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📝 中学受験 時事問題 2026年8月まとめ ── 単元タグと「食卓の一言質問」つき
👦 3・4年生版もあります 2026年8月/2026年7月 やさしい言葉で、なぜそうなったかまで書いてあります。
📝 月ごとの時事問題まとめ 2026年8月/7月/6月/5月/4月 総整理は 時事問題ハブ(2026年・2027年)
2026年8月のニュースから、中学受験の社会・時事問題で問われやすいテーマをスクールコンパス編集部が総整理しました。毎週金曜発刊の小学生しんぶん(5・6年生版)で扱った確認済みのニュースだけを収録しています。このページの役目は、ニュースを覚えさせることではなく、そのニュースが教科書のどの単元の入口として問われるかを翻訳することです。各ニュースに「つながる単元」と、食卓でそのまま使える一言質問を1つずつ付けました。声に出して聞くだけで、暗記より先に「考えたことがある」状態が作れます。
🔄 このページは月内のニュースを毎週金曜の発刊にあわせて追記し、月末に完成版となります(最終更新: 2026年8月26日/第4週・8月14日〜20日分まで収録。第5週・8月21日〜31日分は8月28日号の発刊にあわせて追記します)。
📅 前月分は 中学受験 時事問題 2026年7月まとめ へ。月をまたいだ総整理は 時事問題ハブ をどうぞ。
時事問題の覚え方:2026年8月の一問一答で、分野ごとの弱点を見つける(中学受験・中学生の定期テスト)
2026年8月の一問一答を、3択・自分で答える・理由まで言う、の3つのむずかしさで解けます。答えると、政治・国際・防災・産業や経済・科学などの分野ごとの正答率がたまり、まちがえた問題は7日後、正解した問題も30日後・90日後にもう一度出ます。中学受験の社会と、中学生の定期テスト・高校入試の時事問題の見直しに使えます。夕食で話す「食卓の一言」も、小学生・中学受験・中学生の3つから選べます。
📰 今月のおもなニュース(時事問題の出題候補)
各ニュースには中学入試の社会でつながりやすい単元タグをつけました: 政治国際国土・地理産業・経済防災情報科学 さらに今月から、各ニュースに🍚 食卓でひとこと(家庭でそのまま使える一言質問)を付けています。
── 第1週(7月24日〜7月30日) ──
国際国土・地理
「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録
奈良県の飛鳥・藤原の宮都が世界文化遺産に登録され、日本の世界遺産は国内27件目(文化遺産22・自然遺産5)になった。→ 関連: ニュース用語解説いちらん
🧭 つながる単元 地理(近畿地方・奈良県)と歴史(飛鳥時代の都)。世界遺産の「文化」と「自然」の区別、登録件数は資料問題の定番。
🍚 食卓でひとこと 「日本の世界遺産、いくつ言える? 文化と自然、どっちが多いと思う?」
🎯 入試ではこう出た:世界遺産の登録件数(2025年7月時点の件数が出た)(2026年入試の出題実績)
防災
熊本県でM7.1・最大震度7の地震
7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方でマグニチュード7.1・最大震度7の地震が発生。気象庁は約1週間、同程度の地震への注意を呼びかけ、全国から給水・支援物資・入浴支援の船が向かった。マグニチュード(地震そのものの規模)と震度(その場所の揺れ)の区別が核心。
🧭 つながる単元 防災(地震のしくみ・マグニチュードと震度)。九州の地理(熊本県)と、このあと続く復旧の経過とセットで時系列を追う出題に備える。
🍚 食卓でひとこと 「マグニチュードと震度って、何がちがうか説明できる?」
情報
夏の甲子園、代表49校が出そろう
第108回大会の代表49校が決定(初出場4校・公立9校)。抽選は8月1日、開幕は8月5日。「49代表」は47都道府県に北海道と東京が2校ずつという構成。
🧭 つながる単元 地理(都道府県)。「49」という数字の内訳を説明させる問題は資料読み取りの入口になる。
🍚 食卓でひとこと 「47都道府県なのに、どうして代表は49校なんだと思う?」
防災国土・地理
酷暑日が5日連続 ── 観測史上最長
最高気温40度以上の「酷暑日」が5日連続となり観測史上最長。九州でも観測史上初の酷暑日を記録し、8月3日には熊本市で40.3度(観測開始から136年で初の40度超え)。→ 用語: 酷暑日
🧭 つながる単元 国土・気候(気温の観測条件・予報用語)。7月に続き「用語の定義+今年の記録」をセットで。
🍚 食卓でひとこと 「夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日、25度からじゅんばんに言える?」
── 第2週(7月31日〜8月6日) ──
情報政治
夏の甲子園が開幕 ── 司会進行に初の手話
兵庫県の阪神甲子園球場で開幕。熊本県代表・有明高校の入場行進に大きな拍手が送られ、全校で黙とう。開会式の司会進行には初めて手話がついた(情報保障)。選手宣誓は八王子実践・矢沢陵磨主将。
🧭 つながる単元 共生社会・情報(情報保障・バリアフリー)。行事の話題を「だれもが参加できる工夫」の視点で問う出題が増えている。
🍚 食卓でひとこと 「「情報保障」って言葉、聞いたことある? だれのための工夫だと思う?」
防災政治
熊本の復旧 ── 仮設住宅着工、九州新幹線再開
地震から1週間、熊本県は電気がほぼ復旧。8月3日に仮設住宅70戸が着工(宇城市50・氷川町20)、8月7日に九州新幹線が運転再開。断水は8月末の解消をめざす。政府は激甚災害の指定方針を示し、予備費200億円超をあてる。→ 用語: 激甚災害
🧭 つながる単元 防災(ライフラインの復旧順序)と政治(激甚災害指定・予備費)。「国は何をするか」を制度名で押さえる。
🍚 食卓でひとこと 「電気・水道・道路、災害のあとどれから直ると思う? なんでその順番?」
政治国際
広島 原爆の日 ── 被爆81年、過去最多の123か国・地域が参列
広島市の平和記念式典に過去最多の123か国・地域とEUが参列した。参列の数が増え続けていることの意味を考えさせる出題がありうる。
🧭 つながる単元 歴史(第二次世界大戦)と政治・国際(核軍縮)。8月9日の長崎(98か国とEU)、非核三原則とセットで整理。
🍚 食卓でひとこと 「式典に来る国が年々増えているのは、どうしてだと思う?」
🎯 入試ではこう出た:日本被団協のノーベル平和賞と核兵器(2026年入試の出題実績)
政治産業・経済
食料品の消費税を1%へ ── 導入以来初の引き下げ方針
食料品にかかる消費税を1%とする基本方針を臨時閣議で決定。1989年の消費税導入以来、初めての引き下げ方針となった。→ 用語: 消費税
🧭 つながる単元 公民・経済(消費税・税のしくみ)。「いつから・何%か」は今後の決定しだいなので、方針と決定を区別して覚える。
🍚 食卓でひとこと 「スーパーのレシート、税率が2種類あるの知ってた?(標準と軽減)」
科学
はやぶさ2、フライバイ中のレーザー測距に世界初成功
小惑星トリフネの約400メートルを通過し、フライバイ(通過しながらの観測)中のレーザー測距に世界で初めて成功した。→ 用語: フライバイ
🧭 つながる単元 科学(宇宙探査・光の性質)。7月の最接近から続く継続テーマ。
🍚 食卓でひとこと 「「すれちがいながら距離を測る」って、どうやってると思う?」
── 第3週(8月7日〜8月13日) ──
防災
台風15号が茨城県に上陸 ── 統計開始以来初
午後8時ごろ茨城県南部に上陸。気象庁の統計開始(1951年)以来、茨城県への上陸は初。通常は太平洋高気圧の縁を回って北上し偏西風で東へ流されるが、今回は日本の東方海上から西進して関東を横断した。→ 用語: 偏西風
🧭 つながる単元 国土・気候(偏西風・太平洋高気圧・台風の進路)。「統計開始以来」は1951年からの記録という範囲の確認が核心。
🍚 食卓でひとこと 「台風って自分で進んでるんじゃないとしたら、何に動かされてると思う?」
防災国際
台風17号「ナンカー」発生 ── 1〜8月の全月で台風発生
2026年は1月から8月まですべての月で台風が発生し、統計開始以来3例目(1965年・2015年・2026年)。台風の名前は周辺の国と地域があらかじめ決めた140個を順番に使う国際的なしくみ。
🧭 つながる単元 国際(台風委員会・命名の国際協調)と防災。数字は「何例目か」「いつから数えてか」をセットで。
🍚 食卓でひとこと 「台風の名前って、だれがどうやって決めてると思う?」
科学政治
H3ロケット9号機、みちびき7号機を軌道投入 ── 6機体制に
午前4時23分打ち上げ。2025年12月の8号機失敗からの再起で、準天頂衛星みちびきは6機体制に。7機体制になれば、他国のシステムに依存せず自国の衛星だけで位置情報を提供できる。→ 用語: 準天頂衛星
🧭 つながる単元 科学(衛星測位のしくみ)と政治・経済(経済安全保障)。「なぜ自前で持つのか」を説明させる記述の定番構造。
🍚 食卓でひとこと 「スマホの地図が自分の場所をわかるのは、どこからの電波だと思う?」
産業・経済国土・地理
ソニーとTSMC、熊本県合志市に合弁会社 ── 約7470億円
ソニーセミコンダクタソリューションズと台湾のTSMCが、合志市を拠点とする合弁会社の設立契約を締結。両社で約7470億円を拠出し、2029年にイメージセンサーを量産予定。→ 用語: 経済安全保障・半導体
🧭 つながる単元 産業・経済(半導体・サプライチェーン・経済安全保障)と地理(九州のシリコンアイランド)。食料自給率と同じ「自前で持つ」構造として整理。
🍚 食卓でひとこと 「半導体って、家の中のどれに入ってると思う? 3つ探してみよう。」
科学
ヨーロッパ本土で27年ぶりの皆既日食、13日は流星群
現地時間8月12日、ヨーロッパ大陸本土では1999年8月11日以来27年ぶりの皆既日食。13日はペルセウス座流星群の極大。日食は必ず新月に起こり、月明かりのない新月は流星観測の好条件でもある──同じ「新月」という事実が両方を説明する。→ 用語: 皆既日食
🧭 つながる単元 科学(太陽・月・地球の位置関係)。理科と時事の橋になる頻出テーマ。
🍚 食卓でひとこと 「日食が「必ず新月の日」に起こるのは、どうしてか説明できる?」
情報
甲子園で公式戦初のビデオ検証 ── 判定は維持
日本高野連が2026年4月の理事会で導入を決めたビデオ検証が初めて行使され、映像でも確証が得られなかったため元の判定が維持された。「明らかな誤りと示せなければ現状を維持する」という設計が核心。
🧭 つながる単元 公民(ルールと公正さ・立証責任の考え方)。“わからない”という結論を出せるしくみの意味を問う記述に発展する。
🍚 食卓でひとこと 「「映像を見てもわからなかったら、判定はそのまま」。この決まり、どう思う?」
政治
長崎 被爆81周年 ── 98か国とEUが参列
長崎市の平和公園で犠牲者慰霊平和祈念式典。台風接近が心配されたが、気象予報を確認したうえで予定どおり開催された。非核三原則(持たず・つくらず・持ちこませず)は1967年表明・1971年国会決議で、法律ではなく国の方針である点に注意。
🧭 つながる単元 政治(非核三原則・核兵器禁止条約と日本の立場)。広島とセットで。
🍚 食卓でひとこと 「「非核三原則」、3つぜんぶ言える?」
🎯 入試ではこう出た:日本被団協のノーベル平和賞と核兵器(2026年入試の出題実績)
── 第4週(8月14日〜8月20日) ──
防災
「令和8年8月千葉豪雨」と命名 ── 気象庁の命名は6年ぶり
13日夕方から14日朝にかけて千葉県で線状降水帯が相次いで発生し、気象庁は14日14時に「令和8年8月千葉豪雨」と命名した。気象現象への命名は令和2年7月豪雨以来6年ぶり、地域名を冠した命名は9年ぶり。千葉市の24時間降水量は360ミリ超で観測史上1位、記録的短時間大雨情報は25回発表された。→ 用語: 線状降水帯
🧭 つながる単元 防災(線状降水帯・命名のしくみ)。「観測史上1位」はどの地点・どの期間の記録かを確認する読み方が問われる。
🍚 食卓でひとこと 「雨雲が「同じ場所に並び続ける」と何が起きるか、想像できる?」
防災政治
レベル5の大雨特別警報 ── 運用見直し後、全国初
レベル5の大雨特別警報が22市町に発表され、2026年5月の運用見直し後では全国初となった。避難指示は一時40万人を超え、夜間の避難のむずかしさが課題になった。→ 用語: 特別警報・避難情報
🧭 つながる単元 防災(警戒レベルと避難情報)。レベル1〜5と取る行動の対応表は最頻出。
🍚 食卓でひとこと 「夜中に避難指示が出たら、うちはまず何をする?(家族で1回話しておくと本番で動けます)」
防災国土・地理
被災の約2人に1人が「想定区域の外」 ── 内水はんらんとハザードマップ
被災地調査では、浸水・冠水の被害者のおよそ2人に1人がハザードマップの想定区域の「外」で被災したとみられる。中心は、下水道や水路で雨を流しきれずに街の中があふれる「内水はんらん」。川があふれる外水はんらんとの違いと、マップが何を想定した地図かの確認が核心。→ 用語: ハザードマップ
🧭 つながる単元 防災(内水はんらん/外水はんらん・ハザードマップの読み方)。「地図の外=安全」ではないことを説明させる記述の定番。
🍚 食卓でひとこと 「うちのハザードマップ、「川の洪水」と「内水」のどっちの地図か見たことある?」
政治
終戦の日から81年 ── 追悼式に4180人
日本武道館の全国戦没者追悼式に、遺族3112人を含む4180人が参列。正午に全国で1分間の黙とう。戦争を直接語れる人が減るなかで、体験をどう受け継ぐかが論点になっている。
🧭 つながる単元 歴史(第二次世界大戦の終結)と公民(追悼と継承)。8月6日・9日・15日の3つの日付はセットで。
🍚 食卓でひとこと 「正午の黙とう、どうして「時刻をそろえる」んだと思う?」
🎯 入試ではこう出た:戦後80年・昭和100年(節目の年)(2026年入試の出題実績)
国際
アジア大会の聖火 ── 東京・広島で採火、名古屋城で集約
9月19日開幕のアジア競技大会(愛知・名古屋)に向け、18日に東京・国立競技場(1958年アジア大会の炬火台)で、20日に広島の「平和の灯」から採火。22日に名古屋城で1つに集められ、聖火リレーは愛知県の40市町村を回る。日本選手団の結団式では旗手に藤波朱理選手。→ 特集: アジア大会2026
🧭 つながる単元 国際(アジア大会・オリンピックとの違い)と歴史(1958年東京大会・被爆地)。開幕後は結果より「開催の意味」が問われやすい。
🍚 食卓でひとこと 「聖火をわざわざ「1958年の炬火台」と「広島」から取ったのは、どんなメッセージだと思う?」
情報
甲子園決勝は智辯和歌山×健大高崎 ── DH制導入の大会
決勝は8月22日午前10時から。今大会から指名打者(DH)制を導入(投手の負担軽減)、ビデオ検証や女性審判委員など「判定と選手を守るしくみ」が一気に入った大会になった。結果は甲子園2026特集で。
🧭 つながる単元 共生・スポーツと社会(選手の健康・判定の公正)。「なぜルールを変えたのか」を理由から書かせる記述向き。
🍚 食卓でひとこと 「DH制って、だれの体を守るためのしくみだと思う?」
産業・経済国土・地理
一番茶、静岡が2年ぶり全国1位 ── てん茶への転換
一番茶の荒茶生産量は静岡県が2年ぶりに全国1位(1万700トン・前年比31.7%増)。背景に、海外の抹茶需要を受けて抹茶の原料「てん茶」への転換が進んでいることがある。
🧭 つながる単元 産業・地理(茶の生産県・農業の構造変化)。「静岡と鹿児島」の比較は資料問題の定番で、順位の入れかわりの理由まで。
🍚 食卓でひとこと 「抹茶のお菓子、外国でも人気なの知ってた? 畑では何が変わると思う?」
🎯 入試ではこう出た:茶の生産量1位の入れかわり(2024年に鹿児島県が静岡県をこえたことが出た)(2026年入試の出題実績)
国際科学
ヨーロッパで記録的な熱波 ── 川の水位低下で原子炉停止
ヨーロッパで記録的な熱波と干ばつが続き、河川の水位低下が広く影響。ドナウ川では水位低下により原子炉が停止した。気候とエネルギーが1本の川でつながる例。
🧭 つながる単元 国際(気候変動)と科学(発電のしくみ・冷却)。「気候→水→エネルギー」の因果を1文でつなぐ練習に。
🍚 食卓でひとこと 「発電所が「川の水」を必要とするのは、何のためだと思う?(ヒント: 冷やす)」
産業・経済
日経平均、2日で約3900円下落 ── 20日に反発
日経平均株価が2日間で約3900円下がり、20日に反発した。値動きの数字は「いつからいつまで・何と比べて」をそろえて読む。→ 用語: 日経平均株価
🧭 つながる単元 経済(株式・日経平均)。数字の比較条件を確認する資料読み取りの姿勢そのものが問われる。
🍚 食卓でひとこと 「「株が下がった」って、だれが困ってだれが喜ぶんだと思う?」
── 第5週(8月21日〜8月27日) ──
防災国土・地理
北陸から東北付近に停滞した前線へ暖かく湿った空気が流入し、富山県西部と石川県加賀・能登で線状降水帯が相次いで発生。気象庁は27日午前6時20分、石川県羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町と富山県氷見市にレベル5大雨特別警報を発表した。12時間降水量は氷見市・羽咋市で300ミリ超と観測史上最多を更新。5市町の約18万人に緊急安全確保、10市町の約17万3千人に避難指示。
🧭 つながる単元 理科(前線の種類・積乱雲)と防災(警戒レベル)。停滞前線は梅雨前線・秋雨前線と同じ種類で、8月末にも現れる。千葉は上空の寒気、今回は停滞前線と契機は異なるのに結果は同じ線状降水帯。現象の成立条件と、条件をつくる経路を分けて説明できるかが問われる。
🍚 食卓でひとこと 「同じ大雨でも、きっかけがちがうことってあると思う?」
国土・地理科学・技術
3か月予報 ── 9月から11月とも全国的に高温
9月から11月の平均気温が全国的に平年より高い見通し。エルニーニョ現象が冬にかけて続くことなどが背景。総務省消防庁は7月の熱中症搬送が4万1千人で統計上3番目に多いと発表した。
🧭 つながる単元 地理(気候)と理科。エルニーニョは太平洋赤道域の東部から中部で海面水温が平年より高くなる現象。従来「冷夏・暖冬」とされたが、近年は温暖化が重なり経験則どおりにならない点まで書けると差がつく。
🍚 食卓でひとこと 「9月って、もう涼しいイメージある? 今年はどうだろう」
科学・技術経済国土・地理
人工衛星でキャベツの出荷量を予測 ── フードロス削減へ
JAXA・電通・嬬恋村農業協同組合が、衛星データ等から予測した群馬県嬬恋村産キャベツの出荷量・価格に応じて広告と店頭販促を連動させる取り組みを首都圏・関西の約50店舗で開始。雲や昼夜に左右されない合成開口レーダー(SAR)を積む「だいち4号」の活用も進める。
🧭 つながる単元 地理(高冷地農業・抑制栽培)と公民(食品ロス)。促成栽培(高知平野・宮崎平野)と方向は逆でも「出荷時期をずらして価格の有利を得る」目的は同じ。廃棄は作りすぎではなく需給の情報のずれから生じるという捉え方が問われる。
🍚 食卓でひとこと 「キャベツが安い日って、どうやって決まってると思う?」
スポーツ国土・地理
夏の甲子園は智辯和歌山が5年ぶり4度目の優勝
決勝で智辯和歌山(和歌山)が健大高崎(群馬)に4対3。2回に2点先制、8回表に逆転されたがその裏に2点を返した。観客4万4700人。大会は8月5日から22日までの15日間、49校が出場。健大高崎は初の決勝進出で準優勝。
🧭 つながる単元 地理(都道府県と地方区分)。47都道府県に対し49代表なのは北海道と東京都が2代表制のため。北海道は面積、東京都は加盟校数と根拠が異なる点を区別する。
🍚 食卓でひとこと 「47都道府県なのに49校。なんでだと思う?」
国際国土・地理歴史
名古屋城で聖火が誕生 ── 東京・広島・名古屋の3つの火を集約
8月18日に東京の国立競技場、20日に広島の平和記念公園で採火された火と、22日に名古屋城で採られた火を集約。同日、名古屋市北区から聖火リレーが出発し中川区で分火、2ルートに分かれた。学校リレーは73校の応募から14校を選定。
🧭 つながる単元 歴史と地理。採火地は日本開催3回(1958年東京・1994年広島・2026年愛知名古屋)に対応する。アジア競技大会は4年に1度、アジアオリンピック評議会(OCA)主催、オリンピックの中間年に開催。
🍚 食卓でひとこと 「なんで東京と広島と名古屋の3か所だったんだろう?」
政治防災国土・地理
天気予報を2週間先まで延長する方針 ── 約30年ぶりの改定
日ごとの天気予報を1週間先から2週間先へ、警報級の見通しを5日先から2週間先へ延長する方針。2030年までの実用化をめざす。
🧭 つながる単元 理科(数値予報)と公民(行政の役割)。本質は精度向上ではなく情報の設計変更。期間を延ばせば的中率は下がるが、アンサンブル予報で確からしさを確率として示せる。「確実な情報を遅く出す」か「不確実な情報を早く出す」かという対立軸で論じられる。
🍚 食卓でひとこと 「2週間先の天気、当たらなくても知りたい?」
── 第6週(8月28日〜8月31日) ──
政治・社会防災
翌9月1日から生活道路の法定速度が時速30キロへ ── 施行を前に警察庁が対象道路の事例を公表
道路交通法施行令の改正により、9月1日から中央線・車両通行帯・中央分離帯のいずれも設けられていない道路の法定速度が、時速60キロから時速30キロへ引き下げられる。施行を前に、警察庁は対象となる道路の事例を公式サイトで示した。標識・標示で最高速度が指定されている区間は、従来どおり指定速度が優先される。
🧭 つながる単元 公民(法律と政令の違い)と理科(運動)。改正されたのは法律ではなく政令=道路交通法施行令で、法律の制定・改正は国会、政令を定めるのは内閣。数字の根拠は停止距離=空走距離+制動距離で、制動距離は速度の2乗におよそ比例するため、速度を半分にすると停止距離は半分より大きく縮む。対象を「道幅」ではなく「中央線の有無」で定めたのは、走行中に一目で判断できる必要があるためと考えられる。
🍚 食卓でひとこと 「家の前の道、まん中に線ある? あしたから30キロになるらしいよ」
国際国土・地理
聖火リレーがみよし市・豊田市・阿久比町へ ── 前日29日は豊橋市・田原市
第20回アジア競技大会の聖火は、8月22日の名古屋城での採火を起点に愛知県内を巡回。8月29日は豊橋市と田原市、8月30日はみよし市・豊田市・阿久比町を通過した。9月5日は江南市の予定で、9月19日の開会式まで絶やされることなく運ばれる。
🧭 つながる単元 地理(県内の地域区分と産業)。豊橋・田原は東三河、みよし・豊田は西三河、阿久比は知多半島。田原市は農業産出額、豊田市は製造品出荷額等がいずれも全国有数で、同じ愛知県内でも産業構造が大きく異なる。順路を地図でたどると、県の構造がそのまま復習になる。
🍚 食卓でひとこと 「愛知県って、車のイメージと農業のイメージ、どっちが強い?」
歴史
大河ドラマ『豊臣兄弟!』第33回「北庄城の別れ」放送 ── 千利休(千宗易)が登場
第33回では、賤ヶ岳の戦いののち柴田勝家とお市が北庄城で最期を迎える場面が描かれ、大徳寺にこもっていた秀長が一人の茶人と出会う。この人物が、のちの千利休である。次回第34回「最強のライバル」は9月6日放送。
🧭 つながる単元 歴史(安土桃山時代の文化と政治)。信長は名物狩りで茶器を集め、戦功をあげた武将に領地の代わりに名物茶器を与えて茶会の開催を許した。秀吉はこれを引き継ぎ、禁中茶会や北野大茶湯(1587年)を開催している。茶会は大名どうしの序列と関係を示す政治の場であり、その場を取り仕切る茶頭は大きな影響力を持った。利休は堺の商家の出身で、貿易都市の人脈も備えていた。
🍚 食卓でひとこと 「お茶を点てる人が、なんで政治の中心にいたんだと思う?」
⚡ 一問一答22問 ── 用語と数字の確認
まず自分で答えてから開いてください。数字は「いつから数えて・何と比べて」までがセットです。
Q1. 2026年7月28日に熊本県で起きた地震の規模と最大震度は。
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マグニチュード7.1、最大震度7。7月28日午後4時27分ごろ熊本県熊本地方で発生し、気象庁は約1週間、同程度の地震への注意を呼びかけた。全国から給水や支援物資、入浴支援の船が向かった。
Q2. 2026年7月26日に世界文化遺産に登録された日本の資産は何か。
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奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」。日本の世界遺産は国内27件目(文化遺産22・自然遺産5)になった。
Q3. 2026年8月11日に茨城県へ上陸した台風15号は、なぜ「統計開始以来初」と言われるのか。
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気象庁の台風統計は1951年に始まっており、その記録の中で茨城県への上陸が初めてだったため。通常の台風は太平洋高気圧の縁を回って北上し偏西風で東へ流されるが、この台風は日本の東方海上から西へ進んで関東を横断した。
Q4. 2026年8月14日に気象庁が命名した気象現象の名前は。命名は何年ぶりか。
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「令和8年8月千葉豪雨」。気象現象への命名は令和2年7月豪雨以来6年ぶりで、地域名を冠した命名は9年ぶり。8月13日夕方から14日朝にかけて千葉県で線状降水帯が相次いで発生し、千葉市の24時間降水量は360ミリを超えて観測史上1位となった。
Q5. 千葉豪雨で発表されたレベル5の大雨特別警報は、どんな点で「全国初」だったか。
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2026年5月の運用見直しのあとでは全国初の発表だった。22市町に発表され、避難指示は一時40万人を超えた。
Q6. 「内水はんらん」とはどのような浸水か。外水はんらんとの違いは。
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川の水があふれる外水はんらんに対し、内水はんらんは、降った雨が下水道や水路で流しきれずに街の中にあふれる浸水。千葉豪雨では浸水被害者のおよそ2人に1人が想定区域の「外」で被災したとみられ、ハザードマップが何を想定した地図かを確認する大切さが問われた。
Q7. 2026年8月11日のH3ロケット9号機は何を打ち上げ、その結果どうなったか。
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準天頂衛星「みちびき7号機」を予定の軌道に投入し、6機体制となった。2025年12月の8号機失敗からの再起で、7機体制になれば他国のシステムに依存せず自国の衛星だけで位置情報を提供できるようになる。
Q8. 2026年8月11日にソニー側とTSMCが結んだ契約の内容は。
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熊本県合志市を拠点とする合弁会社の設立契約。両社で約7470億円を出し、2029年にイメージセンサーを量産する予定。半導体を国内で確保する経済安全保障の文脈で押さえる。
Q9. 2026年8月5日に臨時閣議で決まった消費税に関する方針は。
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食料品にかかる消費税を1%とする基本方針。1989年の消費税導入以来、初めての引き下げ方針となった。
Q10. 2026年の夏の甲子園で「公式戦初」となった2つの新しいしくみは何か。
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ビデオ検証と指名打者(DH)制。ビデオ検証は8月7日に初めて行使され、映像でも確証が得られなかったため元の判定が維持された。決勝は8月22日、智辯和歌山と健大高崎の対戦となった。
Q11. 2026年8月6日の広島、8月9日の長崎の平和記念式典はそれぞれ被爆から何年で、参列の規模は。
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被爆81年。広島の式典には過去最多の123か国・地域とEUが、長崎の式典には98か国とEUが参列した。
Q12. 非核三原則とは何か。注意すべき点もあわせて答えよ。
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核兵器を「持たず、つくらず、持ちこませず」という日本の方針。1967年に首相が国会で表明し、1971年に国会決議が行われた。法律ではなく国の方針である点が問われやすい。
Q13. 2026年8月15日の全国戦没者追悼式は終戦から何年で、どこで行われたか。
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終戦から81年。東京の日本武道館で行われ、遺族3112人を含む4180人が参列した。正午には全国で1分間の黙とうが行われた。
Q14. 2026年の一番茶(荒茶)の生産で全国1位になった県はどこか。背景もあわせて答えよ。
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静岡県。2年ぶりの全国1位で1万700トン、前年から31.7%増えた。背景には、海外の抹茶需要の高まりを受けて、抹茶の原料になる「てん茶」への転換が進んでいることがある。
Q15. アジア競技大会2026の聖火は、どこで採火されたか。
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8月18日に東京の国立競技場(1958年アジア大会の炬火台)で、8月20日に広島の「平和の灯」から採火され、8月22日に名古屋城で1つに集められた。聖火リレーは愛知県の40市町村を回る。開幕は9月19日。
Q16. 2026年9月1日に引き下げられた「法定速度」とは何か。標識で示された速度との違いを含めて説明しなさい。
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法定速度とは、標識や標示による指定がなくても法律であらかじめ定められている最高速度のこと。標識で最高速度が指定されている区間では、その指定速度が優先される。9月1日からは、中央線・車両通行帯・中央分離帯のいずれもない道路の法定速度が時速60キロから30キロに引き下げられた。
Q17. Q16の改正は法律の改正か、政令の改正か。またそれを定めるのはどこか。
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政令の改正(道路交通法施行令の改正)であり、政令を定めるのは内閣。法律の制定・改正を行うのは国会で、両者を混同しないこと。
Q18. 速度を半分にすると、止まるまでの距離が半分よりも大きく縮むのはなぜか。
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停止距離は空走距離と制動距離の和であり、空走距離は速度にほぼ比例するのに対し、制動距離は運動エネルギーが速度の2乗に比例することから速度の2乗におよそ比例するため。速度を半分にすると空走距離は約2分の1、制動距離は約4分の1になる。
Q19. 聖火リレーが通過した豊橋市・田原市、豊田市・みよし市は、愛知県のどの地域区分にあたるか。
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豊橋市・田原市は東三河、豊田市・みよし市は西三河、阿久比町は知多半島にあたる。愛知県は尾張・西三河・東三河に大きく分けられ、田原市は農業産出額、豊田市は製造品出荷額等がいずれも全国有数で、産業構造が地域ごとに異なる。
Q20. 織田信長が、戦功をあげた武将に領地ではなく名物の茶器を与えたのはなぜだと考えられるか。
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領地には限りがあるのに対し、茶器は与える側が価値を決められるため、恩賞として繰り返し用いることができたから。また、誰にどの茶器を与えるかによって家臣の序列を示すこともできた。
Q21. 台風の発生がいちばん多いのは8月だが、日本への上陸がいちばん多いのは何月か。理由も答えなさい。
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9月。夏に日本をおおっていた太平洋高気圧が9月に弱まって南へ下がり、台風の通り道が日本列島の上を通るようになるため。
Q22. 8月に発表された2度のレベル5大雨特別警報(千葉県、石川県・富山県)に共通する現象と、異なる契機をそれぞれ答えなさい。
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共通する現象は線状降水帯の発生。契機は、千葉県の場合が上空の寒気、石川県・富山県の場合が停滞前線と異なる。契機が異なっても、同じ場所で積乱雲が次々に発生し続けるという結果は同じだった。
🎯 2027年入試で問われそうな問題(予想問題・答えの例つき)
中学入試の時事問題は、ニュースの名前を答えさせるより、そのニュースを地理・歴史・公民(理科)の基本に広げて問う形が中心です。2026年入試100校の出題実績では、扱われた出来事の約76%が入試の前の年と入試の年のもので、時事を材料に理由を書かせる記述を出した学校も多くありました。2026年8月のニュースは、2027年入試では「入試の前の年」の出来事です。下の問題は、その形に合わせて編集部が作った予想問題です。まず自分で答えてから、押して答えの例と考え方を見てください。
地理・理科・記述問1. 7月28日の熊本県の地震は、マグニチュード7.1・最大震度7でした。「マグニチュード」と「震度」のちがいを説明しなさい。
答えの例:マグニチュードは地震そのもののエネルギーの大きさ(規模)を表し、1つの地震に1つの値。震度はそれぞれの場所でのゆれの強さを表し、場所によってちがう。
考え方:2016年の熊本地震(最大震度7が2回)と結んで、「同じ地域でまた大きな地震」という形で出やすいテーマです。2027年入試では「入試の前の年」の出来事になります。
歴史・世界遺産・語句問2. 2026年7月、奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録されました。藤原京を都とした天皇を1人答えなさい。また、日本で最初の本格的な都で、中国の都にならって道を碁盤の目のように整えた都の名前を答えなさい。
答えの例:持統天皇(または文武天皇・元明天皇)/藤原京
考え方:世界遺産の登録は、ほぼ毎年入試に出ます。登録の年と、その場所が日本の歴史のどの時代かを結べるかがポイントです(日本の世界遺産は27件目)。
公民・経済・記述問3. 8月5日、食料品の消費税を1%に引き下げる方針が決まりました。消費税の引き下げで家計が助かる一方、国にとって心配されることを1つ書きなさい。
答えの例:国の税収が減り、社会保障(年金・医療・介護)などに使うお金が足りなくなるおそれがある(国債=借金が増えるおそれ)。
考え方:消費税は1989年導入・3%→5%→8%→10%(軽減税率8%)の年表とセットで出ます。「だれでも同じ率を払う」ため、所得の少ない人ほど負担の割合が重くなる(逆進性)も記述の定番です。
歴史・平和・語句問4. 8月6日・9日は原爆の日です。日本の非核三原則の3つを答えなさい。また、非核三原則は法律ですか、国の方針ですか。
答えの例:持たず・つくらず・持ちこませず/国の方針(1967年に表明、1971年に国会で決議。法律ではない)
考え方:被団協のノーベル平和賞(2024年)、核兵器禁止条約に日本が参加していないことと合わせて、「戦後81年」の節目でも問われます。
理科・地理・記述問5. 8月11日、台風15号が統計開始以来はじめて茨城県に上陸しました。ふつうの台風は日本の南から北上して東へ曲がります。ふつうの台風が東へ曲がる理由を説明しなさい。
答えの例:日本の上空には西から東へふく強い風(偏西風)があり、北上してきた台風がこの風に流されるから(太平洋高気圧のふちを回って進むから)。
考え方:「ふつうはどう進むか」を知っていると、めずらしい進路のニュースを説明できます。2026年は1〜8月のすべての月で台風が発生した年でもあります。
防災・公民・記述問6. 8月の千葉豪雨では、被災した人のおよそ2人に1人が、ハザードマップの想定区域の外で被災しました。その理由として考えられる「内水はんらん」とは何かを説明し、家庭でできる備えを1つ書きなさい。
答えの例:内水はんらんは、大雨を下水道や水路で流しきれず、川の外側の街の中に水があふれること。備え:ハザードマップで内水はんらんの想定も確かめ、避難の場所と道を家族で決めておく。
考え方:線状降水帯・大雨特別警報(レベル5)・避難情報の5段階とセットで出ます。「マップに色がない=安全」ではないことが記述のポイントです。
産業・地理・記述問7. ソニーと台湾のTSMCが、熊本県に半導体(イメージセンサー)の会社をつくることになりました。九州に半導体工場が集まる理由を2つ書きなさい。
答えの例:空港や高速道路が整い、小さく軽く値段の高い半導体を飛行機やトラックで運びやすいから。きれいな水が豊富で、半導体づくりに必要な水を得やすいから(ほかに、工場をつくる広い土地がある)。
考え方:九州は「シリコンアイランド」と呼ばれてきました。工場の立地(交通・水・土地・人)は地理の定番の記述です。
産業・国際・資料読み取り問8. 2026年の一番茶の生産量は、静岡県が2年ぶりに全国1位になりました。海外で抹茶の人気が高まっていることが背景です。抹茶の原料になる茶を何といいますか。また、日本の茶の生産量が多い県を2つ答えなさい。
答えの例:てん茶/静岡県・鹿児島県
考え方:2026年入試でも「日本茶・抹茶の輸出の増加」は複数の学校で出たテーマです(出題実績ページの記録)。輸出の増加と、国内の生産地の変化をセットで押さえます。
🧭 記述問題は「4ステップ」で組み立てる
出来事を覚えるのではなく、同じ型で考えられるようにしておくのが記述対策です。
📚 月をまたいだ総整理・分野別の並べ直しは 中学受験の時事問題まとめ(2026年・2027年) へ。毎週金曜の元記事は 小学生しんぶん 5・6年生版 最新号 で読めます。
時事問題は、直前にまとめて覚えると落ちます
このページのような月別のまとめは、入試の前に見直すためのものです。ただ、まとめだけを何度も読んでも、初めて見るニュースには対応できません。記述で問われるのは「そのニュースを自分の言葉で説明できるか」だからです。
続けやすいのは、1日1本だけ読むやり方です。週刊「小学生しんぶん」のハブに、毎日入れかわる「きょうの1本」を出しています。5分で1本。全部を一度に読む必要はありません。読んだ記事には3択の確認問題が1問ずつ付いていて、月曜には先週号から10問のニュースクイズが出ます。
問題に出てきた語が分からないとき(79語)
1語ずつ、小学生の生活の場面に置きかえて説明しています。図と、その場で丸がつく3問のクイズつき。中学入試でどう出されるかも書いています。
このまとめは小学生の中学受験向けに作っていますが、ニュースの背景と単元のつながりを書いているので、中学生の定期テストや高校入試の時事問題の見直しにも使えます。