平均のつまずきと教え方
小5算数(小学5年生)・例題3つ
平均は小学5年生で習います。いくつかの数をならして、1つ分の大きさにするところです。合計÷個数、という形はここで覚えます。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日
平均で手が止まるのはどこか
0点の人も1人です。個数から外すと平均が変わります。0はないのと同じではありません。
平均×個数=合計。逆向きに使えるかどうかで、応用問題が解けるかが決まります。
例題3つと、考え方
数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。
例題1 3、5、7、9の平均を求めましょう。
考え方 合計24を4でわる。
答え 6
例題2 5人のテストの平均が72点でした。合計は何点ですか。
考え方 平均×人数。72×5。
答え 360点
例題3 4人の平均が80点で、5人目が90点でした。5人の平均は何点ですか。
考え方 4人の合計320に90をたして410。5でわる。
答え 82点
この単元で使う言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 平均 | ならした1つ分の大きさ。合計÷個数。 |
この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)
読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。平均でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。
この単元は算数のどこにあるか(変化と関係)
小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「平均」は変化と関係にあたります。割合・比・速さ・比例。4年から6年で出てきて、中学受験でいちばん差がつくところです。
学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は7あります。
ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか
| いつ | 単元 |
|---|---|
| 戻るならここ |
小4 変わり方(ともなって変わる2つの量) 「平均」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。 |
| ここで効いてくる |
小6 比と比の値 小6 速さ・道のり・時間 いまここをあいまいなまま通すと、上の学年のこれらの単元で必ずもう一度出てきます。そのときは「新しく分からない」のではなく「前が分かっていない」状態なので、原因を探すのに時間がかかります。いま止まっているのは、むしろ運がよいことです。 |
おうちの方へ この単元でやること・やらないこと
| やること | 上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。 |
|---|---|
| やらないこと | 量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。 |
| かかる時間 | 見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。 |
学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。
ほかの学年の単元もたどる
算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。
前の単元と、次の単元
算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。
小学5年生の算数でならうこと(15単元)
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手を動かしたあとに、寄っていける場所です。どれも登録はいりません。
学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。