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10までのひき算のつまずきと教え方
小1算数(小学1年生)・例題3つ

10までのひき算は小学1年生で習います。のこりはいくつ、ちがいはいくつ、を式にして計算するところです。「のこり」と「ちがい」が同じひき算になることに、最初はおどろきます。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

「10までのひき算」でよく聞かれること

「10までのひき算」は何年生で習う?

小学1年生で習います(文部科学省「小学校学習指導要領」算数)。何学期に習うかは、教科書によって前後します。

「10までのひき算」でつまずきやすいところは?

「ちがいはいくつ」がひき算だと分からない。のこりを求めるのは減る場面なのでイメージしやすいのですが、2つをくらべる場面もひき算です。

「10までのひき算」が分からないとき、どの単元を見直す?

「10までの数」(小1)「10までのたし算」(小1)を見直します。「7-3」は、7を3といくつに分けるかを答えます。「7は3と4」が分かっていれば、そのまま4と言えます。(つながりは編集部の見立て。くわしくは下の「なぜ」)

「10までのひき算」の問題の例は?

9-4をけいさんしましょう。 答えは「5」です。考え方は下の例題にあります。

「10までのひき算」を教えても分からないときは?

この単元の問題をくり返すより、止まっている前提の単元を先に1日5分、7日続けます。どの前提で止まっているかは、下の前提チェック(3〜5分)で分かります。

「10までのひき算」の前提チェック:わが子がどこで止まっているかを3〜5分で

この単元の前提になる10までの数・10までのたし算と、「10までのひき算」そのものを1つずつ確かめます。止まった単元と止まり方から、次にやることが出ます(記録はこの端末の中だけ)。

なぜ、前の単元で止まると「10までのひき算」が解けないのか

「10までのひき算」では、次の2つの単元が、問題を解くとちゅうでそのまま出てきます。

10までの数(小1)

どこで使う? 「7-3」は、7を3といくつに分けるかを答えます。「7は3と4」が分かっていれば、そのまま4と言えます。

止まっていると? 7を3と4に分けられない子は、7から1つずつ「6、5、4」と数えもどります。数えもどりは数え始めをまちがえやすく、「5」と1つずれた答えになります。

10までのたし算(小1)

どこで使う? ひき算はたし算の反対です。「7-3」は「3にいくつたすと7?」と同じなので、「3+4=7」が出てくれば答えの4がすぐ分かります。

止まっていると? たし算が考えずに出てこないと、ひき算を「たし算の反対」として見られず、毎回数えもどることになります。

10までのひき算で手が止まるのはどこか

「ちがいはいくつ」がひき算だと分からない

のこりを求めるのは減る場面なのでイメージしやすいのですが、2つをくらべる場面もひき算です。ブロックを2列にならべて長さをそろえると、はみ出た分がちがいだと目で分かります。

たし算のときと数の向きが逆になる

ひき算は数の線を左に進みます。たし算とひき算をまぜて出したときに急にできなくなる子は、この向きの切りかえで止まっています。

例題3つと、考え方

「10までのひき算」は、数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 9-4をけいさんしましょう。

考え方 9から左へ4つもどります。または9は5と4なので、4をとると5。

答え 5

例題2 あめが8こありました。3こ食べました。のこりは何こですか。

考え方 のこりなので、ひき算です。8-3。

答え 5こ

例題3 赤いおはじきが7こ、青いおはじきが4こあります。どちらが何こ多いですか。

考え方 ちがいを求めるので、ひき算です。7-4。

答え 赤が3こ多い

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
ひき算のこりやちがいを求める計算。
のこりとりのぞいたあとの数。
ちがい2つの数のへだたり。

「10までのひき算」の無料プリントで、手を動かしてたしかめる

10までのひき算でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

🖨 小学1年生 10までのひきざんのプリント紙で練習します。答えつき、登録不要。刷るとどんな形で出るかは、リンク先の1枚目に見本があります。 ⚡ ひき算ドリル(自動採点)画面で解いて、その場で丸がつきます。印刷はいりません。 📚 小1 計算プリント一覧(単元からえらぶ)同じ学年のほかの単元も、単元ごとに何枚でも印刷できます。答えつき、登録不要。

この単元は算数のどこにあるか(数と計算)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「10までのひき算」は数と計算にあたります。数のしくみと、たし算・ひき算・かけ算・わり算。1年から6年までいちばん長く続く領域で、どこかがぐらつくと上の学年で必ず止まります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
ここで効いてくる 小2 1000までの数 小2 2けたのたし算の筆算 小2 2けたのひき算の筆算 小2 3けたのたし算・ひき算の筆算 

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

「10までのひき算」で分からないところの原因が、1つ前や2つ前の単元にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 10までのたし算次 20までの数 →

小学1年生の算数でならうこと(17単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

つぎに:漢字ずかん 1026字 きょうのかがく ことば大辞典 ほんだなコンパス

学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。

❓ よくある質問

Q. 10までのひき算は何年生で習いますか?

小学1年生で習います。学年別の内容は文部科学省の小学校学習指導要領で決められています。単元が出てくる時期は教科書によって前後します。

Q. 10までのひき算でつまずきやすいのはどこですか?

「ちがいはいくつ」がひき算だと分からない。のこりを求めるのは減る場面なのでイメージしやすいのですが、2つをくらべる場面もひき算です。ブロックを2列にならべて長さをそろえると、はみ出た分がちがいだと目で分かります。

Q. 10までのひき算の前に習うのは何ですか?

10までのたし算です。手が止まるときは、そこまで戻ると早く進みます。

Q. 10までのひき算のあとに習うのは何ですか?

20までの数です。この単元ができていることが前提になります。