ホーム算数の単元一覧小学4年生の算数 › 角の大きさ

角の大きさのつまずきと教え方
小4算数(小学4年生)・例題3つ

角の大きさは小学4年生で習います。分度器を使って、角を度ではかるところです。180度をこえる角のはかり方も出てきます。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

角の大きさで手が止まるのはどこか

分度器の内側と外側を読みまちがえる

0度がどちらから始まっているかを、毎回確かめます。あてた辺のほうの0から数える、と決めてください。

180度をこえる角ではかり方が分からない

180度をこえる角は、直接はかれません。360度から残りを引くか、180度+残りで求めます。

三角定規の角を覚えていない

30度・60度・90度と、45度・45度・90度。この2組を覚えておくと、はからずに答えられる問題が増えます。

例題3つと、考え方

数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 1回転は何度ですか。

考え方 1回転は360度です。

答え 360度

例題2 三角定規の直角でない2つの角は、それぞれ何度ですか(2種類)。

考え方 30度と60度の組、45度と45度の組。

答え 30度と60度/45度と45度

例題3 210度の角をはかるには、どうしますか。

考え方 180度をこえているので、360度から残りの150度を引くか、180度に30度をたす。

答え 360-150、または180+30

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
度(ど)角の大きさの単位。
分度器角の大きさをはかる道具。
直角90度。

この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)

読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。角の大きさでつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

⚡ 図形ドリル(自動採点)画面で解いて、その場で丸がつきます。印刷はいりません。 📚 小4 計算プリント一覧(単元からえらぶ)同じ学年のほかの単元も、単元ごとに何枚でも印刷できます。答えつき、登録不要。

この単元は算数のどこにあるか(図形)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「角の大きさ」は図形にあたります。形の見方と、面積・体積。手を動かして描く・切る・折るをしないと、教科書の図だけでは入りません。

学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は20あります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
戻るならここ 小3 二等辺三角形と正三角形 小3 円と球 小2 はこの形 小2 長方形・正方形・直角三角形 
「角の大きさ」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。
ここで効いてくる 小5 三角形と四角形の面積 小5 体積 小5 合同と多角形の角 小5 正多角形と円 
いまここをあいまいなまま通すと、上の学年のこれらの単元で必ずもう一度出てきます。そのときは「新しく分からない」のではなく「前が分かっていない」状態なので、原因を探すのに時間がかかります。いま止まっているのは、むしろ運がよいことです。

おうちの方へ この単元でやること・やらないこと

やること上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。
やらないこと量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。
かかる時間見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。

学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 面積(長方形と正方形)次 垂直と平行 →

小学4年生の算数でならうこと(16単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

こんなコンテンツもあります

手を動かしたあとに、寄っていける場所です。どれも登録はいりません。

✍️ 漢字ずかん 1026字書き順・読み方・使う言葉を1字1ページで。算数のあとに、種類のちがう手の動かし方を1つ。 🔬 きょうのかがく1日1問、2分の理科の読み物。家にあるもので今日できることが1つ書いてあります。 📚 ことば大辞典ことわざ・四字熟語を1語1ページで。意味/使う場面/例文2つ/たしかめ問題1問。 📚 ほんだなコンパス算数の文章題が読めないときは、読む量そのものが足りていないことがあります。学年別の本の一覧です。

学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。