ホーム › 自由研究テーマ図かん › 紫キャベツの色変わり実験
紫キャベツの色変わり実験|やり方・まとめ方かんぺきガイド
☀️ 1日で終わる 🎒 小4〜小6
用意するもの
- 紫キャベツ 2〜3枚
- お湯
- 透明カップ 6個以上
- 調べる液(レモン汁・酢・水・せっけん水・重曹水など)
すすめ方
- ちぎった紫キャベツを耐熱容器に入れ、お湯を注いで10分置き、むらさき色の液を作る
- カップに指示薬(キャベツ液)を分け、調べたい液を1つずつ加える
- 色の変化を記録・撮影する
- 赤→紫→緑の順に並べて「酸性⇄アルカリ性」のものさしを作る
つまずきポイントと成功のコツ
- キャベツ液の色がうすくて変化が見えない ── キャベツ多め・お湯少なめで、こいむらさき色の液を作る
- 色の変化が写真でわかりにくい ── うしろに白い紙を立てて、明るい場所でさつえいする
- 何性か判断にまよう ── 先に「レモン汁=赤」「重曹水=青緑」の色見本カップを作っておき、それと見比べる
観察・記録シート(この4つをメモ)
- 調べた液の名前
- キャベツ液に入れたあとの色
- 酸性・中性・アルカリ性の判定
- 色のこさ(強い酸性ほど赤があざやか?)
しくみを深掘り(もう一歩くわしく)
紫キャベツの色素アントシアニンは、液の中の水素イオンの量(pH)によって分子の形が変わり、吸収する光の色が変わります。そのため酸性で赤、中性でむらさき、アルカリ性で緑〜黄色と、まるで信号のように色が切りかわります。理科室のリトマス紙やpH試験紙も同じ考え方で作られていて、台所の野菜が本物の実験器具の代わりをしてくれるのです。
発展:くらべる実験のアイデア
- キャベツ液をろ紙やキッチンペーパーにしみこませて乾かし、自家製の試験紙を作って調べ直す
- 炭酸水・スポーツドリンク・麦茶など飲み物シリーズで酸性度をくらべる
よくある質問
Q. キャベツ液は作り置きできますか?
冷蔵庫で2〜3日が目安です。色がにごってきたら正しく反応しないことがあるので、作り直しましょう。
Q. 緑色になった液は元にもどせますか?
レモン汁などの酸性の液を少しずつ加えると赤い方向へもどっていきます。指示薬の反応が行き来できることも、そのまま実験結果になります。
なぜそうなるの?(しくみ)
紫キャベツの色素「アントシアニン」は、酸性で赤っぽく、中性で紫、アルカリ性で緑〜黄色に変わる性質があります。理科室のリトマス紙と同じ「指示薬」の役割を、台所の野菜が果たしてくれるのです。
まとめ方のコツ(模造紙・新聞)
カップを色の順にならべた写真が最強の1枚。各液を酸性/中性/アルカリ性に分類した表を添えます。
構成にまよったら:①きっかけ → ②予想 → ③やり方 → ④結果(表・写真)→ ⑤わかったこと → ⑥感想・次にやりたいことの6ブロックが鉄板です。
学年別アレンジ
- 1・2年生:大人と一緒に色変わりを楽しみ、いちばんきれいな色を見つける
- 3・4年生:家の中の液を5種類以上調べて、色の順にならべる
- 5・6年生:pHという言葉を使って色が変わる理由を説明し、自家製試験紙まで発展させる
まとめの記入例(表と結論文のお手本)
結果の表:横に「調べた液」、縦に「変化後の色・判定(酸性/中性/アルカリ性)」の表にし、カップを色の順にならべた写真をそえます。
結論文のお手本:「レモン汁は赤、重曹水は青緑に変わった。紫キャベツのアントシアニンが酸性・アルカリ性で色を変える指示薬になると分かった。」 このように「結果+理由の考え」をセットで書くのが高評価のコツです。
レポートの書き出し例
「同じむらさき色の液が、入れるものによって赤にも緑にも変わると聞いて、自分の目で確かめたくなりました。」のように、自分の疑問や体験から書き出しましょう。仕上げはレポートメーカーで6ブロックをうめれば完成します。