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種の発芽の条件しらべ|やり方・まとめ方かんぺきガイド
☀️ 1週間 🎒 小4〜小6
用意するもの
- インゲンマメまたはダイズの種 25粒ほど
- 透明なプラスチックカップ 5個
- 脱脂綿またはキッチンペーパー
- 水
- アルミホイル
- 油性ペン
- 定規
- 冷蔵庫の一角
すすめ方
- カップ5個に脱脂綿を敷き、種を5粒ずつ置く
- カップA(すべてそろう条件):脱脂綿がしめる程度に水を入れ、室内の明るい場所に置く
- カップB(水なし):水を入れず、そのまま室内の明るい場所に置く
- カップC(空気なし):種が完全にしずむまで水を入れ、室内の明るい場所に置く
- カップD(低温):Aと同じ水の量にして、冷蔵庫に入れる
- カップE(光なし):Aと同じ水の量にして、アルミホイルで完全に包み室内に置く
- 毎日決まった時間に、芽が出た数と芽の長さを記録する(Eは記録のときだけ開けてすぐ包み直す)
つまずきポイントと成功のコツ
- 条件を2つ同時に変えてしまう ── 比べたい条件以外はすべて同じにするのが対照実験の鉄則
- カップCの水が少なくて空気にふれてしまう ── 種が完全に水にしずむまで入れる
- Eのアルミホイルにすき間がある ── 光がもれると結果が変わる。すきまなく包む
観察・記録シート(この4つをメモ)
- 条件ごとの、芽が出た日と芽が出た数(5粒中何粒か)
- 毎日の芽の長さ(mm)
- 子葉の色(緑か黄色か)── これがEの結果を語るカギになる
- カップの中のにおいや水のにごり(とくにC)
しくみを深掘り(もう一歩くわしく)
発芽に必要なのは、水・空気(酸素)・適した温度の3つです。種の中には発芽のためのでんぷんがたくわえられていますが、それを使うには水でやわらかくし、酸素を使って分解しなければなりません。だから水がないカップBも、酸素が届かないカップCも芽が出ません。冷蔵庫のカップDは、化学変化の速さが低温で大きく落ちるため発芽しません。ここで多くの人が意外に思うのが、光を完全にさえぎったカップEでも芽は出るということです。発芽そのものに光はいらず、必要なのは芽が出たあとです。光がないと葉が緑にならず、白っぽいまま細長くひょろひょろと伸びます。これは光合成ができず、種の栄養を使い切ってやがて枯れるからです。つまり「発芽に光は不要、成長には必要」という区別がこの実験の結論になります。
発展:くらべる実験のアイデア
- 発芽したあとのAとEを続けて2週間育て、葉の色と草丈のちがいをグラフにする(成長には光が必要なことの証明)
- インゲンマメとダイズとイネで同じ実験を行い、種類によって発芽に必要な温度がちがうかを調べる
よくある質問
Q. 光を当てないカップでも芽が出ました。失敗ですか?
失敗ではなく、それが正しい結果です。発芽そのものに光は必要ありません。ただし芽が出たあとに光がないと、葉が緑にならず白っぽいまま細長く伸びます。この続きを観察すると、さらに深い研究になります。
Q. 何日たっても芽が出ません。
古い種は発芽率が下がります。新しい種を使い、水は「しめる程度」を保ってください。室温が20〜25度あるかも確認しましょう。
なぜそうなるの?(しくみ)
種が発芽するには、水・空気(酸素)・適した温度の3つが必要です。光は発芽には必要なく、芽が出たあとの成長で必要になります。
まとめ方のコツ(模造紙・新聞)
5つのカップを横一列にならべた写真を、1日目・3日目・7日目の3回分ならべると変化が一目で伝わります。「条件を1つだけ変えた」ことを図で示すと評価が上がります。
構成にまよったら:①きっかけ → ②予想 → ③やり方 → ④結果(表・写真)→ ⑤わかったこと → ⑥感想・次にやりたいことの6ブロックが鉄板です。
学年別アレンジ
- 4年生:水あり・水なしの2条件で、芽が出るかどうかを比べる
- 5年生:5条件すべてで対照実験を行い、発芽の3条件を自分の言葉で説明する
- 6年生:発芽後の成長まで観察を続け、発芽と成長で必要な条件がちがうことを考察する
まとめの記入例(表と結論文のお手本)
結果の表:横に「カップA〜E(条件)」、縦に「1日目〜7日目の発芽数と芽の長さ」の表にします。
結論文のお手本:「水も空気も温度もそろったAは3日目に5粒中5粒が発芽した。水なしのB、水にしずめたC、冷蔵庫のDは7日目まで発芽しなかった。光をさえぎったEもAと同じ日に発芽したが、子葉が黄色いままだった。発芽に光は必要なく、必要なのは水・空気・適した温度の3つだと分かった。」このように「結果+理由の考え」をセットで書くのが高評価のコツです。
レポートの書き出し例
「植物は日光がないと育たないと習いましたが、種が芽を出すときにも光は必要なのか気になり、条件を1つずつ変えて確かめることにしました。」のように、自分の疑問や体験から書き出しましょう。仕上げはレポートメーカーで6ブロックをうめれば完成します。