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がい数と四捨五入のつまずきと教え方
小4算数(小学4年生)・例題3つ

がい数は小学4年生で習います。四捨五入して、およその数にするところです。どの位までのがい数にするか、で答えが変わるので、問題文をよく読む必要があります。出典 文部科学省「小学校学習指導要領」算数(学年別の内容) / 制作 スクールコンパス編集部 / 更新 2026年9月2日

がい数と四捨五入で手が止まるのはどこか

どの位を見るかをまちがえる

百の位までのがい数にするなら、見るのは十の位です。1つ下の位を見る、と覚えてください。「までの」の意味を取りちがえるのが、いちばん多いまちがいです。

上から2けたのがい数、で止まる

上から2けたなら、上から3けた目を見ます。位の名前ではなく、けたの数え方に変わるところでつまずきます。

以上・以下・未満が混ざる

以上と以下はその数を入れる、未満は入れない。ここは言葉の問題なので、表にして貼っておくのが早いです。

例題3つと、考え方

数を変えても同じ手順で解けます。答えを写さずに、考え方の行を声に出して読んでから解いてみてください。

例題1 2837を百の位までのがい数にしましょう。

考え方 百の位までなので、1つ下の十の位の3を見る。3は4以下なので切り捨て。

答え 2800

例題2 46500を上から2けたのがい数にしましょう。

考え方 上から2けたは4と6。3けた目の5を見る。5は5以上なので切り上げ。

答え 47000

例題3 四捨五入して1500になる整数のうち、いちばん小さい数はいくつですか。

考え方 十の位を四捨五入して1500になるのは、1450以上1550未満。

答え 1450

この単元で使う言葉

算数の用語じてん(218語)で、ほかの言葉も引く →

言葉意味
がい数およその数。
四捨五入4以下は切り捨て、5以上は切り上げること。
以上・未満以上はその数を入れる。未満は入れない。

この単元を、手を動かして終わらせる(無料プリント)

読んで分かったつもりでも、手が動くかは別です。がい数と四捨五入でつまずく場所は上の3つですが、そこを通せたかどうかは、実際に解いてみないと分かりません。同じ単元の無料プリントは登録なしで印刷できます。

🖨 小学4年生 がい数のプリント紙で練習します。答えつき、登録不要。刷るとどんな形で出るかは、リンク先の1枚目に見本があります。 📚 小4 計算プリント一覧(単元からえらぶ)同じ学年のほかの単元も、単元ごとに何枚でも印刷できます。答えつき、登録不要。 💡 がい数と四捨五入の教え方教え方のほうを、おうちの方向けにくわしく書いています。

この単元は算数のどこにあるか(数と計算)

小学校の算数は、学習指導要領で5つのまとまりに分かれています。「がい数と四捨五入」は数と計算にあたります。数のしくみと、たし算・ひき算・かけ算・わり算。1年から6年までいちばん長く続く領域で、どこかがぐらつくと上の学年で必ず止まります。

学年ではなく、このまとまりで縦にたどると、いまつまずいている場所の本当の原因が見つかります。同じまとまりの単元は58あります。

ここでつまずいたとき、どこへ戻り、どこで効いてくるか

いつ単元
戻るならここ 小3 □を使った式 小3 分母が同じ分数のたし算とひき算 小3 分数のしくみ 小3 小数のたし算とひき算 
「がい数と四捨五入」で手が止まる原因は、この単元より前にあることのほうが多くなります。1つ前だけでなく、下の学年の同じまとまりまで戻ってみてください。戻ることは遅れることではありません。
ここで効いてくる 小5 偶数と奇数・倍数と約数 小5 最大公約数と最小公倍数 小5 約分 小5 通分と分母がちがう分数のたし算・ひき算 
いまここをあいまいなまま通すと、上の学年のこれらの単元で必ずもう一度出てきます。そのときは「新しく分からない」のではなく「前が分かっていない」状態なので、原因を探すのに時間がかかります。いま止まっているのは、むしろ運がよいことです。

おうちの方へ この単元でやること・やらないこと

やること上の「手が止まるのはどこか」を先に読んで、お子さんがどちらで止まっているかを見わけてください。同じ「わからない」でも、原因がちがえば手当てもちがいます。見わけがついたら、例題の3つを、答えではなく考え方のほうを声に出して説明させてください。説明できれば分かっています。
やらないこと量を増やすことで解こうとしないでください。原因が前の学年にあるときは、この単元の問題を何枚やっても直りません。もう1つ、その場でやり方を教えきってしまうのも避けてください。教わった直後にできるのは当たり前で、次の日に残りません。5分考えさせてから、ヒントを1つだけ出す形にします。
かかる時間見わけに5分、例題3つで10分、プリント1枚で10分です。1回で終わらせようとせず、3日に分けてください。算数は、間をあけて3回やったほうが残ります。

学年別の内容は文部科学省「小学校学習指導要領 算数」によります。単元が出てくる時期は教科書によって前後するため、何学期に習うかはここには書いていません。

ほかの学年の単元もたどる

算数は1年から6年までひと続きです。学年でくぎらずに、いま気になっているところをそのまま見てください。全部で102単元あります。

1年生から6年生までの算数の配当表(102単元)を見る →

前の単元と、次の単元

算数は前の内容の上に積み上がります。いま分からないところの原因が、1つ前や2つ前にあることはよくあります。戻ることは、遅れることではありません。

← 前 わり算の筆算(÷2けた)次 小数のしくみ(100分の1の位) →

小学4年生の算数でならうこと(16単元)

1年生から6年生までの算数の配当表を見る →

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学年別の内容は、文部科学省「小学校学習指導要領」算数にもとづいています。単元の名前や出てくる時期は、お使いの教科書によって異なることがあります。学校の進み方に合わせてお使いください。