となるから、始めるなら良い習慣にしたい。」気をつけること 「性」は生まれつきの性質のことです。にた言葉 門前の小僧習わぬ経を読む 二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)同じことが二度起きたなら、三度目も起きやすい、という意味です。使いどき 2回続けて同じ場所で忘れ物をしたとき。同じことは、くり返し起きるものだという意味です。使い方 くり返しに気づいて、次に備えるときに使います。「二回続けて忘れ物をした。二度あることは三度あるから、明日は前の日に用意しよう。」「二度落としたので、次はひもをつけた。二度あることは三度あるから。」 二の舞を演じる(にのまいをえんじる)前の人と同じ失敗をくり返すことです。使いどき 前の人と同じ失敗をくり返すこと。人と同じ失敗をすることです。使い方 同じ過ちを繰り返さないよう言うときに使います。「去年の二の舞を演じないようにしたい。」「準備不足で二の舞を演じてしまった。」気をつけること 「二の舞を踏む」は本来まちがいで、「演じる」が正しい言い方です。にた言葉 轍を踏む 学びて時に之を習う(まなびてときにこれをならう)教わったことを、折にふれてくり返し練習する、という意味です。使いどき 習ったことを、時々おさらいすること。学んだことをくり返し練習するのは楽しい、という意味です。使い方 復習の大切さを言うときに使います。「習った日と次の日に復習した。学びて時に之を習うだ。」「学びて時に之を習う。週末にもう一度だけ見直そう。」気をつけること 『論語』の最初に出てくる言葉です。「習う」はくり返し練習する、という意味です。にた言葉 習うより慣れろ・読書百遍意自ずから通ず 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)幼いころの性格は、年をとっても変わらない、という意味です。使いどき 小さいころからの片づけの習慣が、大人になっても続くこと。幼いころの性質は、年をとっても変わらないという意味です。使い方 小さいころからの性質が、大きくなった今も残っていると感じたときに使います。「小さいころから慎重だった。三つ子の魂百までだ。」「人見知りは三つ子の魂百までで、今も初対面は苦手だ。」気をつけること 「三つ子」は三歳ぐらいの小さな子どものことで、双子や三つ子のことではありません。「百」は百歳まで、つまり一生という意味です。にた言葉 雀百まで踊り忘れず 柳の下にいつも泥鰌はいない(やなぎのしたにいつもどじょうはいない)一度うまくいったからといって、同じやり方がいつも通じるとはかぎらない、という意味です。使いどき 前に落ちていた場所を毎日見に行っても、二度目は無いこと。一度うまくいった方法が、いつも通じるとはかぎらないという意味です。使い方 前と同じ方法をくり返そうとしている人に使います。「去年と同じ作戦は通じなかった。柳の下にいつも泥鰌はいないだ。」「同じ手は通じなかった。柳の下にいつも泥鰌はいない。」

四字熟語(13語)

一日一善(いちにちいちぜん)一日に一つ、よい行いをしようという心がけのことです。使いどき 1日に1つ、よいことをすると決めること。毎日1つ、よい行いをすることです。使い方 良い習慣について使います。「一日一善を心がけている。」「一日一善のつもりで、ごみを一つ拾って帰った。」にた言葉 陰徳あれば陽報あり 一念発起(いちねんほっき)思い立って、決心して物事を始めることです。使いどき 今日から毎日やろうと、決意すること。あることをやろうと、強く心に決めることです。使い方 始めるときの決意について使います。「一念発起して毎朝走ることにした。」「一念発起したが、三日でやめてしまった。」気をつけること 「いちねんほっき」と読みます。にた言葉 思い立ったが吉日・初志貫徹 一進一退(いっしんいったい)進んだり戻ったりして、なかなか先へ行かないことです。使いどき よくなったり悪くなったりをくり返すこと。進んだり戻ったりすることです。使い方 状態が行ったり来たりするときに使います。「記録は一進一退だった。」「一進一退の展開で、最後まで分からなかった。」 因習打破(いんしゅうだは)古くから続いてきた、よくない習わしを打ちこわすことです。使いどき 古い決まりを、思いきって変えること。よくない古い習慣を、打ち破ることです。使い方 仕組みを見直すときに使います。「因習打破という言葉が、明治の資料に出てきた。」「因習打破の前に、なぜその習わしができたのかを調べた。」気をつけること 古いものをすべて壊す、という意味ではありません。よくない習わしが対象です。にた言葉 旧套墨守を破る 家常茶飯(かじょうさはん)ごくあたりまえの、ふだんのことです。使いどき 毎日のあたりまえのことです。ごくふつうの、日常のことです。使い方 めずらしくないことに使います。「この道では家常茶飯のことらしい。」「家常茶飯という言葉は、日常茶飯とほぼ同じ意味だ。」気をつけること 「日常茶飯」のほうがよく使われます。意味はほぼ同じです。にた言葉 日常茶飯 起死回生(きしかいせい)絶望的な状況を、一気に立て直すことです。使いどき 負けかけた試合を、最後の一点でひっくり返すこと。だめになりかけたものを、立て直すことです。使い方 逆転したときに使います。「最終回の一打で起死回生となった。」「起死回生を狙って、思い切った作戦に出た。」にた言葉 枯れ木に花・禍を転じて福と為す 再三再四(さいさんさいし)何度も何度も、くり返すことです。使いどき 何度も同じ注意をされること。何度もくり返すことです。使い方 くり返し注意したときに使います。「再三再四言ったが直らなかった。」「再三再四の確認で、ミスが減った。」 三寒四温(さんかんしおん)寒い日が三日ほど続くと、次に暖かい日が四日ほど続く、というくり返しのことです。使いどき 寒い日が3日続いて、暖かい日が4日続くこと。冬から春にかけての、気温の変化のことです。使い方 冬から春への季節の変わり目に使います。「三寒四温で少しずつ春に近づく。」「三寒四温の時期は服そうに迷う。」 自問自答(じもんじとう)自分で問いかけて、自分で答えを考えることです。使いどき 自分の中で、問いと答えをくり返すこと。自分に問いかけて、自分で答えることです。使い方 一人で考えこむときに使います。「なぜ間違えたのか自問自答した。」「自問自答するより、人に聞いたほうが早いこともある。」にた言葉 沈思黙考 積小為大(せきしょういだい)小さなことを積み重ねて、大きな成果にすることです。使いどき 小さな積み重ねが、大きな結果になること。小さなことを積んで、大きなことを成すという意味です。使い方 こつこつ続ける大切さを言うときに使います。「積小為大で、一日十問を半年続けた。」「積小為大という言葉を、二宮尊徳が大事にしたと習った。」気をつけること 読み方は「せきしょういだい」です。順番は「小を積んで大と為す」です。にた言葉 塵も積もれば山となる 日常茶飯(にちじょうさはん)毎日のふつうの出来事で、めずらしくないことです。使いどき 毎日のあたりまえのできごと。ごくふつうの、日常のことです。使い方 よくあることについて使います。「忘れ物は日常茶飯だ。」「日常茶飯のことなので、だれもおどろかなかった。」 粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)こつこつと、苦労を積み重ねることです。使いどき こつこつと、苦労を重ねること。細かい努力を、積み重ねることです。使い方 地道な努力について使います。「粒粒辛苦の一年が、記録になって表れた。」「粒粒辛苦という言葉を、農家の人の話で聞いた。」気をつけること 読み方は「りゅうりゅうしんく」です。米づくりから生まれた言葉です。にた言葉 積小為大 良風美俗(りょうふうびぞく)昔から受けつがれてきた、よい習わしのことです。使いどき その土地に昔から伝わる、よい習わしのこと。よい風習や、美しい習慣のことです。使い方 地域の行事や文化について使います。「祭りは、この土地の良風美俗として続いてきた。」「良風美俗を守る、と会則に書かれていた。」気をつけること 古いものすべてがよい、という意味ではありません。にた言葉 美風

慣用句(1語)

棒に振る(ぼうにふる)それまでの努力や機会を、むだにしてしまうことです。使いどき 積み重ねてきたものを、むだにすること。努力を台なしにすることです。使い方 台なしにしたときに使います。「けがで一年を棒に振った。」「棒に振ったと思っても、残っているものはある。」気をつけること 本人のせいとはかぎりません。責める言葉として使わないほうがよい語です。にた言葉 台無しにする

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ くり返し・習慣
めあて くり返し・習慣のときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

学年べつの自学ネタ一覧(ことば以外も)→ 自主学習ノートの書き方(4部構成)→ 読書感想文の書き方(同じ言い方ばかりになるとき)→

ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

役に立つ・立たない29語いきものが出てくる78語自然のものが出てくる132語食べものが出てくる61語学ぶ・本35語がんばる・努力36語しっぱい・まちがい47語じょうず・名人64語へた・にがて28語友だち・なかま44語家族・親子33語うれしい・楽しい25語

ここから先に進む

📚 ことば大辞典の一覧(ことわざ・四字熟語・慣用句)→ 🔁 子どもの言葉から引く言いかえ辞典(やばい・ふつう)→ ⏱️ その慣用句、その場面で合っていますか → ✍️ 漢字1026字の書き順・読み方 → 🖨️ 小学生の無料プリント →