ホームことば大辞典ことわざ › た行

ことわざ一覧 た行(65語)

ことわざのうち、読み方がた行ではじまるもの65語を、読み方の順にならべました。昔から言いつたえられてきた、みじかい教えの言葉のことです。

この画面のまま意味を確かめられます。それぞれの語をひらくと、使う場面・例文・にた意味の言葉・反対の意味の言葉・たしかめ問題まで読めます。登録はいりません。

入試では「にた意味のことわざを選びなさい」という形でよく出ます。1語だけ覚えていても答えられません。この一覧は読み方の順に並べてあるので、思い出せない言葉を音から引けます。

読み方の順にさがす

たではじまることわざ(19語)

太鼓判を押すたいこばんをおすまちがいないと、自信をもって保証することです。 大山鳴動して鼠一匹たいざんめいどうしてねずみいっぴき大さわぎしたわりに、結果はごく小さかったことです。 宝の持ち腐れたからのもちぐされよいものを持っているのに、使わないままにしていることです。 宝の山に入りて手を空しくして帰るたからのやまにいりててをむなしくしてかえるよい機会があったのに、何も得ずに終わることです。 高をくくるたかをくくるたいしたことはないと、軽く見ることです。 たがが外れるたががはずれる気持ちのしまりがなくなって、しめしがつかなくなることです。 多芸は無芸たげいはむげいいろいろできる人は、かえって飛びぬけたものがない、という意味です。 他山の石たざんのいしよその人のよくない言動も、自分をみがく材料になる、という意味です。 畳の上の水練たたみのうえのすいれん理屈ばかりで、実際の役に立たない練習のことです。 ただより高いものはないただよりたかいものはないただでもらったものは、あとで思わぬ負担になることがある、という意味です。 立つ鳥跡を濁さずたつとりあとをにごさず去るときは、あとをきれいにしていくべきだ、という意味です。 蓼食う虫も好き好きたでくうむしもすきずき人の好みはさまざまで、他人には理解できないこともある、という意味です。 棚から牡丹餅たなからぼたもち何もしていないのに、思いがけない幸運が転がりこんでくることです。 棚に上げるたなにあげる自分に都合の悪いことには、わざと触れないことです。 旅の恥はかき捨てたびのはじはかきすて旅先では知り合いがいないので、はずかしいことも気にしないでいられる、という意味です。 旅は道連れ世は情けたびはみちづれよはなさけ旅では道連れがあると心強く、世の中は思いやりで成り立っている、という意味です。 玉に瑕たまにきずほとんど完全なのに、わずかな欠点があることです。 玉磨かざれば器を成さずたまみがかざればうつわをなさず生まれつき素質があっても、みがかなければ立派にはならない、という意味です。 短気は損気たんきはそんきすぐに怒ると、結局は自分が損をする、という意味です。

だではじまることわざ(2語)

大事の前の小事だいじのまえのしょうじ大きなことを成しとげるためには、小さなことにこだわらず切り捨てるべきだ、という意味です。 男子三日会わざれば刮目して見よだんしみっかあわざればかつもくしてみよ人は短い間でも大きく成長するので、思いこみで見てはいけない、という意味です。

ちではじまることわざ(8語)

知恵は万代の宝ちえはばんだいのたから身につけた知恵は、いつの時代でも消えない宝だ、という意味です。 血の気が引くちのけがひくおどろきや不安で、顔が青くなることです。 血は水よりも濃いちはみずよりもこい家族のつながりは、他人とのつながりより強い、という意味です。 血眼になるちまなこになる必死になって探したり、取りくんだりすることです。 忠言耳に逆らうちゅうげんみみにさからうためになる忠告ほど、聞くのがつらいものだ、という意味です。 提灯に釣り鐘ちょうちんにつりがね形は似ていても、重さや値打ちがまるでちがうことです。 塵も積もれば山となるちりもつもればやまとなるほんの少しのものでも、積み重なればとても大きなものになる、という意味です。 沈黙は金雄弁は銀ちんもくはきんゆうべんはぎん黙っていることは、うまく話すことよりも値打ちがある、という意味です。

つではじまることわざ(5語)

月とすっぽんつきとすっぽん形は似ていても、値打ちにとても大きな差があることです。 月に叢雲花に風つきにむらくもはなにかぜよいことには、じゃまが入りやすい、という意味です。 月夜に提灯つきよにちょうちん必要のないもの、むだなもののことです。 角を矯めて牛を殺すつのをためてうしをころす小さな欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうことです。 鶴の一声つるのひとこええらい人のひと言で、話が一気に決まってしまうことです。

てではじまることわざ(9語)

手塩にかけるてしおにかける自分で手をかけて、大切に育てることです。 鉄は熱いうちに打ててつはあついうちにうて人は若くて素直なうちに教えたほうがよい、また、物事は勢いのあるうちに進めよ、という意味です。 轍を踏むてつをふむ前の人と同じ失敗をくり返すことです。 手に汗を握るてにあせをにぎるはらはらして、緊張することです。 手も足も出ないてもあしもでない力の差が大きすぎて、どうすることもできないことです。 手を焼くてをやく扱いに困って、もてあますことです。 天狗になるてんぐになるうまくいったことで、いばって得意になることです。 天に唾するてんにつばする人を害そうとして、かえって自分が害を受けることです。 天は自ら助くる者を助くてんはみずからたすくるものをたすく自分で努力する人にこそ、助けや幸運がやってくる、という意味です。

でではじまることわざ(3語)

出鼻をくじくでばなをくじく始めようとした勢いを、最初にそいでしまうことです。 出る杭は打たれるでるくいはうたれる目立ちすぎる人は、まわりからねたまれたり、じゃまされたりする、という意味です。 出る杭は打たれるが出過ぎた杭は打たれないでるくいはうたれるがですぎたくいはうたれない中途半端に目立つとたたかれるが、飛びぬけていればだれも手を出せない、という意味です。

とではじまることわざ(14語)

灯台下暗しとうだいもとくらし身近なことほど、かえって気づきにくい、という意味です。 豆腐に鎹とうふにかすがい手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。 蟷螂の斧とうろうのおの力の弱いものが、はるかに強いものに立ち向かうことです。 遠くの親戚より近くの他人とおくのしんせきよりちかくのたにんいざというときは、遠くの親戚より近所の人のほうが頼りになる、という意味です。 時は金なりときはかねなり時間はお金と同じくらい大切だから、むだにしてはいけない、という意味です。 所変われば品変わるところかわればしなかわる土地が変われば、習慣や物の呼び方も変わる、という意味です。 隣の芝生は青いとなりのしばふはあおい他人のものは、自分のものより良く見えてしまう、という意味です。 飛ぶ鳥を落とす勢いとぶとりをおとすいきおいとても勢いがさかんな様子のことです。 虎の威を借る狐とらのいをかるきつね強い人の力をたよりにして、いばっている人のことです。 虎の子とらのことても大切にして手放さないもののことです。 虎は死して皮を留め人は死して名を残すとらはししてかわをとどめひとはししてなをのこす人は死んだあとに、その名や行いが残る、という意味です。 飛んで火に入る夏の虫とんでひにいるなつのむし自分から危ないところへ飛びこんでいくことです。 鳶が鷹を生むとんびがたかをうむふつうの親から、とてもすぐれた子が生まれることです。 鳶に油揚げをさらわれるとんびにあぶらあげをさらわれる大事なものを、横から急に奪われることです。

どではじまることわざ(5語)

道理にかなうどうりにかなう理屈に合っていて、正しいことです。 読書百遍意自ずから通ずどくしょひゃっぺんいおのずからつうず同じ本を何度も読めば、意味は自然と分かってくる、という意味です。 毒にも薬にもならないどくにもくすりにもならない害にもならないかわりに、役にも立たないことです。 毒を食らわば皿までどくをくらわばさらまでどうせやってしまったのなら、最後までやりとおそう、という意味です。 どんぐりの背比べどんぐりのせいくらべどれも同じくらいで、とくにすぐれたものがないことです。

ことばは、一覧を上から覚えないでください

この一覧は、思い出せない言葉を音から引くためのものです。上から順に暗記するための表ではありません。

一覧で覚えた言葉は、テストで意味を選べても、作文や会話では出てきません。使える形にするには、1語ひらいて、例文を声に出して読むのが早いです。1日1語で十分です。65語あるので、10週間ぶんになります。

読んでいて分からなかった言い回しを、その日のうちに1語だけ引くというやり方もあります。文章の中で出会った言葉は、一覧表で覚えた言葉より残ります。今週の週刊小学生しんぶんから入ってみてください。

この65語によく出てくる漢字

同じ字がくり返し出てきます。漢字の意味のほうから思い出せるようになると、書き取りでも強くなります。書き順と読み方は、それぞれの漢字のページで確かめられます。

手(5語)山(4語)出(4語)宝(3語)血(3語)灯(3語)月(3語)打(3語)天(3語)大(2語)一(2語)入(2語)

ほかの行のことわざ

あ行(99語)か行(81語)さ行(52語)た行(65語)な行(41語)は行(48語)ま行(34語)や行・ら行・わ行(27語)

た行ではじまる、ほかの種類のことば

四字熟語のた行(54語)慣用句のた行(47語)

この一覧について
意味と使い方は、小学生が読んで分かる言い方に書きなおしています。由来は、はっきりしているものだけをのせています。言いつたえが分かれている語には、由来を書いていません。分からないことを書かないためです。

つぎに読むところ