ホーム算数の単元一覧小学5年生の算数 › 合同と多角形の角

合同と多角形の角のつまずきと教え方
小5算数(小学5年生)・例題3つ

合同と多角形の角は小学5年生で習います。ぴったり重なる図形を合同といい、三角形の3つの角の和が180度であることを使うところです。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

合同と多角形の角で手が止まるのはどこか

対応する頂点を取りちがえる

合同な図形では、どの頂点とどの頂点が対応するかを先に決めます。ここを間違えると、辺の長さも角も全部ずれます。

多角形の角の和を暗記しようとする

三角形に分ければ出ます。四角形は三角形2つで360度、五角形は3つで540度。覚えるより分けるほうが確実です。

例題3つと、考え方

数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 三角形の3つの角の大きさの和は何度ですか。

考え方 どんな三角形でも同じです。

答え 180度

例題2 四角形の4つの角の和は何度ですか。

考え方 対角線で三角形2つに分けられます。180×2。

答え 360度

例題3 三角形の2つの角が50度と70度のとき、残りの角は何度ですか。

考え方 180-50-70。

答え 60度

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
合同形も大きさも同じで、ぴったり重なること。
対応する合同な図形で、重なり合う辺や角どうしのこと。
多角形直線で囲まれた図形。

この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)

読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。合同と多角形の角でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

⚡ 図形ドリル(自動採点)画面で解いて、その場で丸がつきます。印刷はいりません。 📚 小5 計算プリント一覧(単元からえらぶ)同じ学年のほかの単元も、単元ごとに何枚でも印刷できます。答えつき、登録不要。

この単元は算数のどこにあるか(図形)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「合同と多角形の角」は図形にあたります。形の見方と、面積・体積。手を動かして描く・切る・折るをしないと、教科書の図だけでは入りません。

学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は20あります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
戻るならここ 小4 直方体と立方体(見取図と展開図) 小4 台形・平行四辺形・ひし形 小4 垂直と平行 小4 角の大きさ 
「合同と多角形の角」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。
ここで効いてくる 小6 対称な図形 小6 円の面積 小6 拡大図と縮図 小6 角柱と円柱の体積 
いまここをあいまいなまま通すと、上の学年のこれらの単元で必ずもう一度出てきます。そのときは「新しく分からない」のではなく「前が分かっていない」状態なので、原因を探すのに時間がかかります。いま止まっているのは、むしろ運がよいことです。

おうちの方へ この単元でやること・やらないこと

やること上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。
やらないこと量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。
かかる時間見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。

学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 体積次 正多角形と円 →

小学5年生の算数でならうこと(15単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

こんなコンテンツもあります

手を動かしたあとに、寄っていける場所です。どれも登録はいりません。

✍️ 漢字ずかん 1026字書き順・読み方・使う言葉を1字1ページで。算数のあとに、種類のちがう手の動かし方を1つ。 🔬 きょうのかがく1日1問、2分の理科の読み物。家にあるもので今日できることが1つ書いてあります。 📚 ことば大辞典ことわざ・四字熟語を1語1ページで。意味/使う場面/例文2つ/たしかめ問題1問。 📚 ほんだなコンパス算数の文章題が読めないときは、読む量そのものが足りていないことがあります。学年別の本の一覧です。

学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。