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拡大図と縮図のつまずきと教え方
小6算数(小学6年生)・例題3つ
拡大図と縮図は小学6年生で習います。形を変えずに大きさだけ変えた図のことです。地図の縮尺も、この考え方でできています。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日
拡大図と縮図で手が止まるのはどこか
拡大しても縮小しても、角の大きさは変わりません。変わるのは辺の長さだけです。
2万5千分の1の地図で4cmなら、実際は4×25000で10万cm。これをkmに直すと1kmです。cmのままだと桁を見誤ります。
例題3つと、考え方
数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。
例題1 2倍の拡大図をかくと、角の大きさはどうなりますか。
考え方 形は変わりません。
答え 変わらない
例題2 2万5千分の1の地図で4cmは、実際には何kmですか。
考え方 4×25000で100000cm。100000cmは1000mで1km。
答え 1km
例題3 3倍の拡大図では、辺の長さはどうなりますか。
考え方 すべての辺が3倍になります。
答え 3倍
この単元で使う言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 拡大図 | 形を変えずに大きくした図。 |
| 縮図 | 形を変えずに小さくした図。 |
| 縮尺 | 実際の長さを何分の1にしたかを表す割合。 |
この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)
読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。拡大図と縮図でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。
この単元は算数のどこにあるか(図形)
小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「拡大図と縮図」は図形にあたります。形の見方と、面積・体積。手を動かして描く・切る・折るをしないと、教科書の図だけでは入りません。
学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は20あります。
ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか
| いつ | 単元 |
|---|---|
| 戻るならここ |
小5 正多角形と円 小5 合同と多角形の角 小5 体積 小5 三角形と四角形の面積 「拡大図と縮図」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。 |
おうちの方へ この単元でやること・やらないこと
| やること | 上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。 |
|---|---|
| やらないこと | 量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。 |
| かかる時間 | 見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。 |
学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。
ほかの学年の単元もたどる
算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。
前の単元と、次の単元
算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。
小学6年生の算数でならうこと(10単元)
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手を動かしたあとに、寄っていける場所です。どれも登録はいりません。
学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。