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じょうず・名人のことわざ・慣用句64語
自主学習ノート1ページ分のネタ

上手なこと、うまい人、すぐれていることをあらわす言葉です。

ことわざ・四字熟語・慣用句をまとめて、読み方の順にならべています。ふつうの辞典は言葉を知っているときにしか引けませんが、このページは言葉が出てこないときに引けます。「くやしかった、を作文でどう書こう」から入って、語を選べます。

この一覧の使い方

  1. いま書こうとしている場面に近い語を、上から3つえらぶ。
  2. 語をひらいて「小学生の場面で言うと」を読む。自分の場面と合うか確かめる。
  3. 合った1語だけを、作文に入れてみる。3語入れると読みにくくなります。

ことわざ(27語)

青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)教えを受けた人が、教えた人よりすぐれるようになることです。使いどき 教えた側より、教わった側が上手くなること。弟子が師よりすぐれることです。使い方 弟子が師をこえたときに使います。「教えた本人より速くなった。青は藍より出でて藍より青しだ。」「青は藍より出でて藍より青しというから、追いこされるのはうれしいことだ。」気をつけること 藍という草から作った染料は、もとの藍より青くなる、というたとえです。にた言葉 出藍の誉れ 一目置く(いちもくおく)相手のほうがすぐれていると認めることです。使いどき その分野では、みんながその子に一目置いていること。相手のほうが上だと認めることです。使い方 力を認めるときに使います。「計算の速さには一目置いている。」「みんなが一目置く存在になった。」 腕によりをかける(うでによりをかける)持っている力を十分に出して、はりきって取りくむことです。使いどき 得意料理を、いつも以上にていねいに作ること。腕前をじゅうぶんに発揮しようとすることです。使い方 力を入れて作るときに使います。「腕によりをかけて料理を作った。」「腕によりをかけて作品を仕上げた。」 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)得意なことでも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 泳ぎの得意な子が、プールで足をつってしまうこと。得意なことでも失敗することがあるという意味です。使い方 その道の上手な人が失敗したときに使います。「水泳部の子が浅い所で転んだ。河童の川流れだ。」「河童の川流れというから、得意な問題ほど見直そう。」にた言葉 猿も木から落ちる・弘法にも筆の誤り・上手の手から水が漏れる 甲乙つけがたい(こうおつつけがたい)どちらがすぐれているか決められないことです。使いどき どちらの作品もすばらしくて、決められないこと。優劣がつけられないことです。使い方 優劣が決まらないときに使います。「どちらの作品も甲乙つけがたい。」「甲乙つけがたく、審査に時間がかかった。」にた言葉 一長一短・互角・五分五分 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)どんな名人でも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 毎回満点の子が、名前を書き忘れたとき。名人でも失敗することがある、という意味です。使い方 上手な人が思いがけない失敗をしたときに使います。「書道の先生が字をまちがえた。弘法にも筆の誤りだ。」「弘法にも筆の誤りというから、確認は誰にでも必要だ。」気をつけること 「弘法筆を選ばず」は「道具を選ばない」という別の意味です。同じ名前が入るので混同しやすく、入試でよく問われます。にた言葉 猿も木から落ちる・河童の川流れ・上手の手から水が漏れる 弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)本当に上手な人は、道具のよしあしを言いわけにしない、という意味です。使いどき 本当に絵が上手な子は、どんな鉛筆でも上手に描くこと。腕のある人は、道具を選ばないという意味です。使い方 道具のせいにしている人に使います。「道具のせいにするのはやめよう。弘法筆を選ばずだ。」「弘法筆を選ばずというが、まず自分の腕を上げたい。」気をつけること 弘法は書の名人とされた僧の名前です。「弘法にも筆の誤り」とは別の意味なので、混同しないでください。 紺屋の白袴(こうやのしろばかま)人のためには一生けんめいなのに、自分のことは後回しになっていることです。使いどき 絵の上手な子が、自分のノートの表紙は白いままなこと。人のためにはするのに、自分のことは後回しになることです。使い方 忙しくて自分のことができていない人について使います。「人の相談には乗るが自分の宿題は手つかずだ。紺屋の白袴だ。」「紺屋の白袴で、自分の部屋だけ片づいていない。」気をつけること 「紺屋」は布を染める職人のことです。人の着物は染めるのに、自分は白い袴のまま、というたとえです。にた言葉 医者の不養生 釈迦に説法(しゃかにせっぽう)よく知っている人に、その道のことを教えようとする、見当ちがいなことです。使いどき 先生に、その先生の得意な教科の解き方を教えようとすること。よく知っている人に、その人の専門を教えようとするおかしさを言います。使い方 自分が言うのは失礼かもしれない、とへりくだるときに使います。「お医者さんに健康の話をするのは釈迦に説法だ。」「釈迦に説法かもしれませんが、一応お伝えします。」気をつけること 自分に対して使う言葉です。相手に向かって「釈迦に説法だ」と言うと、失礼になることがあります。にた言葉 釈迦に経・孔子に悟道 書を読みて聖賢を友とす(しょをよみてせいけんをともとす)本を読むことは、すぐれた昔の人と友だちになるようなものだ、という意味です。使いどき 本を読むことで、昔のすぐれた人と出会えること。読書は、すぐれた人を友にすることだという意味です。使い方 読書の値打ちを言うときに使います。「昔の人の考えに触れられた。書を読みて聖賢を友とすだ。」「書を読みて聖賢を友とす。会えない人の話も本でなら聞ける。」にた言葉 温故知新 上手の手から水が漏れる(じょうずのてからみずがもれる)上手な人でも、ときには失敗することがある、という意味です。使いどき 料理の上手な人が、味付けを間違えること。上手な人でも失敗することがあるという意味です。使い方 熟練した人のうっかりについて使います。「ベテランの人が数え忘れた。上手の手から水が漏れるだ。」「上手の手から水が漏れることもあるので、二人で確認した。」にた言葉 猿も木から落ちる・弘法にも筆の誤り・河童の川流れ 好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)好きなことは自分から進んで練習するので、自然と上手になる、という意味です。使いどき 好きで毎日弾いているうちに、気づいたら難しい曲が弾けていたとき。好きなことは上達が早い、という意味です。使い方 得意なことができた子や、夢中になっているものについて使います。「絵が好きで毎日描いていたら賞をとった。好きこそ物の上手なれだ。」「好きこそ物の上手なれというから、まずは楽しいと思えるものから。」気をつけること 「下手の横好き」は、好きだけれど上手ではないことです。「好きこそ物の上手なれ」とは意味がちがうので、区別して覚えてください。にた言葉 下手の横好き 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)すぐれた人は、幼いころからすぐれたところを見せる、という意味です。使いどき 低学年のころから絵が飛びぬけて上手な子のこと。すぐれた人は、幼いころから人と違うという意味です。使い方 小さいころから光るものがある子について使います。「一年生のときから発想がちがった。栴檀は双葉より芳しだ。」「栴檀は双葉より芳しというが、遅く伸びる子もいる。」気をつけること 遅く伸びる子を否定する意味ではありません。使うときは気をつけてください。 千里の馬も伯楽に会わず(せんりのうまもはくらくにあわず)すぐれた才能があっても、見出す人がいなければ埋もれてしまう、という意味です。使いどき 力があっても、見つけてくれる人がいなければ埋もれること。すぐれた才能も、見抜く人がいなければ生きないという意味です。使い方 見出す人の大切さを言うときに使います。「良い作品も知られなければ埋もれる。千里の馬も伯楽に会わずだ。」「千里の馬も伯楽に会わず。だからこそ見る目を養いたい。」 多芸は無芸(たげいはむげい)いろいろできる人は、かえって飛びぬけたものがない、という意味です。使いどき いろいろ習っていて、どれも中くらいなこと。多くのことができる人は、かえって特別に得意なものがないという意味です。使い方 器用だが専門がない人について使います。「何でもできるが、一つも極めていない。多芸は無芸だ。」「多芸は無芸にならないよう、今年は一つに絞る。」にた言葉 器用貧乏 男子三日会わざれば刮目して見よ(だんしみっかあわざればかつもくしてみよ)人は短い間でも大きく成長するので、思いこみで見てはいけない、という意味です。使いどき しばらく会わないうちに、友だちが見ちがえるほど上手くなっていたこと。人は短い間でも成長するので、目をこすってよく見よという意味です。使い方 久しぶりに会った人の成長におどろいたときに使います。「三か月で見ちがえた。男子三日会わざれば刮目して見よだ。」「男子三日会わざれば刮目して見よというから、昔の印象で決めつけないでおこう。」 天狗になる(てんぐになる)うまくいったことで、いばって得意になることです。使いどき 少し勝っただけで、いばってしまうこと。自慢して、いい気になることです。使い方 自慢しはじめた人について使います。「一度勝っただけで天狗になってはいけない。」「天狗にならないよう、次の目標を決めた。」にた言葉 図に乗る 鳶が鷹を生む(とんびがたかをうむ)ふつうの親から、とてもすぐれた子が生まれることです。使いどき ふつうの家から、とても優れた子が育つこと。平凡な親から、すぐれた子が生まれることです。使い方 子どもが親をこえる力を見せたときに使います。「両親は運動が苦手だが、息子は全国大会に出た。鳶が鷹を生むだ。」「誰も音楽をやらない家から演奏家が出た。鳶が鷹を生むだ。」 どんぐりの背比べ(どんぐりのせいくらべ)どれも同じくらいで、とくにすぐれたものがないことです。使いどき 全員がほぼ同じ点数だったテストのこと。どれも同じくらいで、抜きんでたものがないことです。使い方 力に差がないときに使います。「どの案もどんぐりの背比べだった。」「記録はどんぐりの背比べで、順位はほとんど変わらなかった。」にた言葉 五十歩百歩 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)本当に力のある人は、それをむやみに見せびらかさない、という意味です。使いどき 本当に上手な子ほど、練習の話を自分から言わないこと。実力のある人は、それを見せびらかさないという意味です。使い方 実力があるのに控えめな人について使います。「全国大会の常連なのに一度も自慢しない。能ある鷹は爪を隠すだ。」「できると言わずに黙ってやる。能ある鷹は爪を隠すだ。」にた言葉 実るほど頭を垂れる稲穂かな 掃き溜めに鶴(はきだめにつる)つまらない場所に、そこに合わないほどすぐれたものがあることです。使いどき ふつうの町から、世界で活躍する人が出ること。目立たない場所に、すぐれたものがあることです。使い方 意外な場所で立派な人やものに出会ったときに使います。「小さな店に名品があった。掃き溜めに鶴だ。」「散らかった棚に一冊だけ名著があった。掃き溜めに鶴だ。」気をつけること その場所や人をけなす意味をふくむので、人前では使い方に気をつけてください。 鼻が高い(はながたかい)誇らしくて、得意な気持ちのことです。使いどき 自分の学校が表彰されて、誇らしいこと。誇らしく思うことです。使い方 自慢したい気持ちについて使います。「後輩が入賞して鼻が高い。」「鼻が高いが、口には出さないでおいた。」にた言葉 天狗になる 筆が立つ(ふでがたつ)文章を書くのが上手なことです。使いどき 作文がいつも上手な子のこと。文章を書くのが上手なことです。使い方 文章の上手な人について使います。「筆が立つので感想文を任された。」「筆が立つ人の書き出しは真似したくなる。」 下手の横好き(へたのよこずき)上手ではないのに、それがとても好きなことです。使いどき うまくないけれど、絵を描くのがとにかく好きなこと。下手でも好きで熱心にやることです。使い方 自分の趣味についてへりくだって使います。「下手の横好きだが、毎週続けている。」「下手の横好きで、上達はしないが楽しい。」気をつけること 自分について使う言葉です。人に向かって言うと失礼になります。 水を得た魚(みずをえたうお)自分に合った場所を得て、生き生きと活躍することです。使いどき 得意な教科の時間になると、いきいきする子のこと。自分に合った場所で、生き生きすることです。使い方 得意な場面で力を発揮したときに使います。「理科の実験になると水を得た魚のようだ。」「新しい係で水を得た魚のように働いている。」気をつけること 「うお」と読みます。 昔取った杵柄(むかしとったきねづか)若いころに身につけた腕前は、年をとっても残っている、という意味です。使いどき 久しぶりに縄跳びをした父が、上手だったとき。昔きたえた腕前は、今でも使えるという意味です。使い方 久しぶりにやってみたらできたときに使います。「三十年ぶりに弾いたのに指が動いた。昔取った杵柄だ。」「昔取った杵柄で、久しぶりに縄跳びを跳んでみせた。」にた言葉 雀百まで踊り忘れず 禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)悪い出来事を、うまく生かして良い結果に変えることです。使いどき けがで休んだ間に、フォームを見直して上手くなったとき。悪いできごとを、よい結果に変えることです。使い方 失敗を次に生かせたときに使います。「けがで休んだ間に理論を勉強した。禍を転じて福と為すだ。」「失敗した実験から新しい発見があった。禍を転じて福と為すだ。」にた言葉 雨降って地固まる・怪我の功名・失敗は成功のもと

慣用句(12語)

圧巻(あっかん)全体の中で、いちばんすぐれている部分のことです。使いどき 全体の中で、いちばんすぐれた部分のこと。迫力があることではありません。使い方 作品や催しの、いちばん見事なところを指すときに使います。「合唱の最後の一曲が圧巻だった。」「圧巻は、ラストの十分間だった。」気をつけること 「とても迫力がある」という意味だけで使うと、少しずれます。「全体の中でいちばん」が中心です。にた言葉 白眉 腕を上げる(うでをあげる)うでまえが、よくなることです。使いどき 練習して、上手になること。技能が向上することです。使い方 上達したときに使います。「半年で、ずいぶん腕を上げた。」「腕を上げるには、同じことを続ける時間がいる。」気をつけること 実際にうでを上げる動作ではありません。上達のことです。にた言葉 上達する 上手を行く(うわてをいく)相手より、一段すぐれていることです。使いどき 相手より、一段すぐれていること。上回ることです。使い方 力の差について使います。「作戦では相手の上手を行った。」「上手を行かれたので、次はやり方を変える。」気をつけること 「じょうず」ではありません。読み方は「うわて」です。にた言葉 一枚上手 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)得意なことをする機会が来て、勢いよく進めることです。使いどき 得意なことで、力をふるうこと。よい機会に、得意を生かすことです。使い方 好機に使います。「得意な種目が回ってきて、得手に帆を揚げた。」「得手に帆を揚げる日ばかりではない。」気をつけること 運まかせではありません。得意なことと機会が合ったとき、が中心です。にた言葉 追い風に乗る お株を奪う(おかぶをうばう)その人の得意なことを、ほかの人が上手にやってみせることです。使いどき その人の得意なことを、別の人がうまくやること。人の得意分野で、上回ることです。使い方 得意分野で追いこされたときに使います。「兄のお株を奪う手ぎわだった。」「お株を奪われて、少しくやしそうだった。」気をつけること 「株」は会社の株のことではありません。にた言葉 向こうを張る 十八番(おはこ)その人がいちばん得意なもののことです。使いどき その人の得意な芸のこと。もっとも得意なものです。使い方 得意技について使います。「祖父の十八番は、あの民謡だ。」「十八番を一つ持っておくと、心強い。」気をつけること 読み方は「おはこ」です。「じゅうはちばん」とも読みますが、得意なものの意味では「おはこ」が多く使われます。にた言葉 得意技・お株 肩で風を切る(かたでかぜをきる)得意そうに、いばって歩くことです。使いどき いばって、堂々と歩くこと。得意そうにふるまうことです。使い方 おごった態度に使います。「優勝しても、肩で風を切ることはなかった。」「肩で風を切る歩き方は、遠くからでも分かる。」気をつけること ほめ言葉ではありません。人に向けて言うと非難になります。にた言葉 意気揚々 奇特(きとく)行いがとくにすぐれていて、感心なようすのことです。使いどき 感心なこと。「珍しい」という意味ではありません。使い方 善い行いをほめるときに使います。「毎朝ごみを拾うとは、奇特な人だ。」「奇特な申し出をいただいた。」気をつけること 「きどく」ではなく「きとく」と読みます。 口車に乗る(くちぐるまにのる)うまい話にだまされることです。使いどき うまい話に、だまされること。口先の話にのせられることです。使い方 調子のよい言葉に乗せられたときに使います。「口車に乗らないよう、いったん持ち帰った。」「口車に乗ってしまい、あとで後かいした。」気をつけること 乗る側について使います。乗せる側は「口車に乗せる」です。にた言葉 言いくるめられる 白眉(はくび)多くの中で、いちばんすぐれているもののことです。使いどき 多くの中で、いちばんすぐれたもの。最もよいもののことです。使い方 作品や場面の最高の部分に使います。「今回の展示の白眉は、六年生の共同作品だった。」「白眉といえる出来だった。」気をつけること 「まゆが白い」という見た目の話ではありません。にた言葉 圧巻 鼻が利く(はながきく)かくれているものを、うまく見つけ出すことです。使いどき よいものを、かぎ分ける力があること。見つけるのがうまいことです。使い方 勘のよさに使います。「掘り出し物に鼻が利く人だ。」「鼻が利くというより、よく調べているだけらしい。」気をつけること においに敏感、という意味でも使いますが、多くは勘のよさを表します。にた言葉 勘がいい 鼻を折る(はなをおる)得意になっている人の気持ちを、くじくことです。使いどき いばっている人を、やりこめること。得意になっている人を、負かすことです。使い方 いばっている相手について使います。「練習を重ねて、鼻を折ってみせた。」「鼻を折るより、自分の記録を伸ばすほうが気持ちがいい。」気をつけること けがのことではありません。得意な気持ちをくじく、が中心です。にた言葉 鼻を明かす

四字熟語(25語)

意気揚々(いきようよう)得意になって、元気いっぱいの様子です。使いどき 優勝旗を持って帰るときの様子。得意そうで、元気いっぱいなことです。使い方 うまくいったあとの様子について使います。「一位になって意気揚々と帰ってきた。」「意気揚々としていたが、次は苦戦した。」 一枚上手(いちまいうわて)相手より少しだけすぐれていることです。使いどき 同じ学年でも、実力が少し上であること。相手より少しすぐれていることです。使い方 わずかな差で勝っているときに使います。「作戦では相手が一枚上手だった。」「一枚上手の相手から学ぶことは多い。」気をつけること 「じょうず」ではなく「うわて」と読みます。 甘言蜜語(かんげんみつご)相手の気を引くための、あまい言葉のことです。使いどき 相手の気に入るような、うまい言葉のこと。人を喜ばせる、口先だけの言葉です。使い方 うまい話に気をつけようと言うときに使います。「甘言蜜語にまどわされないよう、条件を書き出した。」「甘言蜜語のような広告に注意する。」気をつけること ほめ言葉ではありません。相手を動かすための言葉、が中心です。にた言葉 口車 臥竜鳳雛(がりょうほうすう)まだ世に出ていない、すぐれた人のことです。使いどき まだ世に出ていない、すぐれた人のこと。将来が期待される、有望な人です。使い方 これからの人について使います。「臥竜鳳雛という言葉を、三国志の話で知った。」「臥竜鳳雛のような一年生が入ってきた。」気をつけること むずかしい語ですが、意味は「これからの人」です。読み方は「がりょうほうすう」です。にた言葉 大器晩成 気韻生動(きいんせいどう)絵や書に、生き生きとした気配があることです。使いどき 作品に、気品と生き生きした感じがあること。芸術作品の、すぐれた趣のことです。使い方 作品をほめるときに使います。「気韻生動という言葉で、書のよさを説明していた。」「気韻生動な絵だと感じた。」気をつけること 上手か下手かではなく、生き生きしているかどうかを言う言葉です。にた言葉 躍動感 器用貧乏(きようびんぼう)何でもそこそこできるために、かえって大成しないことです。使いどき 何でもそこそこできるのに、特別に得意なものがないこと。器用なために、かえって大成しないことです。使い方 器用な人について使います。「器用貧乏で、どれも中途半端になってしまう。」「器用貧乏と言われないよう、一つを深めることにした。」気をつけること 人に向かって言うと失礼になることがあります。にた言葉 多芸は無芸 玉石混交(ぎょくせきこんこう)すぐれたものと、つまらないものが入りまじっていることです。使いどき 自由研究の作品展や、動画サイトのおすすめ一覧を見たときに使えます。よいものと、そうでないものが混ざって並んでいる状態のことです。人に対して「あの子は玉石のうちの石だ」のようには使いません。使い方 質にばらつきがあるときに使います。「情報は玉石混交なので、出どころを確かめたい。」「玉石混交の中から良いものを選ぶ力がいる。」にた言葉 鵜呑みにする 鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)多くのふつうの人の中に、一人だけすぐれた人がいることです。使いどき 多くの中で、ひときわ目立つ人のこと。平凡な人の中の、すぐれた1人です。使い方 目立ってすぐれている人について使います。「鶏群一鶴という言葉を思い出す活やくだった。」「鶏群一鶴のようだと言われて、照れていた。」気をつけること 読み方は「けいぐんのいっかく」です。ほかの人を下げる言い方にならないよう、使う場面に気をつけます。にた言葉 白眉・出色 権謀術数(けんぼうじゅっすう)相手をあざむくための、たくみなはかりごとのことです。使いどき 人をあやつるための、たくらみのこと。人を欺くための、はかりごとです。使い方 かけひきの多いやり方について使います。「権謀術数にたよらず、正面から話した。」「権謀術数がうずまく物語だった。」気をつけること よい意味では使いません。歴史や物語の説明でよく出ます。にた言葉 術策 巧言令色(こうげんれいしょく)口先だけうまく、うわべをかざって人に気に入られようとすることです。使いどき 口先だけうまいことを言って、機嫌を取ること。言葉をかざり、顔つきを取りつくろうことです。使い方 見せかけの態度について使います。「巧言令色に気をつけたい。」「巧言令色よりも、黙って動く人を信じる。」にた言葉 胡麻をする 巧遅拙速(こうちせっそく)上手でおそいより、下手でも速いほうがよい、という考え方です。使いどき じょうずでも遅いより、へたでも速いほうがよいという考え。速さを重んじる言い方です。使い方 仕事の進め方について使います。「巧遅拙速というので、まず下書きを出した。」「巧遅拙速がいつも正しいとはかぎらない。」気をつけること いつでも速ければよい、という意味ではありません。場面によります。にた言葉 善は急げ 才気煥発(さいきかんぱつ)すぐれた才能が、いきいきと表に現れることです。使いどき 質問への切り返しが、いつも鋭いこと。才能が、生き生きと外に表れることです。使い方 頭のはたらきの速さについて使います。「才気煥発な受け答えだった。」「才気煥発というより、よく準備していた。」 才子佳人(さいしかじん)才能のある人と、すぐれた人。とくに物語に出てくる組み合わせを指します。使いどき 才能のある男性と、美しい女性のこと。すぐれた男女のことです。使い方 古い物語の型を説明するときに使います。「才子佳人の物語という型がある、と国語で習った。」「才子佳人という言い方は、いまはあまり使わない。」気をつけること 見た目を評価する言い方に取られやすい語です。物語の型の名前として覚えるのが安全です。 才色兼備(さいしょくけんび)すぐれた才能と美しさを、あわせもっていることです。使いどき 才能と美しさをあわせ持っていること。すぐれた才能と、美しい姿の両方を持つことです。使い方 人を評するときに使われる言葉です。「才色兼備と評された人物だ。」「才色兼備という言葉は、いまでは使い方に気をつけたい。」気をつけること 外見を評価する言葉なので、人に向けて使うときは気をつけてください。 少数精鋭(しょうすうせいえい)人数は少なくても、すぐれた人だけを集めることです。使いどき 人数は少ないが、力のある人だけを集めること。少ない人数で、すぐれた人ばかりのことです。使い方 小さなチームについて使います。「少数精鋭で臨んだ。」「少数精鋭だから、一人が休むと痛い。」 大器晩成(たいきばんせい)すぐれた人は、時間をかけてゆっくり大成する、という意味です。使いどき 小さいころは目立たなかった人が、大人になって力を発揮すること。大きな器は、時間をかけて完成するという意味です。使い方 遅く伸びる人について使います。「大器晩成という言葉を信じて続けている。」「大器晩成だから、いまの結果で決めつけない。」にた言葉 石の上にも三年 知略縦横(ちりゃくじゅうおう)知恵と作戦を、思いのままに使いこなすことです。使いどき 知恵を使って、自由自在に動くこと。すぐれた策を、思いのままに使うことです。使い方 作戦のうまさをほめるときに使います。「知略縦横の采配だった。」「知略縦横といっても、基本の練習があってのことだ。」気をつけること ずるがしこいという意味ではありません。知恵の使い方のうまさです。にた言葉 八面六臂 適材適所(てきざいてきしょ)その人に合った役目に、その人を置くことです。使いどき 係を、得意なことに合わせて決めること。その人に合った場所に、その人を置くことです。使い方 役割分担について使います。「適材適所で係を決めた。」「適材適所を考えたら、準備が早く進んだ。」 天下一品(てんかいっぴん)この世に一つしかないほど、すぐれていることです。使いどき 世の中に、これしかないというほどすぐれていること。天下で1つしかない、最高のものです。使い方 味や腕前をほめるときに使います。「祖母のいなりずしは天下一品だ。」「天下一品と言われて、照れていた。」気をつけること ほめ言葉です。皮肉に使う場面もあるので、言い方に気をつけます。にた言葉 無双・唯一無二 天下無双(てんかむそう)世の中に、並ぶものがないほどすぐれていることです。使いどき 世の中に並ぶものがないこと。世界に、比べるものがないことです。使い方 とびぬけた実力について使います。「天下無双と言われた選手だ。」「天下無双を目指すより、去年の自分をこえたい。」にた言葉 唯一無二 得意満面(とくいまんめん)うれしさや誇らしさが、顔いっぱいに出ていることです。使いどき テストが返ってきて、うれしさが顔に出ていること。得意そうな顔つきのことです。使い方 うまくいったときのようすに使います。「得意満面で作品を見せてくれた。」「得意満面の笑顔が写真に残っている。」気をつけること 悪口として使う場面もありますが、素直によろこんでいるようすに使うのがふつうです。にた言葉 喜色満面・意気揚々 百花繚乱(ひゃっかりょうらん)いろいろな花が、いちどきに咲きみだれることです。すぐれたものが同時にたくさん現れることにも使います。使いどき いろいろな花が、いっせいに咲きほこること。すぐれたものが、たくさん現れることです。使い方 はなやかにそろっているようすに使います。「春の校庭は百花繚乱だった。」「新人が百花繚乱の年だった。」気をつけること 「乱」の字が入っていますが、悪い意味ではありません。はなやかなようすを表します。にた言葉 百家争鳴 本領発揮(ほんりょうはっき)その人が本来もっている力を、じゅうぶんに出すことです。使いどき 得意な場面で、実力を出しきること。本来の力を、じゅうぶんに発揮することです。使い方 実力どおりの働きができたときに使います。「後半で本領発揮し、点差を縮めた。」「本領発揮とはいかなかったが、最後まで走りきった。」気をつけること はじめてすごい力を出した、という意味ではありません。もともとの力を出す、が中心です。にた言葉 面目躍如 唯我独尊(ゆいがどくそん)自分だけがえらい、と思いこむことです。もとは、一人ひとりの命が尊いという意味でした。使いどき 自分だけがえらいと思うこと。自分ひとりがすぐれていると考えることです。使い方 自分本位な態度について使います。人に向けて言うと強い決めつけになります。「唯我独尊にならないよう、人の意見も聞いた。」「唯我独尊のもとの意味を調べて、おどろいた。」気をつけること いまの使い方ともとの意味が、大きくちがう語です。テストではもとの意味も問われます。にた言葉 独善 和光同塵(わこうどうじん)すぐれた人が、それを見せびらかさず、みんなと同じようにふるまうことです。使いどき 才能を隠して、まわりに合わせること。目立たないようにして、人と交わることです。使い方 おごらない態度について使います。「和光同塵という言葉を、地域のお年よりから教わった。」「和光同塵の姿勢でいたい。」気をつけること 力をかくすことではありません。おごらずに人とまじわる、が中心です。にた言葉 謙虚

このページの語で、自主学習ノートを1ページ書く

何を書けばよいか決まらないときは、上から3語えらんで、この順に写すだけで1ページになります。④だけが自分で書くところです。

 月 日( )ことばしらべ じょうず・名人
めあて じょうず・名人のときに使うことばを3つ調べて、自分の生活で使ってみる。

① えらんだ3語 (上の一覧から3つ書きうつす)
② それぞれの意味 (1語につき1行)
③ 使いどき (どんなときに使うことばか。一覧に書いてあります)
④ 自分でつくった文 (3語のうち1つで、自分のことを1文。ここだけ自分で考えます)
⑤ にている言い方 (同じ場面で使える語が、ほかにいくつあったか)

1語ページを開くと、例文2つと図解、2択クイズもあります。3語ぶん開けば、②と③はそのまま写せます。

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ほかの場面から引く

場面は全部で40あります。ここにはそのうち12を出しています。全部の場面を見ると、書こうとしている中身に近いものをえらべます。

へた・にがて28語友だち・なかま44語家族・親子33語うれしい・楽しい25語かなしい・くやしい20語おこる・いかり17語おどろく・びっくり28語こわい・心配48語こまる・なやむ42語話す・言葉づかい25語時間・はやい・おそい15語待つ・がまん29語

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