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家族・親子のことわざ・慣用句33語
自主学習ノート1ページ分のネタ

家族や親子のことをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(22語)

青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)教えを受けた人が、教えた人よりすぐれるようになることです。使いどき 教えた側より、教わった側が上手くなること。弟子が師よりすぐれることです。使い方 弟子が師をこえたときに使います。「教えた本人より速くなった。青は藍より出でて藍より青しだ。」「青は藍より出でて藍より青しというから、追いこされるのはうれしいことだ。」気をつけること 藍という草から作った染料は、もとの藍より青くなる、というたとえです。にた言葉 出藍の誉れ 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)秋のなすは嫁に食べさせるな、という言い伝えです。使いどき おいしい秋のなすを、人に食べさせたくないこと。ふたつの正反対の意味があると言われることわざです。使い方 昔から伝わる言い回しとして紹介されます。「秋茄子は嫁に食わすなという言葉がある。」「秋茄子は嫁に食わすなの意味には、いくつかの説がある。」気をつけること 意味に複数の説があり、どちらか一つに決めつけられません。テストで由来を問われたときは「説が分かれる」と書けると確実です。 息が合う(いきがあう)相手と調子がぴったり合うことです。使いどき 二人組の縄跳びで、タイミングがぴったり合うこと。たがいの調子が合うことです。使い方 二人の連携がよいときに使います。「二人は息が合っている。」「息が合うまで何度も練習した。」 犬も食わない(いぬもくわない)だれも相手にしないほど、つまらないことです。使いどき 兄弟げんかに、まわりが口を出さないこと。だれも相手にしないほど、つまらないことです。使い方 夫婦げんかなどについて使われます。「きょうだいげんかは犬も食わない、と祖母が笑った。」「犬も食わない話でも、本人には大事なことがある。」気をつけること 相手のもめごとに向かって言うと、失礼になることがあります。にた言葉 取るに足らない 氏より育ち(うじよりそだち)人がらは生まれよりも、育った環境で決まる、という意味です。使いどき 生まれた家より、どう育てられたかが人を作るということ。家柄より育ち方が大事だという意味です。使い方 しつけや環境の大切さを言うときに使います。「挨拶がていねいだ。氏より育ちとはこのことだ。」「氏より育ちというから、毎日の声かけを大事にしたい。」気をつけること 「氏」は家がら、生まれのことです。にた言葉 朱に交われば赤くなる・門前の小僧習わぬ経を読む 瓜のつるに茄子はならぬ(うりのつるになすびはならぬ)平凡な親から、とびぬけた子は生まれない、という意味です。使いどき 親と同じような性格になること。平凡な親からは、特別な子は生まれないという意味です。使い方 親と子が似ていることについて使います。「背の高さも走る速さも親ゆずりだ。瓜のつるに茄子はならぬ。」「瓜のつるに茄子はならぬというが、努力で変わる部分は大きい。」にた言葉 蛙の子は蛙 噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)人の噂をしていると、ちょうどその人が現れる、という意味です。使いどき 友だちの話をしていたら、その子が教室に入ってきたとき。うわさをしていると、その人が現れることです。使い方 話題にしていた人が来たときに使います。「噂をすれば影がさす。ちょうど本人が来た。」「名前を出したとたんに電話が鳴った。噂をすれば影がさすだ。」 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)年をとったら、無理に自分を通さず、子どもに任せるのがよい、という意味です。使いどき 祖父母が、スマホの使い方を孫に教わること。年をとったら、子の言うことに従うのがよいという意味です。使い方 世代交代の場面で使います。「運転はやめて息子に任せた。老いては子に従えだ。」「老いては子に従えというから、口を出しすぎないようにしている。」気をつけること 年上の人に向かって言うと失礼になります。自分について使うのがふつうです。にた言葉 亀の甲より年の功 親の心子知らず(おやのこころこしらず)親が子を思う気持ちを、子どもはなかなかわかってくれない、という意味です。使いどき 早く寝なさいと言われる理由が、子どものうちは分からないこと。親の思いは、子どもには通じにくいという意味です。使い方 親の立場から、ため息まじりに使われることが多い言葉です。「早く寝なさいと言うのも心配してのことだが、親の心子知らずだ。」「傘を持たせたのに置いていった。親の心子知らずだ。」 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)子どもは親に似るもので、平凡な親からは平凡な子が生まれる、という意味です。使いどき 走るのが速い親の子が、やっぱり足が速いとき。子は親に似るものだ、という意味です。使い方 親子が似ていると感じたときに使います。「走るのが速いところは、蛙の子は蛙だ。」「字のくせまで似ている。蛙の子は蛙だ。」気をつけること ほめ言葉としては使いにくい言葉です。「才能は受けつがれる」という意味ではなく、「平凡さも受けつがれる」というひびきがあります。にた言葉 瓜のつるに茄子はならぬ 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)得意なことでも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 泳ぎの得意な子が、プールで足をつってしまうこと。得意なことでも失敗することがあるという意味です。使い方 その道の上手な人が失敗したときに使います。「水泳部の子が浅い所で転んだ。河童の川流れだ。」「河童の川流れというから、得意な問題ほど見直そう。」にた言葉 猿も木から落ちる・弘法にも筆の誤り・上手の手から水が漏れる 可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)子どもがかわいいなら、あまやかさずに苦労を経験させたほうがよい、という意味です。使いどき 心配でも、子どもだけの登山キャンプに行かせること。大事な子ほど、外の苦労を経験させたほうがよいという意味です。使い方 子どもに任せるかどうか迷う場面で使います。「心配だが、可愛い子には旅をさせよで一人で行かせた。」「自分でやらせてみることにした。可愛い子には旅をさせよだ。」気をつけること 昔の旅は今よりずっと大変で、苦労の代表でした。にた言葉 若い時の苦労は買ってでもせよ 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)どんな名人でも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 毎回満点の子が、名前を書き忘れたとき。名人でも失敗することがある、という意味です。使い方 上手な人が思いがけない失敗をしたときに使います。「書道の先生が字をまちがえた。弘法にも筆の誤りだ。」「弘法にも筆の誤りというから、確認は誰にでも必要だ。」気をつけること 「弘法筆を選ばず」は「道具を選ばない」という別の意味です。同じ名前が入るので混同しやすく、入試でよく問われます。にた言葉 猿も木から落ちる・河童の川流れ・上手の手から水が漏れる 弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)本当に上手な人は、道具のよしあしを言いわけにしない、という意味です。使いどき 本当に絵が上手な子は、どんな鉛筆でも上手に描くこと。腕のある人は、道具を選ばないという意味です。使い方 道具のせいにしている人に使います。「道具のせいにするのはやめよう。弘法筆を選ばずだ。」「弘法筆を選ばずというが、まず自分の腕を上げたい。」気をつけること 弘法は書の名人とされた僧の名前です。「弘法にも筆の誤り」とは別の意味なので、混同しないでください。 紺屋の白袴(こうやのしろばかま)人のためには一生けんめいなのに、自分のことは後回しになっていることです。使いどき 絵の上手な子が、自分のノートの表紙は白いままなこと。人のためにはするのに、自分のことは後回しになることです。使い方 忙しくて自分のことができていない人について使います。「人の相談には乗るが自分の宿題は手つかずだ。紺屋の白袴だ。」「紺屋の白袴で、自分の部屋だけ片づいていない。」気をつけること 「紺屋」は布を染める職人のことです。人の着物は染めるのに、自分は白い袴のまま、というたとえです。にた言葉 医者の不養生 子は親の鏡(こはおやのかがみ)子どものふるまいには、親のふるまいがそのまま映る、という意味です。使いどき 子どもの言葉づかいに、親の口ぐせが出ること。子どもを見れば、親の様子が分かるという意味です。使い方 子どもの言動から親を振り返るときに使います。「口ぐせがそっくりだった。子は親の鏡だ。」「子は親の鏡というから、まず自分の言い方を直そう。」気をつけること 子どもを責める言葉ではなく、親が自分を振り返る言葉です。にた言葉 氏より育ち 血は水よりも濃い(ちはみずよりもこい)家族のつながりは、他人とのつながりより強い、という意味です。使いどき 遠くに住んでいても、家族はやっぱり助けてくれること。血のつながりは、他人とのつながりより強いという意味です。使い方 いざというとき家族が力になったときに使います。「遠くにいても駆けつけてくれた。血は水よりも濃いと思った。」「血は水よりも濃いというが、遠くの親戚より近くの他人という言葉もある。」にた言葉 遠くの親戚より近くの他人 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)目立ちすぎる人は、まわりからねたまれたり、じゃまされたりする、という意味です。使いどき 一人だけよく発言する子が、まわりから冷やかされるとき。目立つ人はねたまれたり、じゃまされたりするという意味です。使い方 人と違うことをして、まわりから何か言われたときに使います。「意見を出したら反対された。出る杭は打たれるということか。」「出る杭は打たれると分かっていても、手を挙げた。」気をつけること 「だから目立つな」という意味で使われることもあれば、「打たれてもやるべきだ」という励ましに使われることもあります。にた言葉 能ある鷹は爪を隠す 鳶が鷹を生む(とんびがたかをうむ)ふつうの親から、とてもすぐれた子が生まれることです。使いどき ふつうの家から、とても優れた子が育つこと。平凡な親から、すぐれた子が生まれることです。使い方 子どもが親をこえる力を見せたときに使います。「両親は運動が苦手だが、息子は全国大会に出た。鳶が鷹を生むだ。」「誰も音楽をやらない家から演奏家が出た。鳶が鷹を生むだ。」 歯車が狂う(はぐるまがくるう)調子が合わなくなって、うまく回らなくなることです。使いどき 係の一人が休んで、準備が回らなくなったとき。うまく回っていたものが、合わなくなることです。使い方 物事がかみ合わないときに使います。「一人休んだだけで歯車が狂った。」「歯車が狂ったので、一度予定を組み直した。」 人は見かけによらぬもの(ひとはみかけによらぬもの)人の中身は、外見からは判断できない、という意味です。使いどき おとなしそうな子が、実は空手の全国大会に出ていたとき。見た目だけでは中身は分からない、という意味です。使い方 意外な一面を知ったときに使います。「静かな人だと思っていたが、大会で優勝した。人は見かけによらぬものだ。」「こわそうに見えた人がいちばん親切だった。人は見かけによらぬものだ。」 水入らず(みずいらず)身内だけで、外の人をまじえないことです。使いどき 家族だけで過ごすお正月のこと。他人が混じらず、身内だけであることです。使い方 家族だけで過ごすときに使います。「久しぶりに家族水入らずで過ごした。」「水入らずの時間を大切にしたい。」

慣用句(6語)

一姫二太郎(いちひめにたろう)子どもは、はじめが女の子、次が男の子だと育てやすい、という昔からの言い方です。使いどき 第1子が女、第2子が男だと育てやすいという言い方。子どもの人数のことではありません。使い方 子育ての話で使われます。「一姫二太郎というが、順番はどうでもいい。」「一姫二太郎の意味を、母もまちがえて覚えていた。」気をつけること 人数の話だと取りちがえる人がとても多い言葉です。ここが入試で問われます。 お里が知れる(おさとがしれる)ふるまいから、育ちや本当のところが分かってしまうことです。使いどき 言葉づかいから、育ちが分かってしまうこと。素性が知れることです。使い方 言動が出たときに使います。「お里が知れる、という言い方はきついので、使わないようにしている。」「お里が知れると言われないよう、片づけまでやりきった。」気をつけること 人の育ちを持ち出して見下す言い方になります。人に向けて使わないほうがよい語です。意味を知っておくのは大事ですが、使い方には注意が要ります。 風向きが変わる(かざむきがかわる)ものごとの流れや、まわりの様子が変わることです。使いどき 形勢が、変わること。状況が変わることです。使い方 形勢が変わったときに使います。「一点返してから、風向きが変わった。」「風向きが変わるまで、やることを変えずに続けた。」気をつけること 天気の話ではありません。流れの変化を表します。にた言葉 形勢が変わる 勝手が違う(かってがちがう)いつもとちがって、うまくいかないことです。使いどき いつもと様子がちがって、やりにくいこと。調子が狂うことです。使い方 慣れない場面に使います。「会場が変わって、勝手が違った。」「勝手が違うときは、いつもの手順を紙に書いておく。」気をつけること 自分勝手の「勝手」とは、意味が少しちがいます。にた言葉 調子が狂う 興が乗る(きょうがのる)おもしろくなってきて、調子が出ることです。使いどき 楽しくなって、調子が出ること。おもしろくなって、のってくることです。使い方 のってきたときに使います。「書いているうちに興が乗って、二枚になった。」「興が乗るまでは、まず五分だけやってみる。」気をつけること はじめから興が乗るとはかぎりません。始めてから乗ることが多い、という点が大事です。にた言葉 調子が出る 竹馬の友(ちくばのとも)小さいころからいっしょに遊んで育った友だちのことです。使いどき 小さいころから、一緒に遊んできた友だちのこと。幼なじみのことです。使い方 古くからの友人について使います。「父と校長先生は竹馬の友だそうだ。」「竹馬の友と、二十年ぶりに会った。」気をつけること 読み方は「ちくばのとも」です。「たけうま」ではありません。にた言葉 幼なじみ

四字熟語(5語)

一子相伝(いっしそうでん)技や秘伝を、自分の子ども一人だけに伝えることです。使いどき 技を、1人の子だけに伝えること。技や秘伝を、1人だけに伝えることです。使い方 代々受けつがれる技について使います。「一子相伝の技だと紹介されていた。」「一子相伝ではなく、だれにでも学べる形にした店もある。」気をつけること いまは、限られた人だけに伝える、という意味で広く使われます。にた言葉 秘伝 家内安全(かないあんぜん)家族みんなが、事故や病気なく無事でいることです。使いどき 家族みんなが、無事に過ごせること。家の中が、安全で平和なことです。使い方 初もうでやお守りでよく見る言葉です。「家内安全と書かれたお守りをもらった。」「家内安全を願って、家族で神社に行った。」気をつけること 「家内」は、ここでは家の中のことです。妻を指す言い方ではありません。にた言葉 無病息災 玉石混交(ぎょくせきこんこう)すぐれたものと、つまらないものが入りまじっていることです。使いどき 自由研究の作品展や、動画サイトのおすすめ一覧を見たときに使えます。よいものと、そうでないものが混ざって並んでいる状態のことです。人に対して「あの子は玉石のうちの石だ」のようには使いません。使い方 質にばらつきがあるときに使います。「情報は玉石混交なので、出どころを確かめたい。」「玉石混交の中から良いものを選ぶ力がいる。」にた言葉 鵜呑みにする 四海兄弟(しかいけいてい)世界じゅうの人は、みな兄弟のようなものだ、という考え方です。使いどき 世界じゅうの人が、兄弟のようなものだということ。世界の人は、みな仲間だという意味です。使い方 人と人のつながりを言うときに使います。「四海兄弟の精神で、外国の選手にも声をかけた。」「四海兄弟という言葉を、国際交流の授業で習った。」気をつけること 読み方は「しかいけいてい」です。「きょうだい」と読むこともあります。にた言葉 世界は一つ 天涯孤独(てんがいこどく)身よりがまったくいないことです。使いどき 身よりが、まったくいないこと。この世に、頼る身内がいないことです。使い方 たよる家族がいない状況について使います。「天涯孤独の主人公が旅に出る物語だった。」「天涯孤独という言葉の重さを考えた。」気をつけること 軽い気持ちで人に向けて使う言葉ではありません。物語の説明などに使います。にた言葉 孤立無援

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ 家族・親子
めあて 家族・親子のときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

うれしい・楽しい25語かなしい・くやしい20語おこる・いかり17語おどろく・びっくり28語こわい・心配48語こまる・なやむ42語話す・言葉づかい25語時間・はやい・おそい15語待つ・がまん29語決める・覚悟22語助ける・力になる44語勝つ・負ける56語

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