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自然のものが出てくるのことわざ・慣用句132語
自主学習ノート1ページ分のネタ

雨・風・山・川など、自然のものが出てくる言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

四字熟語(55語)

悪木盗泉(あくぼくとうせん)どんなに困っていても、正しくないものには近づかない、という意味です。使いどき どんなに困っても、正しくないことはしないこと。悪い名の木の下では休まない、という意味です。使い方 身の処し方について使います。「悪木盗泉という言葉を、漢文で習った。」「悪木盗泉の心がまえで、近道をしなかった。」気をつけること あまり使われない語ですが、「困っていても筋は通す」という考え方を表しています。にた言葉 渇しても盗泉の水を飲まず 暗雲低迷(あんうんていめい)悪いことが起きそうな、いやな気配が続いていることです。使いどき 先の見通しが立たず、不安が続くこと。よくない状態が、いつまでも続くことです。使い方 先行きが不安なときに使います。「暗雲低迷の空気だったが、一言で変わった。」「暗雲低迷を吹きとばすような一打だった。」にた言葉 前途多難 一衣帯水(いちいたいすい)一本の帯のようなせまい川や海をへだてているだけで、とても近いことです。使いどき 海をはさんで、すぐ近くにある国のこと。細い帯のような水をへだてただけの、近い間がらです。使い方 国どうしや土地が近いことを言うときに使います。「日本と韓国は一衣帯水の間がらだ。」「一衣帯水の距離にある港町どうしで、昔から行き来があった。」 一日千金(いちじつせんきん)一日が千金にあたるほど、価値があることです。使いどき 楽しい1日が、千金の値打ちがあること。1日が、とても貴重だという意味です。使い方 限られた日々の大切さを言うときに使います。「受験までの一日千金の時期に入った。」「夏休みは一日千金だと思って過ごした。」気をつけること 「一日でもうける」という意味ではありません。時間の価値の話です。にた言葉 一刻千金 一日千秋(いちじつせんしゅう)とても待ち遠しいことです。使いどき 遠足の前日が、なかなか終わらないと感じること。待ち遠しくて、1日が千年のように長く感じることです。使い方 楽しみに待っているときに使います。「一日千秋の思いで返事を待った。」「発表の日を一日千秋の思いで待っている。」 一日一善(いちにちいちぜん)一日に一つ、よい行いをしようという心がけのことです。使いどき 1日に1つ、よいことをすると決めること。毎日1つ、よい行いをすることです。使い方 良い習慣について使います。「一日一善を心がけている。」「一日一善のつもりで、ごみを一つ拾って帰った。」にた言葉 陰徳あれば陽報あり 一世風靡(いっせいふうび)ある時期に、世の中じゅうで大流行することです。使いどき その時代の人を、みんな夢中にさせること。ある時代に、広く流行することです。使い方 はやったものについて使います。「その歌は一世風靡した。」「一世風靡したものが、いまも残っているとはかぎらない。」気をつけること 読み方は「いっせいふうび」です。「いっせふうび」ではありません。にた言葉 大流行 威風堂々(いふうどうどう)堂々としていて、まわりが思わず一目おくような立派なようすです。使いどき 入場行進の、堂々とした様子。威厳があって、立派なことです。使い方 入場行進や、堂々とした態度をほめるときに使います。「選手団は威風堂々と入場した。」「威風堂々とした校舎が見えてきた。」気をつけること 「正々堂々」は、やり方が正しいという意味です。「威風堂々」は見た目の立派さを表します。にた言葉 正々堂々 海千山千(うみせんやません)多くの経験を積んで、世の中の裏まで知りつくしていることです。使いどき 経験を積んで、ひとすじなわではいかない人のこと。世の中の経験を積んで、抜け目がないことです。使い方 したたかな人について使います。「海千山千の相手には通じなかった。」「海千山千と言われる人ほど、話を最後まで聞いてくれた。」気をつけること ほめ言葉としては使いにくく、ずるがしこいというひびきをふくみます。 雲散霧消(うんさんむしょう)雲や霧が消えるように、あとかたもなく消えてなくなることです。使いどき 心配ごとが、すっかり消えてなくなること。あとかたもなく、消えることです。使い方 不安や疑いが、きれいさっぱり消えたときに使います。「説明を聞いて、不安は雲散霧消した。」「計画は資金不足で雲散霧消した。」気をつけること 少しずつ減っていく場合ではなく、すっかり消える場合に使います。にた言葉 跡形もない 花鳥風月(かちょうふうげつ)自然の美しい風景や、それを味わう心のことです。使いどき 花や鳥や風や月といった、自然の美しさのこと。自然の美しい風物のことです。使い方 季節の景色を楽しむときに使います。「花鳥風月を楽しむ余裕をもちたい。」「花鳥風月をながめながら、ゆっくり歩いた。」にた言葉 雪月花 我田引水(がでんいんすい)自分に都合のよいように、話を進めたり理屈をつけたりすることです。使いどき 話し合いを、自分に都合よく進めること。自分の都合のよいように、物事を運ぶことです。使い方 身勝手な主張について使います。「我田引水な言い分だった。」「我田引水にならないよう、両方の言い分を書き出した。」 疑問氷解(ぎもんひょうかい)疑問が、氷がとけるようにすっかり解けることです。使いどき 分からなかったことが、すっきり解けること。疑問が、氷がとけるように解けることです。使い方 分からなかったことが分かったときに使います。「図で説明されて疑問氷解した。」「疑問氷解とはいかず、もう一度質問した。」気をつけること 少しだけ分かった、という場合には使いません。すっかり解けたときの言葉です。にた言葉 目から鱗が落ちる 空谷跫音(くうこくのきょうおん)さびしいときに聞こえる、うれしい知らせのことです。使いどき さびしいときに届く、うれしい知らせのこと。思いがけない喜びのことです。使い方 待っていた便りについて使います。「空谷の跫音のような連らくが届いた。」「空谷跫音という言葉を、辞書で見つけた。」気をつけること 読み方は「くうこくのきょうおん」です。ふだんはあまり使いませんが、たとえがうつくしい語です。にた言葉 干天の慈雨 空前絶後(くうぜんぜつご)これまでにもなく、これからもないほど、めずらしいことです。使いどき これまでにも、これからもないような記録のこと。過去にも未来にも例がないことです。使い方 とても珍しい出来事について使います。「空前絶後の記録が生まれた。」「空前絶後と言われた大会だった。」にた言葉 前代未聞 空中分解(くうちゅうぶんかい)とちゅうで、ばらばらになって失敗することです。使いどき 計画が、途中でばらばらになること。進んでいたことが、途中でだめになることです。使い方 計画や組織が続かなくなったときに使います。「準備が進まず、企画は空中分解した。」「空中分解しないよう、役割を紙に書いて配った。」気をつけること 「まだ形になる前に終わる」という点が中心です。完成したものが失敗した場合には使いません。にた言葉 瓦解 空中楼閣(くうちゅうろうかく)土台のない、実現しそうにない計画のことです。使いどき 土台のない、実現しそうにない計画のこと。根拠のない、空想の考えです。使い方 考えだけが大きくて、実際には進まない計画に使います。「予算のない計画は空中楼閣に終わった。」「空中楼閣にしないため、まず一週目にやることを書いた。」気をつけること 「立派な建物」をほめる言葉ではありません。にた言葉 絵に描いた餅・空理空論 空理空論(くうりくうろん)現実に合わない、役に立たない理屈のことです。使いどき やってみないと分からないことを、机の上だけで話すこと。実際には役に立たない、理屈だけの話です。使い方 実際に使えない議論について使います。「空理空論にならないよう、まず試してみた。」「空理空論を並べても人は動かない。」にた言葉 机上の空論・絵に描いた餅 捲土重来(けんどちょうらい)一度負けた者が、勢いを取りもどして再び攻めてくることです。使いどき 一度負けたチームが、力をつけて戻ってくること。一度失敗した人が、勢いを取りもどすことです。使い方 再挑戦について使います。「来年こそ捲土重来を期す。」「捲土重来を果たして決勝に戻ってきた。」気をつけること 「けんどちょうらい」と読みます。にた言葉 起死回生・七転び八起き 月下推敲(げっかすいこう)文章の言葉を、何度も練り直すことです。使いどき 文章の言葉を、何度も練り直すこと。詩や文章を、よく練ることです。使い方 書き直しをていねいにするときに使います。「月下推敲のつもりで、三回書き直した。」「推敲という言葉の由来を知って、書き直しが楽しくなった。」気をつけること 「推敲」は、この話から生まれた言葉です。字を選ぶ迷いが、そのまま言葉になりました。にた言葉 彫琢 極楽浄土(ごくらくじょうど)仏教で、苦しみのない安らかな世界のことです。使いどき 苦しみのない、安らかな世界のこと。仏教で、悩みのない理想の世界です。使い方 仏教の考え方として出てきます。「極楽浄土を表した絵だと説明を受けた。」「極楽浄土のようだ、と温泉で言われた。」気をつけること たとえとして「気持ちがよい」の意味で使うこともありますが、もとは宗教の言葉です。にた言葉 天国 五里霧中(ごりむちゅう)どうすればよいか、見通しがまったく立たないことです。使いどき 手がかりがなく、どうしてよいか分からないこと。方向が分からず、迷うことです。使い方 方針が定まらないときに使います。「やり方が分からず五里霧中だった。」「五里霧中の中で、一つずつ試すしかなかった。」気をつけること 「五里夢中」と書くのはまちがいです。「霧」です。にた言葉 暗中模索 山紫水明(さんしすいめい)山は紫にかすみ、川の水は澄んでいる、という美しい景色のことです。使いどき 山が紫にかすみ、川が澄んで見える景色。自然の景色が美しいことです。使い方 自然の景色をほめるときに使います。「山紫水明の土地で夏をすごした。」「山紫水明という言葉がぴったりの景色だった。」気をつけること 海の景色よりも、山と川のある景色に使うのがふつうです。にた言葉 風光明媚・花鳥風月 山川草木(さんせんそうもく)山も川も草も木も、つまり自然のすべてのことです。使いどき 山も川も草も木も、自然すべてのこと。自然のあらゆるものです。使い方 自然全体を言うときに使います。「山川草木のすべてに神が宿る、という考え方を習った。」「山川草木を写生した。」気をつけること 読み方は「さんせんそうもく」です。「やまかわ」ではありません。にた言葉 森羅万象 明明後日(しあさって)あさっての次の日のことです。使いどき 明日のさらに次の日のこと。しあさってのことです。使い方 三日後の予定を言うときに使います。「明明後日が試合の日だ。」「明明後日までに仕上げると決めた。」気をつけること 読み方は「しあさって」です。「みょうみょうごにち」と読むこともありますが、話し言葉では「しあさって」です。にた言葉 三日後 四海兄弟(しかいけいてい)世界じゅうの人は、みな兄弟のようなものだ、という考え方です。使いどき 世界じゅうの人が、兄弟のようなものだということ。世界の人は、みな仲間だという意味です。使い方 人と人のつながりを言うときに使います。「四海兄弟の精神で、外国の選手にも声をかけた。」「四海兄弟という言葉を、国際交流の授業で習った。」気をつけること 読み方は「しかいけいてい」です。「きょうだい」と読むこともあります。にた言葉 世界は一つ 疾風迅雷(しっぷうじんらい)はやい風と、はげしい雷のように、動きがすばやくはげしいことです。使いどき 動きがとても速く、激しいこと。風のように速く、雷のように激しいことです。使い方 すばやい行動について使います。「疾風迅雷の攻めで、あっという間に逆転した。」「疾風迅雷のごとく片づけた。」気をつけること こわいという意味ではありません。速さを表す言葉です。にた言葉 電光石火 疾風怒濤(しっぷうどとう)はげしい風と、荒れくるう波のように、変化がはげしいことです。使いどき 激しい風と、荒れる波のこと。時代が激しく動く様子です。使い方 時代や状況の激動について使います。「疾風怒濤の三か月だった。」「疾風怒濤という言葉を、音楽の授業で聞いた。」気をつけること 読み方は「しっぷうどとう」です。「怒濤」は大波のことです。にた言葉 波乱万丈 深山幽谷(しんざんゆうこく)人けのない、奥深い山と谷のことです。使いどき 人の手の入っていない、深い山と谷のこと。奥深い自然の場所です。使い方 自然の深さを表すときに使います。「深山幽谷に分け入る調査だった。」「深山幽谷の写真に見入った。」気をつけること 近所の裏山には使いません。かなり奥深い場所に使います。にた言葉 人跡未踏 森羅万象(しんらばんしょう)この世に存在する、すべてのもののことです。使いどき 身のまわりのあらゆるもののこと。宇宙に存在する、すべてのものです。使い方 あらゆるものを指すときに使います。「森羅万象に興味をもっている。」「森羅万象を説明しきることはできない。」 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)物事がすべて順調に進むことです。使いどき 練習も試合も、思ったとおりに進んでいること。物事が順調に進むことです。使い方 うまくいっているときに使います。「順風満帆とはいかないが、前には進んでいる。」「順風満帆に見えても、見えない苦労がある。」気をつけること 「じゅんぷうまんぱん」と読みます。「まんぽ」ではありません。 人海戦術(じんかいせんじゅつ)たくさんの人手をかけて、やりとげるやり方のことです。使いどき 人数を集めて、力ずくで進めるやり方。多くの人手で、やりとげることです。使い方 人数で片づけるときに使います。「人海戦術で、校庭の落ち葉を一時間で片づけた。」「人海戦術にたよらず、道具を工夫することにした。」気をつけること 工夫より人数でおしきる、という少し残念な意味で使われることもあります。にた言葉 数の力 晴耕雨読(せいこううどく)晴れた日は畑を耕し、雨の日は本を読む、というのんびりした暮らし方のことです。使いどき 晴れた日は畑に出て、雨の日は本を読む暮らし。のんびりとした生活のことです。使い方 落ち着いた生活について使います。「晴耕雨読の暮らしにあこがれる。」「晴耕雨読とはいかないが、雨の日は本を読むことにしている。」 青天白日(せいてんはくじつ)うたがいが晴れて、心にやましいところがないことです。使いどき 疑いが晴れて、身の潔白が証明されたこと。やましいところが、まったくないことです。使い方 無実が明らかになったときに使います。「調べの結果、青天白日となった。」「青天白日の身になって、ほっとした。」気をつけること 「青天の霹靂」とは別の言葉です。混同しないでください。 清風明月(せいふうめいげつ)すがすがしい風と、明るい月のことです。静かで美しい夜の景色を表します。使いどき さわやかな風と、明るい月のこと。静かで美しい自然の様子です。使い方 自然の美しさに使います。「清風明月の夜に、縁側で話をした。」「清風明月という言葉が似合う晩だった。」気をつけること 昼の景色には使いません。夜の静けさを表します。にた言葉 花鳥風月 絶海孤島(ぜっかいことう)陸から遠くはなれた海にある、ぽつんとした島のことです。使いどき 海に囲まれた、遠くはなれた島のこと。陸から遠くはなれた島です。使い方 遠くはなれた島について使います。「絶海孤島の観測所で気象を観測している。」「絶海孤島に流された、という話が残っている。」気をつけること 日本にも、こう呼ばれる島があります。地図で位置を確かめると、距離の感覚がつかめます。にた言葉 離島 大安吉日(たいあんきちじつ)何をするにもよいとされる日のことです。使いどき お祝いごとをするのに、よいとされる日。めでたい日のことです。使い方 こよみの決まりごととして出てきます。「大安吉日を選んで、開店の日を決めた。」「大安吉日という言い方を、カレンダーで見つけた。」気をつけること 科学的な決まりではなく、昔からの習わしです。信じるかどうかは人によります。にた言葉 吉日 泰山北斗(たいざんほくと)その道で、みんなが仰ぎ見るような大家のことです。使いどき その道で、みんなが仰ぎ見る人のこと。第一人者のことです。使い方 第一人者について使います。「この分野の泰山北斗といわれる人だ。」「泰山北斗という言い方を、新聞で見つけた。」気をつけること 略して「泰斗(たいと)」ともいいます。にた言葉 第一人者 大山鳴動(たいざんめいどう)前ぶれは大さわぎだったのに、結果はたいしたことがない、という意味です。使いどき 大さわぎしたわりに、結果が小さいこと。前ぶればかりが大きいことです。使い方 「大山鳴動して鼠一匹」の形でよく使います。「大山鳴動して鼠一匹、という結果に終わった。」「大山鳴動のわりに、変わったのは一か所だけだった。」気をつけること 「大きな成果が出た」という意味ではありません。反対です。にた言葉 竜頭蛇尾 談論風発(だんろんふうはつ)話し合いが、風のように勢いよく進むことです。使いどき 話し合いが、活発に進むこと。議論が、勢いよく行われることです。使い方 活発な議論のようすに使います。「班の話し合いが談論風発になった。」「談論風発のうちに時間が過ぎた。」気をつけること けんかのことではありません。活発でよい話し合いを表します。にた言葉 侃々諤々 天空海闊(てんくうかいかつ)空や海のように、心が広くのびのびしていることです。使いどき 心が広くて、こだわりがないこと。空や海のように、広々としていることです。使い方 こだわりのない人がらに使います。「天空海闊な人で、細かいことを気にしない。」「天空海闊という言葉が似合う景色だった。」気をつけること 景色にも、人の心にも使えます。にた言葉 広大無辺 電光石火(でんこうせっか)とても短い時間、または動作がとても速いことです。使いどき あっという間に片づけてしまうこと。とても短い時間、または動きが非常に速いことです。使い方 すばやい動きについて使います。「電光石火の判断だった。」「電光石火で片づけて、時間が余った。」気をつけること 「電光」はいなずま、「石火」は石を打ち合わせて出る火花です。どちらも一瞬で消えます。にた言葉 一目散 徒手空拳(としゅくうけん)手に何も持たず、たよるものが何もないことです。使いどき 道具も元手もなく、始めること。何も持たずに、素手で立ち向かうことです。使い方 道具も後ろだてもない状態から始めるときに使います。「徒手空拳から店を始めた。」「徒手空拳で挑むしかなかった。」気をつけること 「素手でたたかう」という意味ではなく、「たよるものがない」が中心です。にた言葉 裸一貫 日常茶飯(にちじょうさはん)毎日のふつうの出来事で、めずらしくないことです。使いどき 毎日のあたりまえのできごと。ごくふつうの、日常のことです。使い方 よくあることについて使います。「忘れ物は日常茶飯だ。」「日常茶飯のことなので、だれもおどろかなかった。」 日進月歩(にっしんげっぽ)日ごと月ごとに、休みなく進歩していくことです。使いどき スマホの機能が、毎年よくなっていくこと。日ごと月ごとに、絶えず進歩することです。使い方 技術や研究の進み方について使います。「技術は日進月歩で変わっていく。」「日進月歩の分野なので、去年の知識はもう古い。」 農林水産(のうりんすいさん)農業・林業・水産業の三つをまとめた言い方です。使いどき 農業・林業・水産業の3つのこと。第一次産業をまとめた言い方です。使い方 産業の学習で出てきます。「農林水産業について調べて発表した。」「農林水産省のサイトで統計を確かめた。」気をつけること 三つとも、自然からものを得る産業で、まとめて第一次産業と呼ばれます。にた言葉 第一次産業 波乱万丈(はらんばんじょう)変化が激しく、劇的な出来事が次々に起きることです。使いどき いろいろなことが起きた1年のこと。変化が激しく、劇的なことです。使い方 起伏の大きい人生や試合について使います。「波乱万丈の展開だった。」「波乱万丈というほどではないが、いろいろあった。」気をつけること 「波瀾万丈」とも書きます。 万里一空(ばんりいっくう)どこまで行っても空は一つ。目標を一つに定めて進む、という意味です。使いどき どこまで行っても、同じ1つの空の下だということ。目標を1つに定めることです。使い方 目標をぶらさないときに使います。「万里一空という言葉を、剣道の道場で見た。」「万里一空で、やることを一つにしぼった。」気をつけること 「たくさんやる」ではありません。一つに定める、が中心です。にた言葉 初志貫徹 百花繚乱(ひゃっかりょうらん)いろいろな花が、いちどきに咲きみだれることです。すぐれたものが同時にたくさん現れることにも使います。使いどき いろいろな花が、いっせいに咲きほこること。すぐれたものが、たくさん現れることです。使い方 はなやかにそろっているようすに使います。「春の校庭は百花繚乱だった。」「新人が百花繚乱の年だった。」気をつけること 「乱」の字が入っていますが、悪い意味ではありません。はなやかなようすを表します。にた言葉 百家争鳴 付和雷同(ふわらいどう)自分の考えを持たず、人の意見にすぐ合わせることです。使いどき 自分では考えず、まわりに合わせること。人の意見に、そのまま従うことです。使い方 流されている様子について使います。「付和雷同せずに、自分の意見を言った。」「付和雷同で決めると、あとで後悔する。」にた言葉 長い物には巻かれろ 三日天下(みっかてんか)権力を手にしても、ごく短い間で終わってしまうことです。使いどき ごく短い間だけ、力を持つこと。権力を握っている期間が、とても短いことです。使い方 短い期間で終わったことに使います。「三日天下に終わった委員長の思いつきを、みんなで立て直した。」「三日天下という言葉を歴史で習った。」気をつけること 読み方は「みっかてんか」です。「さんにちてんか」ではありません。にた言葉 三日坊主 三日坊主(みっかぼうず)始めてもすぐにやめてしまうことです。使いどき 決めた自主学習が、3日でやめてしまうこと。始めてもすぐにやめてしまうことです。使い方 続かない人について使います。「日記は三日坊主で終わった。」「三日坊主にならないよう、一日一問だけにした。」 明鏡止水(めいきょうしすい)よけいな考えのない、静かで澄んだ心のことです。使いどき 気持ちが落ち着いて、静かなこと。くもりのない鏡と、静かな水のような心の状態です。使い方 落ち着いた心の状態について使います。「明鏡止水の心でのぞみたい。」「明鏡止水とはいかないが、深呼吸して落ち着いた。」にた言葉 虚心坦懐 落花狼藉(らっかろうぜき)花が散り乱れるように、ものが散らかっていることです。乱暴なふるまいも表します。使いどき 花が散り乱れるように、ものが散らかること。ひどく散らかっている様子です。使い方 散らかったようすについて使います。「片づけ前の教室は落花狼藉だった。」「落花狼藉という言葉を、古い本で見つけた。」気をつけること 読み方は「らっかろうぜき」です。「ろうせき」ではありません。にた言葉 乱雑 良風美俗(りょうふうびぞく)昔から受けつがれてきた、よい習わしのことです。使いどき その土地に昔から伝わる、よい習わしのこと。よい風習や、美しい習慣のことです。使い方 地域の行事や文化について使います。「祭りは、この土地の良風美俗として続いてきた。」「良風美俗を守る、と会則に書かれていた。」気をつけること 古いものすべてがよい、という意味ではありません。にた言葉 美風

ことわざ(49語)

朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)栄えている時期は短く、すぐに終わってしまう、という意味です。使いどき 朝顔の花が、昼にはしぼんでしまうこと。さかんな時期は短い、という意味です。使い方 勢いのあるものが長く続かないときに使います。「一時の人気は朝顔の花一時だった。」「朝顔の花一時にならないよう、地道に続けたい。」 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)明日もあると思っているうちに、機会は失われてしまう、という意味です。使いどき 明日やろうと思っていたら、機会がなくなったこと。明日があると思っていると、その明日は来ないかもしれないという意味です。使い方 先のばしをいましめるときに使います。「明日でいいと思っていたら締切だった。明日ありと思う心の仇桜だ。」「明日ありと思う心の仇桜。今日のうちにやっておこう。」にた言葉 思い立ったが吉日・好機逸すべからず 明日は我が身(あすはわがみ)人の身に起きたことは、いつ自分の身に起きてもおかしくない、という意味です。使いどき 人の失敗を笑っていたら、次の日に自分が同じ失敗をしたこと。他人の身に起きたことは、明日の自分にも起こりうるという意味です。使い方 他人の不運を見たときに使います。「他人事ではない。明日は我が身だ。」「明日は我が身と思って、備えを見直した。」気をつけること 「あすはわがみ」と読みます。にた言葉 一寸先は闇・人間万事塞翁が馬 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)いまさえよければ、あとはどうなってもかまわない、という気持ちのことです。使いどき 自分の当番だけ終わらせて、あとは知らんぷりすること。今さえよければ、あとはどうなってもよいという態度です。使い方 投げやりな態度について使います。「やるだけやった。後は野となれ山となれだ。」「後は野となれ山となれではなく、片づけまでやろう。」 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)小さな力でも、根気よく続ければ大きなことを成しとげられる、という意味です。使いどき 同じところに落ちる雨のしずくが、石にくぼみを作ること。小さな力でも、続ければ大きなことができるという意味です。使い方 地道な努力について使います。「毎日五問ずつ解いた。雨垂れ石を穿つで、半年で百五十問になった。」「一日一語ずつ覚えて三百語になった。雨垂れ石を穿つだ。」気をつけること 「穿つ」は「うがつ」と読み、穴をあけるという意味です。にた言葉 継続は力なり・塵も積もれば山となる・石の上にも三年 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)もめごとがあったあとのほうが、かえって前より良い関係になる、という意味です。使いどき けんかしたあとのほうが、前より仲よくなれたとき。もめごとのあとは、かえってよい状態に落ち着くという意味です。使い方 けんかや失敗のあとで、関係や状態が落ちついたときに使います。「言い合いになったが、その後は前より仲良くなった。雨降って地固まるだ。」「雨降って地固まるというから、話し合ってよかったのだと思う。」にた言葉 禍を転じて福と為す・怪我の功名 一日の計は朝にあり(いちにちのけいはあしたにあり)その日をどう過ごすかは、朝のうちに決めるのがよい、という意味です。使いどき 朝のうちにやることを決めておくと、一日が進むこと。一日の計画は、朝のうちに立てるのがよいという意味です。使い方 一日の始め方について使います。「朝のうちに今日やることを三つ書いた。一日の計は朝にありだ。」「一日の計は朝にありというから、前の夜に決めておくのもいい。」気をつけること 「計」は計画、「朝」は「あした」と読みます。にた言葉 一年の計は元旦にあり 井戸を掘るなら水の出るまで(いどをほるならみずのでるまで)始めたことは、結果が出るまで続けなさい、という意味です。使いどき 調べ学習を、答えが出るまで続けること。始めたことは、成果が出るまでやり通せという意味です。使い方 途中でやめようとしている人に使います。「あと少しだ。井戸を掘るなら水の出るまで。」「井戸を掘るなら水の出るまでというから、今月は続けてみる。」にた言葉 継続は力なり・九仞の功を一簣に虧く 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)せまい世界のことしか知らないで、それが世界のすべてだと思いこんでいる、という意味です。使いどき クラスで一番足が速くて自信満々だったのに、大会に出たら予選で負けたとき。せまい世界しか知らずに、それが全部だと思っている状態です。使い方 自分の知っている範囲だけで決めつけている人について使います。人を見下すために使う言葉ではありません。「クラスで一番だからと得意になっていたが、県大会に出て井の中の蛙だと気づいた。」「井の中の蛙にならないよう、ちがう学校の子とも話してみたい。」気をつけること 「かわず」はカエルの古い言い方です。「井の中の蛙」だけで使われることも多くあります。にた言葉 夜郎自大・針の穴から天をのぞく 言わぬが花(いわぬがはな)口に出さないほうが、かえって味わいがあってよい、という意味です。使いどき 言わないでおいたほうが、その場がうまくいくこと。言わないほうが、かえってよいという意味です。使い方 言わずにおくほうがよい場面で使います。「感想は言わぬが花だと思って黙っていた。」「言わぬが花というが、伝えないと分からないこともある。」にた言葉 沈黙は金雄弁は銀・知らぬが仏 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)相手が好意を示せば、こちらも好意で応える気持ちになる、という意味です。使いどき 先に貸してあげたら、次は貸してもらえたとき。相手が好意を示せば、こちらも好意で返すという意味です。使い方 お互いさまだと言うときに使います。「手伝ってくれたので、こちらも協力した。魚心あれば水心だ。」「先に声をかけたら向こうも助けてくれた。魚心あれば水心だ。」気をつけること 「魚、心あれば、水、心あり」という言い方がもとになっています。にた言葉 持ちつ持たれつ 雲泥の差(うんでいのさ)くらべものにならないほど大きな差のことです。使いどき 去年の自分と今年の自分の泳ぎのちがい。くらべものにならないほど大きな差があることです。使い方 二つを比べて差が大きいときに使います。「練習前と練習後では雲泥の差だ。」「下書きと清書では雲泥の差だ。」にた言葉 月とすっぽん・提灯に釣り鐘 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)やろうと思ったその日が、始めるのにいちばんよい日だ、という意味です。使いどき やろうと思った日に、机の片づけを始めること。思い立った日が、いちばんよい日だという意味です。使い方 始める日を先のばししている人に使います。「思い立ったが吉日。今日から始めよう。」「思い立ったが吉日で、その場で申しこんだ。」気をつけること 「きちじつ」と読みます。にた言葉 善は急げ・先んずれば人を制す 顔から火が出る(かおからひがでる)はずかしくて、顔が真っ赤になることです。使いどき みんなの前で名前を読みまちがえたとき。とても恥ずかしいことです。使い方 恥ずかしい思いをしたときに使います。「名前をまちがえて顔から火が出た。」「顔から火が出る思いだったが、笑って済んだ。」 枯れ木に花(かれきにはな)一度おとろえたものが、ふたたび勢いを取りもどすことです。使いどき もう終わったと思っていたチームが、また勝ち始めたこと。おとろえたものが、再び勢いを取りもどすことです。使い方 再起や復活について使います。「閉じかけた店に人が戻ってきた。枯れ木に花だ。」「枯れ木に花が咲くこともある。あきらめないでおこう。」にた言葉 起死回生 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)つまらないものでも、ないよりはあったほうがよい、という意味です。使いどき 人数の少ない発表会でも、いないよりはいたほうがよいこと。つまらないものでも、無いよりはましだという意味です。使い方 数をそろえたいときに、自分をへりくだって使います。「枯れ木も山の賑わいで、私も参加させてもらった。」「枯れ木も山の賑わいですが、一枚だけ出品しました。」気をつけること 人に向かって「枯れ木も山の賑わいだ」と言うのは失礼になります。自分についてへりくだって使う言葉です。 枯れ木も山のにぎわい(かれきもやまのにぎわい)つまらないものでも、無いよりはあったほうがよい、という意味です。使いどき 人数の少ない発表会でも、いないよりはよいこと。つまらないものでも、無いよりはましだという意味です。使い方 自分をへりくだって言うときに使います。人に向かって言うと失礼になります。「枯れ木も山のにぎわいですが、私も参加します。」「枯れ木も山のにぎわいと言って、祖父が来てくれた。」気をつけること 「にぎやかしに来てください」と人をさそう言い方に使うのはまちがいです。相手を枯れ木にたとえることになります。にた言葉 ないよりまし 机上の空論(きじょうのくうろん)実際には役に立たない、頭の中だけの考えのことです。使いどき やったことのない計画を、紙の上だけで立てること。実際には役に立たない考えのことです。使い方 現実に合わない計画について使います。「一日十時間という計画は机上の空論だった。」「現場を見ずに立てた案は机上の空論だった。」にた言葉 絵に描いた餅・畳の上の水練 木を見て森を見ず(きをみてもりをみず)細かいところにとらわれて、全体が見えなくなっていることです。使いどき 計算の1問にこだわって、テスト全体の時間が足りなくなること。細かいところばかり見て、全体が見えていないことです。使い方 部分ばかり気にしている人に使います。「一問の直しに二時間かけた。木を見て森を見ずだった。」「字の形ばかり直して、内容を読んでいなかった。木を見て森を見ずだ。」 歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)時間は人の都合とは関係なく過ぎていく、という意味です。使いどき 気づいたら6年生になっていたこと。月日は人の都合を待たずに過ぎていく、という意味です。使い方 ぐずぐずしていられないと言うときに使います。「歳月人を待たず。今日から始めよう。」「来年やろうと言っているうちに一年たった。歳月人を待たずだ。」にた言葉 光陰矢の如し・時は金なり 鹿を追う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)一つのことに夢中になると、まわりが見えなくなる、という意味です。使いどき 1つのことに夢中で、まわりが見えなくなること。目の前のことに集中しすぎて、全体を見落とすことです。使い方 視野が狭くなっている人に使います。「得点だけ気にして守りを忘れた。鹿を追う者は山を見ずだ。」「鹿を追う者は山を見ずにならないよう、一度全体を見直した。」気をつけること 鹿を追いかける猟師は、山全体の様子に気づかない、というたとえです。にた言葉 木を見て森を見ず・群盲象を評す 上手の手から水が漏れる(じょうずのてからみずがもれる)上手な人でも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 料理の上手な人が、味付けを間違えること。上手な人でも失敗することがあるという意味です。使い方 熟練した人のうっかりについて使います。「ベテランの人が数え忘れた。上手の手から水が漏れるだ。」「上手の手から水が漏れることもあるので、二人で確認した。」にた言葉 猿も木から落ちる・弘法にも筆の誤り・河童の川流れ 雪月花(せつげっか)雪と月と花という、四季の美しいものを並べた言葉です。使いどき 雪の日、月の夜、花の季節。日本の自然の美しさを表す3つです。使い方 季節の美しさを表すときに使います。「雪月花のうつり変わりを楽しむ。」「雪月花という言葉に、日本の四季の感じ方が表れている。」気をつけること 「せつげっか」と読みます。にた言葉 花鳥風月 船頭多くして船山に上る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)指図する人が多すぎると、物事がとんでもない方向へ進んでしまう、という意味です。使いどき 係が全員ちがう意見を言って、準備が進まないこと。指図する人が多いと、物事がおかしな方向に進むという意味です。使い方 意見がまとまらないときに使います。「全員が違うことを言い、船頭多くして船山に上るになった。」「決める人がいないまま話が広がった。船頭多くして船山に上るだ。」 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)大さわぎしたわりに、結果はごく小さかったことです。使いどき 大がかりに準備した集会が、あっさり終わったこと。前ぶれが大きかったわりに、結果が小さいことです。使い方 前ぶれが大きかったのに何も起きなかったときに使います。「大々的に告知して参加者は三人。大山鳴動して鼠一匹だ。」「大山鳴動して鼠一匹で終わり、拍子抜けした。」気をつけること 大きな山が鳴り響いたのに、出てきたのはねずみ一匹だった、というたとえです。にた言葉 針小棒大 宝の山に入りて手を空しくして帰る(たからのやまにいりててをむなしくしてかえる)よい機会があったのに、何も得ずに終わることです。使いどき 図書館に行ったのに、何も借りずに帰ること。よい機会がありながら、何も得ずに終わることです。使い方 せっかくの場を生かせなかったときに使います。「質問し放題だったのに何も聞かなかった。宝の山に入りて手を空しくして帰るだ。」「宝の山に入りて手を空しくして帰らないよう、聞きたいことを書いていった。」気をつけること 「手を空しくして」は、手ぶらで、という意味です。にた言葉 宝の持ち腐れ 他山の石(たざんのいし)よその人のよくない言動も、自分をみがく材料になる、という意味です。使いどき 同じ失敗をしたチームの話を聞いて、自分たちの練習を変えたとき。よそのよくない例も、自分をみがく助けになるという意味です。使い方 人の失敗から学ぼうと言うときに使います。「あの失敗を他山の石として、同じ道は通らない。」「去年の失敗例を他山の石として、手順書を作り直した。」気をつけること すぐれた人の行いを手本にする、という意味では使いません。「よくない例から学ぶ」ときの言葉です。ここが入試でよく問われます。にた言葉 人の振り見て我が振り直せ・反面教師 男子三日会わざれば刮目して見よ(だんしみっかあわざればかつもくしてみよ)人は短い間でも大きく成長するので、思いこみで見てはいけない、という意味です。使いどき しばらく会わないうちに、友だちが見ちがえるほど上手くなっていたこと。人は短い間でも成長するので、目をこすってよく見よという意味です。使い方 久しぶりに会った人の成長におどろいたときに使います。「三か月で見ちがえた。男子三日会わざれば刮目して見よだ。」「男子三日会わざれば刮目して見よというから、昔の印象で決めつけないでおこう。」 血は水よりも濃い(ちはみずよりもこい)家族のつながりは、他人とのつながりより強い、という意味です。使いどき 遠くに住んでいても、家族はやっぱり助けてくれること。血のつながりは、他人とのつながりより強いという意味です。使い方 いざというとき家族が力になったときに使います。「遠くにいても駆けつけてくれた。血は水よりも濃いと思った。」「血は水よりも濃いというが、遠くの親戚より近くの他人という言葉もある。」にた言葉 遠くの親戚より近くの他人 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)ほんの少しのものでも、積み重なればとても大きなものになる、という意味です。使いどき 1日10分の音読でも、1年続ければ60時間をこえます。小さなことでも積み重ねれば大きくなる、という意味です。使い方 小さな努力や、小さな出費について使います。良い意味にも、良くない意味にも使えます。「毎日五分の音読も、塵も積もれば山となるで一年で三十時間になる。」「百円のおかしも塵も積もれば山となる。お小遣い帳をつけてみよう。」にた言葉 雨垂れ石を穿つ・継続は力なり 月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ)よいことには、じゃまが入りやすい、という意味です。使いどき 満開の桜の日に、強い風が吹くこと。よいことには、じゃまが入りやすいという意味です。使い方 うまくいきかけたところで邪魔が入ったときに使います。「楽しみにしていた日に台風が来た。月に叢雲花に風だ。」「月に叢雲花に風というから、予備の日も決めておこう。」気をつけること 美しい月には雲がかかり、満開の花には風が吹く、というたとえです。「叢雲」はむらがった雲のことです。にた言葉 好事魔多し 月夜に提灯(つきよにちょうちん)必要のないもの、むだなもののことです。使いどき 明るい昼間に懐中電灯を持っていくこと。あっても役に立たない、むだなもののことです。使い方 すでに足りているのに用意したときに使います。「明るいのに照明を足した。月夜に提灯だ。」「月夜に提灯にならないよう、必要な分だけ持っていく。」にた言葉 無用の長物 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)自分から危ないところへ飛びこんでいくことです。使いどき 危ないと言われた場所に、自分から行ってしまうこと。自分から進んで、危ないところに飛びこむことです。使い方 危険に気づかずに近づく人について使います。「そこへ行くのは飛んで火に入る夏の虫だ。」「飛んで火に入る夏の虫にならないよう、様子を見てから決めよう。」 寝耳に水(ねみみにみず)まったく思いがけない知らせにおどろくことです。使いどき 急に席替えを知らされたとき。まったく思いがけないことに、おどろくことです。使い方 突然の知らせを受けたときに使います。「転校の話は寝耳に水だった。」「寝耳に水の連絡で、朝から慌てた。」気をつけること 寝ているときに耳に水が入ってくるほどのおどろき、というたとえです。にた言葉 青天の霹靂・藪から棒 背水の陣(はいすいのじん)もう後がない状態で、全力で立ち向かうことです。使いどき あとがない最終戦にのぞむこと。もう後がない覚悟で、全力を出すことです。使い方 退路を断って挑むときに使います。「背水の陣で最後の試合にのぞんだ。」「背水の陣を敷いて、この一週間に集中する。」気をつけること 「背水」は水を背にする、という意味です。にた言葉 乾坤一擲 花は桜木人は武士(はなはさくらぎひとはぶし)花なら桜、人なら武士がいちばんだ、という昔の考え方を表した言葉です。使いどき いちばんよいとされるものを並べた言い方。花なら桜、人なら武士がよいという意味です。使い方 昔の価値観を紹介するときに使われます。「花は桜木人は武士という言い方が昔からある。」「花は桜木人は武士の一節は、江戸時代の物語にも出てくる。」気をつけること 昔の価値観を表した言葉で、いまの考え方とは異なります。 花を持たせる(はなをもたせる)相手に手がらをゆずって、立ててあげることです。使いどき わざと相手に得点を譲って、活躍させること。相手に手がらをゆずることです。使い方 わざと相手を目立たせるときに使います。「最後の一点は後輩に花を持たせた。」「花を持たせるつもりで、司会を任せた。」 人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)噂は長くても二か月半ほどで消えていく、という意味です。使いどき あんなに話題になったことも、次の学期には誰も言わなくなること。うわさは長くは続かないという意味です。使い方 噂を気にしている人をなぐさめるときに使います。「しばらくすれば忘れられる。人の噂も七十五日だ。」「気にしないでいい。人の噂も七十五日だ。」気をつけること 読みは「しちじゅうごにち」です。 火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)勢いのあるものに、さらに勢いをつけてしまうことです。使いどき けんかの最中に、よけいな一言を足すこと。勢いをさらに強めて、悪くすることです。使い方 よけいなことを言って事態を悪化させたときに使います。「言いわけをして火に油を注いでしまった。」「火に油を注がないよう、その場では黙っていた。」気をつけること 悪い方向に勢いがつくときに使います。良い意味では使いません。 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)一度してしまったことは、もう元にもどせない、という意味です。使いどき 言ってしまった悪口は、あとで取り消せないこと。いちどしてしまったことは、元に戻せないという意味です。使い方 取り返しのつかない失敗や、こわれた関係について使います。「言ってしまった言葉は覆水盆に返らずだ。」「データを消してしまった。覆水盆に返らずで、一からやり直すしかない。」気をつけること 「盆」はおぼんではなく、水を入れる平たい器のことです。にた言葉 後悔先に立たず・後の祭り 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)じっと待っていれば、いつか良い機会がやってくる、という意味です。使いどき 海が荒れていても、待っていればおだやかな日が来ること。あせらず待てば、よい機会がめぐってくるという意味です。使い方 うまくいかない時期にいる人をはげますときに使います。「いまは結果が出なくても、待てば海路の日和ありだ。」「待てば海路の日和あり。焦らず続けよう。」気をつけること 「日和」は、船を出すのにちょうどよい天気のことです。にた言葉 果報は寝て待て 水入らず(みずいらず)身内だけで、外の人をまじえないことです。使いどき 家族だけで過ごすお正月のこと。他人が混じらず、身内だけであることです。使い方 家族だけで過ごすときに使います。「久しぶりに家族水入らずで過ごした。」「水入らずの時間を大切にしたい。」 水と油(みずとあぶら)性質がちがいすぎて、まったく合わないことです。使いどき どうしても意見が合わない二人のこと。まったく性質が合わず、混ざらないことです。使い方 考え方の合わない二人について使います。「あの二人は水と油で、意見が合ったことがない。」「方針が水と油で、話がまとまらなかった。」にた言葉 犬猿の仲 水に流す(みずにながす)過去のもめごとを、なかったことにして忘れることです。使いどき けんかしたことを、なかったことにして仲直りすること。過去のもめごとを、なかったことにすることです。使い方 仲直りをするときに使います。「昨日のことは水に流そう。」「水に流して、また一緒にやることにした。」 水を差す(みずをさす)うまくいっている物事や、盛り上がりのじゃまをすることです。使いどき みんなで盛り上がっているときに「どうせ無理だよ」と言うこと。うまくいっていることのじゃまをする言葉や行いを指します。使い方 話の腰を折ったときに使います。「盛り上がっていたのに水を差してしまった。」「水を差すようで悪いが、時間を確認したい。」にた言葉 月に叢雲花に風 道草を食う(みちくさをくう)目的地に行く途中で、よそ道に時間を使うことです。使いどき 帰り道で寄り道をして、遅くなること。目的の途中で、他のことに時間を使うことです。使い方 寄り道について使います。「帰り道に道草を食って遅くなった。」「道草を食うのも悪くないが、暗くなる前に帰ろう。」 目星をつける(めぼしをつける)だいたいの見当をつけることです。使いどき 調べる本の見当をつけること。だいたいの見当をつけることです。使い方 見当をつけて探すときに使います。「落とした場所に目星をつけて探した。」「目星をつけてから調べると早い。」 柳に風(やなぎにかぜ)さからわずに、うまく受け流すことです。使いどき からかわれても、受け流すこと。逆らわずに、軽く受け流すことです。使い方 きつい言葉を受け流す様子について使います。「何を言われても柳に風だ。」「柳に風で受け流したら、相手も落ち着いた。」気をつけること 「暖簾に腕押し」は言う側から見た手ごたえのなさ、「柳に風」は受ける側のかわし方です。にた言葉 暖簾に腕押し 両手に花(りょうてにはな)良いものを二つ同時に手に入れることです。使いどき うれしいことが2つ同時に起きること。よいものを2つ同時に手に入れることです。使い方 うれしいことが重なったときに使います。「賞と表彰の両方をもらって両手に花だ。」「両手に花のような一日だった。」にた言葉 一石二鳥

慣用句(28語)

上の空(うわのそら)ほかのことに気を取られて、身が入らないことです。使いどき ほかのことに気を取られて、聞いていないこと。上の空であることです。使い方 集中していないときに使います。「遠足のことを考えて、授業が上の空になった。」「上の空だと気づいたら、一度立ち上がって水を飲む。」気をつけること 天気の話ではありません。読み方は「うわのそら」です。にた言葉 心ここにあらず 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)できそうもない大きなことを言うことです。使いどき できそうにないことを、大きく言うこと。大げさに話すことです。使い方 話を大きくしたときに使います。「大風呂敷を広げず、今月できることだけを書いた。」「大風呂敷を広げたぶん、あとが大変になった。」気をつけること 計画が大きいこと自体は悪くありません。中身がともなわない点が中心です。にた言葉 大言壮語 風上にも置けない(かざかみにもおけない)心がけが悪くて、同じ仲間として認められないことです。使いどき 同じ仲間として、認められないほどひどいこと。とても許せないことです。使い方 強い非難として使います。「風上にも置けない、と言われないようにしたい。」「風上にも置けないという言い方は、かなり強い。」気をつけること とても強い言葉です。人に向けて使うと大きな非難になります。使う場面に気をつけます。にた言葉 言語道断 風向きが変わる(かざむきがかわる)ものごとの流れや、まわりの様子が変わることです。使いどき 形勢が、変わること。状況が変わることです。使い方 形勢が変わったときに使います。「一点返してから、風向きが変わった。」「風向きが変わるまで、やることを変えずに続けた。」気をつけること 天気の話ではありません。流れの変化を表します。にた言葉 形勢が変わる 肩で風を切る(かたでかぜをきる)得意そうに、いばって歩くことです。使いどき いばって、堂々と歩くこと。得意そうにふるまうことです。使い方 おごった態度に使います。「優勝しても、肩で風を切ることはなかった。」「肩で風を切る歩き方は、遠くからでも分かる。」気をつけること ほめ言葉ではありません。人に向けて言うと非難になります。にた言葉 意気揚々 木で鼻をくくる(きではなをくくる)そっけなく、冷たい態度をとることです。使いどき そっけなく、冷たい態度をとること。愛想がないことです。使い方 そっけない返事について使います。「木で鼻をくくったような返事だった。」「木で鼻をくくる対応にならないよう、一言そえた。」気をつけること 「木で鼻をかむ」と言う人がいますが、もとの言い方は「くくる」です。にた言葉 けんもほろろ 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)つり合わないものを、むりにつなげることです。使いどき つながりのないものを、無理につなぐこと。ちぐはぐであることです。使い方 話の筋が通らないときに使います。「説明が木に竹を接いだようになってしまった。」「木に竹を接がないよう、順番を整えた。」気をつけること 「工夫した」という意味ではありません。ちぐはぐな点が中心です。にた言葉 支離滅裂 口火を切る(くちびをきる)いちばん先に始めることです。使いどき いちばん最初に、始めること。先頭を切ることです。使い方 最初の一手について使います。「質問の口火を切ってくれた人がいた。」「口火を切る役は、勇気がいるが場が動く。」気をつけること 「火蓋を切る」は始まること全体、「口火を切る」はだれかが最初に始めること、という差があります。にた言葉 先陣を切る・口を切る 小春日和(こはるびより)晩秋から初冬にかけての、春のようにあたたかくおだやかな日のことです。使いどき 晩秋から初冬の、春のように暖かい日のこと。春の日ではありません。使い方 十一月ごろの、ぽかぽかした日について使います。「小春日和の土曜日に、家族で公園へ行った。」「十一月なのに小春日和で、上着がいらなかった。」気をつけること 春の暖かい日という意味で使う人が多い語ですが、使うのは秋の終わりから冬の初めです。にた言葉 インディアンサマー 尻に火がつく(しりにひがつく)のんびりしていられないほど、切羽つまることです。使いどき 締切が近づいて、あわてはじめること。追いつめられて、落ち着かないことです。使い方 期限が近づいたときに使います。「提出日の前日になって、やっと尻に火がついた。」「尻に火がつく前に、少しずつ進めることにした。」気をつけること おこられる、という意味ではありません。にた言葉 切羽つまる 水面下(すいめんか)表に出ないところで、という意味です。使いどき 表に出ないところで、進んでいること。水面の下、という意味です。使い方 見えない動きについて使います。「水面下で準備が進んでいた。」「水面下の話は、決まってから伝える。」気をつけること かくしごとという意味だけではありません。まだ表に出せない段階、という使い方が多い語です。にた言葉 裏で 図星(ずぼし)言い当てられて、そのとおりであることです。使いどき 言い当てられて、どきりとすること。まさにその通りであることです。使い方 ぴたりと当たったときに使います。「ねむいでしょうと言われて、図星だった。」「図星をつかれて何も言えなかった。」気をつけること 星空の星とは関係がありません。的のまん中のことです。にた言葉 的中 空恐ろしい(そらおそろしい)はっきりした理由はないのに、なんとなくこわいことです。使いどき 先を考えると、なんとなくこわいこと。理由もなく不安なことです。使い方 漠然としたこわさに使います。「この先どうなるのかと、空恐ろしくなった。」「空恐ろしいと感じたら、まず事実を確かめる。」気をつけること 空の話ではありません。なんとなく、が中心です。にた言葉 薄気味悪い 高嶺の花(たかねのはな)見えているのに、手が届かないもののことです。使いどき 見るだけで、手に入らないもののこと。あこがれるだけのものです。使い方 あこがれについて使います。「あの記録は、いまの自分には高嶺の花だ。」「高嶺の花も、近づけば手が届くことがある。」気をつけること 「高値の花」と書くのはまちがいです。値段ではなく、高い峰の「嶺」です。にた言葉 高根の花 立て板に水(たていたにみず)つかえずに、すらすらとよく話すことです。使いどき すらすらと、よどみなく話すこと。話がなめらかなことです。使い方 話し方のうまさを表すときに使います。「立て板に水のように説明してくれた。」「立て板に水とはいかず、何度も止まってしまった。」気をつけること 話の中身がよいという意味ではありません。話し方の勢いを表します。にた言葉 能弁 火が消えたよう(ひがきえたよう)急に静かで、さびしくなることです。使いどき 急に、さびしく静かになること。活気がなくなることです。使い方 にぎわいがなくなったときに使います。「卒業生が抜けて、部室は火が消えたようだった。」「火が消えたようになる前に、次の代の準備をしておく。」気をつけること 火事の話ではありません。にぎわいがなくなることです。にた言葉 閑散 一花咲かせる(ひとはなさかせる)一度は、はなやかに成功してみせることです。使いどき 一度は、成功してみせること。ひと時でも、活躍することです。使い方 もうひとがんばりに使います。「最後の大会で一花咲かせたい。」「一花咲かせるつもりで、朝の練習を増やした。」気をつけること 一度きりの成功、という意味がふくまれます。にた言葉 花を咲かせる 火の車(ひのくるま)お金のやりくりが、とても苦しいことです。使いどき お金がなくて、やりくりが苦しいこと。家計が非常に苦しいことです。使い方 家計や運営が苦しいときに使います。「行事が続いて、部の会計は火の車だ。」「火の車にならないよう、先に予算を決めた。」気をつけること 「いそがしい」という意味ではありません。お金の苦しさです。にた言葉 自転車操業 火蓋を切る(ひぶたをきる)物事を始めることです。使いどき 物事を、始めること。開始することです。使い方 戦いや催しの開始に使います。「いよいよ大会の火蓋が切られた。」「火蓋を切る前に、道具をそろえた。」気をつけること 「火蓋を切って落とす」と言う人がいますが、もとの言い方は「火蓋を切る」です。落とすのは「幕」です。にた言葉 幕を開ける 冷や水を浴びせる(ひやみずをあびせる)盛り上がっているところに、水をさすことです。使いどき 盛り上がっているところに、水を差すこと。勢いをそぐことです。使い方 勢いをそぐときに使います。「せっかくの提案に冷や水を浴びせないよう、まず良い点を言った。」「冷や水を浴びせられて、いったん立ち止まった。」気をつけること 必要な指摘が、冷や水になることもあります。伝える順番で変わります。にた言葉 水を差す 水掛け論(みずかけろん)どちらも自分が正しいと言い張って、決まらない議論のことです。使いどき たがいに主張して、いつまでも決まらない議論のこと。結論の出ない言い合いです。使い方 話が平行線のときに使います。「水掛け論になったので、記録を見て確かめた。」「水掛け論をさけるには、事実を先に共有する。」気をつけること どちらかが悪い、という意味ではありません。決まらない状態を表します。にた言葉 泥仕合 水を打ったよう(みずをうったよう)大勢いるのに、しんと静まりかえるようすです。使いどき 大勢いるのに、しんと静まりかえること。静かになることです。使い方 静けさに使います。「発表が始まると、会場は水を打ったようになった。」「水を打ったような静けさの中で、声がよく通った。」気をつけること だれもいない静けさではありません。大勢いるのに静か、が中心です。にた言葉 静寂 元の木阿弥(もとのもくあみ)せっかくよくなったのに、また元の状態にもどってしまうことです。使いどき よくなったものが、また元の悪い状態に戻ること。苦労が無駄になることです。使い方 苦労が水の泡になったときに使います。「途中でやめたら元の木阿弥だ。」「元の木阿弥にならないよう、続けやすい形にした。」気をつけること 「元の黙阿弥」と書くのはまちがいです。人の名前の「木阿弥」です。にた言葉 水の泡 山が当たる(やまがあたる)予想したところが、そのとおりに出ることです。使いどき 予想したところが、出ること。あてた予想が的中することです。使い方 予想が的中したときに使います。「山が当たって、ちょうど習ったところが出た。」「山が当たっても、外れても、範囲は見ておく。」気をつけること 運に近い当たり方です。当たったからといって、やり方が正しかったとはかぎりません。にた言葉 的中する 山場(やまば)いちばん大事な、分かれ目になるところです。使いどき 物語や試合の、いちばんの盛り上がりのこと。最も大事な場面です。使い方 物語や勝負の見せ場に使います。「物語の山場で、思わず声が出た。」「今週が準備の山場だ。」気をつけること 「終わり」ではありません。いちばん大事なところ、が中心です。にた言葉 クライマックス・峠 山をかける(やまをかける)出そうなところを予想して、そこにしぼって備えることです。使いどき 出そうなところを予想して、そこだけ勉強すること。あてずっぽうで見当をつけることです。使い方 テスト勉強などについて使います。「山をかけずに、範囲をひととおり見直した。」「山をかけたところが外れた。」気をつけること うまくいくとはかぎらない方法です。「山が当たる」「山が外れる」の形でも使います。にた言葉 やまを張る 山を越す(やまをこす)いちばん大変なところを、過ぎることです。使いどき いちばん大変なところを、乗りこえること。峠を越すことです。使い方 山場を過ぎたときに使います。「準備は山を越した。」「山を越しても、最後の片づけが残っている。」気をつけること 「峠を越す」とほぼ同じ意味です。にた言葉 峠を越す 湯水のように使う(ゆみずのようにつかう)お金などを、惜しまずどんどん使うことです。使いどき お金を、惜しまずどんどん使うこと。むだづかいすることです。使い方 むだづかいについて使います。「紙を湯水のように使わないよう、裏面も使った。」「湯水のように使えるものは、そう多くない。」気をつけること ほめ言葉ではありません。水が貴重な場所では、たとえ自体が通じにくい言い方でもあります。にた言葉 浪費

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ 自然のものが出てくる
めあて 自然のものが出てくるのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

学年べつの自学ネタ一覧(ことば以外も)→ 自主学習ノートの書き方(4部構成)→ 読書感想文の書き方(同じ言い方ばかりになるとき)→

ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

食べものが出てくる61語学ぶ・本35語がんばる・努力36語しっぱい・まちがい47語じょうず・名人64語へた・にがて28語友だち・なかま44語家族・親子33語うれしい・楽しい25語かなしい・くやしい20語おこる・いかり17語おどろく・びっくり28語

ここから先に進む

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