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へた・にがてのことわざ・慣用句28語
自主学習ノート1ページ分のネタ

うまくできないこと、にがてなことをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

慣用句(6語)

生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)すばやく、ぬけ目なく利益を取ることです。使いどき 油断できないほど、すばやくずるいこと。抜け目がないことです。使い方 油断できない世の中のようすに使います。「生き馬の目を抜くような世界だ、と聞いた。」「生き馬の目を抜く必要はないが、締め切りは守る。」気をつけること ほめ言葉ではありません。きびしい世界を表す言い方です。にた言葉 油断も隙もない 首が回らない(くびがまわらない)借金などが多くて、どうにもならないことです。使いどき 借金が多くて、やりくりできないこと。返す当てがなく、苦しいことです。使い方 お金のやりくりが苦しいときに使います。「行事が重なって、会計は首が回らない状態だった。」「首が回らなくなる前に、計画を見直した。」気をつけること いそがしいという意味ではありません。お金の話です。にた言葉 火の車 立つ瀬がない(たつせがない)面目が保てず、立場がなくなることです。使いどき 友だちの前で「ぜったい勝つ」と言って負けたときの気持ちです。顔向けできない、その場にいづらい、という状態を表します。自分のことにも、人のことにも使えます。使い方 自分の立場が苦しいときに使います。「ここで負けたら立つ瀬がない、と本人が言った。」「立つ瀬がなくならないよう、逃げ道を残して話した。」気をつけること 「立つ背がない」と書くのはまちがいです。川の「瀬」です。にた言葉 面目が立たない 手に余る(てにあまる)自分の力では、どうにもできないことです。使いどき 自分の力では、手におえないこと。処理しきれないことです。使い方 力が足りないときに使います。「一人では手に余るので、先生に相談した。」「手に余る仕事を、三人で分けた。」気をつけること 「余裕がある」という意味ではありません。反対です。にた言葉 荷が重い 腹に据えかねる(はらにすえかねる)がまんできないほど、腹が立つことです。使いどき がまんできないほど、腹が立つこと。怒りをおさえきれないことです。使い方 強い怒りについて使います。「ごみを放置されたのは腹に据えかねた。」「腹に据えかねたが、まず事実を確かめた。」気をつけること 「据えかねる」は、おさめておけないという意味です。にた言葉 業を煮やす 待ったなし(まったなし)やり直しや先のばしができない状態のことです。使いどき もう先延ばしができないこと。猶予がないことです。使い方 期限がせまっているときに使います。「準備は待ったなしの段階に入った。」「待ったなしになる前に手をつけた。」気をつけること 「急げ」という命令ではありません。状態を表す言葉です。にた言葉 切羽つまる

ことわざ(18語)

石橋を叩いても渡らない(いしばしをたたいてもわたらない)用心しすぎて、結局は何もしないことです。使いどき 用心しすぎて、結局やらないこと。慎重すぎて、行動できないことです。使い方 慎重すぎる人について使います。「調べるだけ調べて申しこまなかった。石橋を叩いても渡らないだ。」「石橋を叩いても渡らないままでは、何も始まらない。」気をつけること 「石橋を叩いて渡る」は用心深いこと、「叩いても渡らない」は慎重すぎることで、意味がちがいます。 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)暮らしに余裕ができてはじめて、礼儀に気を配れるようになる、という意味です。使いどき おなかがすいていると、人にやさしくできないこと。暮らしが安定してはじめて、礼儀に気を配れるという意味です。使い方 生活の土台の大切さを言うときに使います。「まず体調を整えよう。衣食足りて礼節を知るだ。」「衣食足りて礼節を知るというから、寝不足のときに大事な話はしない。」気をつけること 中国の古い書物にある言葉がもとになっています。にた言葉 腹が減っては戦ができぬ 思う念力岩をも通す(おもうねんりきいわをもとおす)強く思い続ければ、どんなことでもできる、という意味です。使いどき どうしてもと思って練習を続けたら、逆上がりができたこと。強く思って続ければ、できないことはないという意味です。使い方 あきらめずに続けている人をはげますときに使います。「三年かけて成しとげた。思う念力岩をも通すだ。」「思う念力岩をも通す。まずは続けてみよう。」にた言葉 成せば成る・井戸を掘るなら水の出るまで 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)その道の名人でも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 毎日みごとに逆上がりをしている子が、たまたま失敗したとき。得意な人でも失敗することがある、という意味です。もともと下手な人には使いません。使い方 上手な人が思いがけない失敗をしたときに、なぐさめたり、おどろいたりして使います。自分の失敗を言いわけするのには使いません。「漢字博士のお兄ちゃんが「校庭」を「校底」と書いていた。猿も木から落ちるだね。」「毎回一位の選手が予選で負けた。猿も木から落ちるということもある。」「先生が黒板の字をまちがえた。猿も木から落ちる、と思ったが言わないでおいた。」気をつけること 目上の人に向かって面と向かって言うと、失礼になることがあります。にた言葉 弘法にも筆の誤り・河童の川流れ・上手の手から水が漏れる 畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)理屈ばかりで、実際の役に立たない練習のことです。使いどき プールに入らずに、部屋で泳ぎ方だけ習うこと。理屈だけで、実際にはできないことです。使い方 やり方だけ覚えて実践していないときに使います。「泳ぎ方の本ばかり読んでも畳の上の水練だ。」「説明を読むだけでは畳の上の水練で終わる。」にた言葉 机上の空論・絵に描いた餅 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)人の好みはさまざまで、他人には理解できないこともある、という意味です。使いどき からいものが苦手な人と、大好きな人がいること。人の好みはそれぞれだ、という意味です。使い方 変わった好みについて、否定せずに言うときに使います。「あの味が好きなんて蓼食う虫も好き好きだ。」「自分が苦手な味を好む人もいる。蓼食う虫も好き好きだ。」気をつけること 「蓼」は辛くて苦い草です。それでも食べる虫がいる、というたとえです。にた言葉 十人十色・人それぞれ 手も足も出ない(てもあしもでない)力の差が大きすぎて、どうすることもできないことです。使いどき 難しすぎて、まったく手がつけられない問題のこと。自分の力ではどうにもならないことです。使い方 まったくかなわないときに使います。「決勝では手も足も出なかった。」「手も足も出ない相手だったが、学ぶことは多かった。」にた言葉 歯が立たない 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)真心をもって接する相手には、だれも敵対できない、という意味です。使いどき やさしくされると、怒っていられなくなること。思いやりには、逆らえないという意味です。使い方 思いやりの強さを言うときに使います。「やさしく声をかけたら態度が変わった。情けに刃向かう刃なしだ。」「情けに刃向かう刃なしというから、まず落ち着いて話を聞こう。」にた言葉 渡る世間に鬼はない 成せば成る(なせばなる)やろうとすれば、できるものだ、という意味です。使いどき できないと思っていた漢字テストで満点をとったこと。やればできる、という意味です。使い方 できないと決めつけている人に使います。「やってみたらできた。成せば成るだ。」「成せば成る。まず一問だけやってみよう。」にた言葉 思う念力岩をも通す・井戸を掘るなら水の出るまで 猫舌(ねこじた)熱いものが苦手で、食べられないことです。使いどき 熱いスープが飲めないこと。熱いものが苦手な人のことです。使い方 熱い食べ物や飲み物について使います。「猫舌なので、少し冷ましてから飲む。」「猫舌の人には熱いスープはつらい。」 音を上げる(ねをあげる)苦しさに耐えられなくなって、弱音を吐くことです。使いどき 練習が苦しくて、もうできないと言うこと。苦しさに耐えられず、降参することです。使い方 途中でギブアップしそうなときに使います。「三日で音を上げてしまった。」「音を上げずに最後までやりきった。」 腹が減っては戦ができぬ(はらがへってはいくさができぬ)おなかがすいていては、何をするにも力が出ない、という意味です。使いどき 朝ごはんを食べずに1時間目を受けると、集中できないこと。おなかがすいていては、力が出ないという意味です。使い方 まず食べよう、休もうと言うときに使います。「勉強の前に朝ごはん。腹が減っては戦ができぬ。」「試合前におにぎりを食べた。腹が減っては戦ができぬ。」気をつけること 「戦」は「いくさ」と読みます。にた言葉 衣食足りて礼節を知る 人の口に戸は立てられぬ(ひとのくちにとはたてられぬ)人がうわさするのを、止めることはできない、という意味です。使いどき うわさを止めようとしても、止まらないこと。人が話すのを、止めることはできないという意味です。使い方 うわさが広がってしまったときに使います。「かくしても人の口に戸は立てられぬ。」「人の口に戸は立てられぬから、気にしすぎないほうがいい。」気をつけること 「戸を立てる」は戸を閉める、という意味です。にた言葉 悪事千里を走る・人の噂も七十五日 人は見かけによらぬもの(ひとはみかけによらぬもの)人の中身は、外見からは判断できない、という意味です。使いどき おとなしそうな子が、実は空手の全国大会に出ていたとき。見た目だけでは中身は分からない、という意味です。使い方 意外な一面を知ったときに使います。「静かな人だと思っていたが、大会で優勝した。人は見かけによらぬものだ。」「こわそうに見えた人がいちばん親切だった。人は見かけによらぬものだ。」 腑に落ちない(ふにおちない)説明を聞いても、納得できないことです。使いどき 説明を聞いても、まだ納得できないこと。どうも納得がいかないことです。使い方 理屈が合わないと感じたときに使います。「説明を聞いても腑に落ちなかった。」「腑に落ちないところを一つずつ質問した。」気をつけること ふつうは打ち消しの形で使います。「腑に落ちる」も使われますが、「腑に落ちない」のほうが一般的です。 下手の横好き(へたのよこずき)上手ではないのに、それがとても好きなことです。使いどき うまくないけれど、絵を描くのがとにかく好きなこと。下手でも好きで熱心にやることです。使い方 自分の趣味についてへりくだって使います。「下手の横好きだが、毎週続けている。」「下手の横好きで、上達はしないが楽しい。」気をつけること 自分について使う言葉です。人に向かって言うと失礼になります。 油断も隙もない(ゆだんもすきもない)少しも気をゆるめられない、という意味です。使いどき 少しでも目を離すと、いたずらされてしまうこと。少しの油断もできないことです。使い方 目を離すとすぐ何かが起きるときに使います。「目を離すと持っていかれる。油断も隙もない。」「油断も隙もないので、荷物は膝の上に置いた。」にた言葉 油断大敵 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)本を読んで知識はあっても、その教えを実行できていないことです。使いどき 教科書を読んだのに、その通りに行動できないこと。本の中身を知っていても、実行できていないことです。使い方 知識だけの人について使います。「本は読んだが実行していない。論語読みの論語知らずだ。」「論語読みの論語知らずにならないよう、一つだけやってみた。」気をつけること 「論語」は孔子の言葉を記した書物のことです。にた言葉 机上の空論

四字熟語(4語)

一朝一夕(いっちょういっせき)ごく短い時間のことです。使いどき 漢字が1日では覚えられないこと。わずかな時間ではできない、という意味です。使い方 すぐには身につかない、と言うときに使います。「一朝一夕には上手にならない。」「一朝一夕で覚えられるものではないので、毎日少しずつやる。」にた言葉 石の上にも三年・継続は力なり 金城湯池(きんじょうとうち)守りがとても固く、まったく攻めこめない場所のことです。使いどき 守りがとても固いこと。攻めることのできない、堅い守りです。使い方 堅固な守りについて使います。「ホームは金城湯池と言われていた。」「金城湯池の守りをくずせなかった。」気をつけること 読み方は「きんじょうとうち」です。「ゆち」ではありません。にた言葉 金城鉄壁・難攻不落 巧遅拙速(こうちせっそく)上手でおそいより、下手でも速いほうがよい、という考え方です。使いどき じょうずでも遅いより、へたでも速いほうがよいという考え。速さを重んじる言い方です。使い方 仕事の進め方について使います。「巧遅拙速というので、まず下書きを出した。」「巧遅拙速がいつも正しいとはかぎらない。」気をつけること いつでも速ければよい、という意味ではありません。場面によります。にた言葉 善は急げ 無理難題(むりなんだい)とてもできないような、むちゃな要求のことです。使いどき できそうにないことを、押しつけられること。とてもできない、無理な要求です。使い方 できない注文について使います。「無理難題を持ちこまれて困った。」「無理難題に見えたが、分けて考えたらできた。」

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ へた・にがて
めあて へた・にがてのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

友だち・なかま44語家族・親子33語うれしい・楽しい25語かなしい・くやしい20語おこる・いかり17語おどろく・びっくり28語こわい・心配48語こまる・なやむ42語話す・言葉づかい25語時間・はやい・おそい15語待つ・がまん29語決める・覚悟22語

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