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台形・平行四辺形・ひし形のつまずきと教え方
小4算数(小学4年生)・例題3つ

台形と平行四辺形とひし形は小学4年生で習います。平行な辺が何組あるか、辺の長さはどうか、で四角形を分けるところです。3年生までの正方形や長方形も、この見方で整理し直します。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

台形・平行四辺形・ひし形で手が止まるのはどこか

正方形がひし形でもあることが分からない

正方形は、4つの辺が同じ長さのひし形でもあり、4つの角が直角の長方形でもあります。仲間が重なることを、図で見せてください。

対角線の性質を覚えられない

平行四辺形の対角線はまん中で交わる、ひし形の対角線は垂直に交わる。実際に定規で測らせると、覚えるより早いです。

例題3つと、考え方

数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 平行な辺が1組だけある四角形をなんといいますか。

考え方 1組だけです。

答え 台形

例題2 平行な辺が2組ある四角形をなんといいますか。

考え方 2組とも平行です。

答え 平行四辺形

例題3 4つの辺の長さがすべて同じ四角形をなんといいますか。

考え方 辺の長さで決まります。

答え ひし形

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
台形平行な辺が1組ある四角形。
平行四辺形平行な辺が2組ある四角形。
ひし形4つの辺の長さが同じ四角形。
対角線向かい合う頂点を結んだ線。

この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)

読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。台形・平行四辺形・ひし形でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

⚡ 図形ドリル(自動採点)画面で解いて、その場で丸がつきます。印刷はいりません。 📚 小4 計算プリント一覧(単元からえらぶ)同じ学年のほかの単元も、単元ごとに何枚でも印刷できます。答えつき、登録不要。

この単元は算数のどこにあるか(図形)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「台形・平行四辺形・ひし形」は図形にあたります。形の見方と、面積・体積。手を動かして描く・切る・折るをしないと、教科書の図だけでは入りません。

学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は20あります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
戻るならここ 小3 二等辺三角形と正三角形 小3 円と球 小2 はこの形 小2 長方形・正方形・直角三角形 
「台形・平行四辺形・ひし形」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。
ここで効いてくる 小5 三角形と四角形の面積 小5 体積 小5 合同と多角形の角 小5 正多角形と円 
いまここをあいまいなまま通すと、上の学年のこれらの単元で必ずもう一度出てきます。そのときは「新しく分からない」のではなく「前が分かっていない」状態なので、原因を探すのに時間がかかります。いま止まっているのは、むしろ運がよいことです。

おうちの方へ この単元でやること・やらないこと

やること上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。
やらないこと量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。
かかる時間見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。

学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 垂直と平行次 直方体と立方体(見取図と展開図) →

小学4年生の算数でならうこと(16単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

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学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。