小学5年生の「勉強しない・ついていけない」
いま確かめること3つと、今月やること1つ
「20%引き」の意味は分かっている。
なのに、文章題になると式が出てこない。
「何を1と見るの?」と聞くと、黙る。
公式を書いた紙を貼っても、次の日には使えない。
算数だけが、目に見えて落ちてきた。
思い当たるところがあれば、この先は読む価値があります。まったくちがうようでしたら、下の「ほかの学年で見る」から学年を変えてみてください。同じ悩みでも、学年によって起きていることがちがいます。
なぜこうなっているのか
小学5年生でいちばんつまずくのは割合です。中央教育審議会の答申でも、全国学力・学習状況調査等の結果から「基準量、比較量、割合の関係を正しく捉えること」に課題が見られたと指摘されています。計算はできるのに式が立たない、という状態が起きるのがこの単元です。
いま確かめること
- 式を立てる前に「何を1と見るか」を言葉で言えるか
- 分数の通分で、分母をそろえてから計算しているか
- 小数のわり算で、わる数とわられる数の両方を同じだけ動かしているか
今月やること(1つだけ)
いまはやらないこと(1つだけ)
やることを1つに絞っているのは、 同時に3つ変えると何が効いたか分からなくなるからです。 1つ試して、2週間たってから次を決めてください。
小学5年生の勉強について、くわしくはこちら
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学年をおぼえておくと、次からはこの学年のものだけが出ます。
よくある質問
Q. 割合がまったく分かりません。どこから戻ればよいですか?
A. 4年生の「計算のきまり」と、3年生のかけ算わり算の意味まで戻ってください。割合は二つの数量を乗法的な関係で見る単元なので、かけ算が「何の何個分」だと分かっていることが前提になります。
Q. 中学受験をする子との差が気になります。
A. 5年生は受験組が最も伸びる学年なので、テストの平均点だけを見ると差が開いて見えます。比べる相手を変えるより、学校の内容が確実になっているかで判断してください。
Q. 小学5年生の勉強について、どこから手をつければよいですか?
A. 割合の問題を解く前に、毎回「もとにする量はどれ?」と聞いてください。そこが言えれば式は立ちます。言えないうちは公式を教えても定着しません。
Q. このページの内容はどこにもとづいていますか?
A. 文部科学省告示の学習指導要領や公的機関の公開資料など、一次情報で確認できるものだけを根拠にしています。学校や教室によって運用が異なることは、断定せずにその旨を記載しています。