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割合と百分率のつまずきと教え方
小5算数(小学5年生)・例題3つ

割合は小学5年生で習います。もとにする量をいくつと見て、くらべる量がその何倍にあたるかを表すところです。5年生の最大の山で、中学以降にも長く効きます。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

割合と百分率で手が止まるのはどこか

もとにする量がどれか分からない

「〜の」の直前がもとにする量です。定員の80%なら、もとは定員。文にしるしをつける習慣がつくと、正答率が変わります。

公式を3つ暗記して混ざる

くらべる量÷もとにする量=割合。この1本だけ覚えて、あとは逆算で出します。3つ覚えると必ず混ざります。

百分率と小数のいききができない

1=100%、0.1=10%、0.01=1%。割合に100をかけると百分率です。ここは表にして貼るのが早いです。

例題3つと、考え方

数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 定員50人のうち40人が来ました。割合を百分率で表しましょう。

考え方 40÷50で0.8。100をかけて80%。

答え 80%

例題2 1200円の20%はいくらですか。

考え方 1200×0.2。

答え 240円

例題3 ある数の30%が90です。ある数はいくつですか。

考え方 90÷0.3。

答え 300

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
もとにする量くらべるときの基準になる量。
くらべる量くらべたいほうの量。
割合くらべる量÷もとにする量。
百分率割合を100倍して%で表したもの。

この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)

読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。割合と百分率でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

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この単元は算数のどこにあるか(変化と関係)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「割合と百分率」は変化と関係にあたります。割合・比・速さ・比例。4年から6年で出てきて、中学受験でいちばん差がつくところです。

学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は7あります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
戻るならここ 小4 変わり方(ともなって変わる2つの量) 
「割合と百分率」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。
ここで効いてくる 小6 比と比の値 小6 速さ・道のり・時間 
いまここをあいまいなまま通すと、上の学年のこれらの単元で必ずもう一度出てきます。そのときは「新しく分からない」のではなく「前が分かっていない」状態なので、原因を探すのに時間がかかります。いま止まっているのは、むしろ運がよいことです。

おうちの方へ この単元でやること・やらないこと

やること上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。
やらないこと量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。
かかる時間見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。

学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 単位量あたりの大きさ次 三角形と四角形の面積 →

小学5年生の算数でならうこと(15単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

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学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。