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勝つ・負けるのことわざ・慣用句56語
自主学習ノート1ページ分のネタ

勝ち負けや、きそい合うことをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

慣用句(14語)

頭が上がらない(あたまがあがらない)相手にひけ目があって、対等にふるまえないことです。使いどき 引け目があって、相手に強く出られないこと。頭が上がらないことです。使い方 恩がある相手について使います。「世話になった先生には頭が上がらない。」「頭が上がらないのは、それだけ助けてもらったからだ。」気をつけること こわいからではありません。恩やひけ目が中心です。にた言葉 恩義がある 一矢報いる(いっしむくいる)やられっぱなしにならず、少しでもやり返すことです。使いどき 負けている中で、一矢報いること。反撃して、少しでもやり返すことです。使い方 大きく差をつけられた場面で、一つ返したときに使います。「終わりぎわに一矢報いる一点を返した。」「一矢報いることはできた、と監督が話した。」気をつけること 読み方は「いっしむくいる」です。「いちや」ではありません。にた言葉 反撃する 縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)よいことが起きるように、しるしやならわしを気にすることです。使いどき 試合の日に、いつも同じ靴下をはくこと。よい前ぶれかどうかを、気にすることです。使い方 げんをかつぐときに使います。「試合の朝はカツを食べる、と縁起を担いでいる。」「縁起を担ぐのは楽しいが、それで練習は減らさない。」気をつけること 科学的な決まりではありません。気持ちを整えるならわしとして楽しむ言葉です。にた言葉 験を担ぐ 軍門に下る(ぐんもんにくだる)負けを認めて、相手に従うことです。使いどき 負けを認めて、降参すること。相手に屈することです。使い方 敗北を認めるときに使います。「決勝で、強豪の軍門に下った。」「軍門に下ったが、内容は悪くなかった。」気をつけること 読み方は「ぐんもんにくだる」です。かたい言葉なので、報道などでよく使われます。にた言葉 降参する 先を越される(さきをこされる)相手に、先にやられてしまうことです。使いどき 先にやられてしまうこと。相手に先んじられることです。使い方 出しぬかれたときに使います。「同じ案を出そうとして、先を越された。」「先を越されたら、別の切り口を探す。」気をつけること 相手が悪いわけではありません。準備の早さの差です。にた言葉 出し抜かれる 袖にする(そでにする)相手を、そっけなくあつかうことです。使いどき 親しかった人を、冷たくあつかうこと。相手にしないことです。使い方 冷たく断るときに使います。「せっかくのさそいを袖にするのは気が引けた。」「袖にされたと感じさせないよう、理由を伝えた。」気をつけること 「そでにする」は、断る側の行いを表します。断られた側は「袖にされる」です。にた言葉 邪険にする 太刀打ちできない(たちうちできない)力の差がありすぎて、まったくかなわないことです。使いどき 力の差がありすぎて、勝負にならないこと。まったくかなわないことです。使い方 相手が強いときに使います。「速さでは太刀打ちできないので、作戦を変えた。」「太刀打ちできないと分かったところから、工夫が始まる。」気をつけること あきらめる言葉ではありません。差を認めたうえで、やり方を変える合図にもなります。にた言葉 歯が立たない 立つ瀬がない(たつせがない)面目が保てず、立場がなくなることです。使いどき 友だちの前で「ぜったい勝つ」と言って負けたときの気持ちです。顔向けできない、その場にいづらい、という状態を表します。自分のことにも、人のことにも使えます。使い方 自分の立場が苦しいときに使います。「ここで負けたら立つ瀬がない、と本人が言った。」「立つ瀬がなくならないよう、逃げ道を残して話した。」気をつけること 「立つ背がない」と書くのはまちがいです。川の「瀬」です。にた言葉 面目が立たない とりつく島がない(とりつくしまがない)相手がまったく相手にしてくれず、話のきっかけがつかめないことです。使いどき 話しかけても、まったく取り合ってもらえないこと。手がかりがないことです。使い方 話しかけても取り合ってもらえないときに使います。「忙しそうで、とりつく島がなかった。」「質問をしても、とりつく島がない返事だった。」気をつけること 「とりつく暇(ひま)がない」と言う人がいますが、正しくは「島」です。にた言葉 けんもほろろ 泣きを入れる(なきをいれる)こまって、相手にたのみこむことです。使いどき 泣きついて、許してもらおうとすること。困って、頼みこむことです。使い方 わびを入れるときに使います。「締め切りに間に合わず、泣きを入れた。」「泣きを入れる前に、早めに相談すればよかった。」気をつけること 「泣きを見る」はつらい目にあうことです。にていますが意味がちがいます。にた言葉 わびを入れる 鼻を折る(はなをおる)得意になっている人の気持ちを、くじくことです。使いどき いばっている人を、やりこめること。得意になっている人を、負かすことです。使い方 いばっている相手について使います。「練習を重ねて、鼻を折ってみせた。」「鼻を折るより、自分の記録を伸ばすほうが気持ちがいい。」気をつけること けがのことではありません。得意な気持ちをくじく、が中心です。にた言葉 鼻を明かす 引けを取らない(ひけをとらない)相手に負けていない、おとっていないことです。使いどき だれにも負けないこと。ほかに劣らないことです。使い方 力が同じくらいだと言うときに使います。「練習量では、どの学校にも引けを取らない。」「引けを取らない出来だったと思う。」気をつけること 「引け目」は、おとっていると感じる気持ちのことです。にていますが別の語です。にた言葉 互角 胸を借りる(むねをかりる)強い相手に、思いきってぶつかって練習することです。使いどき 強い相手に、けいこの相手になってもらうこと。上位の相手に、けいこをつけてもらうことです。使い方 格上の相手と対戦するときに使います。「優勝校の胸を借りるつもりで挑んだ。」「胸を借りる気持ちで、全力を出した。」気をつけること 強い側は「胸を貸す」と言います。立場が逆になります。にた言葉 胸を貸す(反対の立場) 山場(やまば)いちばん大事な、分かれ目になるところです。使いどき 物語や試合の、いちばんの盛り上がりのこと。最も大事な場面です。使い方 物語や勝負の見せ場に使います。「物語の山場で、思わず声が出た。」「今週が準備の山場だ。」気をつけること 「終わり」ではありません。いちばん大事なところ、が中心です。にた言葉 クライマックス・峠

ことわざ(24語)

石に灸(いしにきゅう)まったく効き目がないことです。使いどき まったく反応がない相手に、何度も同じことを言うこと。少しも効き目がないことです。使い方 注意しても反応がないときに使います。「何度言っても石に灸だ。」「石に灸のようなもので、話が届いている気がしない。」にた言葉 糠に釘・暖簾に腕押し・豆腐に鎹 犬も食わない(いぬもくわない)だれも相手にしないほど、つまらないことです。使いどき 兄弟げんかに、まわりが口を出さないこと。だれも相手にしないほど、つまらないことです。使い方 夫婦げんかなどについて使われます。「きょうだいげんかは犬も食わない、と祖母が笑った。」「犬も食わない話でも、本人には大事なことがある。」気をつけること 相手のもめごとに向かって言うと、失礼になることがあります。にた言葉 取るに足らない 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)いくら言い聞かせても、まったく効き目がないこと。相手が聞く気がないことのたとえです。使いどき 何度注意しても部屋を片づけない人に、また同じ注意をすること。いくら言っても、相手に伝わらないことです。使い方 何度注意しても伝わらないときに使います。人に向かって直接言うと強い言い方になります。「何度片づけなさいと言っても馬の耳に念仏だ。」「興味のない話をいくらしても馬の耳に念仏で終わる。」気をつけること 「豚に真珠」は「価値がわからない」、「馬の耳に念仏」は「聞く気がない」で、少しちがいます。テストではこの差が問われます。にた言葉 犬に論語・豚に真珠・糠に釘 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)かわいがっていた相手に裏切られることです。使いどき いつも面倒を見ていた後輩に、裏切られたとき。世話をしてきた相手から、害を受けることです。使い方 信じていた人に裏切られたときに使います。「世話をした後輩に反対された。飼い犬に手を噛まれるとはこのことだ。」「教えた方法で出し抜かれた。飼い犬に手を噛まれるとはこのことだ。」気をつけること 自分の側から言う言葉です。「飼い犬」と呼ぶひびきがあるので、人前で使うときは気をつけてください。にた言葉 恩を仇で返す 稼ぐに追いつく貧乏なし(かせぐにおいつくびんぼうなし)まじめに働き続けていれば、貧しさに負けることはない、という意味です。使いどき こつこつ続けていれば、困ることは少ないこと。まじめに働いていれば、貧しさに追いつかれないという意味です。使い方 地道な努力について使います。「こつこつ続ければ大丈夫だ。稼ぐに追いつく貧乏なしだ。」「稼ぐに追いつく貧乏なしというから、まずは毎日続けよう。」にた言葉 働かざる者食うべからず・継続は力なり 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)勝ったあとこそ、気をゆるめずに用心しなさい、という意味です。使いどき 試合に勝った日ほど、片づけをきちんとすること。うまくいったときこそ、気をひきしめよという意味です。使い方 良い結果が出たあとの心構えとして使います。「一回戦は勝ったが、勝って兜の緒を締めよだ。」「良い結果が出たときこそ、勝って兜の緒を締めよだ。」気をつけること 「緒」は兜をとめるひものことです。「お」と読みます。にた言葉 油断大敵 勝てば官軍負ければ賊軍(かてばかんぐんまければぞくぐん)勝ったほうが正しいとされ、負けたほうが悪者にされる、という意味です。使いどき 勝った側の言い分が通ること。勝った者が正しいとされるという意味です。使い方 結果で評価が決まってしまうことについて使います。「勝てば官軍負ければ賊軍で、内容より結果が語られる。」「勝てば官軍負ければ賊軍とはいえ、過程も見てほしい。」 下駄を預ける(げたをあずける)処理や判断を、すべて相手に任せることです。使いどき 決め方を、まるごと相手にまかせること。判断を全部あずけることです。使い方 決定を委ねるときに使います。「日程は先生に下駄を預けた。」「下駄を預けたからには、決まったことに従う。」 五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)少しの差はあっても、本質的には同じだということです。使いどき 2点差と3点差で言い合っても、どちらも負けていること。少し違うだけで、たいして変わらないという意味です。使い方 どちらもたいして変わらないときに使います。「三点差も五点差も五十歩百歩だ。」「一分の遅刻も五分の遅刻も五十歩百歩だ。」気をつけること 読みは「ごじっぽひゃっぽ」です。にた言葉 どんぐりの背比べ・目くそ鼻くそを笑う 後手に回る(ごてにまわる)相手に先を越されて、受け身になってしまうことです。使いどき 準備が遅れて、あとから追いかけること。相手に先を越されることです。使い方 対応が遅れたときに使います。「準備が遅れて後手に回った。」「後手に回らないよう、先に予定を組んだ。」 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)人より先に動けば、有利な立場に立てる、という意味です。使いどき 募集が出た日のうちに申し込むこと。人より先に動けば、有利になるという意味です。使い方 早く動くことをすすめるときに使います。「先に申しこんだので席が取れた。先んずれば人を制すだ。」「先んずれば人を制す。締切の前日ではなく今日出そう。」気をつけること 「制す」は、おさえる、有利になるという意味です。にた言葉 善は急げ・早い者勝ち 朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)人はつきあう相手によって、良くも悪くも変わる、という意味です。使いどき 早寝早起きの友だちといるうちに、自分も早く寝るようになったとき。人はつきあう相手に影響される、という意味です。使い方 友だちや環境の影響について使います。「朱に交われば赤くなるというから、環境は大事だ。」「まわりが本を読む人ばかりで、朱に交われば赤くなるで自分も読み始めた。」気をつけること 良い意味にも悪い意味にも使えます。「朱」は赤い色のことです。にた言葉 類は友を呼ぶ 柔よく剛を制す(じゅうよくごうをせいす)しなやかなものが、かたく強いものに勝つことがある、という意味です。使いどき 力の強い相手を、やわらかい受け方でかわす柔道のこと。やわらかいものが、かたいものに勝つことがあるという意味です。使い方 力ではなく技や工夫で勝ったときに使います。「体は小さいが、技で勝った。柔よく剛を制すだ。」「力任せをやめて角度を変えたら開いた。柔よく剛を制すだ。」気をつけること 「制す」は「おさえる、勝つ」という意味です。にた言葉 負けるが勝ち 先手を打つ(せんてをうつ)相手より先に動いて、有利な立場に立つことです。使いどき 相手より先に準備を始めること。先に動いて、有利にすることです。使い方 早めに手を打つときに使います。「質問される前に先手を打って説明した。」「先手を打って準備しておいたので慌てなかった。」にた言葉 先んずれば人を制す・先手必勝 手に汗を握る(てにあせをにぎる)はらはらして、緊張することです。使いどき 接戦の試合を見ているときのこと。はらはらしながら見守ることです。使い方 接戦や見どころの場面について使います。「手に汗を握る展開だった。」「最後まで手に汗を握って見ていた。」 天狗になる(てんぐになる)うまくいったことで、いばって得意になることです。使いどき 少し勝っただけで、いばってしまうこと。自慢して、いい気になることです。使い方 自慢しはじめた人について使います。「一度勝っただけで天狗になってはいけない。」「天狗にならないよう、次の目標を決めた。」にた言葉 図に乗る 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)道理の通じない相手には、争っても勝てない、という意味です。使いどき どうにもならない相手には、勝てないこと。道理の通じない相手には、かなわないという意味です。使い方 話し合いにならない相手について使います。「理屈が通じない。泣く子と地頭には勝てぬだ。」「泣く子と地頭には勝てぬので、今日は引きさがった。」気をつけること 「地頭」は「じとう」と読みます。「じあたま」ではありません。にた言葉 長い物には巻かれろ 猫に小判(ねこにこばん)値打ちのあるものでも、それがわからない相手には役に立たない、という意味です。使いどき 妹に、大切な万年筆をあげても落書きに使われてしまうとき。値打ちが分からない人には、よいものも役に立たないという意味です。使い方 良いものが宝の持ち腐れになっているときに使います。「将棋盤をもらったが、ルールを知らないので猫に小判だ。」「使い方を知らない道具をもらっても猫に小判だ。」気をつけること 「小判」は江戸時代のお金です。にた言葉 豚に真珠・犬に論語 暖簾に腕押し(のれんにうでおし)力を入れても手ごたえがなく、張り合いがないことです。使いどき いくら話しかけても、相手が上の空のとき。手ごたえがまったくないことです。使い方 反応のうすい相手について使います。「いくら提案しても暖簾に腕押しだった。」「相談しても暖簾に腕押しで、話が前に進まない。」気をつけること 「暖簾」は店の入口にさげる布です。押しても手ごたえがありません。にた言葉 糠に釘・豆腐に鎹 花を持たせる(はなをもたせる)相手に手がらをゆずって、立ててあげることです。使いどき わざと相手に得点を譲って、活躍させること。相手に手がらをゆずることです。使い方 わざと相手を目立たせるときに使います。「最後の一点は後輩に花を持たせた。」「花を持たせるつもりで、司会を任せた。」 拍子抜け(ひょうしぬけ)構えていたのに、あっけなく終わって気がゆるむことです。使いどき 身がまえていた発表が、あっさり終わったとき。張り合いがなくなることです。使い方 予想より簡単だったときに使います。「難しいと思っていたら拍子抜けした。」「準備しすぎて拍子抜けの結果になった。」にた言葉 大山鳴動して鼠一匹 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)価値のあるものを与えても、その値打ちがわからない人には意味がない、という意味です。使いどき 大事にしている図鑑を、興味のない人に貸したとき。値打ちの分からない相手に、よいものを与えても無駄だという意味です。使い方 良いものを、その良さがわからない人に渡してしまったときに使います。「高い万年筆をもらったが、字を書かない私には豚に真珠だ。」「せっかくの図鑑も、開かないままなら豚に真珠だ。」気をつけること 人に向かって言うと、その人を見下すことになります。自分について使うのが安全です。「馬の耳に念仏」は「聞く気がない」で、少しちがいます。にた言葉 猫に小判・犬に論語 負けるが勝ち(まけるがかち)あえて負けておいたほうが、結果として得になることがある、という意味です。使いどき 言い争いを途中でやめて、あとで話し合ったほうがうまくいくとき。あえて引くことが、結果として得になるという意味です。使い方 争わずに引くほうがよい場面で使います。「言い争いをやめて引いた。負けるが勝ちだ。」「意地を張らずに引いた。負けるが勝ちだ。」気をつけること いつでも負けたほうがよい、という意味ではありません。にた言葉 柔よく剛を制す 身から出た錆(みからでたさび)自分のした悪い行いのせいで、自分が苦しむことです。使いどき 練習をさぼって、試合で走れなくなったこと。自分のした行いのせいで、自分が苦しむことです。使い方 自業自得だと言うときに使います。「練習をさぼって試合で動けなかった。身から出た錆だ。」「準備を後回しにした結果だ。身から出た錆だ。」気をつけること 「身」は刀の刃のことです。刀は手入れをしないと自分から錆びます。にた言葉 自業自得・天に唾する

四字熟語(18語)

一期一会(いちごいちえ)その出会いは一生に一度きりだから、大切にしなさい、という意味です。使いどき その日の試合が、二度とない一度きりのものだということ。一生に一度の出会いを大切にする、という意味です。使い方 人との出会いや、一度きりの場面について使います。「この一戦は一期一会だと思って臨む。」「一期一会だから、今日の授業も真剣に受けよう。」気をつけること 「いちごいちえ」と読みます。にた言葉 袖振り合うも多生の縁 一刻千金(いっこくせんきん)わずかな時間が、千金にあたるほど値打ちがある、という意味です。使いどき 試合前の10分が、とても大切に感じられること。わずかな時間が、千金の値打ちがあるという意味です。使い方 楽しい時間や大事な時間が、あっというまに過ぎてしまうときに使います。「友だちと過ごす夏休みの夜は一刻千金だ。」「本番前の10分は一刻千金だった。」気をつけること 「時間がもったいない」という節約の意味ではなく、「それほど価値がある」という意味です。にた言葉 時は金なり 勧善懲悪(かんぜんちょうあく)よい行いをすすめ、悪い行いをこらしめることです。使いどき 物語で、よい人が勝ち、悪い人が負けること。善をすすめ、悪をこらしめることです。使い方 物語の型について使います。「勧善懲悪の物語だった。」「勧善懲悪だけでは説明できない話も多い。」 危急存亡(ききゅうそんぼう)生き残れるかどうかの、たいへんな瀬戸際のことです。使いどき あと1試合で、続けられるかが決まる状況のこと。生き残れるかどうかの、大事な場面です。使い方 重大な局面について使います。「危急存亡のときだ。」「危急存亡と言われた場面で、みんなが力を出した。」にた言葉 絶体絶命 起死回生(きしかいせい)絶望的な状況を、一気に立て直すことです。使いどき 負けかけた試合を、最後の一点でひっくり返すこと。だめになりかけたものを、立て直すことです。使い方 逆転したときに使います。「最終回の一打で起死回生となった。」「起死回生を狙って、思い切った作戦に出た。」にた言葉 枯れ木に花・禍を転じて福と為す 乾坤一擲(けんこんいってき)運命をかけて、思い切った大勝負に出ることです。使いどき 一度きりの大勝負に出ること。運を天にまかせて、思いきってやることです。使い方 大きな決断について使います。「乾坤一擲の勝負に出た。」「乾坤一擲の思いで、志望校を変えなかった。」にた言葉 背水の陣・一か八か 五分五分(ごぶごぶ)どちらの可能性も同じくらいであることです。使いどき どちらが勝つか分からない、同じくらいの力のこと。力が同じくらいであることです。使い方 勝つ見こみや結果の見通しについて使います。「勝てる見こみは五分五分だ。」「責任は五分五分だと話し合って決めた。」にた言葉 互角・甲乙つけがたい 自業自得(じごうじとく)自分のした行いの結果を、自分が受けることです。使いどき 練習をさぼって、試合に出られなくなったこと。自分がしたことの結果を、自分が受けることです。使い方 自分のせいで困っているときに使います。「準備をしなかったからだ。自業自得だ。」「自業自得と分かっているので、文句は言えない。」気をつけること 人に向かって「自業自得だ」と言うと、突き放した言い方になります。にた言葉 身から出た錆・因果応報 実力伯仲(じつりょくはくちゅう)力にほとんど差がなく、ほぼ互角であることです。使いどき どちらが勝つか分からない、同じ実力のこと。力に差がないことです。使い方 勝負の見通しを言うときに使います。「実力伯仲の組み合わせになった。」「実力伯仲で、最後まで分からない試合だった。」気をつけること 読み方は「はくちゅう」です。「はくなか」ではありません。にた言葉 五分五分 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)物事がすべて順調に進むことです。使いどき 練習も試合も、思ったとおりに進んでいること。物事が順調に進むことです。使い方 うまくいっているときに使います。「順風満帆とはいかないが、前には進んでいる。」「順風満帆に見えても、見えない苦労がある。」気をつけること 「じゅんぷうまんぱん」と読みます。「まんぽ」ではありません。 正々堂々(せいせいどうどう)かくしごとをせず、正しく堂々と行うことです。使いどき ずるをせず、正面から勝負すること。正しく、堂々としていることです。使い方 フェアな戦い方について使います。「正々堂々と戦った。」「正々堂々を合言葉にした。」にた言葉 公明正大 先手必勝(せんてひっしょう)先に仕掛けたほうが勝つ、という意味です。使いどき 先に準備を始めたほうが勝つということ。先手をとれば必ず勝てる、という意味です。使い方 早く動くことをすすめるときに使います。「先手必勝で、最初の一問から取りにいった。」「先手必勝というが、あせって手順をまちがえないようにしたい。」にた言葉 先んずれば人を制す・早い者勝ち 絶体絶命(ぜったいぜつめい)逃げ道がまったくなく、追いつめられた状態のことです。使いどき あと1点取られたら負ける場面のこと。どうにも逃げ場のない、追いつめられた状態です。使い方 どうにもならない場面で使います。「残り一分で二点差。絶体絶命だ。」「絶体絶命から逆転した試合だった。」気をつけること 「絶対」と書くのはよくあるまちがいです。ここが入試で問われます。にた言葉 背水の陣・八方塞がり 大胆不敵(だいたんふてき)度胸があって、何もおそれないことです。使いどき 強い相手にも、まったく物おじしないこと。大胆で、何ものも恐れないことです。使い方 思い切った行いについて使います。「大胆不敵な作戦だった。」「大胆不敵に見えて、準備は細かかった。」 百戦錬磨(ひゃくせんれんま)多くの経験を積んで、きたえられていることです。使いどき 何度も試合を重ねて、鍛えられていること。多くの経験を積んで、鍛えられていることです。使い方 経験豊かな人について使います。「百戦錬磨の相手だった。」「百戦錬磨と言われる人でも、最初は初心者だった。」にた言葉 海千山千 不撓不屈(ふとうふくつ)どんな困難にも、くじけずに立ち向かうことです。使いどき 何度負けても、あきらめずに立ち向かうこと。困難にくじけないことです。使い方 強い意志について使います。「不撓不屈の精神で続けた。」「不撓不屈という言葉を思い出して、もう一度立ち上がった。」気をつけること 「撓む」はたわむ、「屈する」は屈服することです。どちらも打ち消しています。にた言葉 七転び八起き・初志貫徹 勇猛果敢(ゆうもうかかん)いさましく、思い切って行うことです。使いどき 強い相手にも、思いきってぶつかっていくこと。勇ましく、思いきりがよいことです。使い方 大胆な行動について使います。「勇猛果敢に前へ出た。」「勇猛果敢とむちゃはちがう。」にた言葉 大胆不敵 臨戦態勢(りんせんたいせい)いつでも始められるように、準備をととのえた状態のことです。使いどき 試合に向けて、準備を整えること。戦いにのぞむ構えのことです。使い方 本番直前の準備について使います。「前日の夜には臨戦態勢がととのっていた。」「臨戦態勢で当日をむかえた。」気をつけること 実際の戦いのことでなくても使えますが、場面によっては言い方を選びます。にた言葉 準備万端

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ 勝つ・負ける
めあて 勝つ・負けるのときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

うそ・ずるい20語正直・まじめ25語やさしい・思いやり16語いばる・うぬぼれ14語むだ・意味がない33語ちょうどよい・かんぺき18語変わる・新しい33語有名・評判23語用心する・気をつける27語知る・わかる・気づく29語人それぞれ・ちがい14語ほどほど・やりすぎ14語

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