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ダンゴムシの迷路実験|やり方・まとめ方かんぺきガイド
☀️ 1日で終わる 🎒 小2〜小4
用意するもの
- ダンゴムシ 3〜5匹
- 段ボールや厚紙
- はさみ・テープ
- 記録用紙
すすめ方
- 厚紙でT字路が続く迷路を作る(通路の幅は1.5cmほど)
- ダンゴムシを入口に置き、各分かれ道でどちらに曲がったか記録
- 1匹につき3回ずつ、複数匹で試す
- 「右→左→右…」の交互パターンになった回数を集計
つまずきポイントと成功のコツ
- 迷路の道はばが広すぎると曲がり方が観察できない ── ダンゴムシの体の2倍くらい(1cm強)のはばで作る
- 乾燥するとすぐ弱ってしまう ── 観察は1匹10分まで、霧吹きでしめらせた土を用意して休ませる
- 同じ1匹だけだと偶然か分からない ── 5匹以上で同じ迷路を試して回数を記録する
観察・記録シート(この4つをメモ)
- T字路で右に曲がったか左に曲がったか(矢印で記録)
- 「右→左→右」のように交互に曲がった回数の割合
- 歩く速さや立ち止まった場所
- 観察後、逃がした場所(元の場所にもどす)
なぜそうなるの?(しくみ)
ダンゴムシには、かべにぶつかって曲がった方向と反対へ次は曲がる「交替性転向反応」という習性があります。ジグザグに進むことで、敵から早くまっすぐ遠ざかれると考えられています。
まとめ方のコツ(模造紙・新聞)
迷路の写真+進んだルートを矢印で記録した図+交互に曲がった割合(%)。実験後はダンゴムシを元の場所に返したことも書きましょう。
構成にまよったら:①きっかけ → ②予想 → ③やり方 → ④結果(表・写真)→ ⑤わかったこと → ⑥感想・次にやりたいことの6ブロックが鉄板です。
しくみを深掘り(もう一歩くわしく)
ダンゴムシが右・左・右…と交互に曲がる性質は「交替性転向反応」と呼ばれます。敵から逃げるとき、同じ方向に曲がり続けるとぐるぐる回って元の場所にもどってしまいますが、交互に曲がれば結果的にまっすぐ遠くへ逃げられる、と考えられています。ちなみにダンゴムシは昆虫ではなく、エビやカニに近い甲殻類のなかま。えら呼吸のなごりがあるため乾燥に弱く、しめった石の下を好むのもそのためです。
発展:くらべる実験のアイデア
- よく似たワラジムシ(丸まらないなかま)でも同じ迷路を試して、曲がり方のくせを比べる
- 迷路の材質を紙・土・プラスチックと変えて、歩きやすさで行動が変わるかを見る
よくある質問
Q. ダンゴムシはどこで見つかりますか?
植木鉢や石の下、落ち葉のたまった場所など、しめって暗い場所にいます。観察が終わったら必ず同じ場所ににがしてあげましょう。
Q. 何匹くらいで実験すればいいですか?
1匹だと偶然の可能性があるので、5〜10匹で試して「何匹中何匹が交互に曲がったか」を割合で示すと説得力が出ます。
学年別アレンジ
- 1・2年生:T字路1回だけの迷路で「どっちに曲がるか」を10回数える
- 3・4年生:曲がり角3つの迷路で交互に曲がる性質(交替性転向反応)を確かめる
- 5・6年生:曲がり角の間の距離を変えると交互ルールが崩れるかを調べ、敵から逃げるための本能という説と結びつけて考察する
レポートの書き出し例
「石をどかしたら出てきたダンゴムシが、決まった曲がり方をするという話を聞いて、本当か確かめたくなりました。」など、確かめたい説から書き出すのがおすすめです。 書き上げはレポートメーカーを使うと、①きっかけ〜⑥感想の6ブロックをうめるだけで完成します。
まとめの記入例(表と結論文のお手本)
結果の表:縦に「1匹目〜10匹目」、横に「1つ目の角・2つ目の角・3つ目の角」で曲がった向きを矢印で記入し、最後に交互率(%)を計算します。
結論文のお手本:「10匹中8匹が右→左→右と交互に曲がった。交替性転向反応は本当にあり、まっすぐ遠くへ逃げるのに役立つという説と一致する結果になった。」このように「結果+理由の考え」をセットで書くのが高評価のコツです。