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中学受験の時事問題 2026年2月まとめ ── 衆議院選挙と冬季オリンピックの月です
2026年2月のニュースから、2027年の中学入試の社会・時事問題につながりやすいテーマをスクールコンパス編集部がまとめました。それぞれのニュースに「教科書のどこにつながるか」の単元タグと、「入試ではこうつながる」の一言をつけています。最後の一問一答で、覚えたかどうかを確かめられます。
📅 前の月は 2026年1月まとめ / 次の月は 2026年3月まとめ / 1年分の総整理は 時事問題 年間まとめ をどうぞ。
📰 今月のおもなニュース(時事問題の出題候補)
各ニュースには中学入試の社会でつながりやすい単元タグをつけました: 政治国際国土・地理産業・経済防災科学
国際
アメリカとロシアの「新START」が期限切れ
アメリカとロシアが持つ核兵器の数に上限を決めていた条約「新START」の期限が切れました。2つの国の核兵器の数をしばる条約がなくなりました。
🎯 入試ではこうつながる:核兵器を減らすための取り組み(核拡散防止条約・核兵器禁止条約)と、日本が唯一の戦争被爆国であることを結びつけて書けるようにします。
国際国土・地理
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック ── 日本のメダルは冬季最多の24個
イタリアのミラノとコルティナで冬季オリンピックが開かれました。日本は金5・銀7・銅12の計24個のメダルをとり、冬季五輪で最多になりました。フィギュアスケートのペアで、三浦璃来さん・木原龍一さん(りくりゅう)が日本ではじめて金メダルをとりました。閉会式は、古代ローマの円形闘技場があるベローナで行われました。次の冬季大会は2030年、フランスのアルプス地域です。
🎯 入試ではこうつながる:イタリアの位置(地中海につき出た半島)と、アルプス山脈の気候が問われます。2つの都市で分けて開いたのは、新しい会場をつくらず、今ある施設を使うためでした。
政治
第51回衆議院議員総選挙 ── 自民党が単独で3分の2をこえた
衆議院の総選挙が行われ、自民党は316議席をとり、ひとつの党だけで定数465の3分の2(310議席)をこえました。投票率は小選挙区で56.26%でした(総務省)。同じ日に、最高裁判所の裁判官がその仕事にふさわしいかを国民が判断する「国民審査」も行われました。
🎯 入試ではこうつながる:衆議院で3分の2以上の賛成があれば、参議院で否決された法律案をもう一度可決して成立させられます(衆議院の優越)。憲法改正の発議にも、各議院の総議員の3分の2以上の賛成が必要です。
政治
特別国会を召集し、第2次高市内閣が発足
総選挙のあと、特別国会が開かれ、内閣総理大臣が指名されました。第2次高市内閣が発足しました。
🎯 入試ではこうつながる:国会の種類(常会・臨時会・特別会)と、それぞれいつ開かれるかを表で整理しておきます。
政治産業・経済
2026年度の予算案は約122兆円で過去最大
国の1年間の使い道を決める予算案(一般会計)は約122兆円で、過去最大になりました。
🎯 入試ではこうつながる:歳出でいちばん大きいのは社会保障費です。歳入の多くを税金と国債(国の借金)でまかなっていることもあわせて覚えます。
産業・経済
2025年の実質賃金は4年連続でマイナス
働いて得たお金(賃金)から物価の上がり分を差し引いた「実質賃金」は、4年続けて前の年を下回りました。
🎯 入試ではこうつながる:名目(金額そのもの)と実質(物価を差し引いた、買える量)のちがいを説明させる問題が考えられます。
政治産業・経済
首相が、食料品の消費税を2年間ゼロにする考えを示した
高市首相は、食料品にかかる消費税を2年間ゼロにする考えを示しました(そのあと8月5日に、1%に下げる方針を決めました)。
🎯 入試ではこうつながる:消費税は、買い物をするだれもが同じ割合で負担する税です。収入が少ない人ほど負担が重く感じられること(逆進性)がよく問われます。
政治
天皇誕生日 ── 天皇は日本国と日本国民統合の「象徴」
2月23日は天皇誕生日です。日本国憲法の第1条で、天皇は日本国と日本国民統合の象徴とされています。
🎯 入試ではこうつながる:天皇は政治の権限を持たず、内閣の助言と承認のもとで国事行為を行います。国事行為の例(国会の召集、衆議院の解散など)もあわせて覚えます。
国際産業・経済
アメリカとイスラエルがイランへの大規模な攻撃を始めた
アメリカとイスラエルが、中東の国イランへの大規模な攻撃を始めました。
🎯 入試ではこうつながる:日本は原油の9割以上を中東から輸入しています。中東の争いが、ガソリンや電気の値段につながるしくみを説明できるようにします。
✅ 2026年2月の一問一答
問いを読んで、答えを言ってから「答えを見る」を押してください。言えなかった問題は、上のニュースにもどって読みなおしましょう。
Q1. 2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、日本がとったメダルは全部でいくつですか。
答え:24個(金5・銀7・銅12)。冬季五輪で最多。
Q2. ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開かれた国はどこですか。
答え:イタリア。
Q3. 次の冬季オリンピック(2030年)が開かれるのは、どの国のどの地域ですか。
答え:フランスのアルプス地域。
Q4. 2026年2月8日の総選挙で、自民党は何議席をとりましたか。
答え:316議席。単独で3分の2(310議席)をこえました。
Q5. 総選挙と同じ日に行われた、最高裁判所の裁判官がふさわしいかを国民が判断するしくみを何といいますか。
答え:国民審査。
Q6. 総選挙のあとに開かれ、内閣総理大臣を指名する国会を何といいますか。
答え:特別国会(特別会)。
Q7. 物価の上がり分を差し引いて計算した賃金を何といいますか。
答え:実質賃金。
Q8. 日本国憲法第1条で、天皇は日本国と日本国民統合の何とされていますか。
答え:象徴。
Q9. 2026年2月5日に期限が切れた、アメリカとロシアの核兵器の数を制限する条約は何ですか。
答え:新START。
📚 このまとめの出典
この月のニュースは、スクールコンパス編集部が発行している週刊「小学生しんぶん 5・6年生版」の各号を手がかりに、数字と日付を省庁の発表(日本政府観光局・総務省など)と報道で確かめてまとめたものです。日付がはっきりしないものは「2月」とだけ書いています。
🔗 あわせて使う
用語の意味から確認したいときはニュース用語解説いちらんへ。週ごとの詳しい解説は小学生しんぶん最新号(5・6年生版)で読めます。3・4年生は3・4年生版、1・2年生は1・2年生版をどうぞ。
🧭 時事とセットで力になる学習コンテンツ
時事問題は「資料を読み取る力」と「毎週の積み重ね」で伸びます。グラフ・比較表・地図の読み取りはよみとりドリルで、最新ニュースの自動採点は各学年のしんぶんミニテストでどうぞ。
本ページの収録ニュースは、小学生しんぶん各号の編集時に公式発表・一次情報で確認した事実のみを掲載しています。|スクールコンパス編集部
📰 気になったニュースを、新聞のネタにしよう(記述対策にも)
時事問題は、読むだけより「自分で記事に書く」と定着します。気になったニュースを1つ選び、結論ファーストで見出しとリードにまとめれば、中学受験の記述練習にもなります。ネタの選び方と書き方はこちら。
時事問題は、直前にまとめて覚えると落ちます
このページのような月別のまとめは、入試の前に見直すためのものです。ただ、まとめだけを何度も読んでも、初めて見るニュースには対応できません。記述で問われるのは「そのニュースを自分の言葉で説明できるか」だからです。
続けやすいのは、1日1本だけ読むやり方です。週刊「小学生しんぶん」のハブに、毎日入れかわる「きょうの1本」を出しています。5分で1本。全部を一度に読む必要はありません。読んだ記事には3択の確認問題が1問ずつ付いていて、月曜には先週号から10問のニュースクイズが出ます。
このまとめは小学生の中学受験向けに作っていますが、ニュースの背景と単元のつながりを書いているので、中学生の定期テストや高校入試の時事問題の見直しにも使えます。