中国・四国の恐竜・化石の施設9館 ── 小学生と行く施設ガイド

中国・四国(島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・愛媛県)で、小学生の子どもと行ける恐竜・化石の施設を9館まとめました。1つずつ、料金・営業時間・休館日、子どもに向くポイント、行く前・行った後にできる自由研究のヒントをのせています。

全国77館を地図と質問で比べるなら → 恐竜・化石の施設 全国77館ガイド
ほかの地方:北海道・東北(13館) / 関東(22館) / 中部(15館) / 近畿(9館) / 九州・沖縄(9館)

料金・営業時間は変わることがあります。お出かけの前に、各施設の公式サイトでお確かめください。

🌍 自然史博物館 📍 山口県 萩市 No.36

萩博物館

2004年(平成16年)開館、世界遺産「萩城下町」の中心部に立地する萩市の文化財・自然・歴史を扱う総合博物館。最大の見どころは「萩の自然展示室」——山口県萩市は約1億年前(白亜紀前期)の地層「関門層群」が広がり、恐竜化石・アンモナイト・植物化石が産出する化石産地として知られ、関門層群産の恐竜歯化石・アンモナイト化石・植物化石を実物展示。さらに萩沖の日本海・対馬海流域に生息するクジラ・イルカの骨格標本、ニホンオオカミの剥製(山口県下関市豊浦町産・1900年代初頭の貴重な実物)、世界最大のハチ「オオスズメバチ」標本など、萩の自然と古生物を体感できる充実した展示。「歴史展示室」では幕末・明治維新の英雄たち(吉田松陰・高杉晋作・木戸孝允・伊藤博文など)の関連資料を多数展示、世界遺産・萩城下町の中心施設として観光客にも人気。屋外には萩の伝統的家屋を再現したエリアもあり、武家屋敷・町家の生活文化を学べる。

住所山口県萩市堀内355(萩・明倫学舎隣接)
料金大人520円/高・大学生310円/小・中学生100円
団体(20名以上)割引あり
※萩市内の小・中学生は無料
営業時間9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日年中無休
※展示替え・施設点検により臨時休館あり
アクセスJR山陰本線「萩駅」または「東萩駅」からまぁーるバス「萩博物館前」下車
中国自動車道「美祢東JCT」から小郡萩道路経由で約60分
予約個人見学は予約不要。団体は事前予約推奨
駐車場無料駐車場あり(約100台)
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(520円・市内小中生無料)
兄弟対応
○
自由研究化
○
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 「萩の自然展示室」で関門層群(白亜紀前期)産の恐竜歯化石・アンモナイト化石を観察
  • クジラ・イルカ骨格標本とニホンオオカミ剥製で日本海の自然と絶滅動物を学習
  • 歴史展示室で幕末維新の志士たち(吉田松陰・高杉晋作)の関連資料を見学
  • 世界遺産「萩城下町」散策と組み合わせて1日観光

💬 子どもへの問い

関門層群って何?なぜ山口県から恐竜化石が見つかる?

📚 自由研究テーマ

「関門層群(下関市・北九州市・萩市)——白亜紀前期の九州・本州境界の恐竜時代」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🌍 自然史博物館 📍 島根県 出雲市 No.43

島根県立古代出雲歴史博物館

2007年(平成19年)開館、世界遺産「出雲大社」の東隣に立地する出雲・島根の歴史と文化を扱う総合博物館。最大の見どころは出雲大社境内から発掘された「宇豆柱(うづばしら)」(平安時代の出雲大社本殿を支えた巨大柱・直径1.35m×3本束)、国宝「島根県荒神谷遺跡出土銅剣358本」(弥生時代)、国宝「加茂岩倉遺跡出土銅鐸39口」など、古代出雲の謎に迫る貴重な国宝級資料。さらに自然系展示室では、島根県内産アンモナイト・三葉虫・サメの歯化石、隠岐諸島の地質、宍道湖・中海の生態系など島根の自然と古生物を展示。子ども向けには「神話シアター」で日本神話(古事記・日本書紀)を映像で学べ、出雲国風土記関連資料も豊富。世界遺産「出雲大社」参拝と組み合わせて1日観光の定番。神話の国・出雲の歴史を恐竜時代の地球史と並べて学べるユニークな視点の施設。

住所島根県出雲市大社町杵築東99-4(出雲大社東隣)
料金常設展:大人620円/大学生410円/小中高生200円
団体(20名以上)割引あり
※企画展は別料金
営業時間9:00〜18:00(最終入館17:30)
※11月〜2月は9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日毎月第3火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
※臨時休館あり
アクセスJR「出雲市駅」から一畑バス「出雲大社方面行き」で約25分→「正門前」下車徒歩約10分
一畑電車「出雲大社前駅」から徒歩約7分
山陰自動車道「出雲IC」から車で約20分
予約個人見学は予約不要。団体は事前予約
駐車場無料駐車場あり
公式サイトを開く →
初回成功度
中(歴史メイン)
親の負担
高(620円)
兄弟対応
○
自由研究化
○
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 国宝「宇豆柱(うづばしら)」(平安時代の出雲大社巨大柱)を観察
  • 国宝「荒神谷358本銅剣」「加茂岩倉39口銅鐸」で弥生時代の出雲を学習
  • 島根県内産アンモナイト・三葉虫・サメ歯化石コレクションを見学
  • 出雲大社参拝と組み合わせて世界遺産観光1日プラン

💬 子どもへの問い

古代出雲はなぜ栄えた?恐竜時代の島根はどんな環境だった?

📚 自由研究テーマ

「島根県の地質と古生物——隠岐諸島の火山と日本海拡大期の海洋」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🧭 次にやること

→ 萩博物館(同山陰地方)

🦴 化石博物館 📍 山口県 美祢市 No.46

美祢市立秋吉台科学博物館

1959年開館、日本最大のカルスト台地「秋吉台」(国の特別天然記念物・国定公園)の中央部に立地する地学・古生物専門博物館。秋吉台の石灰岩は約3億5,000万年前(古生代石炭紀〜ペルム紀)の南太平洋赤道付近の海底火山上のサンゴ礁で形成され、プレート移動で日本列島まで運ばれてきた壮大な地球史を伝える世界的に貴重な地質遺産。最大の見どころは秋吉台産のフズリナ・ウミユリ・三葉虫・サンゴなどペルム紀化石コレクション、秋吉台のカルスト地形形成史を解説する立体模型、日本最大級の鍾乳洞「秋芳洞」(国の特別天然記念物)関連資料、ハドロサウルス類の頭骨レプリカ・恐竜骨格レプリカなど。入館無料という抜群の充実度。屋外には秋吉台展望台・カルスト道路・秋芳洞・大正洞などの自然観察拠点が広がり、博物館の解説と組み合わせて世界的なジオパークを満喫できる。秋芳洞内のドリーネ(石灰岩の溶食地形)を実際に歩いて観察可能。日本ジオパーク認定で、地学ファミリーの聖地的存在。

住所山口県美祢市秋芳町秋吉1237-938
料金入館無料
営業時間9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日年末年始(12/29〜1/3)
※点検休館あり
アクセスJR山陽本線「新山口駅」または「厚狭駅」からバスで約60分→「秋芳洞」下車徒歩約20分(秋吉台展望台経由)
中国自動車道「美祢IC」から車で約15分
※秋吉台に到着後は徒歩・車での移動
予約個人見学は予約不要
駐車場秋吉台駐車場(無料・近隣)
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(完全無料)
兄弟対応
◎
自由研究化
◎
雨天耐性
◎(秋芳洞は雨天OK)
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 秋吉台産ペルム紀化石(フズリナ・ウミユリ・三葉虫・サンゴ)を観察
  • 秋吉台カルスト地形形成史(3.5億年前の南太平洋海底→日本列島へ)を立体模型で学習
  • 秋芳洞・大正洞の鍾乳洞(国指定特別天然記念物)を実際に探検
  • 秋吉台展望台・カルスト道路で世界最大級のカルスト台地を散策

💬 子どもへの問い

秋吉台はなぜカルスト台地に?石灰岩はどうして南太平洋から日本に来た?

📚 自由研究テーマ

「秋吉台カルストとプレートテクトニクス——3.5億年前の海底山が日本列島になるまで」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🌍 自然史博物館 📍 愛媛県 新居浜市 No.47

愛媛県総合科学博物館

1994年(平成6年)開館、愛媛県の自然・科学技術・産業を扱う総合科学博物館。最大の見どころはエントランスに立つ「動く実物大恐竜2体」——ティラノサウルスとトリケラトプスの動く実物大ロボットがリアルな鳴き声とともに来館者を出迎える迫力ある演出で、四国エリアでは屈指の恐竜展示。常設展示は「自然館(地球の歴史・生命の進化・愛媛の自然)」「科学技術館(科学技術の歴史と最新)」「産業館(愛媛の伝統産業・タオル・砥部焼・別子銅山)」の3館構成。自然館では46億年の地球史を体感する大型展示、四国産のアンモナイト・植物化石・三葉虫化石、別子銅山の鉱石・鉱物標本など豊富。プラネタリウム(直径30mドーム)は世界最大級・約400席の大型施設で、星空再現と科学解説プログラムが充実、学芸員のライブ解説付き番組も人気。サイエンスショー・科学教室・夏休み特別体験プログラムなどイベント多数。四国地方の科学館の代表格で、家族連れ・修学旅行・遠足の定番スポット。

住所愛媛県新居浜市大生院2133-2
料金常設展:大人520円/65歳以上260円/高校・大学生310円/小・中学生100円
プラネタリウム別料金
団体(20名以上)割引あり
※障害者手帳所持者と介助者1名は無料
営業時間9:00〜17:30(最終入館17:00)
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/28〜1/1)
※GW・夏休み期間中の月曜日は開館
アクセスJR予讃線「中萩駅」から徒歩約25分
松山自動車道「いよ西条IC」から車で約10分
「いよ小松北IC」から車で約15分
予約個人見学は予約不要
駐車場無料駐車場あり(約200台)
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(520円・小中100円)
兄弟対応
◎
自由研究化
◎
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • エントランスで動く実物大ティラノサウルス・トリケラトプスを体感
  • 自然館で四国産アンモナイト・植物化石・三葉虫化石コレクションを観察
  • プラネタリウム(直径30mドーム・約400席)で世界最大級の星空体験
  • 別子銅山の鉱石・鉱物標本で愛媛の鉱業史を学習

💬 子どもへの問い

四国はどうしてできた?なぜ愛媛から化石が見つかる?

📚 自由研究テーマ

「四国山地と中央構造線——三波川変成帯・秩父帯が示す日本列島の成り立ち」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🔬 科学館 📍 広島県 広島市中区 No.48

広島市こども文化科学館

1980年(昭和55年)開館、平和記念公園・原爆ドームに隣接する広島の中央公園内に立地する子ども向け科学館。展示室は無料という家計優しさが特徴。最大の見どころは2階「サイエンスフィールド」——体験型サイエンス展示が約100点並び、子どもたちが楽しみながら自然科学・宇宙・生命を学べる。地学・古生物関連では恐竜の足跡化石レプリカ、アンモナイト化石、生命の進化を解説する展示があり、特に夏休み・春休みには恐竜・化石をテーマにした特別展が定期開催される。3Fプラネタリウム(直径20mドーム)は学芸員のライブ解説付きで、月替わりプログラム・子ども向けプログラム・大人向け本格番組まで多彩な番組構成。1Fは「サイエンスショースペース」で、毎日サイエンスショーが開催され、シャボン玉・空気砲・低温・電気などの実験で科学の不思議を体感できる。隣接の平和記念公園・原爆ドーム(世界遺産)・広島平和記念資料館と組み合わせて広島観光1日プランの中核施設として人気。

住所広島県広島市中区基町5-83(中央公園内)
料金展示室:無料
プラネタリウム:大人510円/シニア(65歳以上)250円/高校生250円/中学生以下無料
営業時間9:00〜17:00(プラネタリウム最終投影16:00)
休館日月曜日(祝日・夏休み・春休み・冬休み期間の月曜日は開館)、年末年始(12/29〜1/3)
※特別整理期間あり
アクセス広島電鉄「原爆ドーム前駅」から徒歩約7分
JR「広島駅」北口から徒歩約20分・バス「合同庁舎前」下車徒歩約5分
山陽自動車道「広島IC」から車で約15分
予約個人見学は予約不要
駐車場広島市中央駐車場(有料・近隣)
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(展示無料・プラネタリウム510円・中学生以下無料)
兄弟対応
◎
自由研究化
○
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 「サイエンスフィールド」(2F)で約100点の体験型科学展示を体感
  • プラネタリウム(直径20mドーム)で学芸員のライブ解説付き星空体験
  • 1Fサイエンスショースペースで毎日のサイエンスショーに参加
  • 平和記念公園・原爆ドーム(世界遺産)散策と組み合わせて広島観光1日プラン

💬 子どもへの問い

実験で見える科学の不思議——なぜシャボン玉は丸い?なぜ空気砲は飛ぶ?

📚 自由研究テーマ

「身近なサイエンス——実験で確かめる物理・化学・生物・地学の基礎」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🦴 化石博物館 📍 岡山県 笠岡市 No.55

笠岡市立カブトガニ博物館

1990年(平成2年)開館、世界唯一の『カブトガニ』専門博物館。カブトガニ(別名:生きている化石)は約2億年前(三畳紀)から姿をほとんど変えずに生き続ける節足動物で、笠岡湾は国指定天然記念物『カブトガニ繁殖地』として知られる。最大の見どころはカブトガニの飼育展示——日本産のカブトガニはもちろん、世界に4種いるカブトガニ類すべての標本を観察できる。カブトガニの発生段階(卵→幼生→成体)も展示され、生命の進化を体感できる。化石コーナーでは三葉虫・アンモナイト・カブトガニ化石、笠岡市内産の中新世化石(約1,500万年前)が充実、太古の海の生物を学べる。屋外には『恐竜公園』(無料エリア)が広がり、ティラノサウルス・ブラキオサウルス・ステゴサウルス・トリケラトプスなど実物大の恐竜模型が多数設置されており、恐竜と一緒に記念撮影が可能。瀬戸内海を一望できる立地で、隣接する『笠岡ベイファーム』では花畑とコスモス・ひまわりが季節ごとに楽しめる。家族連れに大人気の博物館で、岡山・広島観光のおすすめ立ち寄りスポット。

住所岡山県笠岡市横島1946-2
料金大人520円/高校生260円/小中学生100円
団体(20名以上):大人420円/高校生210円/小中80円
※障害者手帳所持者と介護者1名は無料
※笠岡市内の小中学生は無料
営業時間9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日〜1月3日
アクセスJR山陽本線「笠岡駅」からタクシーまたはバスで約20分
山陽自動車道「笠岡IC」から車で約20分
予約個人見学は予約不要
駐車場無料駐車場あり
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(520円・小中100円)
兄弟対応
◎
自由研究化
◎
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 世界4種のカブトガニ標本(2億年前から姿不変の生きている化石)を観察
  • 笠岡市内産の三葉虫・アンモナイト・中新世化石(1,500万年前)を見学
  • 屋外『恐竜公園』(無料エリア)でティラノ・ブラキオ・ステゴサウルスなど実物大恐竜模型と記念撮影
  • カブトガニ繁殖地の生態系と国指定天然記念物の保全活動を学習

💬 子どもへの問い

カブトガニはなぜ2億年も姿が変わらない?どうして「生きている化石」と呼ばれる?

📚 自由研究テーマ

「生きている化石——カブトガニ・シーラカンス・ハイギョが示す進化の停滞」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🦖 恐竜博物館 📍 岡山県 岡山市北区 No.56

岡山理科大学 恐竜学博物館

2018年(平成30年)3月開館、国内初の恐竜に特化した大学内博物館。岡山理科大学が文部科学省の補助を受けて進める『恐竜研究の国際的な拠点形成』プロジェクトの一環として開設された。最大の歴史的経緯は、2015年に解散した『林原自然科学博物館』(岡山市にあった日本の古生物学研究の中核施設)の事業継承——林原がモンゴル科学アカデミーと共同で行ってきたゴビ砂漠での恐竜化石発掘調査・研究事業を引き継ぎ、恐竜の全身骨格を含む標本500点を岡山理科大学が無償で受け入れた重要な施設。最大の見どころは『ゴビハドロス』全身骨格——日本ではここでしか見られないモンゴル産ハドロサウルス類の貴重な標本。さらに『タルボサウルス』(ティラノサウルス類・モンゴル白亜紀後期)・『プロトケラトプス』の幼体から成体までの標本、世界最大級クラスの恐竜の足跡化石、産状化石など、モンゴル・ゴビ砂漠を代表する恐竜の標本が多数展示。展示ホールでは発掘地の3Dデータを実際に操作したり、調査地のマップを調べたりすることが可能で、研究の最前線を体感できる。さらに化石処理室・標本室・研究室を一般公開しており、教職員や学生が実際に化石をクリーニング・分析している現場の様子をガラス越しに見学できるという、他では味わえない『生きた研究現場』の体験ができる。岡山理科大学は2014年に恐竜・古生物学コースを発足させ、モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所と研究教育協力協定を締結しており、日本国内の恐竜研究拠点として機能している。入館無料(構内入校手続きのみ必要)で、子どもから研究者志望の高校生・大学生まで深い学びを得られる本格的な学術博物館。

住所岡山県岡山市北区理大町1-1(岡山理科大学C号館1階)
料金入館無料
※岡山理科大学の構内施設のため、見学希望者は大学入口の守衛室で入校手続きが必要
※団体見学(20名以上)は事前申込が望ましい
営業時間10:00〜16:45(最終入館16:30)
休館日日曜日・月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始、大学休講日
※公式サイトの開館カレンダーで要確認
アクセスJR「岡山駅」西口から岡電バス「岡山理科大学」行きで約20分→終点下車徒歩約3分
岡山自動車道「岡山IC」から車で約15分
予約個人見学は予約不要(守衛室で入校手続き必要)。団体は事前申込推奨
駐車場無料駐車場あり(構内・許可必要)
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(完全無料)
兄弟対応
◎
自由研究化
◎
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
守衛室で入校手続き必要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 日本で唯一展示の『ゴビハドロス』全身骨格(モンゴル産ハドロサウルス類)を観察
  • タルボサウルス・プロトケラトプス(幼体〜成体)など林原コレクション継承標本を見学
  • 化石処理室・標本室・研究室を一般公開、研究現場の様子をガラス越しに見学
  • 発掘地の3Dデータ・調査マップで研究の最前線を体感

💬 子どもへの問い

なぜ岡山に国内初の恐竜博物館ができた?林原自然科学博物館とは何だった?

📚 自由研究テーマ

「林原コレクションと日本の古生物学——大学博物館による研究継承の物語」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🌍 自然史博物館 📍 徳島県 徳島市 No.59

徳島県立博物館

1990年(平成2年)開館、四国徳島の自然史と人文史を扱う総合博物館。徳島市の『文化の森総合公園』内に立地し、徳島県立図書館・徳島県立近代美術館・徳島県立鳥居龍蔵記念博物館などが集積する文化施設エリアの中核施設。最大の見どころは『徳島の古生物』展示——徳島県勝浦町から発見された『イグアノドン類の歯化石』(白亜紀前期・約1.3億年前・物部川層群産)、阿南市から発見された翼竜の化石、那賀町産アンモナイト化石、海部郡海陽町産モササウルス類化石など、四国の白亜紀の海と陸の生態系を伝える貴重な実物化石が多数。また鳴門海峡の海洋生物剥製・標本、徳島の自然(山林・河川・里山・海岸)の生態系展示、阿波踊り・阿波藍染・徳島の歴史展示なども充実。中央構造線(日本最大の活断層)上に位置する徳島県の地質学的特徴を学べる。文化の森公園の散策と組み合わせて1日楽しめる立地で、徳島県内の小中高生は無料という抜群の家計優しさ。

住所徳島県徳島市八万町向寺山(文化の森総合公園内)
料金【常設展】一般200円/高校・大学生100円/小中学生50円
団体(20名以上):一般160円/高校・大学生80円/小中40円
※企画展は別途料金
※障害者手帳所持者と介護者1名は無料
※徳島県内の小中高生は無料
営業時間9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月4日)、その他資料整理日等
アクセスJR「徳島駅」から徳島バス「文化の森」行きで約20分→終点下車徒歩約5分
徳島自動車道「徳島IC」から車で約20分
予約個人見学は予約不要。団体は事前予約
駐車場無料駐車場あり
公式サイトを開く →
初回成功度
高
親の負担
高(200円・県内小中高生無料)
兄弟対応
◎
自由研究化
◎
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
不要

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 徳島県勝浦町産イグアノドン類歯化石(白亜紀前期1.3億年前・物部川層群)を観察
  • 阿南市産翼竜化石・那賀町産アンモナイト・モササウルス類化石を見学
  • 中央構造線(日本最大の活断層)が走る徳島の地質を立体模型で学習
  • 鳴門海峡の海洋生物剥製・徳島の自然展示で四国の生態系を理解

💬 子どもへの問い

徳島県の中央構造線って何?なぜ徳島から恐竜化石が見つかる?

📚 自由研究テーマ

「中央構造線と四国の古生物——イグアノドン類化石が示す日本の白亜紀」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

🌍 自然史博物館 📍 岡山県 岡山市北区 No.67

岡山県立博物館

1971年(昭和46年)開館、日本三名園『後楽園』の隣に立地する岡山県の自然・歴史・文化を扱う総合博物館。最大の見どころは『古代備前』展示——岡山県内で発見された古代の遺物・化石・地層を展示。地学コーナーでは岡山県南部の中新世化石(約1,500万年前の貝・サンゴ・植物化石)、岡山県北部の古生代石灰岩(秋吉台と同期のペルム紀化石)、岡山県内産の鉱物標本などを展示。さらに『郷土の歴史』展示では弥生時代の楯築遺跡(国指定史跡)、古墳時代の岡山(吉備の国)、戦国時代の備前焼(伝統工芸)、江戸時代の岡山藩、近世の備前国を紹介。日本三名園『後楽園』(国指定特別名勝・1700年完成・池泉回遊式)の散策と組み合わせて1日観光プランで楽しめる立地。高校生以下無料という抜群の家計優しさで、岡山城・吉備津神社・岡山美術館とあわせて『岡山桃太郎伝説の地』観光の中核施設。

住所岡山県岡山市北区後楽園1-5(後楽園隣)
料金大人250円/65歳以上120円/高校生以下無料
団体(20名以上)割引あり
※障害者手帳所持者と介護者は無料
営業時間9:00〜18:00(4〜9月)、9:30〜17:00(10〜3月)/最終入館30分前
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日〜1月4日)
※2026年現在改修工事による臨時休館あり・公式HPで要確認
アクセスJR「岡山駅」からバス「藤原団地」「西大寺バスセンター」行きで約15分→「後楽園入口」下車徒歩約5分
山陽自動車道「岡山IC」から車で約15分
予約個人見学は予約不要
駐車場後楽園駐車場(有料・近隣)
公式サイトを開く →
初回成功度
中(改修工事中の場合あり)
親の負担
高(250円・高校生以下無料)
兄弟対応
○
自由研究化
○
雨天耐性
◎
予約のしやすさ
公式HPで要確認

🦖 ここを見ておこう(Do)

  • 古代備前展示で岡山県内産の中新世化石・ペルム紀化石・鉱物標本を観察
  • 弥生時代の楯築遺跡(国指定史跡)・古墳時代の吉備の国を学習
  • 江戸時代の岡山藩・備前焼(伝統工芸)で郷土文化を理解
  • 日本三名園『後楽園』(国指定特別名勝)散策と組み合わせて1日観光

💬 子どもへの問い

岡山県の地形はどうしてできた?岡山県北部の石灰岩はなぜ秋吉台と同じ時代?

📚 自由研究テーマ

「岡山県の古生物——ペルム紀石灰岩から中新世海洋環境まで」

🏠 帰宅後のDebrief

「いちばん心に残った恐竜・化石は?」「展示で初めて知ったことは?」「もっと調べてみたいことは?」を家族で話してみましょう。家で図鑑を開いたり、紙粘土で恐竜を作ったり、博物館で買った化石レプリカを観察したり——体験を「自分の言葉」にすることで知識が定着します。

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📅 夏休み以外でも使えます

自由研究のテーマは、夏休みだけのものではありません。2学期からは理科の観察・実験の練習として、冬休みは短い休みの自由課題として、ふだんの日は自主学習ノートの1ページとして使えます。やり方・記録シート・まとめ方はそのまま同じです。

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