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くり上がりのあるたし算
小1算数(小学1年生)・例題3つと前後の単元

🎮 家での教え方と、遊んで身につくゲームはこちら

つまずいたときの教え方(おうちの方向け)と、子どもが遊びながら練習できる「10づくりレスキュー」は、1つのページにまとめています。 くり上がりのあるたし算の教え方とゲーム →

くり上がりのあるたし算は小学1年生で習います。8+5のように、答えが10をこえるたし算です。片方の数を分けて先に10を作る、さくらんぼ計算の考え方を使います。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

「くり上がりのあるたし算」でよく聞かれること

「くり上がりのあるたし算」は何年生で習う?

小学1年生で習います(文部科学省「小学校学習指導要領」算数)。何学期に習うかは、教科書によって前後します。

「くり上がりのあるたし算」でつまずきやすいところは?

どちらの数を分けるか決められない。大きいほうを10にする、と決めてしまうのが早いです。

「くり上がりのあるたし算」が分からないとき、どの単元を見直す?

「10までのたし算」(小1)「20までの数」(小1)を見直します。「8+5」は、8をあと2で10にして、5を2と3に分け、10と3で13にします。ここで「8と2で10」「5は2と3」の2つを、すぐに出せることが要ります。(つながりは編集部の見立て。くわしくは下の「なぜ」)

「くり上がりのあるたし算」の問題の例は?

8+5をけいさんしましょう。 答えは「13」です。考え方は下の例題にあります。

「くり上がりのあるたし算」を教えても分からないときは?

この単元の問題をくり返すより、止まっている前提の単元を先に1日5分、7日続けます。どの前提で止まっているかは、下の前提チェック(3〜5分)で分かります。

「くり上がりのあるたし算」の前提チェック:わが子がどこで止まっているかを3〜5分で

この単元の前提になる10までのたし算・20までの数と、「くり上がりのあるたし算」そのものを1つずつ確かめます。止まった単元と止まり方から、次にやることが出ます(記録はこの端末の中だけ)。

なぜ、前の単元で止まると「くり上がりのあるたし算」が解けないのか

「くり上がりのあるたし算」では、次の2つの単元が、問題を解くとちゅうでそのまま出てきます。

10までのたし算(小1)

どこで使う? 「8+5」は、8をあと2で10にして、5を2と3に分け、10と3で13にします。ここで「8と2で10」「5は2と3」の2つを、すぐに出せることが要ります。

止まっていると? 10までのたし算に時間がかかると、「8にあといくつで10?」で止まり、手順の途中で何を足していたか分からなくなります。指で数えて「12」と1つずれるのも、このときです。

20までの数(小1)

どこで使う? くり上がりの計算は、最後に「10と3で13」と、10のまとまりとばらで答えを作ります。

止まっていると? 13を「10と3」と見られないと、10を作ったあとの答えの作り方が分からず、手順が最後までつながりません。

くり上がりのあるたし算で手が止まるのはどこか

どちらの数を分けるか決められない

大きいほうを10にする、と決めてしまうのが早いです。8+5なら8を10にしたいので、5を2と3に分けます。毎回まよう子は、ここのルールが決まっていません。

10の補数が出てこない

8はあと2で10、7はあと3で10。これが1秒で出ないと、分ける作業に時間がかかって答えまでたどりつきません。原因はこの単元ではなく、10までのたし算にあります。

さくらんぼを書くのを面倒がる

書かずに暗算しようとして、まちがえます。20問のうち最初の5問だけでも書かせると、やり方が体に入ります。

例題3つと、考え方

「くり上がりのあるたし算」は、数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 8+5をけいさんしましょう。

考え方 8はあと2で10。だから5を2と3に分けます。8+2で10、10+3で13。

答え 13

例題2 7+6をけいさんしましょう。

考え方 7はあと3で10。6を3と3に分けます。7+3で10、10+3で13。

答え 13

例題3 9+4をけいさんしましょう。

考え方 9はあと1で10。4を1と3に分けます。9+1で10、10+3で13。

答え 13

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
くり上がり答えが10をこえて、10のまとまりが1つふえること。
さくらんぼ計算数を2つに分けて先に10を作るやり方。

「くり上がりのあるたし算」の無料プリントで、手を動かしてたしかめる

くり上がりのあるたし算でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

🖨 小学1年生 くり上がりのあるたし算のプリント紙で練習します。答えつき、登録不要。刷るとどんな形で出るかは、リンク先の1枚目に見本があります。 ⚡ たし算ドリル(自動採点)画面で解いて、その場で丸がつきます。印刷はいりません。 📚 小1 計算プリント一覧(単元からえらぶ)同じ学年のほかの単元も、単元ごとに何枚でも印刷できます。答えつき、登録不要。 💡 さくらんぼ計算の教え方3ステップ教え方のほうを、おうちの方向けにくわしく書いています。

この単元は算数のどこにあるか(数と計算)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「くり上がりのあるたし算」は数と計算にあたります。数のしくみと、たし算・ひき算・かけ算・わり算。1年から6年までいちばん長く続く領域で、どこかがぐらつくと上の学年で必ず止まります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
ここで効いてくる 小2 1000までの数 小2 2けたのたし算の筆算 小2 2けたのひき算の筆算 小2 3けたのたし算・ひき算の筆算 

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

「くり上がりのあるたし算」で分からないところの原因が、1つ前や2つ前の単元にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 20までの数次 くり下がりのあるひき算 →

小学1年生の算数でならうこと(17単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

つぎに:漢字ずかん 1026字 きょうのかがく ことば大辞典 ほんだなコンパス

学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。

❓ よくある質問

Q. くり上がりのあるたし算は何年生で習いますか?

小学1年生で習います。学年別の内容は文部科学省の小学校学習指導要領で決められています。単元が出てくる時期は教科書によって前後します。

Q. くり上がりのあるたし算でつまずきやすいのはどこですか?

どちらの数を分けるか決められない。大きいほうを10にする、と決めてしまうのが早いです。8+5なら8を10にしたいので、5を2と3に分けます。毎回まよう子は、ここのルールが決まっていません。

Q. くり上がりのあるたし算の前に習うのは何ですか?

20までの数です。手が止まるときは、そこまで戻ると早く進みます。

Q. くり上がりのあるたし算のあとに習うのは何ですか?

くり下がりのあるひき算です。この単元ができていることが前提になります。