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スケルトンたまご(殻がとける実験)|やり方・まとめ方かんぺきガイド
📅 2〜3日 🎒 小3〜小6
用意するもの
- 生たまご 1個
- 酢(卵がかぶる量)
- 透明な容器(フタは軽くのせる程度)
すすめ方
- 容器に卵を入れ、酢をひたひたに注ぐ
- すぐに表面につく泡を観察・記録
- 1日ごとに酢を取り替え、殻のようすを記録
- 2〜3日後、水でやさしく洗って観察。さわった感触・大きさの変化も記録
つまずきポイントと成功のコツ
- 酢の量が少ないと殻がとけきらない ── たまご全体がしっかりつかる量を入れ、途中で新しい酢に交換する
- 2〜3日で膜がやぶれやすい状態になる ── 取り出すときはスプーンでそっと
- 完成後も生たまごであることに変わりはない ── 絶対に食べない・さわったら手を洗う
観察・記録シート(この4つをメモ)
- つけた直後の泡のようす(殻の炭酸カルシウムがとけている証拠)
- 1日ごとの殻の残り具合と大きさの変化
- 完成後の大きさ(実験前より大きくなる)とさわった感触
- 光にすかしたときの見え方
なぜそうなるの?(しくみ)
卵の殻の主成分は炭酸カルシウム。酢の酸と反応して二酸化炭素の泡を出しながらとけていきます。殻の内側にあるうすい膜(卵殻膜)は酸にとけないので、膜だけに包まれたぷよぷよ卵が残ります。少し大きくなるのは、浸透圧で水分が中に入るためです。
まとめ方のコツ(模造紙・新聞)
毎日の写真+泡の正体(二酸化炭素)の説明+「元の卵より大きくなった理由」の考察、の3点セットで。
構成にまよったら:①きっかけ → ②予想 → ③やり方 → ④結果(表・写真)→ ⑤わかったこと → ⑥感想・次にやりたいことの6ブロックが鉄板です。
しくみを深掘り(もう一歩くわしく)
たまごの殻の主成分は炭酸カルシウムで、酢の中の酢酸と反応して二酸化炭素の泡を出しながらとけていきます。貝がらやチョークが酢でとけるのも同じ反応です。殻がとけたあとに残るのは「卵殻膜」といううすい膜で、水は通すのに大きな成分は通しにくい性質があります。たまごが実験前より大きくなるのは、酢の水分がこの膜を通って中に入りこむ「浸透」が起きるからで、理科の教科書に出てくる浸透圧を目で見られる貴重な実験です。
発展:くらべる実験のアイデア
- 完成したスケルトンたまごを「水」と「濃い砂糖水」につけ分けて、ふくらむ・しぼむの変化を比べる(浸透の追加実験)
- うずらのたまごで同じ実験をして、とけきるまでの日数を比べる
よくある質問
Q. 酢は何を使えばいいですか?
ふつうの穀物酢で十分です。途中で泡が出なくなったら新しい酢に交換すると早くとけます。
Q. 完成したたまごはどのくらいもちますか?
生ものなので2〜3日が限度です。観察と撮影が終わったら、袋に包んで処分し、手をよく洗ってください。
学年別アレンジ
- 1・2年生:毎日の見た目の変化を絵日記形式で記録
- 3・4年生:大きさを毎日測り、酢を交換した日をメモして変化の表を作る
- 5・6年生:殻がとける化学反応(炭酸カルシウム+酢酸)と、たまごが大きくなる浸透圧のしくみまで調べてまとめる
レポートの書き出し例
「殻のないたまごが作れるという動画を見て、本当にできるのか自分の目で確かめることにしました。」のように、情報の確認という目的で書き出すのも立派な研究動機です。 書き上げはレポートメーカーを使うと、①きっかけ〜⑥感想の6ブロックをうめるだけで完成します。
まとめの記入例(表と結論文のお手本)
結果の表:縦に日付、横に「泡のようす・殻の残り具合・大きさ(cm)」の変化表にし、完成後の水・砂糖水実験は別の表に分けます。
結論文のお手本:「3日で殻が全部とけ、たまごは一回り大きくなった。殻の炭酸カルシウムが酢にとけ、そのあと水分が膜を通って中に入る浸透が起きたからだ。」このように「結果+理由の考え」をセットで書くのが高評価のコツです。