ホーム › ことば大辞典 › 慣用句 › 棒に振る

ぼうにふる棒に振るの意味・使い方

かくしたら、言えるか試してから押してね

「棒に振る」(ぼうにふる)の意味

それまでの努力や機会を、むだにしてしまうことです。

どんなときに使うか 台なしにしたときに使います。

👪 子どもに「棒に振るってどういう意味?」と聞かれたら

「天びん棒をふって売り歩く仕事は、もうけが少なかったことから、それまでの努力や手に入れていたものを、むだにしてしまうことを言うようになったと言われるよ」

📚 小6の慣用句の一覧(全60語・テスト10問・プリント)に戻る →

✏️ 中学入試の予想問題(いちばん多い「意味を選ぶ」型)

けがで一年を棒に振った。

下線の言葉の意味として合うものは?
1.顔や姿かたちが、見分けがつかないほどよく似ていること
2.とても近い場所
3.それまでの努力や機会を、むだにしてしまう
4.すべてを失って、何も残らない

答えを見る3(上の「意味」のとおりです)

📝 中学入試のことば 予想問題2027(60問・答えつき・印刷できる)→

「棒に振る」、お子さんはどこまで分かっていますか?(語彙の3つの段)

👪 まず、お子さんに「棒に振るって、どういう意味?」と聞いてみてください。

聞いたことがない

今夜の1つ:積み重ねてきたものを、むだにすること。→「こんなとき、なんて言う?」

聞いたことはあるが、説明できない

今夜の1つ:「けがで一年を__った。」の__に入る言葉は?

自分の言葉で説明できる

今夜の1つ:下の「にた言葉とのちがい」から「台無しにする」を選び、「棒に振る」とどうちがうかを言ってもらう。

作文や会話で使える

次の1つ:「棒に振る」が入試でどう問われるかを解いてみる。

「棒に振る」を親子で覚える遊び:家で使う・ジェスチャー・かるた

棒に振るの意味を図解で見る

棒に振る

「棒に振る」、どっちの意味?

「棒に振る」の例文・短文・使い方

例1 けがで一年を棒に振った。

例2 棒に振ったと思っても、残っているものはある。

例3 一回のずるで、それまでの努力を棒に振った。

例4 けがをして、せっかくのチャンスを棒に振った。

「棒に振る」のにた意味の言葉(類語)

台無しにする

「棒に振る」と、にた言葉・まちがえやすい言葉のちがい

台無しにする
すっかりだめにすること。

水の泡
努力がむだになること。

🤯 びっくり大事実! もとになった話振り売りの棒から来た、という説があります。

小学生の場面で言うと
積み重ねてきたものを、むだにすること。努力を台なしにすることです。
中学入試での出方
「元も子もない」が近い意味として並べられます。

入試の形で練習(慣用句)

問1 「棒に振る」の意味として、いちばん近いものを選びなさい。

問2 □に入る漢字1字を選びなさい。 □に振る

問3 次のひらがなを、漢字に直しなさい。 ぼうにふる

紙に書いてから、答えを見る

棒に振る

一画ずつの書き順は、下の「漢字の書き順」で確かめられます。

気をつけること
本人のせいとはかぎりません。責める言葉として使わないほうがよい語です。

「棒に振る」のたしかめ問題

Q 「棒に振る」は、どんなことですか。

答えを見る

A それまでの努力や機会を、むだにしてしまうこと。

責める言葉としては使いません。

ことばの道具:子どもの言葉から引く言いかえ辞典 その場面で使っていいか 場面からことばを引く

「棒に振る」を紙でたしかめる

小6の慣用句プリント(意味から書く10問)まだ習っていない漢字は出てきません。

「棒に振る」と同じ漢字の熟語

液体固体磁石電池回路光線反射呼吸心臓血液発芽花粉

「棒に振る」の漢字の書き順

棒の書き順・読み方

「棒に振る」と同じ漢字のことば

犬も歩けば棒に当たる 藪から棒 鬼に金棒 針小棒大 足が棒になる やぶから棒

「棒に振る」と同じ場面で使えることば

この言葉は「がんばる・努力」「むだ・意味がない」「くり返し・習慣」の場面で使います。

がんばる・努力のことば36語 →むだ・意味がないのことば33語 →くり返し・習慣のことば32語 →

身を粉にする 骨身を削る 実を結ぶ 文武両道 物にする 粉骨砕身 立身出世 不眠不休 粒粒辛苦 百尺竿頭 悪戦苦闘 万物流転 意志堅固 背水の陣 元の木阿弥 仏作って魂入れず 問答無用 豚に真珠 湯水のように使う 昼行灯 悪人正機 のれんに腕押し 後の祭り 猫に小判 油を売る 抜き差しならない 石に灸 糠に釘 学びて時に之を習う 二の舞を演じる 三つ子の魂百まで 二度あることは三度ある 柳の下にいつも泥鰌はいない 日常茶飯 習い性となる 良風美俗 読書百遍意自ずから通ず 朝飯前 所変われば品変わる 言うは易く行うは難し 轍を踏む

この言葉を「にた言葉」に挙げていることば

実を結ぶ

「棒に振る」の前後のことば(50音順)

慣用句のは行を一覧で見ることもできます。

← 噴飯もの← 憮然← 物議を醸す← 平行線をたどる← へそを曲げる← 骨が折れる← 骨抜きになる← 骨身に染みる← 骨身を削る← 骨を埋める間が持たない →幕を閉じる →待ちに待った →待ったなし →眉唾 →眉に唾をつける →眉をひそめる →見得を切る →実がある →見切りをつける →

「棒に振る」と読みが近いことば

傍若無人(四字熟語)枚挙にいとまがない(ことわざ)暴虎馮河(四字熟語)暴飲暴食(四字熟語)枕を高くして寝る(ことわざ)本領発揮(四字熟語)本末転倒(四字熟語)負けるが勝ち(ことわざ)惚れた欲目(ことわざ)馬子にも衣装(ことわざ)

「棒に振る」が出るプリント

📚 小6の慣用句の一覧(全60語・テスト10問・プリント)に戻る →
🗂 「がんばる・努力」の場面で使えることばの一覧(36語)→

🍂 おうちの方へ:10月の、保護者の悩みから

運動会・学芸会に「行きたくない」と言うとき / 中1ギャップ対策|小6の秋から家でできること

意味は国語辞典の語釈をもとに小学生向けに書き直しています(由来には諸説あります)。制作 スクールコンパス編集部

❓ よくある質問

Q. 棒に振るの意味と読み方は?

棒に振る(ぼうにふる)は、それまでの努力や機会を、むだにしてしまうことです。

Q. 棒に振るとにた言葉は、どうちがいますか?

「台無しにする」はすっかりだめにすること。 「水の泡」は努力がむだになること。

Q. 棒に振るは、中学入試ではどのように出されますか?

「元も子もない」が近い意味として並べられます。

🧭 関連する入口