なわとびの二重とびができない子へ
3段階の練習と、回数の記録ノート
冬の体育でなわとびを扱う学校は多く、検定カードや大会がある学校もあります。「前とびが続かない」「二重とびが1回もできない」は、練習の量より、どこでつまずいているかで決まります。家でやるのは1日5分で十分です。
続かないときに、まず見る3つ
| 見るところ | こうなっていたら | やること |
|---|---|---|
| なわの長さ | 足でなわの真ん中をふんで持ち手を引き上げたとき、持ち手が胸より上まで来る | 長すぎます。持ち手のところで結んで短くする(目安は、持ち手がわきの下あたり) |
| 跳ぶ高さ | 毎回、ひざを大きく曲げて高く跳んでいる | 前とびは、つま先で小さく跳ぶだけでなわは通ります。高く跳ぶほど疲れて続きません |
| 腕の回し方 | 腕全体を大きく回している | ひじをわきに近づけて、手首で回します。腕が開くと、なわが短くなって足にかかります |
二重とびは、3段階に分ける
二重とびは「1回跳ぶあいだに、なわを2回通す」とびかたです。いきなり練習すると、跳ぶ高さと回す速さの両方が足りずに失敗が続きます。1つずつ分けます。
| 段階 | やること(1日5分) | 次に進む目安 |
|---|---|---|
| 1 速く回す | 前とびを、できるだけ速いリズムで続ける | 速いリズムのまま30回続く |
| 2 なわなしで跳ぶ | なわを持たずに、その場で少し高く跳び、空中で太ももを2回たたく(または手を2回たたく) | 10回続けて、着地までに2回たたける |
| 3 1回だけ入れる | 前とびを3回→二重とびを1回→前とびにもどる。できたら「前とび2回→二重とび1回」に | 二重とびが1回できたら、2回連続に挑戦 |
段階3で失敗が続いたら、段階1にもどってかまいません。もどるのは、できなくなったからではなく、次に進むための準備です。
📈 回数の記録ノート
記録の相手は「クラスの子」ではなく「前の自分」です。跳んだ日に回数を入れると、自己ベストと最近10回の棒グラフが出ます。この端末の中だけに残ります。
寒い日の練習
- いきなり跳ばない。その場で足ぶみ30秒と、足首を回してから始めます
- 手ぶくろは外す。持ち手がすべって、なわが止まります
- 固い床の上は避ける。家の中なら下の階に音が響きます。外の平らな場所か、学校の練習で
- ふくらはぎが痛い日は休む。回数より、続ける日数のほうが大事です
よくある質問
Q. 何年生くらいで二重とびができるようになりますか?
学年で決まるものではありません。前とびを速く30回続けられて、なわなしで2回たたけるようになると、二重とびに進む準備ができています。
Q. なわは何を選べばいいですか?
学校で指定がある場合は、それに合わせてください。長さを調整できるものを選び、上の「なわの長さ」の目安で合わせます。
Q. 検定カードの級が上がらないと、本人が落ちこみます。
級ではなく、記録ノートの自己ベストを一緒に見てください。先週より1回でも増えていれば、それを言葉にして伝えます。
次にやること
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※ 実施時期・距離・実施方法は学校によって異なります。学校から配布された案内でご確認ください。体調に不安がある場合や、走ることが難しい事情がある場合は、無理をせず学校にご相談ください。