スポーツの本 5冊
試合を見た日に渡すと、いちばん読みます
感想文をコンクールに出したいとき、個人では応募できません。青少年読書感想文全国コンクールは学校単位の応募で、担任の先生に言うのが唯一の道です。冬休みの宿題に出る学校もあります。読書感想文の書き方とコンクールのしくみ →
読書週間は10月27日から11月9日です。学校で読書カードが配られる2週間。白いまま何日も過ぎて焦る前に、読書週間に、本を読まない子とどうするかを読んでみてください。ページ数ではなく「なにを読んだか」を書く読書週間の読書カード(14日ぶん・印刷)もあります。1冊読み切らせようとしないこと、寝る前の10分だけ時間を決めること、高学年でも読み聞かせをやめないこと。感想文が宿題で出たら書き方、語彙をふやしたいなら言いかえ辞典があります。
本を読まない子でも、好きな競技の本なら読みます。そして、テレビで試合を見た日がいちばん手に取ります。9月19日からのアジア大会は、その意味で1年に一度の機会です。制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月4日
広告についてこのページには、Amazonアソシエイト・プログラムによる広告リンクが含まれます。リンクから購入されると当サイトに紹介料が入ります。紹介料の有無は、掲載する本の選定・並び順・書き方に影響させていません。まずは図書館や書店で手に取って、お子さまに合うかを確かめてください。
スポーツの本 5冊
読む順ではなく、いまの子の状態に合うものから1冊選んでください。全部読ませようとしないことが、いちばん続きます。表紙が気に入らなければ、それだけの理由で外してかまいません。
1冊ごとに、字のりょうと、こわさを星で出しています。子どもが自分で選べるように、その本のなかで起きることを3行だけ書きました。つづきと結末は書いていません。読んだ本は「よんだよ」を押すとたまります。記録は端末の中だけに残り、こちらには何も送られません。
どれにするか決められないときは、3つ答えると1冊だけ出します →
バッテリー
あさのあつこ / KADOKAWA
絵は本の中身のようす(1ページの字の量)を表したものです。表紙ではありません。
天才ピッチャーの少年と、その球を受けるキャッチャーの話です。試合の場面より、人と人がぶつかる場面のほうが多く、スポーツの本というより、思いどおりにならない相手とどう組むかの話になっています。高学年から中学にかけて、いちばん響く時期があります。
- 巧は、自分の ピッチングに ぜったいの 自信を もっています。
- だから、だれの 言うことも 聞きません。
- その球を 受けられる キャッチャーが、1人だけ あらわれます。
おうちの方へ この本の細かいところ
野球中学生シリーズ
読んだあとに聞いてみる 巧は、なぜ あんなに かたくなだったんだろう。
一瞬の風になれ
佐藤多佳子 / 講談社
絵は本の中身のようす(1ページの字の量)を表したものです。表紙ではありません。
短距離走の高校生たちの話です。走る場面の書き方が速く、読んでいるほうの息が上がります。小学生には少し長いのですが、走ることが好きな子は一気に読みます。アジア大会で陸上を見た直後に渡すと、いちばん入ります。6年生に置いているのは、中学の部活を目の前にした時期だからです。高校生の話ですが、これから自分が入る世界の少し先を見せてくれます。
- サッカーを やめた 新二が、陸上部に 入ります。
- となりには、けたちがいに 速い 連が います。
- リレーの バトンが、話の まん中に あります。
おうちの方へ この本の細かいところ
陸上高校生長い
読んだあとに聞いてみる 走るのが 速い、というのは どういうことだと思う。
DIVE!!
森絵都 / KADOKAWA
絵は本の中身のようす(1ページの字の量)を表したものです。表紙ではありません。
飛び込みでオリンピックを目指す少年たちの話です。高さ10メートルから飛ぶという、ふつうは知らない競技の中身が細かく書かれています。知らない競技を1つ知る、というアジア大会の見方と、そのままつながります。6年生に置いているのは、知らない競技の中身をそのまま面白がれる学年だからです。自分に関係のない世界を1つ知ることが、そのまま読書の楽しさになります。
- 10メートルの 台から 頭から とびこむ 競技です。
- クラブが なくなりそうで、だれかが オリンピックに 行くしか ありません。
- タイプの ちがう 3人が えらばれます。
おうちの方へ この本の細かいところ
飛び込みオリンピック長い
読んだあとに聞いてみる 10メートルの 台から とぶって、どんな 気もちだと思う。
風が強く吹いている
三浦しをん / 新潮社
絵は本の中身のようす(1ページの字の量)を表したものです。表紙ではありません。
素人だらけの10人で駅伝に出る話です。かなり長いので、6年生でも読み切れる子は限られます。ただ、走るのがきらいな人が走る理由を見つけていく話なので、運動が苦手な子にこそ効くことがあります。
- ほとんど 走ったことのない 10人で、駅伝に 出ることに なります。
- 本気の人は 2人だけ。あとは いやいやです。
- 1年かけて、10人が 少しずつ 変わります。
おうちの方へ この本の細かいところ
駅伝長い6年生から
読んだあとに聞いてみる 走るのが きらいでも 走る りゆうって、なんだろう。
動く図鑑MOVE
各巻ごとに監修者がちがいます / 講談社
絵は本の中身のようす(1ページの字の量)を表したものです。表紙ではありません。
映像がついている図鑑です。動いているところを見てから写真を見ると、記憶の残り方がちがいます。図鑑は読む本ではなく引く本ですが、この種類は例外的に順番に見ていけます。まず1冊、その子が好きなジャンルを選んでください。
- しゃしんと、うごく えいぞうが セットに なった ずかんです。
- どうぶつ、こんちゅう、きょうりゅう、うちゅう。
- すきな ジャンルを 1さつ えらんでください。
おうちの方へ この本の細かいところ
図鑑映像つき全学年
読んだあとに聞いてみる この中で、いちばん おどろいた いきものは どれ。
おうちの方へ 見た直後に渡すのが、いちばん効きます
おうちの方へ 読まないとき、どうするか
好きな競技の本を、試合を見た日に渡してください。棚に置いておくだけでは読まれません。
逆のことが多いです。スポーツの本の中身は、うまくいかない話です。苦手な子のほうが自分と重ねられます。
この5冊のうち、上から順に厚くなります。まず薄いほうから渡してください。
この本を手に入れる前に
買う前に、図書館で1冊だけ借りてみてください。同じ作者やシリーズなら、1冊が合えばあとも合います。逆に、1冊目で止まった本を買いそろえても、たいてい読まれません。図書館で当たりが出てから買う、という順にすると、家の本棚に読まれない本がたまらなくなります。
書店で探すときは、書名と作者名をメモして持っていってください。同じ題名で別の版が出ていることがあります。読み聞かせに使うなら、字の大きさと1ページの文字量を必ず見てから決めるのが確実です。
ほかの学年・テーマ
同じ興味のまま、行ける場所
読んだあと、書くところまで
書名・作者名・出版社は、刊行時点のものです。版が変わったり、別の出版社から出ていることがあります。手に入れる前に、書店・図書館・オンライン書店でご確認ください。値段は変わるため載せていません。当サイトは特定の書店・出版社と提携していません。