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きょうのかがく──小学生の理科クイズ1日1問と、家でできる実験
📰 ニュースとかがく(2026年10月)
テスラが、おしこめた空気をふき出して短く空を飛ぶ車を公開しました。空気を下へふき出すと、なぜ上へ浮くの? 家でできる風船ロケットでためせます。空飛ぶ車って、もう乗れるの? →
理科を好きになるのに、覚える必要はありません。思わず「えっ、そうなの?」と声が出る回数を増やすほうが先です。
ここでは、こたえを先に出しません。まず「どっちだと思う?」を2つならべます。当たっても外れても構いません。外した日のほうが、よく覚えています。
このコーナーは、1日に1問だけ出します。問いが先で、こたえはタップして開きます。最後に、家にあるもので今日できることを1つだけ書いてあります。やるかどうかは自由です。宿題にはしません。
11月12日の1問──こたえを見る前に、予想してみよう
スマホの顔認証は、顔のどこを見ている?
どっちだと思う? 当たっても外れても、カードが1枚手に入ります。
こたえを見る
顔の形の特ちょうを数字にして、登録してある数字と近いかどうかを確かめています。目と目のはなれ方、鼻の高さ、あごまでの長さなどです。写真そのものをくらべているわけではありません。
びっくり大事実! パスワードは、もしもれてしまっても、新しいものに変えればいい。でも顔は変えられない。指紋も変えられない。つまり顔でカギを開けるというのは、一生取りかえのきかないカギを、毎日おもてに出して持ち歩いているようなものだ。便利さと引きかえに、あずけているものは大きい。
もっとくわしく
やり方はひとつではありません。カメラでうつした平らな画像から特ちょうを取り出すものもあれば、目に見えない光を顔に当てて、でこぼこのぐあいまではかるものもあります。あとのほうは、写真をかざしただけでは開きにくくなります。こうした、体の特ちょうで本人かどうかを確かめるやり方を生体認証といい、顔のほかに指紋、目の中のもよう、声などが使われます。パスワードとちがって、覚えたり持ち歩いたりしなくてよいのが長所です。
知っていると、なにがうれしいか 生体認証が絶対ではない理由を、自分の言葉で説明できる。
きょうためせること スマホの顔認証を、めがねをかけたときと外したとき、前がみを上げたときと下ろしたときでためしてみよう。どこまで変えると開かなくなるかで、機械が顔のどこを見ているかが見えてきます。
かがくを知っていると、なにがうれしいのか
「勉強のため」とは書きません。それでは続かないからです。ほんとうのところ、こういうことです。
- こわいものが、少しだけこわくなくなる。地震の速さも、台風の目も、正体が分かると、ただこわいだけのものではなくなります。9月1日と9月8日の問いは、そのために置いています。
- 「なんで?」に、自分で答えを出せるようになる。大人に聞かなくてもいい場面が増えます。これはけっこう気持ちがいいことです。
- ふつうの日が、少しおもしろくなる。コップの水てき、虫の声、雲の高さ。毎日そこにあったものが、意味を持って見えてきます。
- だまされにくくなる。AIが描いた絵のどこがあやしいか、地図アプリの「あと5分」がどこから来た数字か。知っていると、うのみにしなくてすみます。
だからこのコーナーには、毎回「びっくり大事実」の1行と、「知っていると、なにがうれしいか」の1行を入れています。読んだあとに、それが自分の得になったかどうかを確かめられるようにするためです。
びっくり大事実とは、おどろきと楽しさの両方です
このコーナーには、毎回「びっくり大事実」の1行が入っています。ただの豆知識ではありません。おどろきと、楽しさの両方がそろっている1行だけを「びっくり大事実」と呼んでいます。
- おどろきだけだと、図鑑になります。数字がすごくても、読んで終わりです。
- 楽しさだけだと、ただのネタになります。笑って終わりで、何も残りません。
- 両方あると、だれかに言いたくなります。言いたくなるから、次の日もまた開きます。
たとえば、心ぞうが80年で30億回打つ、というのはおどろきです。そこに「いま読んでいるあいだにも、たぶん60回くらい打った」を足すと、思わず自分の胸に手を当てたくなります。これが、びっくり大事実です。
台風の目に東京都がまるごと入る、で止めると図鑑です。「世界一でかい天然のドーム球場。しかも入場無料。ただし出られない」まで書くと、だれかに話したくなります。
だから、この1行は毎回いちばん時間をかけて書いています。ここが弱いと、次の日には来てもらえないからです。
調べた人の話も入れています
科学は、いつでもだれかが最初に「なんで?」と思ったところから始まっています。その人がなぜそれを調べようと思ったのかは、答えそのものよりおもしろいことがあります。
ゆれるランプを見ながら、自分の脈で時間をはかった人。台風の中に飛行機で入っていく研究者。囲碁の盤を見ていてQRコードを思いついた技術者。みんな、最初はふつうに「気になった」だけです。特別な人だから科学者になったのではなく、気になったことを放っておかなかっただけです。
問いによっては、この話が入っています。読み物として、いちばんおもしろいところかもしれません。
デジタルも、かがくです
スマホ、AI、ゲーム、QRコード、地図アプリ。これらは天気や生き物と同じように、しくみのあるものです。だから、このコーナーではデジタルを特別あつかいせず、週に1問か2問のペースでふつうに出しています。
ITは言葉が抽象的で、大人でも説明しにくい分野です。だからこのコーナーでは、「ITとは」という説明をしません。かわりに「QRコードはよごれても読めるのはなぜ」「スマホはどうしてわたしの声が分かるの」という、目の前にある物から入ります。
もっと知りたくなったら、IT・AIのなぜに読み物があります。
これまでの問い(366問)
1年ぶんの366問を、月ごとのページに分けて置いています。過去の問いはいつでも読めます。まとめて読む必要はありません。1日1問で足ります。
ジャンルで探す(ボタンを押すと、下の枠に問いがならびます)
- 2026年10月のニュースうるう秒って、なに? どうしてやめるの?
- 1/1元日の日の出は、1年でいちばんおそい?
- 1/2おせちが何日も日もちするのは、なぜ?
- 1/3年賀状の手書きの数字を、機械はどうやって読んでいるの?
- 1/4温泉のお湯は、だれがあたためているの?
- 1/5冬眠しているクマは、ずっとねているだけ?
- 1/6雪の結しょうは、なぜ六角形なの?
- 1/7春の七草は、どこにでも生えている草? 覚え方は?
- 1/8冬の星が、とくによく見えるのはなぜ?
- 1/9冬に出る白い息は、息が白いから?
- 1/10霜柱は、なぜ土の中から「生えて」くるの?
- 1/11きょうは鏡開き。鏡もちは、なぜカチカチになるの?
- 1/12高い山の上は、なぜ夏でも寒いの?
- 1/13動画は、なぜ「動いて」見えるの?
- 1/14つららは、なぜ下にのびるの?
- 1/15ハクチョウは、どこから来て、どこへ帰るの?
- 1/16宇宙は寒い?それとも熱い?
- 1/17同じ地震なのに、場所でゆれの大きさがちがうのはなぜ?
- 1/18手をあらうと、あわがよごれを落とすのはなぜ?
- 1/19天気予報は、だれが計算しているの?
- 1/20きょうは大寒。1年でいちばん寒いのは、本当にこのころ?
- 1/21寒いと、なぜ体がふるえるの?
- 1/22雪が積もった道に、しおをまくのはなぜ?
- 1/23冬になると、虫はどこへ行ってしまうの?
- 1/24宇宙は、どのくらい「上」にあるの?
- 1/25南極の氷には、むかしの空気が入っているって本当?
- 1/26お年玉をスマホで送ると、お金はどこを通るの?
- 1/27冬の朝、車のまどが白くなるのはなぜ?
- 1/28雪国の家の屋根は、なぜ形がちがうの?
- 1/29日本の南極の基地は、いつからあるの?
- 1/30みかんの白いすじは、何のためにあるの?
- 1/31節分の豆は、なぜ「いった豆」でなくてはいけないの?
- 2/12月は、なぜ28日しかないの?
- 2/2スマホのカメラは、暗いところでもなぜ写るの?
- 2/3方位じしんの「北」は、本当の北?
- 2/4きょうは立春。こよみの春と、体で感じる春がずれるのはなぜ?
- 2/5太陽は、あと何年もえ続けるの?
- 2/6寒い2月に咲く花があるのは、なぜ?
- 2/7インターネットは、どこにあるの?
- 2/8寒い日に、なぜ鼻水が出るの?
- 2/9日本に四季があるのは、なぜ?
- 2/10さらさらの雪と、べたべたの雪。何がちがうの?
- 2/11金メダルは、金だけでできている?
- 2/12人工衛星は、なぜ落ちてこないの?
- 2/13チョコレートは、どんな木からできるの?
- 2/14チョコレートは、なぜ口の中でだけとけるの?
- 2/15パスワードは、なぜ他の人に分からないの?
- 2/16春一番って、どんな風?
- 2/17地面をどこまで掘ったら、反対側に出られる?
- 2/18あくびは、なぜうつるの?
- 2/19星までの距離は、どうやってはかるの?
- 2/20ネコのひげは、何のためにあるの?
- 2/21ロボットが人のように歩くのは、なぜ難しいの?
- 2/22きょうは猫の日。ネコは高いところから落ちても、なぜけがをしにくいの?
- 2/23きょうは富士山の日。富士山は、なぜあの形なの?
- 2/24春に飛ぶスギの花粉は、どのくらい小さいの?
- 2/25春に、空がかすんで見えるのはなぜ?
- 2/26月には、なぜ空気がないの?
- 2/27古いゲーム機のセーブデータは、なぜ消えてしまうの?
- 2/28春に生きものが動き出すきっかけは、気温?それとも日の長さ?
- 2/291日の長さは、じつは少しずつ変わっているって本当?
- 3/13月なのに雪が降ることがあるのは、なぜ?
- 3/2春になると、なぜ眠くなるの?
- 3/3きょうは桃の節句。でも、桃はまだ咲いていないのはなぜ?
- 3/4信号機は、青になるタイミングをどうやって決めているの?
- 3/5カエルは、冬のあいだどこにいたの?
- 3/6消しゴムは、なぜ字を消せるの?
- 3/7月は、どうやってできたの?
- 3/8川の水は、どこから来て、どこへ行くの?
- 3/9きき手は、どうやって決まるの?
- 3/10文字化けは、なぜ起きるの?
- 3/11津波は、ふつうの波と何がちがうの?
- 3/12サクラは、なぜみんな一斉に咲くの?
- 3/13マシュマロは、なぜあんなにふわふわなの?
- 3/14きょうは円周率の日。円周率は、なぜ終わらないの?
- 3/15地図アプリの「現在地」は、どうやって分かるの?
- 3/16声変わりは、なぜ起きるの?
- 3/17天気予報の「晴れ」と「くもり」は、どこで分かれるの?
- 3/18世界でいちばん深い海は、どのくらい深いの?
- 3/19ツバメは、いつ来て、どこから来るの?
- 3/20きょうは春分。昼と夜は、本当に同じ長さ?
- 3/21鉛筆のしんは、なぜ紙に字が書けるの?
- 3/22Wi-Fiは、なぜ壁があると弱くなるの?
- 3/23かさぶたは、なぜできるの?
- 3/24春の天気は、なぜ3日くらいで変わるの?
- 3/25タンポポの綿毛は、どこまで飛ぶの?
- 3/26ロケットは、何もない宇宙でどうやって進むの?
- 3/27シャボン玉は、なぜ丸いの?
- 3/28土は、どうやってできるの?
- 3/29AIは、絵をどうやって描いているの?
- 3/30春に背がのびるって、本当?
- 3/311日は、なぜ24時間なの?
- 4/1サクラは、なぜ葉より先に花が咲くの?
- 4/2地図の北は、なぜ上なの?
- 4/3降水確率30パーセントは、何の確率?
- 4/4ロケットを使わずに、宇宙へ行く方法はある?
- 4/5きんちょうすると、なぜ心ぞうがドキドキするの?
- 4/6つくしとスギナは、同じ植物?
- 4/7「バグ」は、なぜ虫という意味なの?
- 4/8川は、なぜまっすぐ流れないの?
- 4/9道路のアスファルトは、なぜ黒いの?
- 4/10雨がふる前に、においがするのはなぜ?
- 4/11星座は、だれが決めたの?
- 4/12アリは、なぜ行列を作れるの?
- 4/13くしゃみは、なぜ出るの?
- 4/14スマホの充電は、なぜ最後のほうが遅くなるの?
- 4/15がけに見えるしま模様は、何を表しているの?
- 4/16輪ゴムは、なぜのびるの?
- 4/17虹は、なぜ半円なの?
- 4/18ブラックホールは、なんでも吸いこむの?
- 4/19たけのこは、1日でどれだけのびるの?
- 4/20インターネットの「クッキー」って何?
- 4/21指もんは、何のためにあるの?
- 4/22地球の重さは、どうやってはかったの?
- 4/23紙は、なぜ折り目がつくと弱くなるの?
- 4/24風は、どこから吹いてくるの?
- 4/25チューリップの花は、夜になると閉じるって本当?
- 4/26宇宙にも、ごみがあるの?
- 4/27自動ほんやくは、どうやって言葉を変えているの?
- 4/28山は、いまも高くなっているの?
- 4/29ガラスは、固体?それとも液体?
- 4/30ミミズは、土の中で何をしているの?
- 5/1「五月晴れ」は、5月の晴れのこと?
- 5/2砂浜の砂は、どこから来たの?
- 5/3血液型は、何で決まるの?
- 5/4宇宙で、植物は育つの?
- 5/5こいのぼりは、なぜ風がないとしぼむの?
- 5/6雲は、なぜ落ちてこないの?
- 5/7写真のデータは、なぜ小さくできるの?
- 5/8火山灰は、どこまで飛ぶの?
- 5/9アサガオのつるは、どちら巻き?
- 5/10月の形は、なぜ毎日変わるの?
- 5/11日焼けは、どうして起きるの?
- 5/12スポンジは、なぜ水を吸うの?
- 5/13検索すると、なぜすぐに答えが出てくるの?
- 5/14台風は、陸に上がると弱くなるのはなぜ?
- 5/15ダンゴムシは、なぜ丸くなるの?
- 5/16地球のまわりの空気は、どこまであるの?
- 5/17太陽系の惑星は、いくつある?
- 5/18はな血は、なぜ出るの?
- 5/19シャープペンのしんは、なぜ折れにくくなったの?
- 5/20ゲームの中の世界は、どうやって作られているの?
- 5/21梅雨は、どうしてできるの?
- 5/22生きものの名前は、だれが決めるの?
- 5/23海の水は、なぜしょっぱいの?
- 5/24ロケットは、なぜ東に向かって打ち上げるの?
- 5/25足がつるのは、なぜ?
- 5/26ペットボトルの底は、なぜでこぼこなの?
- 5/27地図アプリの渋滞情報は、どうやって分かるの?
- 5/28かみなりは、なぜジグザグに走るの?
- 5/29ホタルは、なぜ光るの?
- 5/30燃やしたごみの灰は、どこへ行くの?
- 5/31宇宙人は、いるの?
- 6/1あせをかくと、どうしてすずしくなるの?
- 6/2かさは、なぜ水をはじくの?
- 6/3雨雲レーダーは、どうやって雨のばしょを見つけているの?
- 6/4梅雨入りは、だれがどうやって決めているの?
- 6/5カタツムリは、なぜ雨の日に出てくるの?
- 6/6大雨のとき、川の水はどうして急にふえるの?
- 6/7夏の大三角は、いつごろから見えるの?
- 6/8むし歯は、どうしてできるの?
- 6/9じめじめした日に、しおがかたまるのはなぜ?
- 6/10スマホの時計は、なぜいつも正しい時間なの?
- 6/11しつどが高いと、なぜ暑く感じるの?
- 6/12アジサイの色は、なぜちがうの?
- 6/13大雨がつづくと、山がくずれることがあるのはなぜ?
- 6/14地球のほかにも、雨がふる星はあるの?
- 6/15高いところへ行くと、耳がツンとするのはなぜ?
- 6/16ぬれた紙は、なぜ破れやすいの?
- 6/17緊急のおしらせは、どうやってスマホに一斉にとどくの?
- 6/18線状降水帯って、なに?
- 6/19カエルは、なぜ雨の前に鳴くの?
- 6/20ダムは、大雨の前になぜ水をへらすの?
- 6/21きょうは夏至。太陽は、どこまで高くのぼるの?
- 6/22あせのにおいは、どこから来るの?
- 6/23じょしつきは、どうやって空気から水を取り出すの?
- 6/24オンラインで話すと、声がおくれるのはなぜ?
- 6/25ひょうは、なぜ夏に降るの?
- 6/26オタマジャクシは、いつ足が出るの?
- 6/27地下水は、どこにたまっているの?
- 6/28宇宙から、梅雨前線は見えるの?
- 6/29食中毒は、なぜ梅雨に多いの?
- 6/30せんぷうきの風は、なぜすずしいの?
- 7/1スマホでとった写真は、どこにしまわれているの?
- 7/2夕立は、なぜ夕方に多いの?
- 7/3セミは、土の中で何年すごすの?
- 7/4砂浜は熱いのに、海の水が冷たいのはなぜ?
- 7/5天の川は、なにが集まっているの?
- 7/6熱中症になると、体の中で何が起きているの?
- 7/7紙に書いた字は、ぬれるとなぜにじむの?
- 7/8動画は、なぜとちゅうで画質が変わるの?
- 7/9入道雲は、どこまで高くなるの?
- 7/10カブトムシは、なぜ夜に動くの?
- 7/11潮の満ち引きは、なぜ起きるの?
- 7/12太陽の光は、地球に届くまでどのくらいかかるの?
- 7/13プールのあと、目が赤くなるのはなぜ?
- 7/14日やけ止めは、どうやって日光をふせいでいるの?
- 7/15イヤホンは、どうやってまわりの音を消しているの?
- 7/16ニュースで言う気温は、どこではかっているの?
- 7/17ヒマワリは、本当に太陽を追いかけるの?
- 7/18海の波は、どこから来るの?
- 7/19月まで行くのに、どのくらいかかるの?
- 7/20あせをかいたら、水だけ飲めばいいの?
- 7/21浮き輪は、なぜ浮くの?
- 7/22文字を打つと、次の言葉が出てくるのはなぜ?
- 7/231日でいちばん暑いのは、なぜ正午ではないの?
- 7/24蚊は、なぜ人を見つけられるの?
- 7/25打ち水は、本当にすずしくなるの?
- 7/26星の光は、いつの光なの?
- 7/27暑いと、なぜ食欲がなくなるの?
- 7/28花火の色は、どうやってつけているの?
- 7/29自由研究をネットで調べるとき、気をつけることは?
- 7/30かみなりが鳴ったら、どこににげればいいの?
- 7/31クラゲは、なぜ夏に増えるの?
- 8/1海の色は、なぜ場所によってちがうの?
- 8/2宇宙飛行士は、宇宙で何を食べているの?
- 8/3あせをかくと、なぜ体重が減るの?
- 8/4水鉄砲は、どうして水が遠くまで飛ぶの?
- 8/5写真から、家の場所が分かることがあるのはなぜ?
- 8/6夏の空は、なぜあんなに青いの?
- 8/7ヤモリは、なぜかべや天井を歩けるの?
- 8/8地面を少しほると、なぜひんやりするの?
- 8/9月に立てた旗は、いまもあるの?
- 8/10夏の夜は、なぜねむりにくいの?
- 8/11保冷ざいは、なぜ長いあいだ冷たいの?
- 8/12自由研究のグラフは、どう作ると伝わるの?
- 8/13お盆のころ、天気がぐずつくのはなぜ?
- 8/14虫は、なぜ光に集まってくるの?
- 8/15化石は、どうやってできるの?
- 8/16宇宙から見ると、夜の地球はどう見えるの?
- 8/17かき氷を食べると、なぜ頭がキーンとするの?
- 8/18線香花火は、なぜ最後に玉が落ちるの?
- 8/19台風は、どうやってできるの?
- 8/20砂ばくは昼あんなに暑いのに、なぜ夜は寒いの?
- 8/21宇宙服は、なぜあんなに分厚いの?
- 8/22夏休みの終わりに、体がだるくなるのはなぜ?
- 8/23アプリは、なぜ無料で使えるの?
- 8/24夏の終わりに、雷が増えるのはなぜ?
- 8/25ツクツクボウシが鳴くと夏が終わるって、本当?
- 8/26川で遊ぶとき、いちばん危ないのはどこ?
- 8/27夜空の星は、目でいくつ見えるの?
- 8/28日やけのあと、皮がむけるのはなぜ?
- 8/29写真をとると、本物よりきれいに写らないのはなぜ?
- 8/30台風の予報の白い円は、何を表しているの?
- 8/31日なたにとめた車の中は、どのくらい熱くなるの?
- 9/1地震のゆれには、はやいゆれとおそいゆれの2つがあるって本当?
- 9/2雨の日に地面がにおうのは、なぜ?
- 9/3冷たい飲み物のコップに水てきがつくのは、コップからもれているから?
- 9/4QRコードは、よごれても読めることがあるのはなぜ?
- 9/5秋になると虫の鳴き声が変わるのは、なぜ?
- 9/6走ったあとに心ぞうがドキドキするのは、なぜ?
- 9/7昼間も星は空にあるの?
- 9/8台風の目の中は晴れているって本当?
- 9/9なぜ氷は水にうくの?
- 9/10どんぐりは、木の実?それとも種?
- 9/11スマホは、どうしてわたしの声が分かるの?
- 9/12ねている間に身長がのびるって本当?
- 9/13川の石は、下流に行くほど丸くて小さいのはなぜ?
- 9/14ふりこは、おもりを重くすると速くなる?
- 9/15トンボは、どうして後ろにも飛べるの?
- 9/16マラソン選手は、どうしてあんなに長く走れるの?
- 9/17ゲームのてきは、どうしてだんだん強くなるの?
- 9/18月は、どうしていつも同じ面しか見えないの?
- 9/19スタートの合図でいちばん速く反応できるのは、目と耳のどっち?
- 9/20水泳で速く泳ぐコツに、科学はある?
- 9/21年をとると、どうして朝早く目がさめるの?
- 9/22秋の空がたかく見えるのは、気のせい?
- 9/23秋分の日は、昼と夜がぴったり同じ長さ?
- 9/24動物にも、右きき左ききはあるの?
- 9/25お月さまが大きく見える日があるのはなぜ?
- 9/26AIは、どうやって絵をかくの?
- 9/27鉄はさびるのに、アルミのなべがさびないのはなぜ?
- 9/28なぜ、きんちょうすると手のひらに汗をかくの?
- 9/29日本に山が多いのは、たまたま?
- 9/30地図アプリは、どうやって「あと5分」を計算しているの?
- 10/1走ると横っ腹が痛くなるのは、なぜ?
- 10/2色えんぴつの赤と、光の赤は、同じ赤?
- 10/3運動会でつかう万国旗の国、いくつ言える?
- 10/4閉会式の花火は、なぜ音がおくれて聞こえるの?
- 10/5秋に空が高く感じるのは、雲だけのせい?
- 10/6動画のおすすめは、どうして自分の好きなものばかり出るの?
- 10/7紅葉は、葉っぱが赤いえのぐを出しているの?
- 10/8ハロウィンのおかしを食べすぎると、なぜ気持ち悪くなるの?
- 10/9日本の川は、外国の川とくらべて短いって本当?
- 10/10ペットボトルのふたが、かたいのはなぜ?
- 10/11星の色がちがうのは、気のせい?
- 10/12ネットの情報が本当かどうか、どう見分ける?
- 10/13目をつぶっても、片足で立てるのはなぜ?
- 10/14冬眠する動物は、春までずっとねむっているの?
- 10/15マジックの手品は、科学で説明できる?
- 10/16富士山は、どうして日本でいちばん高いの?
- 10/17天気予報は、なぜ外れることがあるの?
- 10/18車いすバスケの車いすは、なぜタイヤがななめ?
- 10/19ゲームのキャラクターは、どうやって動いているの?
- 10/20宇宙にはにおいがある?
- 10/21消しゴムは、どうして字を消せるの?
- 10/22どんぐりを埋めたリスは、場所を覚えているの?
- 10/23地面をほると、なぜ色がちがう層が出てくるの?
- 10/24パラスポーツの選手は、どうやって速さを競うの?
- 10/25パスワードは、どうして長いほうがいいの?
- 10/26山の「初冠雪」は、どうやって決めているの?
- 10/27おばけやしきは、どうして暗いの?
- 10/28暗いところでは、なぜ色が分かりにくくなるの?
- 10/29かぼちゃは、野菜?くだもの?
- 10/30ハロウィンのかぼちゃは、なぜオレンジ色?
- 10/31おばけが白いのは、なぜ?
- 11/1きんちょうすると手が冷たくなるのはなぜ?
- 11/2おぼえたことは、ねている間に整理されているって本当?
- 11/3マークシートは、どうやってぬった所を見つけている?
- 11/4秋に「すっきり晴れた日」が多いのはなぜ?
- 11/5わたり鳥は、どうやって行き先が分かる?
- 11/6使いすてカイロは、どうしてあたたかくなる?
- 11/7きょうは立冬。こよみの冬と、寒さの本番がずれるのはなぜ?
- 11/8歯は、どうして一度だけ生えかわる?
- 11/9けむり感知器は、どうやってけむりに気づいている?
- 11/10星がチカチカまたたいて見えるのはなぜ?
- 11/11細長い棒は、なぜ真ん中から折れやすい?
- 11/12スマホの顔認証は、顔のどこを見ている?
- 11/13冬になると、虫はどこへ行ってしまう?
- 11/14寒い日に息が白く見えるのはなぜ?
- 11/15きょうは七五三。身長は、体のどこがのびている?
- 11/16おふろの湯気と、たき火のけむりは同じもの?
- 11/17月が昼間の空にも見えるのはなぜ?
- 11/18ほんやくアプリは、どうやって別のことばにしている?
- 11/19温泉のお湯は、だれもわかしていないのに、なぜ熱い?
- 11/20わたり鳥がV字にならんで飛ぶのはなぜ?
- 11/21寒いと体がふるえるのはなぜ?
- 11/22みかんの白いすじは、何のためにある?
- 11/23きょうは勤労感謝の日。お米は、植物のどこを食べている?
- 11/24「初雪」は、だれがどうやって決めている?
- 11/25雪の結しょうが六角形なのはなぜ?
- 11/26冬になると、のどが痛くなりやすいのはなぜ?
- 11/27年賀状の郵便番号は、どうやって読み取られている?
- 11/28冬の星空が明るくにぎやかに見えるのはなぜ?
- 11/29落ち葉は、そのあとどこへ行く?
- 11/30セロハンテープは、どうしてくっつく?
- 12/1本のにおいが好きな人がいるのは、なぜ?
- 12/2流れ星は、星が落ちてきているの?
- 12/3静電気は、どうして冬にばかり起きるの?
- 12/4同じ部屋なのに、鉄のてすりが木より冷たいのはなぜ?
- 12/5氷はとうめいなのに、雪はどうして白いの?
- 12/6スケートの氷は、どうしてあんなにすべるの?
- 12/7きょうは大雪(たいせつ)。こよみのこの日づけは、だれが決めているの?
- 12/8冬の空気はかわいている。それなのに、洗たく物が乾きにくいのはなぜ?
- 12/9みかんをたくさん食べると、手が黄色くなるのはなぜ?
- 12/10雪がふると、なぜ町が静かになるの?
- 12/11寒い外にいると、スマホの電池が急にへるのはなぜ?
- 12/12葉の落ちた冬の枝に、もう春の芽ができている?
- 12/13流星群は、なぜ毎年おなじ時期に来るの?
- 12/14オリオン座の赤い星は、いつか爆発する?
- 12/15木は、葉を全部落としても枯れないのはなぜ?
- 12/16寒い日は、なぜ遠くの音がよく聞こえる?
- 12/17同じ日なのに、日本海側は大雪で、太平洋側は晴れ。どうして?
- 12/18湯たんぽは、なぜ朝までぬくいの?
- 12/19あたたかい部屋のまどがくもる。あの水は、どこから来たの?
- 12/20大そうじで出てくる白いほこり。あれは、どこから来たの?
- 12/21あしたは冬至。でも、日の入りがいちばん早い日は、もう終わっている?
- 12/22きょうは冬至。かぼちゃとゆず湯、記録が古いのはどっち?
- 12/23モミの木は、なぜ冬も緑のまま?葉を落とす木と、どちらが得なの?
- 12/24クリスマス・イブの「イブ」は、何のこと?
- 12/25イルミネーションの白い光は、なぜ最近まで作れなかった?
- 12/26冬の晴れた日、遠くの山がくっきり見えるのはなぜ?
- 12/27おもちは、なぜあんなにのびる?
- 12/28年こしそばは、なぜ切れやすい?
- 12/29初日の出がいちばん早いのは、日本のいちばん東?
- 12/30大みそかのカウントダウン。あの「0時」は、だれが決めているの?
- 12/311年は、なぜ365日と「少し」なの?
デジタルも、天気やいきものと同じ理科のひとつとして置いています。しくみが分かるとおもしろい、という点でちがいはないからです。
月ごとに読む
1月の問い(31)2月の問い(29)3月の問い(31)4月の問い(30)5月の問い(31)6月の問い(30)7月の問い(31)8月の問い(31)9月の問い(30)10月の問い(31)11月の問い(30)12月の問い(31)
11月の問い
きんちょうすると手が冷たくなるのはなぜ?
どっちだと思う? 体の調子がわるくなっている / だいじな所を先に守っている
こたえを見る
体が「だいじな所を先に守ろう」として、血のめぐりを体の中心に集めるからです。手や足の先の細い血管がせまくなり、流れる血がへるので、指先から温度が下がります。
びっくり大事実! きんちょうして手が冷たくなるのは、体が勝手に「守りをかためた」合図。つまり本番前のつめたい指は、体からの『準備できました』という連らく。ただし本人には何も知らされていない。
もっとくわしく
これは体がこわれているのではなく、うまく働いている証拠です。もともとは、危ないことが起きたときに、けがをしやすい手足より、心ぞうや脳を守るためのしくみでした。だから冷たくなったときは「よし、体が本気を出した」と思ってよい場面です。深く息をはくと、体は「もう危なくない」と受け取って、指先に血がもどってきます。
👤 これを調べた人の話
体が自分で温度や血の流れを一定にたもとうとするはたらきは、100年ほど前に研究者たちが名前をつけて説明した。それまでは、ただの気のせいだと思われていたことが、調べたら体のしくみだった。
知っていると、なにがうれしいか 本番前に手が冷たくなっても、あわてなくてすむ。
きょうためせること 手が冷たいなと思ったら、息を4つ数えて吸い、8つ数えてはいてみよう。3回くり返してから、もう一度指先をさわってみて。
おぼえたことは、ねている間に整理されているって本当?
どっちだと思う? ねている間の脳は休んでいるだけ / ねている間に整理されている
こたえを見る
本当です。ねている間に、その日おぼえたことがくり返し呼び出されて、残すものと消すものに分けられていると考えられています。だから、ねる前におぼえたことは思い出しやすくなります。
びっくり大事実! ねている間にうまくなるのは、おぼえた言葉だけではない。なわとび、自転車、ピアノの指づかい。むずかしい動きほど、ひと晩ねたあとのほうができるようになっている。練習をやめたあとも、体のほうが練習を続けている。
もっとくわしく
起きている間の脳は、新しい出来事を受け取ることでいそがしくなっています。ねている間は新しい入力がほとんど止まるので、そのすきに整理ができます。おぼえた直後に夜ふかしをすると、次の日からの思い出しやすさが大きく下がることが分かっています。しかも、これは言葉をおぼえるときだけの話ではありません。スポーツや楽器のように体の動きをおぼえるときも同じで、むずかしい動きほど、ねむることが効いてきます。
知っていると、なにがうれしいか 早くねることが、さぼりではなく作戦だと分かる。
きょうためせること ねる前の5分だけ、その日おぼえたことを声に出さずに思い出してみよう。次の朝、どれだけ残っているか確かめてみて。
マークシートは、どうやってぬった所を見つけている?
どっちだと思う? 形を写真のように見ている / はね返る光の量をはかっている
こたえを見る
光を当てて、はね返ってくる光の量をはかっています。えんぴつでぬった所は光を吸ってしまい、はね返りが少なくなります。その差で「ここはぬられている」と判断します。
びっくり大事実! 読み取り機は、答えの中身を1文字も理解していない。ただ「光が少ない場所」を数えているだけ。世界中の試験が、光の量くらべで決まっている。えんぴつは、そんなことを一度も自慢しない。
もっとくわしく
えんぴつの黒は炭でできていて、光をよく吸います。だから、色えんぴつやボールペンでは正しく読めないことがあります。読み取り機は1枚を1秒かからずに処理しますが、はみ出しや消し残りがあると、両方ぬられていると判断されることがあります。消しゴムでしっかり消すのは、機械にとってはとても重要な作業です。
👤 これを調べた人の話
マークシートのしくみを考えた人たちは、たくさんの答案を早く正確に見るために、人が目で追う作業を光の量に置きかえた。難しいことをするのではなく、かんたんなことに置きかえたのが発明だった。
知っていると、なにがうれしいか 消し残しがなぜ危ないのかが、理由から分かる。
きょうためせること えんぴつでぬった紙と、色ペンでぬった紙を、明るい所でななめから見くらべてみよう。えんぴつの黒だけ、てかりが少ないのが分かります。
秋に「すっきり晴れた日」が多いのはなぜ?
どっちだと思う? 秋は雲の材料が空にないから / 高気圧が次つぎ通っていくから
こたえを見る
秋は、高気圧と低気圧が交たいで東へ流れていくからです。高気圧の中では空気が上から下へおりてきて、雲ができにくくなります。その高気圧が日本の上を通るとき、すっきり晴れます。
びっくり大事実! 秋の高気圧は、だいたい西から東へ動く。つまり秋の天気は「西の空を見れば数日後が分かる」。日本の天気予報は、ずっと昔から西を見て当ててきた。西の人にとっては、ただの今日である。
もっとくわしく
夏は日本の南に大きな高気圧がいすわり、しめった空気が入りこみます。冬は北西から冷たい風がふきつけます。秋はそのどちらでもなく、高気圧と低気圧が数日おきに入れかわります。だから「三日にあげず天気が変わる」と言われ、晴れとくもりのくり返しになります。運動会や遠足が秋に多いのは、この晴れの日の割合と関係があります。
知っていると、なにがうれしいか 天気図の高気圧の位置を見て、週末の空が読めるようになる。
きょうためせること 天気予報の天気図を3日つづけて見て、高気圧の記号がどちらへ動いたか矢印を書いてみよう。
わたり鳥は、どうやって行き先が分かる?
どっちだと思う? 1つの手がかりだけをたよりにする / いくつもの手がかりを組み合わせる
こたえを見る
1つではなく、いくつもの手がかりを組み合わせています。太陽の位置、夜の星のならび、そして地球の磁石の向きです。地形や川の形をおぼえている鳥もいます。
びっくり大事実! 何千キロも先の、去年と同じ林にもどってくる鳥がいる。地図もアプリも持たず、充電もしない。人間はその方法をまだ完全には説明できていない。毎年きちんと着いているほうが、説明できずにいる。
もっとくわしく
地球は大きな磁石になっていて、方位磁針の針が北を向くのはそのためです。鳥の中には、この磁石の向きを感じ取れるものがいると考えられています。ただし、どこでどう感じているのかは、今も研究が続いているところです。分かっていないことがある、というのも正しい答えの一部です。
👤 これを調べた人の話
鳥の道を調べる研究者は、鳥にとても軽い記録装置をつけ、帰ってきたときに外して読み取る。1年待ってやっと1回ぶんのデータが取れる。待つことも研究のうち。
知っていると、なにがうれしいか 分かっていないことが今も残っている分野がある、と知れる。
きょうためせること 方位磁針を持って、家の前でどちらが北か確かめてみよう。わたり鳥が使っているのと同じ向きです。
使いすてカイロは、どうしてあたたかくなる?
📖 まんがで見てみよう:カイロは、どうして温かくなる?
あれ? ふくろのままだと、ちっとも温かくならない
ふくろを開けたら、どんどん温かくなってきた!
うらを見たら『鉄』って書いてある。鉄が熱くなるの?
鉄が空気の中の酸素とくっつくと、熱が出るんだ。鉄がさびるのと同じしくみだって!
どっちだと思う? 中で小さな火がついている / 鉄が酸素とむすびついて熱を出す
こたえを見る
中の鉄の粉が、空気の中の酸素とむすびつくときに熱を出すからです。ふくろを開けると空気が入り、その反応が始まります。もえているわけではありません。
びっくり大事実! カイロのふくろに書いてある「◯時間」は、あたたかさが消えるまでの時間ではない。40度を下回るまでの時間だ。国の決まりで、40度という線がきちんと引かれている。つまりあの数字は、だれかが感じたあたたかさではなく、はかった温度で決まっている。
もっとくわしく
ふくろのうらの「原材料」を見ると、鉄粉・水・塩類・活性炭・保水剤(バーミキュライトなど)と書いてあります。東京都がまとめた「使いすてカイロの原理」によると、どれにも役目があります。鉄粉は、さびるときに熱を出す主役。水と塩類は、鉄がさびる速さを上げます。活性炭は空気の中の酸素をすいよせて、鉄のまわりの酸素をこくします。保水剤は水をふくんでおいて、鉄粉がべたべたにならないようにします。外のふくろは空気を通さないので、開けるまで反応は始まりません。中のふくろには小さな穴があいていて、そこから少しずつ空気が入るので、何時間も同じくらいの温かさが続きます。ふつうの鉄くぎがさびるには何日もかかりますが、カイロは鉄を細かい粉にして空気にふれる面を広くし、水と塩でさびを速めているので、すぐに温かくなります。じつは使いすてカイロには、日本産業規格(JIS)という国の決まりがあります。40度をこえてから、40度以上をたもつ時間を「持続時間」とよびます。
知っていると、なにがうれしいか パッケージの「◯時間」が何をはかった数字かが分かる。
きょうためせること 家にあるカイロのふくろのうらで、「原材料」と「持続時間」を探してみよう。このページで出てきた材料が、いくつ書いてあるかな? 持続時間は、40度以上をたもっていられる時間です。カイロは同じところに長くあてていると、低い温度でもやけどをすることがあります。ねるときは使わず、はだに直接あてないこと。使い終わったら、ふくろの表示にしたがって捨てよう。
🎓 中学校の入試にチャレンジ!
🎉 この話、本当に入試に出たよ!
成城学園中学校の2025年の入試で、七輪に炭をすき間なくつめると、火がすぐ消えてしまう理由を説明する問題が出ました。ものが燃えるには、新しい空気(酸素)が入る通り道が必要です。カイロが袋を開けるまで温かくならないのと、つながっています。 本物の問題(学校公式・PDF)
入試の形で、きみもやってみよう
使いすてカイロは、袋を開けるとあたたかくなります。中の鉄の粉は、空気の中の何と結びついて熱を出していますか。
きょうは立冬。こよみの冬と、寒さの本番がずれるのはなぜ?
どっちだと思う? こよみのほうが間違っている / 地面や海が冷えるのに時間がかかる
こたえを見る
こよみの上の冬の始まりは、気温ではなく太陽の位置で決まっているからです。そのうえ、地面や海はあたたまるのも冷えるのもゆっくりなので、寒さの本番は日づけよりあとからやってきます。
びっくり大事実! 立冬の日づけは、寒さではなく、空のどこに太陽がいるかで決まっている。つまりこよみは、気温をひとつも見ないで「きょうから冬です」と言っている。体で感じる冬とずれるのは当然で、ずれているほうが正しい。
もっとくわしく
そもそも立冬という日は、気温で決められたものではありません。二十四節気は、空での太陽の位置で決まっていて、寒いか寒くないかは関係なく日づけが決まります。だから、こよみの冬と、体で感じる冬がずれるのは当たり前なのです。同じずれは夏にも起きています。太陽がいちばん高いのは夏至ですが、暑さの本番は7月から8月です。空気そのものより、地面や海が温度をたくわえたり手ばなしたりするのに時間がかかるためです。
知っていると、なにがうれしいか 暦の上では冬なのにまだ暖かい、の理由が説明できる。
きょうためせること 1日の中でも同じ遅れが起きています。太陽がいちばん高いのは正午ごろですが、気温がいちばん高いのは何時ごろか、天気アプリの1時間ごとの気温で確かめてみよう。
歯は、どうして一度だけ生えかわる?
どっちだと思う? こわれるから取りかえる / あごが大きくなるから取りかえる
こたえを見る
体が大きくなると、あごも大きくなるからです。小さいあごに合う小さい歯で始めて、あごが育ってから大きい歯に取りかえます。生まれたときの歯のままだと、大きくなったあごにすき間だらけになってしまいます。
びっくり大事実! 大人の歯は、みんなが同じ本数というわけではない。28本の人もいれば、32本の人もいる。いちばん奥の親知らずは、生えてくる人と、一生出てこない人がいるからだ。歯の数は、身長と同じで、人によってちがう。
もっとくわしく
乳歯は20本です。それが生えかわってできる永久歯も20本。そこに、乳歯の奥へ新しく生えてくる歯が8本くわわって、合わせて28本になります。いちばん奥の親知らずが4本ぜんぶ生えると32本ですが、親知らずは生えてこない人もいるので、大人の歯は28本から32本と人によってちがいます。生えかわりは6歳ごろに始まり、15歳ごろまでに永久歯がそろいます。永久歯は、乳歯の下でずっと待っていて、根っこがとけて短くなった乳歯を押し上げます。つまり、ぐらぐらしてきた歯は、下から順番待ちの歯が合図を出している状態です。
知っていると、なにがうれしいか 歯がぐらぐらしても、こわれたのではないと分かる。
きょうためせること 鏡で自分の歯を数えてみよう。上と下で何本ずつあるか。生えかわり中の場所も見つかります。おうちの人の本数も聞いてみると、ちがうかもしれません。
けむり感知器は、どうやってけむりに気づいている?
どっちだと思う? 熱くなったのを感じている / 散らばった光をとらえている
こたえを見る
多くのものは、中で光を出していて、けむりの粒に当たって曲がった光をとらえたときに知らせます。ふだんは光がまっすぐ進むだけで、受け取る所には届かないようになっています。
びっくり大事実! 天じょうの白い丸は、24時間ずっと光を出して見はっている。ほとんどの家で、10年間ずっと鳴らない。鳴らないのが大成功。でも10年たつと中身が古くなるので、電池ではなく本体ごと取りかえる。ずっとだまって働いていた人が、ある日そっと引退する感じ。
もっとくわしく
けむりの粒が入ってくると、光がその粒に当たってあちこちへ散らばります。その散らばった光が受光部に入った瞬間、警報が鳴ります。熱ではなくけむりで気づく作りなので、火が大きくなる前に知らせることができます。台所の湯気やほこりでも鳴ることがあるのは、光が同じように散らばるためです。そしてこの機械には寿命があります。消防庁は、電池ではなく本体ごと、10年を目安に交換するようすすめています。電池を替えても、中のセンサーや部品が古くなると、火事のときに気づけないことがあるからです。
知っていると、なにがうれしいか 家のどこに感知器があるかを、自分で言えるようになる。
きょうためせること 家の天じょうにある警報器を、さわらずに見上げて数えてみよう。本体の側面や裏に、取りつけた年か作られた年が書いてあることが多い。10年より前の年だったら、家の人に「そろそろ取りかえどきだって」と伝えてみて。
星がチカチカまたたいて見えるのはなぜ?
どっちだと思う? 星そのものが光ったり消えたりしている / 地球の空気が光をゆらしている
こたえを見る
星の光が、地球の空気の中を通ってくるときに、あちこちへ少し曲げられるからです。空気は場所によって温度がちがい、その境目で光の道がゆれます。
びっくり大事実! 山の上の天文台では、寒くてもストーブを使わない。あたためた空気がゆらぐと、それだけで星の像がぼやけてしまうからだ。つまり、星をきれいに見るために、見ている人のほうが寒さをがまんしている。ストーブ1台ぶんの熱が、何百光年も先から来た光をだいなしにする。
もっとくわしく
空気は場所によって温度がちがい、温度がちがうと光の曲がり方も変わります。その境目を通るたびに、星の光の道が少しずつゆれます。だから、空気の外にある宇宙ではまたたきません。また、惑星はまたたきにくいという特ちょうがあります。星は遠すぎて点にしか見えませんが、惑星は近いので小さな面として見えていて、ゆらぎが打ち消し合うためです。空を見て「あれはあまりまたたかないな」と思ったら、惑星のことが多いです。この空気のゆらぎは、天文台にとってはじゃまものです。だから天文台は、地表の熱の影響が少ない山の上に建てられます。しかも、寒くてもストーブを使いません。ストーブの熱で空気がゆらいでしまうからです。
知っていると、なにがうれしいか 星のまたたきが、星ではなく空気のせいだと分かる。
きょうためせること 晴れた夜に、地平線に近い星と、真上に近い星を見くらべてみよう。地平線に近いほうがよくまたたきます。通ってくる空気が長いからです。
細長い棒は、なぜ真ん中から折れやすい?
どっちだと思う? 真ん中の材料が弱くできている / 真ん中にいちばん強い力がかかる
こたえを見る
両はしを持って曲げると、真ん中にいちばん強い力がかかるからです。曲げられた棒は、外がわがのび、内がわがちぢみます。そのちがいが最も大きくなるのが真ん中です。
びっくり大事実! 曲がっている棒の中では、外がわがのびて内がわがちぢんでいる。同じ1本の中で、まったく逆のことが同時に起きている。そして、太さのちょうど真ん中の層だけは、のびもちぢみもしていない。たった一つ、何もしていない層がある。
もっとくわしく
同じ材料でも、太さが2倍になると曲げに対する強さは2倍どころではなく、ずっと大きくなります。だから、棒を強くしたいときは長さを短くするか、太くします。橋やビルの柱が太いのも、途中に支えを入れるのも、同じ理由です。折れる場所が決まっているというのは、逆に言えば、どこを補強すればよいかが分かるということです。
知っていると、なにがうれしいか 物を強くするには太さと長さを変えればよい、と分かる。
きょうためせること わりばしを1本と、2本まとめたもので、曲がりにくさをくらべてみよう。折るところまではやらず、たわみ方だけを見ること。
スマホの顔認証は、顔のどこを見ている?
どっちだと思う? 顔の写真とくらべている / 顔の形を数字にしてくらべている
こたえを見る
顔の形の特ちょうを数字にして、登録してある数字と近いかどうかを確かめています。目と目のはなれ方、鼻の高さ、あごまでの長さなどです。写真そのものをくらべているわけではありません。
びっくり大事実! パスワードは、もしもれてしまっても、新しいものに変えればいい。でも顔は変えられない。指紋も変えられない。つまり顔でカギを開けるというのは、一生取りかえのきかないカギを、毎日おもてに出して持ち歩いているようなものだ。便利さと引きかえに、あずけているものは大きい。
もっとくわしく
やり方はひとつではありません。カメラでうつした平らな画像から特ちょうを取り出すものもあれば、目に見えない光を顔に当てて、でこぼこのぐあいまではかるものもあります。あとのほうは、写真をかざしただけでは開きにくくなります。こうした、体の特ちょうで本人かどうかを確かめるやり方を生体認証といい、顔のほかに指紋、目の中のもよう、声などが使われます。パスワードとちがって、覚えたり持ち歩いたりしなくてよいのが長所です。
知っていると、なにがうれしいか 生体認証が絶対ではない理由を、自分の言葉で説明できる。
きょうためせること スマホの顔認証を、めがねをかけたときと外したとき、前がみを上げたときと下ろしたときでためしてみよう。どこまで変えると開かなくなるかで、機械が顔のどこを見ているかが見えてきます。
冬になると、虫はどこへ行ってしまう?
どっちだと思う? ほとんど死んでしまう / 姿を変えて冬をこしている
こたえを見る
いなくなるのではなく、多くは形を変えて冬をこしています。たまごで冬をこすもの、幼虫のまま土の中にいるもの、さなぎで待つもの、成虫のまま落ち葉の下でじっとしているもの。種類によってちがいます。
びっくり大事実! 成虫で冬をこす虫にとって、冬のあたたかい日は、うれしい日ではない。あたたかいと動いてしまい、ためておいた力を使ってしまうからだ。だからわざと、日の当たらない北がわや、くち木の中をえらぶ。寒いところをえらぶことが、春まで生きるための方法になっている。
もっとくわしく
どの姿で冬をこすかは、その虫にとっていちばん生き残りやすい形が選ばれています。カマキリはあわのようなかたまりの中のたまご、テントウムシは成虫のまま集まって、アゲハはさなぎで待ちます。おどろくのは、その準備の始め方です。虫は、寒くなってから気づくのではありません。冬が来る前に、日の長さで季節を知り、体の中で凍らないための物質を作るようにしくみを切りかえます。また、成虫で冬をこすものは、わざと温度の変わりにくい場所をえらびます。木の北がわや、くち木の中などです。春に虫が一気に増えたように見えるのは、生まれたからではなく、待っていたものが動き出したからです。
知っていると、なにがうれしいか 冬の公園が、何もない場所ではないと分かる。
きょうためせること 落ち葉を1か所そっとめくって、下に何かいるか見てみよう。見たあとは元にもどしてあげること。そこはだれかの冬の家です。木の北がわの、日の当たらないところもさがしてみて。
寒い日に息が白く見えるのはなぜ?
📖 まんがで見てみよう:冬の息は、どうして白い?
はーっ。息が白い! これって、けむり?
夏に同じことをしても、白くならない…なんで?
冷たいかがみに息をふきかけたら、くもって水のつぶがついた!
息の中の見えない水蒸気が冷やされて、小さな水のつぶになったから、白く見えたんだ!
どっちだと思う? 息そのものが白い色をしている / 水じょう気が冷えてつぶになっている
こたえを見る
息にふくまれている水じょう気が、外の冷たい空気で冷やされて、小さな水のつぶにもどるからです。白く見えているのは、水じょう気ではなく、目に見える大きさになった水のつぶです。
びっくり大事実! 寒いほど息は白くなる、と思いきや、そうでもない。マイナス25度くらいの冷凍倉庫の中では、息は白くならない。水のつぶになる前に、一瞬で細かすぎる氷になってしまうからだ。見えなくなったのは、何も起きていないからではなく、速すぎたから。
もっとくわしく
空気は、温かいほどたくさんの水じょう気をかかえていられます。体の中で温められた息は、水じょう気をたっぷり持っています。それが外に出たとたんに冷やされ、かかえきれなくなった分がつぶになります。雲ができるのも、やかんの湯気も、まったく同じしくみです。だから、暑い日には息は白くなりません。ところが、寒ければ寒いほど白くなる、というわけでもありません。マイナス25度くらいの冷凍倉庫の中では、息の中の水分は、水のつぶに育つ前に一瞬で細かい氷になってしまいます。つぶが小さすぎるので、目には見えません。
知っていると、なにがうれしいか 雲・湯気・白い息が、全部同じしくみだと分かる。
きょうためせること 寒い朝に、口を大きく開けて長くはいたときと、口をすぼめて強くはいたときで、白さがちがうか見くらべてみよう。川や池の水面から湯気が立っていたら、それもかなり冷えこんでいるしるしです。
🎓 中学校の入試にチャレンジ!
🎉 この話、本当に入試に出たよ!
成城学園中学校の2026年の入試で、水を熱してあわが出たあと、水面の高さがどうなるかを聞く問題が出ました。水が水蒸気になって出ていくので、水面は下がります。息の白さとは逆向きの変化です。 本物の問題(学校公式・PDF)
入試の形で、きみもやってみよう
寒い日に、口から出た息が白く見えました。白く見えているものは何ですか。
きょうは七五三。身長は、体のどこがのびている?
どっちだと思う? 骨の真ん中がのびる / 骨のはしの近くがのびる
こたえを見る
骨のはしのほうにある、やわらかい部分がのびています。ここでは骨のもとになる細ぼうが増え、それが固い骨に変わっていきます。この部分が働いている間だけ、背は高くなります。
びっくり大事実! いま背がのびている場所は、レントゲンにうつすと黒い線に見える。かたい骨は白くうつるのに、そこだけ黒い。そして大人になると、その線は消えてなくなる。つまり「まだのびるかどうか」は、写真の中にちゃんと写っている。
もっとくわしく
のびる場所は骨の真ん中ではなく、両はしの少し内がわです。ここを骨端線(こったんせん)といいます。レントゲンでは、かたい骨は白くうつりますが、この部分はやわらかい軟骨なのでうつらず、黒い線に見えます。大人になるとこの部分が固い骨に変わり、線は見えなくなります。これを「骨端線が閉じる」といい、身長の伸びが止まったことを意味します。閉じる時期には個人差が大きく、何歳とは決まっていません。七五三が3歳・5歳・7歳の節目なのは、昔、子どもが元気に育つことが今よりずっと難しかった時代に、無事に育ったことをよろこぶ行事として始まったからだといわれています。
👤 これを調べた人の話
子どもの体がどう育つかを調べるために、たくさんの子の身長と体重を長い年月にわたって記録し続けた人たちがいる。おかげで今、自分の育ち方が平らな線ではなく波であることが分かっている。
知っていると、なにがうれしいか 背がのびるというのが、体のどこで起きていることなのかが分かる。
きょうためせること 自分が生まれたときの身長を家の人に聞いて、いまの身長が何倍になったか計算してみよう。同じ日に、家の人の身長ものばしてもらって記録しておくと、来年くらべられます。
おふろの湯気と、たき火のけむりは同じもの?
どっちだと思う? どちらも同じ気体 / 湯気は水のつぶ、けむりは固体のつぶ
こたえを見る
ちがいます。湯気は、水じょう気が冷えてできた小さな水のつぶです。けむりは、燃えたあとに残る細かい炭やすすなどの固体のつぶです。同じ白でも、中身がまったくちがいます。
びっくり大事実! 白いモヤと湯の面のあいだには、何も見えないすきまがある。じつは、そこがいちばん水じょう気の濃いところ。白く見えているほうは、もう水のつぶにもどったあとだ。つまり「湯気が見えた」と言った時点で、それはもう気体ではない。いちばんたくさんあるものが、いちばん見えていない。
もっとくわしく
見分け方は、しばらく待つことです。湯気の水のつぶはやがて空気にとけて消えますが、けむりのつぶは固体なので消えずに広がり、においや汚れが残ります。だから火事のけむりは、へやの中にたまり続けます。東京消防庁の説明では、けむりが上にのぼる速さは毎秒3メートルから5メートルで、人が階段をのぼるよりずっと速いとされています。横に広がる速さは毎秒0.5メートルから1メートルほどです。上へ逃げようとすると追いつかれてしまうのは、この差のためです。そして、やかんの口のすぐそばに、白いものが見えない透明な部分があるのに気づいたら、そこが本当の水じょう気です。白く見え始めた所からが湯気です。
知っていると、なにがうれしいか 白いものを見て、水か燃えかすかを見分けられる。火事のけむりがなぜ危ないかも分かる。
きょうためせること あたたかいスープやおふろの湯気を、少しはなれたところから見てみよう。湯の面と白いモヤのあいだに、うっすらと「何も見えないところ」があるのが分かります。やかんの口は熱いので、近づかないこと。
月が昼間の空にも見えるのはなぜ?
どっちだと思う? 昼は月が空にいない / 昼も空にいて、見える日がある
こたえを見る
月は、昼も空にいるからです。太陽が明るすぎて見えない日もありますが、月が太陽から十分はなれた位置にあるときは、青空の中でも白く見えます。
びっくり大事実! 昼の空に浮かぶ白い月は、夜と同じ月。ただ、まわりが明るすぎて目立たないだけ。毎日そこにいるのに、半分の日はだれにも気づかれていない。気にしている様子もない。
もっとくわしく
月は毎日およそ50分ずつおそく出てきます。だから、見える時間帯も日ごとにずれます。半月のころは昼間に見つけやすく、満月のころは太陽と入れかわりの動きになるので、昼にはほとんど見えません。「月は夜のもの」というのは、思いこみのほうです。
知っていると、なにがうれしいか 昼に月を見つけて、家の人に教えられる。
きょうためせること よく晴れた日の午後、南の空を見上げて白い月をさがしてみよう。半月のころがいちばん見つけやすいです。
🎓 中学校の入試にチャレンジ!
この単元が、実際の入試で出た例
- 成城学園中学校(2026年2月3日 第2回・大問7・選択)
月の位置と見える形。明け方・夕方の月、夕方に南の空に見える月、オーストラリアから見た月の形 学校公式の問題(PDF) - 成城学園中学校(2025年2月3日 第2回・大問5・選択・語句)
2024年1月に月面に着陸した探査機SLIMの電気のつくり方と、月の石から見つかった鉱物(時事と理科の組み合わせ) 学校公式の問題(PDF)
ほんやくアプリは、どうやって別のことばにしている?
どっちだと思う? 人が文法の決まりを1つずつ書いている / 同じ意味の文の組をたくさん見て自動で学んでいる
こたえを見る
同じ意味の文を2つのことばで組にした、大量のデータから学んでいます。むかしは、人が文法の決まりと辞書を1つずつ書いて訳させていましたが、いまはその方法ではありません。ことばの意味を分かって訳しているわけでもありません。
びっくり大事実! ほんやくアプリの中には、いちど英語に直してから目的のことばにしているものがある。日本で作られたあるアプリは、そこをわざと通さず、日本語から直接ほかの30のことばへ訳す。間に1つはさむだけで、言いたいことは少しずつずれていくからだ。伝言ゲームで起きることが、機械の中でも同じように起きる。
もっとくわしく
学習に使うのは対訳とよばれるデータで、同じ意味の文が2つのことばでならんだものです。だから、対訳がたくさん集まっていることばほど上手に訳せて、資料の少ないことばは苦手になります。また、前後の話が分からないと、同じ単語でも訳し方をまちがえます。「かける」が電話なのか、いすなのか、かけ算なのか、文だけでは決められないことがあるのと同じです。訳した文をそのまま信じずに、意味が通るか自分で読み直すのが正しい使い方です。
知っていると、なにがうれしいか ほんやく結果をそのまま信じない理由が説明できる。
きょうためせること 日本語を英語にほんやくして、その英語をもう一度日本語にもどしてみよう。どこがずれたかを見ると、間に1つはさむとどうなるかが、そのまま分かります。
温泉のお湯は、だれもわかしていないのに、なぜ熱い?
どっちだと思う? 地下水がこすれて熱くなる / 地下そのものが熱い
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地下が熱いからです。地面の下は深くなるほど温度が上がり、火山の近くではとくに高くなります。しみこんだ雨水がその熱であたためられ、地表へもどってきたものが温泉です。
びっくり大事実! 温泉は、つめたくても温泉になれる。決められた成分が入っていれば、25度より冷たい水も、法律の上ではれっきとした温泉。そういうお湯は、わかしてから湯ぶねに入れる。「わかした温泉」という、字だけ見ると変な言葉が、ちゃんと成り立っている。
もっとくわしく
日本に温泉が多いのは、プレートがぶつかる場所にあって火山が多いからです。ただし、火山がない所にも温泉はあります。深く掘れば地下の熱でお湯になるためです。温泉に色やにおいがあるのは、地下を通る間に岩の成分がとけこむからで、どんな岩の中を通ってきたかが、そのままお湯の性質になります。なお、法律の上での温泉は「あたたかいお湯」だけを指すのではありません。地中からわき出た水などで、わき出たときの温度が25度以上あれば温泉です。そのうえ、25度より冷たくても、決められた成分が決まった量以上入っていれば、それも温泉になります。
知っていると、なにがうれしいか 温泉の色やにおいのちがいに、理由があると分かる。
きょうためせること 次に温泉に行ったら、浴室の入口にある表示を見てみよう。とけている成分と、わき出たときの温度が必ず書いてあります。25度に近い数字が書いてあることもあります。
わたり鳥がV字にならんで飛ぶのはなぜ?
どっちだと思う? 見はりをしやすい形だから / 後ろの鳥が楽に飛べるから
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前の鳥のはねが作った空気の流れを利用して、後ろの鳥が楽に飛べるからです。まっすぐ真後ろではなく、少し横にずれた位置がいちばん楽になります。だから列がななめになります。
びっくり大事実! 先頭はいちばん大変な場所で、後ろは楽をできる場所。だから鳥たちは交代する。ある研究では、1羽ずつが、楽な後ろにいる時間と大変な先頭にいる時間を、きちんとつり合わせていた。ずっと後ろにいるだけの鳥は、1羽もいなかった。
もっとくわしく
鳥がはばたくと、つばさの後ろにうずを巻いた風が残ります。そのうずの外がわは上向きの流れになるので、少し横にずれた位置に入ると、強くはばたかなくても浮く力が得られます。まっすぐ真後ろは下向きの流れになるので、かえって損です。だから列がななめになり、下から見るとV字に見えます。ただし、この位置に入るにはとても正確なならび方が必要で、飛びながらそんなことができるとは長いあいだ考えられていませんでした。背中に記録装置をつけてはかった研究で、鳥がはばたくタイミングまで合わせていることが確かめられました。
知っていると、なにがうれしいか 群れの形に理由があると分かって、空を見るのが楽しくなる。
きょうためせること 空を見て、鳥の群れがどんなならび方をしているか見てみよう。V字になるものと、ばらばらに飛ぶものがいることに気づけます。
寒いと体がふるえるのはなぜ?
どっちだと思う? 寒さで体がこわばっているだけ / 筋肉を動かして熱を作っている
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体が自分で熱を作っているからです。筋肉をこまかく動かすと熱が出ます。ふるえは、その熱を出すために、体が勝手に筋肉を動かしている状態です。
びっくり大事実! ふるえているとき、体の中では、曲げる筋肉とのばす筋肉が同時に力を出している。両方が引っぱり合うので、体はほとんど動かない。だから使ったエネルギーが、外の仕事に使われずに、まるごと熱になる。ふるえとは、わざと「どこにも進まない運動」をして、熱だけを取り出しているということだ。
もっとくわしく
人の体は、外がどんなに寒くても中の温度をほぼ一定にたもとうとします。まず血管をせまくして熱がにげるのをふせぎ、それでも足りないとふるえで熱を作ります。このときの熱の量は、じっとしているときの2倍から3倍にもなります。ただし、体がゆれることで熱もにげやすくなるため、作った熱のうち体に残るのは半分ほどだと言われています。ふるえが止まらないほど寒いときは、体が限界に近いという合図なので、すぐ暖かい所に入ってください。
知っていると、なにがうれしいか ふるえが体の守りだと分かって、早めに暖を取れる。
きょうためせること 寒い日に外へ出る前と、5分歩いたあとで、手のあたたかさを自分でくらべてみよう。動かすと熱が出ることが、体で分かります。
みかんの白いすじは、何のためにある?
どっちだと思う? 実を丈夫にするための繊維 / 水と養分を運んでいた管
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実に水と養分を運ぶための通り道です。植物のからだの言葉では「維管束(いかんそく)」とよばれる管の束で、木から実へ、実の中のひと粒ひと粒へ、必要なものを届けていました。役目を終えたあとも、そのまま残っています。
びっくり大事実! みかんの白いすじは、木からここまで水を運んできた配管の終点。木の根から出発した水は、この細い道を通ってひと粒ずつに配られた。食べる前に、荷物はもう届き終わっている。
もっとくわしく
人の体でいえば血管にあたるはたらきです。みかんの実はヘタで木とつながっていて、水や養分はヘタを通り、房の数だけある通り道に分かれて届けられます。だから、ヘタを取って裏を見たときのぶつぶつの数と、房の数は同じになります(農林水産省の説明)。皮の内側の白いふわふわした部分は「アルベド」とよばれ、筋とまとめてアルベドと紹介されることもあります。農林水産省は、白い筋に食物繊維とヘスペリジン(ビタミンPともよばれる成分)が多くふくまれると説明しています。すじは食べられますが、取るか取らないかは好みの問題で、どちらが正しいというものではありません。
知っていると、なにがうれしいか 植物の水の通り道を、目で見て確かめられる。
きょうためせること 食べる前に、ヘタを取って裏のぶつぶつを数え、「房はいくつ?」と予想しよう。皮をむいて房を数えると、数が合っているはずです。むいたら、白い筋がヘタのほうからどの房へのびているかを、指でたどってみよう。1本の道としてつながっています。
きょうは勤労感謝の日。お米は、植物のどこを食べている?
どっちだと思う? くきの部分を食べている / たねの部分を食べている
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たねの部分です。芽が出て育つための養分がつめこまれている場所を、人が食べています。パンの小麦も、とうもろこしも同じで、たねを食べています。
びっくり大事実! ごはん茶わん1ぱいは、お米およそ3250粒。稲でいうと2株ぶん。穂にすると46本ぶん。田んぼの一角が、まるごと茶わんに入っている。
もっとくわしく
たねには、芽が土から顔を出して自分で光合成を始めるまでの間の食料が入っています。人はそこを横取りしている形です。白米は、そのたねから外側の皮と芽の部分を取りのぞいたもので、玄米はそれが残っています。農林水産省によると、茶碗1ぱい(中盛り)のごはんは約150グラムで、炊く前のお米は約65グラム、粒の数はおよそ3,250粒です。稲1株には穂が約22本つき、1本の穂には籾が約70粒つくので、茶碗1ぱいは稲およそ2株ぶんになります。勤労感謝の日はもともと、その年に取れたものに感謝する日として続いてきた行事とつながっています。
👤 これを調べた人の話
寒い土地でお米が育つようになったのは、寒さに強い品種を長い年月かけて選び続けた人たちがいたから。1年に1回しか試せない研究を、何十年も続けた成果が、いまの一ぱいになっている。
知っていると、なにがうれしいか 毎日食べているものが植物のどこかを、言えるようになる。
きょうためせること ごはんつぶを1つぶ、指でつぶさずによく見てみよう。少しへこんでいる部分が、芽が出るはずだった場所です。
「初雪」は、だれがどうやって決めている?
どっちだと思う? その町のどこかに降れば記録になる / 気象台のある場所に降らないと記録にならない
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各地の気象台が、その冬はじめて降った雪を記録して発表します。ただし、いまは多くの気象台で、人が目で見るのではなく、装置が自動で雨・みぞれ・雪を見分けています。
びっくり大事実! 「初雪」は、その町に雪が降った日ではなく、気象台のあるその一点に雪が降った日。だから同じ市の中で「降ったのに初雪じゃない」が起きる。記録という言葉は、いつも「どこではかったか」とセットになっている。
もっとくわしく
昔は職員が目で見て記録していました。2020年2月から、多くの気象台で自動の判別に切りかわりました。目で見た記録と装置の記録では結果がそろわないため、それまでの「いちばん早い記録」「いちばん遅い記録」の順位は、そこでいったん区切られています。古い記録と新しい記録を、そのまま並べて比べることはできません。また、記録は気象台のあるその場所での話です。だから同じ市の中でも「うちは降ったのに、ニュースでは初雪と言わない」ということが起きます。
👤 これを調べた人の話
雪が降ったかどうかを、毎年おなじ場所で書きとめつづけた人たちがいる。いまは装置がその役目をついでいるが、比べられる記録が残っているのは、書きとめつづけた人がいたからだ。
知っていると、なにがうれしいか ニュースの「初雪」が、どこの、どんな記録なのかが分かる。
きょうためせること きょうのニュースで見た天気の数字を1つえらんで、それがどこではかられたものかを調べてみよう。
雪の結しょうが六角形なのはなぜ?
どっちだと思う? 風で角がけずられて六角形になる / 水のつぶのならび方がもともと六角形
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水のつぶが氷になるとき、決まった角度でならぶからです。そのならび方が六角形なので、大きくなっても六角形のまま育ちます。
びっくり大事実! 世界ではじめての人工の雪は、うさぎの毛の先っぽにできた。ビーカーのお湯の湯気を冷やして、毛先に六角形を育てたんだって。「雪は空から送られた手紙」と言ったのはこの人。空の手紙を読むために、まず自分で1枚書いてみた人だ。
もっとくわしく
同じ六角形でも、形は一つとして同じになりません。空から落ちてくる間に通った場所の温度としめり具合で、板のようになったり、はりのようになったり、枝分かれしたりするからです。つまり結しょうの形を見ると、その雪がどんな空を通ってきたかが分かります。雪は、空の記録を持って落ちてくる手紙のようなものです。
👤 これを調べた人の話
世界ではじめて人工の雪を作ったのは、日本の中谷宇吉郎という人。1936年3月12日、北海道の大学のとても寒い実験室でのことだった。ビーカーのお湯から立ちのぼる湯気を冷やして、上からつるした「うさぎの毛」の先に、小さな六角形を育てることに成功した。温度としめり具合を変えると形が変わることも、このときに分かった。
知っていると、なにがうれしいか 雪を見て、その日の空の様子まで想像できる。
きょうためせること 雪が降ったら、黒っぽい布や紙を外で冷やしてから雪を受けて、虫めがねで見てみよう。手のひらで受けるとすぐとけてしまう。うさぎの毛の先に雪を育てた人がいる、と思うと、1つぶが少しちがって見えるかも。
🎓 中学校の入試にチャレンジ!
🎉 この話、本当に入試に出たよ!
成城学園中学校の2025年の入試で、水を入れたペットボトルを冷とう庫に入れると、ふくらんでしまう理由を選ぶ問題が出ました。答えは「水は氷になると体積が大きくなるから」。 本物の問題(学校公式・PDF)
入試の形で、きみもやってみよう
水がこおって氷になると、体積はどうなりますか。
冬になると、のどが痛くなりやすいのはなぜ?
どっちだと思う? 寒さでのどが縮んでいる / かわいて異物を運び出せなくなる
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空気がかわくと、のどの表面をまもっているうすい水の膜がへってしまうからです。この膜には、入ってきたごみやウイルスを外へ運び出すはたらきがあります。かわくと、その運び出しがうまくいかなくなります。
びっくり大事実! のどの内がわには、1ミリの1000分の1という細さの毛がびっしり生えていて、1分間に1000回をこえる速さで波打っている。その波が、つかまえたごみを1分間に5ミリから1センチずつ、口のほうへ送り出している。いま息をしているあいだにも、のどの中では大玉送りがずっと続いている。
もっとくわしく
のどや鼻の表面には、線毛(せんもう)とよばれる細い毛がびっしり生えています。太さは1ミリの1000分の1ほどです。この毛が波打って、表面の粘液をゆっくり口のほうへ動かしています。吸いこんだごみやウイルスは、まず粘液につかまり、粘液ごと運び出されます。運ばれる速さは1分間に5ミリから1センチくらい。口までもどってきたものは、たんとして出されるか、飲みこまれて胃で消化されます。空気がかわくと粘液がへってねばくなり、このコンベアが動きにくくなります。冬に加湿や水分をとることが大事だと言われるのは、この運び出しを動かし続けるためです。
知っていると、なにがうれしいか 加湿がなぜ効くのかを、しくみから説明できる。
🏅 この話につながるノーベル賞
1987年 生理学・医学賞(利根川進さん) →
2025年 生理学・医学賞(坂口志文さん) →
きょうためせること 部屋の湿度計を見てみよう。なければ、コップに水を入れて置いた日と置かない日で、朝ののどの感じがちがうか、くらべてみて。
年賀状の郵便番号は、どうやって読み取られている?
どっちだと思う? 人がすべて目で読んでいる / 機械が形を読み取り、読めない分だけ人が見る
こたえを見る
機械が数字の形を光で読み取り、あらかじめ知っている形とくらべて判断しています。読み取っているのは郵便番号だけではありません。あて名の住所もいっしょに読み取っています。
びっくり大事実! あなたが出したはがきには、目に見えないバーコードが印刷されている。住所ぜんたいを表す線が、透明なインクで刷られているのだ。しかも機械は、あて先で分けるだけでなく、配達する人が回る順番にまで並べてくれている。はがきは、自分がどこへ行くかを、見えない文字で持ち歩いている。
もっとくわしく
読み取ったあと、郵便局の機械は、住所ぜんたいを表すバーコードを、透明なインクではがきに印刷します。そのあとの仕分けは、そのバーコードを読んで進みます。配達する側の郵便局では、そのバーコードを読んで、配達する人が回る順番に並べるところまで機械がやります。それでも、数字がわくからはみ出したり、重なったりすると読めません。読めなかったものは、人の目で確認する工程に回されます。わくの中に数字を入れるという小さな決まりが、全体の速さを支えています。ちなみに、手書きの文字を読む機械は1967年に日本で世界ではじめて作られました。いま写真の中の文字を読み取るのに使われている技術は、その流れをくんでいます。
知っていると、なにがうれしいか わくの中に書くことに意味があると分かる。はがきの見えない仕事も知れる。
きょうためせること 家にとどいたはがきの下のほうを、明るいところでよく見てみよう。何も見えなければ、それは透明なインクで印刷されているからです。
冬の星空が明るくにぎやかに見えるのはなぜ?
どっちだと思う? 冬は星が近づいてくる / 夜に向いている方向に明るい星が多い
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冬の夜に見える方向に、明るい星が多く集まっているからです。あわせて、冬はかわいた空気におおわれるので、遠くまで見通しがよくなります。見通しがよいことと、星がまたたかないことは別の話で、冬は上空の風が強いぶん、星はよくまたたきます。
びっくり大事実! 季節で星空が変わるのは、星が動いたからではなく、地球が引っこししたから。1年で1周する引っこしを、生まれてからずっと続けている。荷物はそのままでよい。しかも冬の星は、よく見えるのにいちばんチカチカする。
もっとくわしく
地球は太陽のまわりを回っているので、季節によって夜に向いている方向が変わります。冬の夜に向いている側には、オリオン座をはじめとする明るい星が集まっています。反対に夏の夜側には、天の川の中心方向が来ます。同じ空でも、季節ごとに見える景色がちがうのは、地球が場所を変えているからです。冬の空気はかわいていて、水蒸気やほこりが少ないので、光がじゃまされずにとどきます。いっぽう上空の風は冬のほうが強いので、11月10日にやった「またたき」は冬のほうがはげしくなります。よく見えることと、じっとして見えることは、べつのことです。
知っていると、なにがうれしいか 季節で星座が変わる理由を、地球の動きから説明できる。
きょうためせること 晴れた夜、南の空にならんだ3つの星をさがしてみよう。見つけたら、その両側にある明るい星まで目で線を引いてみて。
🎓 中学校の入試にチャレンジ!
🎉 この話、本当に入試に出たよ!
成城学園中学校の2025年の入試で、夜の空のスケッチから星座を選び、6時間たっても動かない星(北極星)を答える問題が出ました。 本物の問題(学校公式・PDF)
落ち葉は、そのあとどこへ行く?
どっちだと思う? かわいて風で飛んでいく / 土の中の生き物が分解している
こたえを見る
土の中の生き物に分解されて、土の一部になります。ミミズやダンゴムシが細かくし、さらに目に見えない菌やび生物が分解して、木がまた使える養分にもどします。
びっくり大事実! 足もとの土、たった1メートル四方の中に、トビムシという小さな生き物だけで数万びきいることがある。しかも最近の研究で、その多くは落ち葉を食べていなかったと分かった。ずっとそう思われていたのに、である。足の下のことは、まだ分かりきっていない。
もっとくわしく
だから森では、だれも落ち葉をかたづけていないのに、何十年たっても落ち葉で埋まりません。木が葉を落とし、生き物が分解し、その養分でまた葉ができます。この輪が切れると、土はやせていきます。土の中の生き物の数はとても多く、トビムシという小さな生き物だけで、森の土には1平方メートルあたり数万びきいることも多いとされています。ただし、だれが何を食べているのかは、まだ調べ直されている最中です。2021年に発表された研究では、そのトビムシの多くの種が、落ち葉よりも新しくできたものを主に食べていることが分かりました。土の中の生き物が、みんな落ち葉を分解しているわけではなさそうだ、ということです。
知っていると、なにがうれしいか 落ち葉が消える理由が分かる。そして、まだ分かっていないことがあると知れる。
きょうためせること 公園の落ち葉を1枚めくって、下のほうの黒っぽくなった葉をさがしてみよう。上の新しい葉との差が、分解のとちゅうの姿です。見たあとは元にもどしてあげること。
セロハンテープは、どうしてくっつく?
どっちだと思う? かわいて固まってくっつく / やわらかいのりがでこぼこに入りこむ
こたえを見る
のりが液体と固体の中間のようなやわらかさで、相手の表面の細かいでこぼこに入りこむからです。入りこんだあと、はなれにくくなります。かわいて固まっているわけではありません。
びっくり大事実! テープののりは、いつまでも固まらないまま働き続けている。かたまったら、その瞬間に役目が終わる。ずっと中途はんぱでいることが、この仕事の正解。
もっとくわしく
だから、ざらざらした紙にはよくつき、つるつるした面やほこりのついた面ではつきにくくなります。強く押しつけるとよくつくのは、のりがでこぼこの奥まで入る時間をあげているからです。逆に、ゆっくりはがすと切れずにはがれ、素早く引くとちぎれやすいのも、このやわらかさのせいです。
知っていると、なにがうれしいか つきにくい場所の理由が分かって、貼り直しがへる。
きょうためせること 同じテープを、ざらざらした紙、つるつるした下じき、ほこりのついた面の3か所につけて、はがれやすさをくらべてみよう。
🃏 かがくカード図鑑
問いの下にある2択に答えると、その日のカードが1枚手に入ります。当たっても外れても手に入ります。カードの絵は、その日の問いの図です。集めると、下の棚が埋まっていきます。
カード図鑑は、この端末に記録がたまると表示されます。
カードが3枚たまると、集めたカードで遊べます。問いと「びっくり大事実」を合わせる神経衰弱です。めくった2枚が同じ日のものならそろいます。遊ぶたびに出る組み合わせが変わるので、何度でも遊べます。
記録はお使いの端末の中だけに保存されます。会員登録もメールアドレスもいりません。こちらから見ることはできません。連続でなくてかまいません。1日休んでも、次の日に1枚増やせば、それで進んでいます。
1年生から6年生まで、同じ問いを読みます
低学年向けに内容をうすくすることは、していません。「へえ」で終わる話は、高学年には物足りないからです。そのかわり、読み方を2段にしてあります。
- こたえは、1年生でも読める言葉で書いています。ここだけ読めば、その日の答えは分かります。
- もっとくわしくは、高学年が読んでも手ごたえのある深さにしてあります。中学受験の理科につながる話も入っています。
漢字が読みにくいときは、画面の左下にある「ふりがな」ボタンを押してください。ページ全体の漢字にふりがなが付きます。一度押せば、次に開いたときも付いたままです。
だから、1年生の弟と6年生の姉が、同じ問いで言い合いになるということが起きます。それがこのコーナーのねらいです。
このコーナーの決めごと
- 1日1問だけ。まとめて読む必要はありません。1問2分で終わる長さにしてあります。あしたの問いは、きょうの分の下に予告として出ています。
- やらなくてもいい。「きょうためせること」は宿題ではありません。読むだけでも十分です。
- 危ないことは書きません。火、刃物、薬品を使うものは載せません。見るだけ、さわるだけでできることに限っています。
- 連続が切れても、レベルは下がりません。1日休んでも、次の日にまた1つ読めば、それで進んでいます。
読んだ記録は、この端末にたまります
「読んだ」を押すと、スタンプが1つたまります。会員登録もメールアドレスも要りません。記録はお使いの端末の中に保存され、こちらから見ることはできません。
7日で「かがくみならい」、30日で「かがくはかせ見習い」、100日で「かがくはかせ」になります。連続でなくてかまいません。数えているのは合計の日数だけです。
かがくが好きになった子に、次に渡すもの
問いを読んで「もっと知りたい」となったとき、いちばん確実な次にやることは本です。ただし、図鑑が好きな子がそのまま科学の読み物に移ることは、あまり多くありません。図鑑は調べるための本で、順番に読むようにはできていないからです。あいだをつなぐ本があります。ほんだなコンパスのかがくがすきになる本に、どういう子に合うかまで書いて7冊並べました。理科がきらいな子には、計算も暗記も出てこない本を渡すのが確実です。
こんなコンテンツもあります──しんぶん・ことば・ドリル
このコーナーは、単独では続きません。ほかのものとセットにすると続きます。
- 週刊小学生しんぶんの最新号を開くと、ページの下にその日のかがくの問いが出ます。しんぶんを読んだあとの2分に使えます。
- 無料プリントをやったあと、印刷ページの下からこのコーナーに来られます。手を動かしたあとに、読むものが1つあると気持ちが切りかわります。
- ことば大辞典とスタンプの器が同じです。かがくを読んでも、しんぶんを読んでも、同じスタンプがたまります。どれか1つやれば、その日は1個です。
問いの中には、お月見や台風、IT・AIのページにつながるものがあります。もっと知りたくなったら、そのままつづきを読めます。秋ならハロウィンのかがくもあります。10月5日からはノーベル賞の発表です。受賞した研究が、毎日のくらしのどこにあるかを説明しています。おばけやしきが暗い理由と、こわいときに体が先に動く話です。
各問の科学的な内容は、気象庁、国立天文台、国土地理院、文部科学省などの公的機関が公表している資料と、小学校学習指導要領にもとづいて確認したうえで、小学生向けに書き直しています。裏取りができなかった問いは掲載していません。制作 スクールコンパス編集部
❓ 理科の「なぜ?」に答えるページ(11本)
子どもに聞かれて答えにつまる「なぜ?」を、図と実験つきで1つずつ答えています。
❓ うるう秒って、なに? どうしてやめるの?(2026年10月のニュース)❓ 空は、なぜ青いの?❓ 海の水は、なぜしょっぱいの?❓ 台風は、どうやってできるの?❓ 太陽は、あと何年もえ続けるの?❓ 化石は、どうやってできるの?❓ セミは、土の中で何年すごすの?❓ ホタルは、なぜ光るの?❓ くしゃみは、なぜ出るの?❓ はな血は、なぜ出るの?❓ あくびは、なぜうつるの?理科のなぜ、よく調べられていること
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夏の空は、なぜあんなに青いの?で、太陽の光と空気の関係から答えています。
月の満ち欠けは、なぜ起きるの?
月の形は、なぜ毎日変わるの?に。昼間に月が見える理由は月が昼間の空にも見えるのはなぜ?で。
星座は、だれが決めたの?
星座は、だれが決めたの?に。冬の星については冬の星が、とくによく見えるのはなぜ?。
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家でできる理科の実験は?
各回に「家でためせること」をつけています。もっと時間をかけるなら自由研究のテーマ51選から選べます。
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